2016年に群馬から北海道へバイクキャンプツーリングした記録
15日目 晴れ
走行ルート
留辺蘂~北見~美幌~東藻琴~小清水~斜里~標津~中標津
標津郡中標津町 開陽台野営場 泊
もくじ
- セイコーマートの弁当が旨すぎた
- 訓子府へ農道を走行
- 十勝オホーツク自動車道+北見道路で美幌へ
- 国道334 ダメ
- 天まで続く道からウナベツ温泉へ
- 国道244根北峠経由で開陽台へ
- 開陽台キャンプサイトへ登る
- 中標津 回転寿司花まるへ
- 東武サウスヒルズへ
天気予報が当たらない道東
セイコーマートの弁当が旨すぎた
キャンプ場を早朝に撤収。
留辺蘂のセイコマで朝メシ。焼き鳥重を買ってみたら、とても旨い。このテの商品て「タレが旨い」とか「肉が柔らかい」とか「量が多い」などに評価が行きがちだけど、この商品「ネギが旨い」。
ネギが旨いコンビニ弁当は俺の中では初。群馬にセイコーマート出店してくれないのだろうか。セーブオンの弁当はクソまずいからなぁ・・・セーブオン全店、転換してほしいわ、割とマジで・・・
訓子府へ農道を走行
セイコーマートから国道242を置戸方面へ走行。「幸岡方面」という看板を左折。道道261の突き当たりを左折。
ストレートになったあたりを2㎞ほど走ると50制限になる。この直前の畑の真ん中を右折。1ブロック先の一時停止を左折。訓子府市街地手前に出た(昨日攻略済み)。
訓子府のホクレンで給油。ワンピースとの謎コラボをやっているが、北海道に来る層とマッチしてるのか? 疑問しかない。
十勝オホーツク自動車道+北見道路で美幌へ
北見市街地は信号も交通量も多いため、自専を選択。てか、このために訓子府経由にした。
街の南側、訓子府ICから入る・・・中途半端に完成しているせいか、とても交通量が少ない。北見東ICまで対向車は20台も来てない(約20㎞)。
この道路、必要なのか? 延伸区間として訓子府-足寄方面を先に建設してるけど、札幌方面なら旭川紋別道の遠軽経由があれば十分だと思うんだけどな・・・
俺の勝手なイメージだが北見の住人って帯広より旭川の方が親和性高くね? そもそも帯広より北見の方が栄えてる気が。北見の人が帯広に行くことはあまり無いのではないか。だからふるさと銀河線が廃止になったんだろうし・・・
などと考えながら、北見東ICを降りて道道122を美幌方面へ。設計が古くさい。狭くて北見側全線ハミ禁だし、交通量がメチャ多い。景色も良くない。まるで茨城北部の国道を走っているような雰囲気。
道道122は微妙すぎた。てか、やっぱりバイクツーリングの場合、網走周辺は行かなくて良いやね・・・
国道334 ダメ
北見-網走-斜里周辺の海側国道はダメすぎる。混み過ぎててツーリングには向かない。去年イヤというほど認識させられた。
てことで、今回は一つ山側の国道334を通ってみよう。
美幌市街地直後は良かった・・・んだけど、自衛隊駐屯地を越えたあたりからほぼ全線ハミ禁。道路設計が悪く、アップダウンとコーナーが連続しているため、大型車を先頭に延々団子状態になるという・・・最悪の道路(グーグルアースを見れば解る)。
排気ガス臭い。前が詰まってるのに後ろから煽ってくるアホな輩が出る。加減速による頻繁なシフト操作が必要。追い越しは不可能(仮にしてもまた団子がいるから無意味)・・・という感じ。
そしてこの状況が、小清水まで30㎞も続く・・・
バイク乗り的に、もはや拷問レベル。苦痛以外の何物でもない。
国道344はもう2度と通らない。というより、次回から北見-知床間の移動は旅程から外す。美幌峠-弟子屈経由の方がだいぶマシ。
ただし、今年は台風で通行止めが多く、山岳ルートは選べない状況にある。だから余計に混んでいたのかもしれない。
天まで続く道からウナベツ温泉へ
斜里-ウトロ区間に出た途端に交通量増。明らかに非地元民車が多く相変わらず運転が酷い。彼らに一定速度で走るという概念は皆無だ・・・まぁ今回の俺はウトロまで行く気なんて無いから良いけど・・・こんなペースでウトロまで30㎞も走るのダルすぎるよ・・・無理。
国道が斜めに曲がるところで直進。山を登る。俗に言う天まで続く道というヤツ。ここの景色はやっぱりスゴイ。しばし堪能。
頂上付近で左折。右手にウナベツ自然休養村管理センターが見えてきた。相変わらず、どこからどう見ても温泉施設には見えない。駐車場にバイクをとめて階段を登り建物内へ。
券売機でチケットを買うスタイル。入浴料300円。去年と同じく、マックブックで建築図面引いてそうな風体の受付のオッサンに券を渡し風呂へ。設備はボロイが綺麗に掃除されてて◎。先日のセトセ温泉も、せめてこのくらいならなぁ・・・
脱衣所にロッカーはナシ。受付横貴重品ボックス+籠スタイル。アメニティは固形石鹸のみ。湯船は内湯1つのみ。窓もスリガラスで展望ゼロ。
2人先客がいた。けど、脱衣してたら出たため貸し切り状態へ。浴室は床にこぼれた温泉成分により、湯船に入る前から足の裏がヌルスベ・・・キタコレ。
湯船に入ると、ヌルスベ感抜群。ドッパーとあふれ出る源泉がサイコー・・・くぅー・・・相変わらず湯だけはサイコーだ。温まりすぎるから長湯できないのがイタイ。
でも椅子もあるし、ココの支配人は客の気持ちが解っている。ナイスだ。300円でコレは、北見周辺から考えたら激安。やっぱり道東の温泉はイイ。特にココは人が少ないのが◎。
国道244根北峠経由で開陽台へ
ウナベツ温泉から来た道を戻る。国道244を標津方面へ。ひたすら走行。
国道244斜里-標津市街地手前区間のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 4
道路設計良さ 4
交通量少なさ 5S
展望良さ 5
スバラシイ。観光バスとレンタカーだらけで景色もロクに見れない知床横断道路より遥かに良い。一部路面が荒れてるけど、順次補修されているようだし、何より原生林感がハンパナイ。約30㎞の区間、すれ違ったのは10台くらい。知床横断道路なら1㎞で10台くらいは対向車が来る。最大30倍くらい違う勢い。
峠区間を超え、標津市街地手前で道道975を右折。道路の直線っぷりが気持ちいい。道東来たなーという感じがする。
突き当たりを右折。直角ぎみのコーナーを左へ走行。ストレートのあと、看板に従って開陽台入り口に着。
開陽台キャンプサイトへ登る
・・・駐車場到着の直前、いきなりの豪雨。急いでバイクを止めて便所へ避難。その場にいたライダー全員が避難していた・・・10分くらいで雨が上がる。
便所裏のバイク専用コースを見に行く。雨のためか深く轍ができていて、下部までカウルがあるバイクは絶対に無理だコレ・・・
てか、細身のオフロードタイプ以外ほぼ不可能。カブやスクーターなどの軽い(カウルヒットなど上等)バイクなら土手を削りながら行けるかもしれない・・・タイヤが空転しなければ、だが。
などと見ていたら、横にいたオフ車(車種忘れた)の人が突入。けっこう行けるみたいだ。俺も突入・・・アレ・・・思ったより走りやすいぞ。TW201+GP210で余裕だった。
ゲロ路面でも砂利が混ざってれば、けっこう食うよなGP210。
サイトは2段になっていた。バイク通路を通れば隣接駐輪可能。そうでなければ200m(高低差50mくらい)ほど登山が必要。設備は水道のみ。トイレが昼は展望台、夜間は200m下った駐車場へ。
ココ最大のポイントは景色。正に360度展望。地平線まで伸びる知床半島と海。そこに浮かぶ国後島。反対側は見わたす限りの荒々しい自然の山々・・・
素晴らしすぎる。ここより景色が良いキャンプサイトって、国内にあるのだろうか? ある程度の登山をしない限り無いのでは。バイクキャンパーは、コケて死ぬ前に絶対に一度来ておくべき。
中標津 回転寿司花まるへ
開陽台から市街地へ。行くのは簡単。出口を右折、そのまま道なりにまっすぐ(本当に直線)走行すると国道272のセブンイレブンがある信号に出る。そこを左折で市街地中心部方面との分岐。
国道側に行くと右手に東武サウスヒルズが見える。なお、ここは東武鉄道とは全く関係ない。地元企業が運営しているローカルショッピングセンター。
敷地内にある回転寿司花まるへイン。時間帯がズレているためか人は少なく、マンツーマン状態。適当に注文。鮭関連が旨い。あら汁が素晴らしいデキ。サーモン中落ちも安くてイイ。すじこもイイ。価格がトリトンより安めなのも◎。
いいなぁ花まる。でも、今年は花咲ガニ軍艦が無かった。やっぱり台風で漁獲量が少ないのかも。
東武サウスヒルズへ
また雨が降ってきた・・・仕方なくサウスヒルズで時間をつぶす。商品は若干高め。でも椅子などが多くて地元民憩いの場的な感じになっているようだ。この立地では人口的に厳しそうなのに、良くやっていると思う。
・・・いつになっても雨が止まない・・・強行突破しよう。
雨の中、市街地から山方面へ走る・・・既に日は落ちており開陽台は漆黒の闇・・・2台ほどトイレ前の駐車場に止まっていたが、キャンパーは少ないようだ。バイク通路を登ると・・・昼間のオフ車しか止まっていなかった・・・ここを登るようなヤツは案外少ないのか?
てことで・・・寝た。のだが、高周波雑音のような音が微かにする。水道裏に変電設備があるらしい。トイレから遠くなるけど設営は奥にした方が良さげ。
てな感じで、弱雨降る中、寝た。しっかし、相変わらず道東の天気予報はあてにならんね。
メシ 3200円
ガソリン 500円
風呂 300円
合計 約4000円
累計 74500円くらい