初北海道バイクキャンプツーリング 10日目 知床

群馬から北海道へバイクキャンプツーリングへ行った記録

10日目 晴のち雨

網走~知床

国設知床野営場 泊

もくじ

  • テントポールOH
  • 斜里 ウナベツ温泉へ
  • 斜里町の直線道路は超景色が良い
  • 斜里の市街地ビミョー
  • 斜里郊外の海辺でメシ
  • ウトロは観光地すぎた
  • 知床国設野営場は酷すぎる
  • カムイワッカ湯の滝 行かなくてヨシ
  • 知床行かなくてヨシ
  • ウトロビミョー

shiretoko

テントポールOH

朝起きると・・・逆さに乾かしている人多数。豪雨の影響でテントに浸水した人が多いようだ。

しかし、俺のテント(CaptainStag M3119リベロツーリングテントUV)は全く浸水なし。前日にダイソーグッズで張り綱を作ったのが良かったぽい。張り綱の重要性を改めて認識。

てか、キャプテンスタッグ製品、安いくせに優秀。ただし突風の影響による変形が大きかったためか、ポールがかなり傷んでしまった。特に頂上付近の交差するポールの接続部が削れて弧状に変形。これはマズイ。

あと10回はもってほしい。分解して負担の少なかった両サイドのポールと入れ替えよう・・・分解・・・けっこう簡単。このテント、超ロングツーリングでも十分対応可能だが、予備ポール(又は強化品)は必須。純正のファイバーは厳しい。

入れ替え作業をしていると・・・隣のおっちゃんが話しかけてきた。おっちゃんのテントは浸水しまくったらしい(モンベルのクロノスドーム)。しかしなー、モンベルよりキャプテンスタッグの方が優秀というのは考えにくいよな・・・フライシートの処理で差が出たのかもしれない。やはり張り綱は大事。

しばらく話をしてみたところ、このおっちゃんは登山もやるらしくテントの知識はあった。てことは、モンベルよりキャプテンスタッグのがいいのか? まぁ、俺はこのテントはかなりいいと思う。ポールを交換して底面のケアに気をつければかなり使えそうだし。

さておき、おっちゃん曰く

  • 羅臼の熊の湯はサイコー
  • キャンプ場なんて熊は滅多に出ねーから無視でオッケー
  • 知床のキャンプ場はイケてない(この辺ではここがタダで水場あって最高)
  • メシのうまい食堂?そんなの知らん自炊しろ
  • 鮭狙ってるが全然釣れん、今年はダメぽい

おっちゃん、けっこうヤケクソ系。

斜里 ウナベツ温泉へ

おっちゃんに挨拶しつつ出発。俺の事前調査によると、キャンプ場の南、呼人駅の先で左折。すぐ右折。すると広域農道に出られる。

走行・・・網走の市街地を迂回し、北浜のあたりまで出た。そのまま直進もできそうだけど、北浜から国道244へ。

浜小清水のあたりで海から離れる。国道から外れて、海側に左折・・・してみたけど、特に面白い道路は無かった。国道に戻る。

ひたすら走行・・・斜里を通過、ウナベツ自然休養村にあるウナベツ温泉という町営の地味な温泉へ行ってみた。

入浴料300円。券売機制。受付にいるMacBookで建築図面引いてそうな風体のオッサンに券を渡して入場。3000円くらいで宿泊もできるようだが、けっこう施設がボロめ。

浴室はロッカーなし。内湯のみ、固形石鹸とシャンプー常備。昭和末期の銭湯風で超狭い。おそらく5人が限界。まー誰も居ないし、貸し切り状態だからどうでもいいんだけど・・・

しかし、しかしだ。湯は最高レベルのヌルスベ系で素晴らしい。ここ、施設の外観で損してる。それなりの外観だったら満員御礼間違いなし。湯もじゃぶじゃぶ、かけ流しというよりタレ流し状態。

東京郊外のチョロ流し循環温泉などと比べたら、贅沢を通り越して、もったいなさすぎる湯の使い方。こんなにいい湯の温泉は滅多にない。なのに、このザマはなんなんだ。斜里町はナニ考えてんの? やる気あんの?

・・・でも、この湯に一人でゆっくり入れるのは最高だな。と思うのであった。



斜里町の直線道路は超景色が良い

温泉を出て斜里町へ。行く前に・・・少し山の斜面上の方へ。斜面上から斜里町側を見ると・・・地平線まで続く直線道路が現れた。景色が超良い。

ここの直線道路のツーリングルートとしてのオレ的評価は以下のとおり
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  5
展望良さ    5S
道幅は普通。やや路面が悪い。採石場のダンプが通る以外ほぼ交通量はない。展望は最高。斜里の街と海と直線道路が眼下に広がる。THE北海道。そんな感じ。

ここの辺に露天風呂を作ればいいのに・・・この町の観光政策はサッパリわからん。

斜里の市街地ビミョー

国道を走り斜里に到着。市街地中心部にある道の駅に行ってみた。

・・・何だここは・・・何もないぞ。税金の無駄じゃないかコレは? かなーり酷い。

隣の民間施設へ・・・空港の土産物コーナーかここは? やる気ね~。レストランへ・・・メニューが都会っぽい。しかもチョイ高め。何で? ビミョー・・・と思っていたら、店員が話しかけてきた。

店員「当店、良い食材を使っておりますが、リーズナブルなお値段で提供しております」
俺 「・・・ハァ?」

いやでもこの店、カレーとかハンバーグとか加工品主体じゃん・・・調理テクで勝負なんじゃねーの?こういうレシピは。何言ってんだコイツは??

ダメだこの店。パス。

街中を散策してみた・・・見事に壊滅している。ダメだこの町は。完全に方向性を失っている。北海道で初めてゴーストタウンに遭遇したよ。

何でさっきの温泉を中心に、高台へ日帰り温泉施設を作らんのだ。駅前に何もない道の駅なんて作ってる場合じゃねーだろ(怒)

・・・アホな地方自治体による無駄な箱モノ行政に若干怒りを感じた。夕張はもっと壊滅してるのだろうか? したらスゴイな・・・

斜里郊外の海辺でメシ

市街地を脱出。スーパーでザンギとネギトロ巻きと塩握りを購入。斜里市街地郊外東部から海辺へ。

波消しブロックに座って景色を見ながら食う・・・このザンギ微妙。ネギトロ巻きも明らかに混ぜもの大量で、東京の格安スーパーで売ってるやつと同じ味がする・・・なんかこの町ダメダメだなー。

・・・などと考えながら食べていると、地元の漁師っぽいおっちゃんが話しかけてきた。特に情報なし。他愛のない話をして終了。

ウトロは観光地すぎた

国道334を東へ・・・ウトロ手前10キロくらいまで、道幅がせまくヒドイ。なぜか景色もあまり良くない。おそらく道路以外の人工物(擁壁等)が多すぎるからだと思う。

ウトロに到着。「知床」看板だらけでいかにも観光地。イメージしていた知床と違う・・・房総半島や伊豆と大差ない雰囲気。

飲食店も見るからに観光客目当ての高かろうそれなりだろう系の店ばかりにしか見えない。微妙な雰囲気が漂っていた。

なんかこうもっと、自然がバーン漁師がドーン。的な雰囲気を期待していたのだが・・・これは実に微妙だ。

知床国設野営場は酷すぎる

漁港から坂を上り、高台の国設野営場へ・・・坂の上は更に酷く、ホテルだらけ。越後湯沢のような雰囲気だった・・・プリンスホテル脇の道路を進み、左手にある国設知床野営場に到着。

受付で400円支払う。テントを設置・・・しようとしたものの、路面のデコボコが多く、テント設置可能場所が面積の割にかなり少ない。設備もそんなに良いわけでもない。今までの無料キャンプ場が良すぎたせいもあるが、これで400円ははっきり言って高い。

設営完了してマッタリしていると爆音が。

外に出ると・・・ヘリコプターが離陸しようとしていた!!

ハァ!?なんだこれ!?何でキャンプ場横にヘリポートなんかあるの? 金払ってこれかよ!? ナメてんのか・・・

・・・このキャンプ場は、静穏を求めるキャンパーは無理。てか、正直この質とロケーションで金取るなよ、と思う。けっこうなレベルでありえない

確実に100%、2度と来ることは無いだろう。

カムイワッカ湯の滝 行かなくてヨシ

カムイワッカ湯の滝へ行ってみることにした。国道を少し走り道道93を左折。

ひたすら進む・・・知床五湖の手前を右折。ここからダート。しかし・・・交通量が半端なく多い。

おそらく日本一交通量の多いダート区間。しかも、およそダート走行を全く想定していない街乗り用ミニバンなどが、平気で入ってきている。運転も超ヘッタクソで酷い。

もちろん、路面状態は最悪。路肩も緩く危険度高め。ミニバンが普通に走行できるような道ではない。

ペースがクッソ遅い・・・彼らはアベレージ20も出てない。(ちなみになぜか制限30km)。ダート区間は10㎞と長い。こんな道路をクルマで30分も走るのは拷問だ。

2輪は簡単に追い越せるからまだマシ。だけどオフ車寄りのバイクじゃないと厳しい。クルマでは絶対に来たくないな・・・

しばらく走行すると・・・滝に到着。けっこう混んでる。早速滝を登ってみた。靴のままでじゃぶじゃぶ登っていくと・・・2分くらいで1の滝に到着。

この先は立ち入り禁止。昔はロープがあって行けたらしい。今は撤去されている。装備が無いと不可能だと感じた。ここで撤収。

肝心の温泉だが、確かに滝全体がぬるめの湯になってはいるが、入れるほどの水温ではない。従って、そもそも上に行けなきゃ、この滝に来る価値自体が無いと思うのだが・・・

なんだかとても微妙な観光地である。果たして(クルマで)往復2時間かけてダートを走ってでも来る価値はあるのか?

俺は「無い」と断言したい。

知床行かなくてヨシ

ダートをウトロ方面へ戻る・・・五湖の方に行ってみる・・・料金所が。

え?駐車場金とんの?マジか?日本国民が日本の世界遺産を見るために何でショバ代払わなけりゃイカンの?

てか、保護整備維持名目なの? 保護するのに道路とか駐車場作ったの?

なんかアホくさーーーー スルー・・・

どうせだから岩尾別温泉も行ってみよう・・・ウトロ方面に戻りしばらく進んでから看板を左折。林道のような道を進むとホテルがある。その下の沢に温泉があった。

3段になっている湯船には先客(オバちゃん)が居たのでスルーし奥へ。100メートルほど歩くと・・・辺境感ただよう森林内に湯船があった。スッ裸になって入ってみる・・・湯は、あんまり特徴がない。アブが多くて長く入ってられないし、これまた微妙な温泉であった。

なんだか知床に軽く失望した。コレジャナイ感が凄すぎる。

ここで確信。知床はビミョー。少なくともバイクで行って楽しいところではない。

極端に言えばバイクの人は、斜里側の知床は全スルーでも全く後悔しないだろう。

ウトロビミョー

斜里側の知床(ウトロ)はマジで微妙である。登山目的なら違うのかもしれないが・・・

特にスーパーマーケットが無いのがイタイ。滞在コストが高くなる。昼間の温泉と駅前の件なども含め、斜里町の観光振興施策は酷いとしか言いようが無い。

何だか一部の巨大資本に食い物にされているような感じさえ受ける。または開発規制が入って何もできなくなってしまい、中途半端になっているのかもしれない。

屋久島もそうだけど、世界自然遺産はそもそも観光とマッチしないだろう。観光客が増えると変な規制が増えすぎて地元民達の暗黙の了解によって成り立っていた秩序が崩壊するし・・・だからと言って、上辺だけ整えると立ち入り禁止だらけでクソ観光地になってしまう。

そもそも俺は、世界遺産制度自体に反対。保護保護言ってるくせに、金の匂いが漂うから・・・

などと、どうでも良いことを考えながら就寝。

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