2017年北海道バイクツーリングの記録
12日目 晴れ
北見市留辺蘂町 おんねゆつつじ公園キャンプ場 泊
GIN GA NO TAKI!!
もくじ
- 岩尾内湖白樺キャンプ場へ
- 岩尾内湖から上川町へ
- 層雲峡へ
- 石北峠から北見(留辺蘂)へ
- おんねゆつつじ公園キャンプ場へ
- 滝の湯センター夢風泉へ
岩尾内湖白樺キャンプ場へ
下川から岩尾内湖へツーリング
今日から9月。道北は寒い。もはや秋。冬になる前に脱出して道東へ向かう。朝、気動車を掃除していたら管理人さんが来た。挨拶して出発。昨日一緒に飲んだGSXR750の関西人と・・・、そういえば去年もライダーハウスで飲んだ関西人と共に道東方面へ出発した気がするな・・・。
下川から道道101を岩尾内湖方面へ・・・通行止めは昨日の昼に解除されたとの情報。進む・・・解除確認、通行可能。・・・民家も交通量も皆無。あっという間に峠を越えて士別側へ到着。ダム方面へ左折して湖畔を走る。
岩尾内湖周辺道路のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 3
道路設計良さ 2
交通量少なさ 5
展望良さ 4
湖がドーンと見える・・・けど、水位が低くむき出しの斜面からは殺伐とした雰囲気が醸し出されていた・・・。道路設計は昭和規格。ハミ禁+きつめのコーナーが多く見通しも悪い。ここが、埼玉か神奈川だったら間違いなく、センターポール+減速帯モリモリ+30制限になっているタイプの道路。荷物満載のGSXR750はキツイようだ・・・コーナーの度に車間が開く。やっぱりタイトコーナーは車体が軽い250の方が楽。
岩尾内湖白樺キャンプ場へ
湖畔をしばらく走ると到着。看板に従って進む・・・地図上では、湖に突き出た半島。でも、大きすぎて半島感あまりなし。サイトは広々とした林間。なんと、コインランドリーがある(洗剤自動投入型400円+電気乾燥400円と高め)、シャワーあり、自販機アリ、トイレ綺麗。車両乗り入れ可。しかも無料。設備は最強クラス。
・・・の割には、利用者が少ない。まー・・・クソ寒いからね・・・夏装備じゃ無理。このあたりは、もはや軽い気持ちでファミリーキャンプに行くような気温ではない。そもそも士別から35㎞と、壊滅的に市街地から遠い。こんなのツワモノキャンパーしか来るわけがない。ちょっとバイクツーリスト向けとは言えない感じだ。おそらく俺がここに泊まることはないだろうな・・・。
ここで、GSXR750の関西人とお別れ。またどっかで!
岩尾内湖から上川町へ
キャンプ場から出て、道道61を右折して少し進むと分岐。愛別方面へ右折、道道101へ。ここは断続的に小さい集落がある、ごくフツーの道路(北海道的に)。交通量は少なくスムーズに走れる。昨日旭川へ行くとき和寒経由で行ったけど、間違いなくこちらから愛別に抜けた方が速くて快適だ。
塩狩峠付近の南北通過は、東なら道道101、西なら、道道99か251でキマリ。国道40をわざわざバイクで走る理由は皆無。ただ・・・下川から旭川はけっこう遠い。旭川には北空知からアクセスした方が良いと思う・・・寒いし。
愛別から上川へは高速(無料)と一般道が選べる。今回あえて一般道を通ってみた・・・誰も一般道なんか通ってないだろうな・・・と思ってたけど、予想以上に交通量が多い。鉄道沿いだからか? しかしその割に、市街地がほとんどない。特にガソリンスタンドが全く無いのが困る。愛別-上川間に1軒もなかった。高速で良かったなこれは・・・。
層雲峡へ
層雲峡寒すぎる
上川インター出口先にある「この先100㎞スタンド無し」掲示のあるホクレンで給油。国道39を北見方面へ進む・・・
国道39上川郊外から銀河トンネルのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 5
道路設計良さ 4
交通量少なさ 3
展望良さ 5
時期外れのためか、思ったより交通量は少なく流れはスムーズ。しかし、大型車比率が異常に高く、対向は大型を先頭に団子・・・間が空き・・・大型先頭に団子・・・の連続。両側には切り立った岩山が連なっていて、独特の景観が展開。素晴らしい。北海道の国道の中では、屈指のツーリングルート。
・・・のはずだが・・・寒すぎる。9月1日現在、体感5度以下。おそらく気温10度近辺だと思う。
最も暖かい8月は混雑が予想され、バイクツーリングには適していないだろう。景観が良いからインスタ映えはするかもしれないけど、混雑する道路をバイクで走行するのは、かなりの苦行・・・だからココは、机上の空論ツーリングルート・・・観光パンフに騙されて?はいけない。
・・・どんどん標高が高くなる・・・サ、サムイ・・・寒すぎて速度を上げられない・・・団子走行の合間を見計らって速度を落とし、景色を見ながら走行・・・景色は良いねーここは・・・バスで来るとこかな・・・バイクで来ちゃダメだ・・・。
流星、銀河の滝イマイチ
銀河トンネル手前を右折。流星、銀河の滝へ行ってみた。駐車場には中国人だらけ・・・売店は・・・マスカット1房4500円?ギャグだろ・・・これが「おもてなし」なのか・・・ダメだろそういうのは・・・「しゃおりーべん、やんくい、ぐいず」後で言われてるって・・・なんかさー、イマドキそういう、なんも知らない人相手のアコギな商売さー、もう辞めてほしいとマジで思ったわ・・・・・・。
メインの滝は・・・うーん・・・スゴイけど滝から遠すぎる。滝は滝つぼまで行けてナンボだと思うんだよね・・・やっぱり観光地化されたスポットはダメだ。九州の滝は滝つぼで泳げそうなくらいの自己責任万歳系だったんだけどね・・・。ダメだココ・・・イマイチすぎる、もう来ることないだろう・・・。
石北峠から北見(留辺蘂)へ
連続トンネル区間を抜けてしばらく走ると北見と帯広の分岐。北見方面へ直進。交通量が若干減る。
国道39石北峠のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 4
道路設計良さ 3
交通量少なさ 3
展望良さ 4
峠の西側区間は景色は良いけどハミ禁区間が多い。東側区間は上り登坂下り1車線の峠道。全体的に道路設計がやや古く、コーナーが多いため景色を見てる余裕はあまりない。
交通量は少ないんだけど、ここもツーリングルートとしては、イマイチ。写真映えのみ。実際に走るのはナシ。観光パンフレット向け机上の空論ルート・・・もう来ない気がする・・・なにより、とにかく寒い。層雲峡より更に寒い・・・バイクには不向き。おそらく真夏でも、ある程度の防寒装備は必要。Tシャツ短パンは間違いなく無謀。
大雪山周辺はバイクツーリング向きではなかった
とにかく寒すぎる。9月1日で真冬の関東並み以下の気温。爽快に走れるのは、8月の晴れた暖かい日のみではないだろうか? 更に混雑を考えると、盆期間外かつ平日。そんな条件が揃うのは年に数日しかない。コレをツーリングルートへ組み込むのは無理。冬装備なら7月、9月は可能かもしれないけど、夏装備と冬装備を両方持っていくのは荷物が増えすぎるからバイクには厳しい。
従って、バイクツーリングでは行かなくても良いところだ。観光バスで行った方が楽しい。オープンカーがベスト。
おんねゆつつじ公園キャンプ場へ
山を下りると少し暖かくなった。ギリギリ夏装備でも快適。北見側は直線区間が長くて走りやすい。交通量もなぜか減った。イトムカ鉱山関係者のクルマが多いのだろうか?それとも、観光客が石北峠でUターンしているのだろうか・・・ともかく、北見側は空いている。
峠を越えてから30分ほど走り、温根湯温泉へ到着。上川からクッソ遠い。群馬から池袋並に遠いよコレ・・・本当に二度と通らないだろうなー・・・バイクで道北から道東に抜ける道は、滝上から遠軽へ抜ける道道137が1番快適。間違いない。
温泉街から川を渡り、パークゴルフ場奥にあるキャンプ場へ・・・キャンパーは少ない。土日に台風が来るからだろう・・・慎重に設営場所を選ぶ・・・駐車場付近は騒ぐ輩が出没する可能性が高い・・・一段上がった奥の方へ設営。このキャンプ場はインアウトフリーで駐車場も近く、セブンイレブン2㎞、温泉10㎞圏内に4軒、市街地8㎞と便利すぎず、不便すぎず丁度いい塩梅。
設営後、市街地に行ってラルズマートで買い物してからキャンプ場に戻り休憩。
滝の湯センター夢風泉へ
温泉に入るため西へ・・・直近の温根湯温泉街にある大江本家は高いから毎回スルー・・・。8㎞西にある滝の湯温泉へ向かう。至近にはつるつる温泉というのもある。
つるつるには去年入ったけど、スーパー銭湯風で混んでるし、湯がイマイチなんだよな・・・全然つるつるにならんし・・・。アレは優良誤認だと思う。
今回は滝の湯センター夢風泉へ行ってみた。入浴料400円。外観は綺麗。券売機制。ロッカーなし。アメニティなし。休憩所横に鍵付きロッカーがあり、貴重品はそこへ(無料)。外観は綺麗だけど、風呂はボロイ。昭和の銭湯風。内湯のみの浴槽は狭く、4人程度が限界。先客は1人だった。
想像以上にボロイなー・・・と思いつつ湯船に浸かる・・・あ・・・れ・・・湯がメチャイイー・・・超絶ヌルスベ。ウナベツやTAITO越えたかも。PH9.64の強アルカリ性。源泉ダバダバ溢れまくり。
超イイーよ、ココ。つるつる温泉なんて行く価値ねーよ。こっちじゃねーか・・・つるつるの温泉は・・・。
無料冷水も完備していてサービスも◎。座るとこもたくさんあって◎。フロントマンも丁寧で◎。浴室がボロイ以外パーフェクトな施設だった。明日も来よう。
再び留辺蘂市街地のラルズマートまで行って半額ホッケフライとライス買ってキャンプ場へ・・・
・・・ナイスホッケ。北海道のスーパーで売ってるホッケフライ旨すぎる。就寝。
宿泊費 0円
ガソリン 600円
メシ 1500円
風呂 400円
合計 2500円
総合計 58500円