バイクで群馬から九州まで行ってみた記録。走りながら気づいたことのメモ。
4日目 高知桂浜~須崎~四万十~鬼北~西予~伊方
愛媛県伊方町室鼻公園キャンプ場 泊
もくじ
- 須崎へ
- 四万十の道の駅とおわへ
- 八幡浜へ
- 室鼻公園キャンプ場へ
- 亀が池温泉、綺麗すぎてビミョー
イマイチ危さが伝わってこない
須崎へ
昨夜、珍走団が出没した種崎千松公園キャンプ場。朝は平和。だが、やはり世田谷の人は居なかった・・・撤収し、愛媛へ向けて出発。
とりあえず四万十を目指す。浦戸大橋を渡り桂浜側へ。興味ない俺は桂浜完全スルー。海沿いの黒潮ラインをひたすら走行・・・途中、少し逸れて横浪くろしおラインへ・・・
ところどころの景色は良かったけど・・・道路設計が古臭い。思ったほどツーリング向けでは無かったというのが正直な感想。減速帯とか入ってるし。
須崎市に到着。国道56を左折。道の駅かわうその里すさきで休憩しよう。
中は・・・いかにも観光地ぽい土産物屋テイスト。伊香保のくされた旅館臭が漂っている・・・ココ、超微妙だ・・・
2階にある食堂へ。鍋焼きラーメン的なやつを食ってみた。・・・麺は意外に固めで好感がもてるが、ダシが薄い・・・鍋焼きにする意味が良く解らない。
微妙すぎた。俺的に、この道の駅はかなり微妙。リピートはない。
四万十の道の駅とおわへ
須崎西ICから高知自動車道へ(無料)。四万十中央ICまで20キロ以上開通している。
先日も書いたけど・・・相変わらず地元車両が超ぶっとばしてるんだが。250㏄ではつらい。地方の高速道路は250㏄だと通らない方が良い。
・・・ここで、意味不明な看板が登場。
終点、四万十ICがあと20㎞弱
四万十市があと50㎞弱?
なんじゃそれ?
初めて知った。どうやら、四万十町と四万十市という別の自治体が隣接して存在している模様。しかも、中心部がメッチャ離れてる。
このせいで、道路の行き先が全部「四万十」。土地勘が無い俺には意味不明。細かい地名なんか解らん。これはやめてほしい。
地図で確認しよ・・・ここからは国道381をひたすら走れば宇和島方面に出れるようだ。
・・・ということで、国道381をひたすら走る・・・この道路、ものすごく整備状況が良い。
山間部なのに、高速道路並の規格で作られている。そして地元民がアホなくらい飛ばしている。軽トラが普通に100くらいでてるんスけど・・・
で、その軽トラが消えたと思ったら、次に出現した別の軽トラも同じくらいで走っているとゆー・・・
ま、まぁ、隣町まで10キロ以上あるし、しょうがないかな。と。
休憩ポイント、道の駅とおわに到着。四万十川のほとりに設置。とても眺めが良い。売店でトマトを買ってみた。が、群馬のがうまいなコレ・・・
四万十川の河原に降りられるようだ。清流と言われる四万十川、早速おりてみた。
・・・水はきれいだけどね・・・利根川上流の片品あたりとなんら変わらんわな。まぁ、群馬県民としては、ビミョー・・・というか、ぶっちゃけどうでも良い。
八幡浜へ
道の駅を出て国道381をひたすら西へ・・・
道の駅あたりから愛媛寄りは、市街地の中を通る狭い区間もある。けどまぁ、そこそこ走りやすい。バイクなら道幅関係ないし。
鬼北町で国道381は終了。国道320→県道57へ。しばらく走ると松山自動車道の三間ICに到着。
ここから高速道路へ(無料)。1区間だけ走って西予宇和ICから一般道へ(ここから有料&方向が逸れる)
看板に従って八幡浜方面へ・・・西予市は中規模の都市っぽい。群馬で言うと沼田的な規模か。
この辺からそこそこ混み出す。まぁ、まだ許容レベル。だが、八幡浜市に入ると急激に交通量が増加。
徳島以来の建物の集積度のせいか、超大都市に見える。いままで国内屈指のド田舎過疎地帯を連続走行してたから、なお感じる都会感。
バイク走行は苦痛を通り越して、危険レベルに達している・・・ただ、四国は自動車の運転マナーが比較的良いのでなんとかなってる感じ。
室鼻公園キャンプ場へ
市街地を抜け、名坂道路(無料)へ。入り口がトンネル出口直後の右折。とても解りづらい。ちょうど信号が赤にならなければ、見落としてた。
・・・名坂道路を抜けると突然ド田舎になった。このギャップが四国には多い。市街地と非市街地の境界がはっきりしている。こういう地域は関東には無い。
いよいよ愛媛最西端に至る、佐多岬メロディラインに入る。前から行きたかったんだよなココ。
・・・が、燃料がなくなる、給油。ガソリン価格が戻っていた。どうやら四国のうち、高知だけが高いらしい。
スタンドの人に何処に泊まるんですか? と聞かれ、
「その辺で野宿です」
と即答すると、キャンプ場を教えてくれた。この辺には、いっぱいあるらしい。室鼻公園に行こうと思っていることを伝えると、あそこならコンビニ近いし良いですよ。
とのこと。この先コンビニは皆無のようだ。
伊方湾をぐるっと回り、漁港のようなところを通って岬先端まで走る。
室鼻公園キャンプ場に到着。
どこがキャンプ場なのか解らない。しかし、左奥の芝生ゾーンに
先客が2台。カブと軽自動車。ここがキャンプ場なのだろう。
なぜか2台とも人の気配がない。適当に設営。ここは、とても風が強い。普通にテントが飛ぶレベル。でも、海が近くて、きもちがいい。
幸いなことに、併設のプールに2m程度の壁があり、それを遮蔽物としてテントを張ることができた。
海岸に出てみる・・・釣りのおっちゃん2人。全然釣れないとのこと。暗くなってきたため、おっちゃん達は軽で帰って行った。
アレ? このカブとテント誰のや? まぁいいか。
亀が池温泉、綺麗すぎてビミョー
とりあえず風呂に入りたい・・・検索したところ、伊方亀が池温泉というのがあった。そこへ向かう・・・近いと思ったけど、けっこう遠かった。15分以上かかり到着。
この温泉のインプレは・・・
特徴が特にないナトリウム塩化物(弱アルカリ性低張性)温泉。やや薄い気が。施設は超キレイで、僻地感はゼロ。ここは、東京近郊(湯楽の里船橋店とか)かと錯覚するほどに都会的建築。
コレジャナイ感満載の温泉。実に微妙。
サッサと体洗ってすぐ出た。だが、出口脇の直売コーナーがアツかった。出荷時に弾いたであろう、各種規格外農産物が爆安投げ売り状態。
みかん(せとか)一袋1㎏くらいで150円。大粒のいちご(銘柄忘れた)パック250円。正に投げ売り。
湯楽の里船橋でナシの投げ売りなど見たことがない。愛媛感満載でスバラシイ◎。
・・・来た道を戻りコンビニに寄ってからテントへ。コンビニメシといちごを食いながら寝っころがる。いちごが超旨い。これが250円とは、驚安とはこの事。
なぜかメッチャ寒いけど、先日しまむらで買った布団カバーがいい仕事をしている。イチゴとみかんの香り漂う中、爆睡。
つづく