群馬から北海道へバイクキャンプツーリングへ行った記録
9日目 晴のち豪雨
屈斜路湖~網走
網走呼人浦キャンプ場 2泊目
もくじ
- 屈斜路湖へ
- 和琴温泉公衆浴場はツワモノ向け
- コタン温泉はイイ
- 網走から屈斜路湖は道道102が良さげ
- 網走海鮮市場へ
- 道の駅流氷街道網走 けっこうイイ
- 網走市内~キャンプ場へ
屈斜路湖へ
早朝、屈斜路湖方面へ。市街地を走っても楽しくない。女満別駅手前から左折。
道道249を南へ・・・道幅は関東並の規格でやや狭い。適度にコーナーがあり見通しも良くツーリング向き。
国道243を左折。美幌峠へ。峠付近は霧・・・とても寒い。これでは展望台に行っても何も見えない。スルー。
下り坂の途中から霧が晴れる。景色は良いけど、すぐに林間のルートになってしまい展望はイマイチ。
和琴温泉公衆浴場はツワモノ向け
景色イマイチな湖畔をしばらく走行・・・和琴半島方面へ左折。事前情報によると、屈斜路湖に突き出た半島部分に温泉が点在しているらしい。
駐車場あたりまで行くと・・・温泉臭が漂っていた。クルマで行けるもっとも奥に隣接して無料の露天風呂あり。ここは遊歩道の入り口ということもあって、人通りが激しい。これに入るのは厳しくないか・・・
更に300メートルほど進んだところに公衆浴場があるらしい。バイクを止め、徒歩で向かう・・・鬱蒼とした林の中をしばらく歩くと木造の小屋が見えてきた。
中に入る・・・寄せ書き帳っぽいノートが置いてある。なんだがよく解らない音がキイキイ鳴り響いており、バイオハザード4の村のような雰囲気。こいつはスゴイ。
利用料無料、シャワー、水道、アメニティ一切なし(当たり前)。無視して素っ裸になり湯船へ。湯は弱硫黄の香り。湯船が湖面と同じ高さにあり、引き込まれた水路がそのまま湖につながっている。湖底をそのまま風呂まで延長した感じ。
浴槽底には堆積物がすごい。そっと入ったけど舞い上がる。秘境温泉感ハンパない。
湯もなかなかいい感じ。ぬるめでずっと入っていられる。(バイオハザード4の村で温泉に入っている雰囲気に耐えられれば。)しばらくすると戸をたたく音が。ガナードではなく、絵にかいたようなハイキングのオッサン(当たり前)。夫婦で入りたいらしい。上がって着替えてから譲る。
コタン温泉はイイ
次の目的地、半島対岸のコタン温泉へ。約4㎞くらい走ると到着。
看板は小さく解りづらいけど整備状態は良好。地元の方が維持されているとのこと。混浴露天風呂のみだが、中心に岩があり一応仕切りにはなっている(ただし丸見え)。
先客はオッサン4人。俺も素っ裸になって入る。湖面まで数メートル。鳥が泳いでいたりと好ロケーション。湯は硫黄感が少なく、ややオイル鉄っぽい感じ。先ほどの温泉と泉質が違う。
ここは素晴らしい温泉だった。先客と他愛もない話をしてると・・・雨が降ってきた。
網走から屈斜路湖は道道102が良さげ
コタン温泉の駐車場に戻るとバイクが。兵庫から来たとのこと。軽くトーク。摩周湖は濃霧で何も見えなかったとのこと。じゃ摩周湖行かなくていいや・・・
てことで、川湯温泉街に向かう。道道52は地図上では屈斜路湖畔を通っているように見えるが、実際は林間の道路。湖は全く見えない。イマイチすぎる。
川湯温泉のセイコマで休憩。ホクレンでガソリンを入れて道道102経由で網走へ・・・道道102はかなりいい。展望台からの眺めもいいし、交通量も少ない。
網走から屈斜路湖へ向かうときは、女満別経由ではなく、こちらからアクセスした方が良い。ただし今日は、霧でほとんど何も見えなかったせいかもしれないが・・・
網走海鮮市場へ
道道をひたすら走る・・・沿岸部の藻琴に到着。国道244を網走方面へ左折。
すぐに交番から出動するレーパトと遭遇・・・アレ・・・どう見ても70以上で走ってるぞ・・・(赤灯無し)。先日、横羽線の汐入あたりをメーター読み62㎞/hで走ってたらパトカーに
「ここは60㎞でーす、60㎞ではしってくださーい!!」
ってスピーカーで超怒鳴られたんだけど・・・北海道は条例か何かで法律が違うんだろうなきっと。
・・・ま、そーゆーことで、パトカーとパレードしたくないから、ちょうど沿道にあった、網走海鮮市場という昭和時代の観光地丸出しな施設に入ってみた。
中に入る・・・売り子のおっちゃんが試食の炊き込みごはんくれた。けっこううまい。買わないけど。
バイクの鍵を抜いていないのに気づき、一度バイクへ戻りもう一回入ると、2回目はくれなかった。ちゃんと人を見ているらしい。しかし・・・冷凍モンばっかだなここは。商売っ気が強いし、かなり微妙。昨日寄った常呂の投げ売りっぽい市場の方が1000倍いい感じだ。
隣の建物にある食堂を覗いてみた・・・軒並み1500円程度~となってる・・・ちょっと高くねーか?
イクラ丼なんて、昨日行ったトリトンのイクラ6カン12個食った方がボリュームありそうだし・・・なんか微妙な違和感を覚えたので撤収。
道の駅流氷街道網走 けっこうイイ
網走市街地まで到着。道の駅があった。中へ。
2階が食堂になっているようだ。行ってみよう・・・食券制でセルフだけど500円~とリーズナブル。かに丼600円。を注文。
小さめのどんぶりにカニフレークぽいものをまぶしたごはん。中心にイクラ少々、周りにたまご。味噌汁(インスタント味)とよく解らん「ぬめぬめ細胞」的な酢の物が付く。
カニの味は若干味付け濃いめでありきたりな感じだけど、まぁ一応カニっぽい。たまごがアクセントになっててけっこううまい。河口沿岸の2階だから展望もいい。これで600円はなかなかの優良店だ。となりのオバちゃんが食ってた若鳥ザンギ定食700円もうまそうだった。
ただし、お土産コーナーは乾物中心となっており、空港のような品ぞろえで微妙(一応、活カニは売っていたが規模は小さ目)。
この施設はレストランで軽食を食べるだけでも良いと思う。なかなか良い道の駅。南方の至近にある、トイレの大半が和式というメルヘン全壊な某道の駅もここを見習ってほしいところだ。
網走市内~キャンプ場へ
網走にはつくしが丘という、明らかに近年造成された新市街地がある。そこにある巨大ショッピングセンター。たいていここで何でもそろう。
とりあえずダイソーへ。テント張り綱の材料を買う。続けてスーパー。適当に食料を購入。
そして呼人浦へ帰還・・・今夜は荒れる予報になっている。ダイソー物資による即席張り綱を作成。テントの補強完了。
夕方過ぎに雨が降ってきた・・・テント内で過ごす・・・
夜、強烈な風雨になる。対策しておいて本当に良かった。全く問題なさそう。
寝た。