バイクで群馬から九州まで行ってみた記録。走りながら気づいたことのメモ。
1日目 群馬~熊谷~川越~大宮~首都高~東京港
もくじ
- 出発するタイミングが重要
- まずは東京港へ
- ダイバーシティは中国だった
- オーシャン東九フェリー乗り場へ
- 船内をプラつく
天気悪い(2日目撮影)
出発するタイミングが重要
まずは、とにかくコレだ。
3月は学生が多くて混む。そして、軽装野宿スタイル旅にはまだ早い。しかし、5月のGWでは混みすぎる。
ということで、4月上旬出発、GW前帰宅。これがベスト。
全体の走行ルート
超個人的な事情により目的地は佐賀。出発地は群馬。
まず東京へ行き徳島までフェリーを利用。徳島から四国を縦断。佐多岬からフェリーで大分に入り、佐賀へ。
これで行くことにした。
まずは東京港へ
4月13日(月)。東京へ向け出発・・・しようとしたものの、超雨が降りまくりであった。が、個人的な理由によりこの日に行くしかない。強制的に出発。
初日の目的地は、オーシャン東九フェリーの乗り場。東京都江東区有明のフェリーふ頭まで、カッパチューンを施し気合で南下・・・
雨の日のすり抜けは非常に危険だが、前後左右大型トラックに挟まれての巡航は、水しぶきで全く前が見えなくなるため、もっと危ない。
やむなくすり抜けるしかないシチュエーションは避けたい。あえて熊谷以南では国道17を通らず、東松山道路と国道254へ・・・
国道254は川越以北であればほとんど混まない。スムーズに流れていて走りやすかった。
川越から、西大宮バイパス→新大宮バイパスへ入る。国道17よりこっちの方が道幅が広く安全性が高い(鴻巣-宮原あたりが苦行)。
都内一般道の雨走行はキツイため、与野から首都高へ。首都高の継ぎ目はヒジョーに滑る。ナメてるとぶっ飛ぶから、雨の日は70キロ以上厳禁。スピードを出さずに走れば、トラックだらけの一般道より首都高のほうが安全性は高い。なにより素晴らしいのは、中央環状線の開通。半分以上トンネルで行ける。雨の日のバイクにはサイコー。てことで、中央環状線方面へ・・・
トンネル内は、常に暖かい風が吹いていて快適。大井JCTに着くまでにヘルメットは完全に乾いていた。しかし地上に出たら・・・
・・・寒い。
すぐに東京港トンネルに入る。ここでまた暖かくなるが、バイク乗りとしては、大井から東京港トンネルまで屋根がほしい。作ってくんねーかな。無理か。
トンネルを出てすぐ、臨海副都心出口を出る。
ダイバーシティは中国だった
フェリー出航までの間、時間をつぶそう。ダイバーシティへ行き、バイクを駐めて中へ・・・
ダイソーで予備のバンドなどを買い込み、マックで時間をつぶす・・・平日の割に、ダイバーシティはとても人が多い。
・・・けど、ほぼ全員外人。というか中国人だった。
店舗の日本語表記がなければ完全にここは中国。これは冗談でもなんでもなく、歩いてるヤツが99パーセント外人。内訳、2パーセント黒人、5パーセント白人、
残り全部中国人と韓国人。ダイソーの店員も日本人かどうか怪しい。
日本企業が中国で作った製品を、中国から日本へ輸入し、日本の小売店の中国人店員から中国人旅行者が買って、日本から中国に持ち帰っている。
・・・という、ワケのわからない状態になっている。なんなんだろうね。ここは・・・
オーシャン東九フェリー乗り場へ
出港時間に近づいてきた・・・フェリーふ頭へ向かおう。
前日電話をしたときに出たオーシャン東九のおっちゃんによると・・・
1時間前に来ればオッケー
みたいなことを言っていたた、1時間よりはるか前にチケット販売は開始してた。しかも、バイク乗りはみんな受付終了。積み込み準備をしているようだった・・・
おっちゃん超テキトー。
でも、窓口の子はすんごい丁寧で可愛かったので許す。おっちゃんは窓口の子のフォローに感謝すべき。
カジュアルフェリー2等寝台+バイク750㏄以下。東京―徳島の料金は、20820円。
なんだかんだで出航40分前くらいになってしまった。大雨だったから誘導の人がバイクに便宜を図ってくれたのだろうか、多くの自動車が並ぶ中、優先的に先導してくれた。
土砂降りの中、多くの積み込み待ち自動車の横を通過してバイクでスロープを駆け上がり乗船。
バイクを駐めて、「ザ・船内の階段」的なのを上り、甲板経由で居住区画へ。この船は寝台しかないタイプらしい。
濡れた衣服を脱ぎ捨てて、指定された寝台へダイブ。
船内をプラつく
この船は、19時30分東京港発、翌13時30分徳島港着。到着までだいぶ時間が有る。少し休憩後、船内へ。
今日の乗船者は全部で50人程度に見える。
乗ったのは初めてだけど、デッキのテーブルも余裕で座れるし、けっこう空いてる。揺れはそうでもない。船内は静かでマッタリモード。
フェリーの設備
気づいた範囲でメモっておこう。
1等個室
中は不明。船首方向に備え付けられており展望が良さそうであった。
2等寝台
今回利用した。2段ベッドが向かい合わせで並んでおり4台で1部屋のようになっている。カーテンがあるため最低限のプライバシーは確保。
中央の通路はそこそこ広い。上段と下段で天井高は変わらないので下段のが良いだろう。大きさは都内の一般的なカプセルホテルと同じ程度だと思う。100Vコンセントあり。
自販機コーナー
冷凍食品
400円均一。ナポリタンと豚丼とカツサンドを食ってみた。豚丼は普通に食えるが、他は微妙。まぁ、首都高や駅構内などに比べれば価格相応。良心的。
飲料
種類はまぁまぁ豊富で値段は通常価格。エライ。
カップヌードル
130円ととても安い。かなりエライ。お湯と箸が使い放題なので、通常サイズのカップ麺なら給湯可能だと思われる。
酒
アサヒ系だった。ビールと酎ハイ。別途焼酎の自販があったような気がするが、
張り紙が貼ってあり、よく覚えてない。張り紙によると税務署と揉めて販売停止になっているもよう。
お菓子
つまみ的なものが主体。値段はコンビニ程度で普通。
アイス
コンビニ値段。最中系多い。
風呂
左が男湯右が女湯。
洗い場4。湯船の広さは5人くらいなら足を延ばして入れる程度。大きな窓がついており気持ちが良い。出港後に入ると東京湾の夜景が見える。
ロッカーは鍵付き。15くらいあったけど、15人で入るのは絶対無理。
コインランドリー
最大2泊で利用する必要性は疑問。特に安くはない。
シャワー
風呂があるので利用しなかった。てか風呂入るでしょ、誰が使うの? 外人か?
甲板(デッキ)
とても広い。ベンチ設置。しかし夜間は立ち入り禁止。徳島までマッタリかと思いきや、東京港を出ると・・・
「今日は海が荒れていて超揺れるから気を付けてね」
みたいなアナウンスが・・・で、超揺れだした。これはヤバイ、酔う。
ということで、ソッコー寝た。
つづく・・・