新潟県 下越地方へバイクツーリング 加茂~新発田~群馬

下越地方へバイクツーリング
 
2日目
粟ヶ岳県民休養地キャンプ場~新発田~群馬
 
もくじ
■阿賀方面へ
■阿賀から新発田へ
■新発田の回転寿司一心へ
■奥村杉キャンプ場を見に行ってみる
 


 

阿賀方面へ

粟ヶ岳県民休養地キャンプ場の朝は静かだった。
テントから出て、トイレへ。駐車場を見ると十数台クルマが停まっていた。登山の拠点として使う人が多いようだ。しかし、このキャンプ場は、長距離バイクツーリングの中継地点としても十分使えると思う。風呂が近くて乗り入れ可能という点が特に良い。
 
今日は適当に、阿賀町から新発田あたりまで行ってみようと思う。
キャンプ場から山を下り、美人の湯の横を通り小中学校の先にある県道226分岐を右折する。この県道、加茂側は整備されていて走りやすいが、五泉側は1.5車線でイマイチ。五泉側から加茂へ行くことは無いのだろう。整備する気があんまりないように感じる。
確かに、信濃川沿いの加茂と阿賀野川沿いの五泉、なんだか雰囲気が違う。中越と下越の文化の境界線はココにある。国道403バイパスのぶつ切り整備はこういう事だったんだな・・・と妙に納得。
 
山を抜けても、断続的に市街地になっていて道路整備状況は中途半端(昔の道を広くしただけ)。地図上は直線が続いているように見えるが、妙に走りにくい。冬季に県外者が迷い込んだら路外に落ちまくる気が・・・。
十全小学校のあたりで右折してしばらく進むと県道17に出る。右折して、阿賀町へ抜ける峠方面へ。この道路、最終集落までは渓谷沿いを進む。路面も良くてややツーリング向き。
しかし、集落から山に入ると一気に狭くなる。ド田舎の峠区間の割には路面は良いけど、コーナーが険しくて林道風味。1.2車線くらいの道路が延々続く。ヘアピンも多い。景色はまぁまぁ。
しばらく走り・・・山を下りたところに「五十島方面」の看板がある。ここを左折。磐越道の下を通り国道49号の交差点に出た。・・・うーむ、この峠、全く時間短縮効果が無い気が・・・そのせいなのか交通量は皆無だった。たぶん俺も、もう通ることは無いだろう。ココは永久に整備されることは無さそう。
 
 
 



阿賀から新発田へ

道の駅みかわに入ってみた・・・が何もねぇよココ・・・休憩場所一切ナシ。トイレのみ。ココは本当に道の駅なのだろうか? 北海道の山中にある駐車公園の設備並みか、それよりショボい。トイレ付のチェーン脱着所という表現が最もマッチする。そんな感じ。
 
国道49を会津方面へ走ると・・・交通量が多い。この状況で会津まで行くのはかなり厳しい。大型車が多いから、延々排ガスを浴びるパターンになるのは間違いない。まぁ、行かないから良いけど・・・。
三川集落でガソリンを入れてから県道14、新発田方面へ進む。
 
県道14の五頭連峰東側区間の俺的ツーリングルートとしての評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  4
展望良さ    4
五頭連峰の東側の川沿いを延々進む区間。道幅もそこそこ広くて走りやすい。何より集落手前で速度制限が入るためメリハリがあって危険予測しやすい。磐越道を越えてから雰囲気が一気に変わった。東北の山村をマッタリ走るような雰囲気が◎。
 
休憩のため、途中にあるダムに寄ってみるも、特に変わった事はなくフツーのダムだった。
 
 
 

新発田の回転寿司一心へ

新発田市街地手前で県道220へ右折する。交通量は少ない。しかし、これまた古い道を広くしただけのような道路。あまり走りやすいとは言えない。市街地東側から国道7へ入ると・・・無茶苦茶混んでいる。新潟県内の2ケタ以下国道は通らない方がいいね・・・。
 
しばらく進むと、回転寿司一心へ到着。
「回転寿司選手権優勝フェアー」開催中で海鮮丼580円と爆安。しかし、ココは食べたいネタを食うためスルー。お約束のエビアラ汁が無料で到着。色々注文してみた・・・。
カワハギ+キモがサイコーに旨い。他のネタも旨過ぎ。しかもネタがデカイ。北海道並とは言い難いけど、この店はかなりイイ。シャリも旨い。近くに有ったら絶対に通う。値段が少し高いけど。
他にも近大ブリが旨い。近大すごい。それを超厚切り(群馬比)200円台で出すこの店もすごい・・・。俺が今までに食った関東近県の回転寿司店で、最も旨いかもしれない。まぁ、東京から名古屋くらいの距離があるココを、近県と言って良いのかは疑問だけど・・・関東甲信越であることは間違いない。
 
突然だがココで、新潟にある回転寿司店、俺のお気に入りランキング
1位 一心
2位 栄助
3位 弁慶
 
回転寿司選手権優勝というのは流石。しかし、トリトン、旬楽、花まる、まつりやが出てない選手権というのは素直に納得できない。更に言うと、元祖、活、まるくにあたりも出てない。だいぶモヤっとするね・・・。
 
 
 

奥村杉キャンプ場を見に行ってみる

新発田のコモタウンにあるウオロクで休憩・・・・さて、群馬まで帰るかぁ・・・
とりあえずキャンプ場まで戻って休憩しよう・・・。の前に、この近くにあるチェックインアウトフリーの無料キャンプ場を見に行ってみた。
 
新発田から国道290を五泉方面へ進む・・・さすが国道。交通量が多い。その割には道路整備はフツー。あまりツーリング向きではない。この道路を通る理由は温泉街へ行く以外には無いと思う。
 
あまり面白くない国道290をひたすら進む・・・。村杉温泉街入り口に到着。入ったらすぐ左折して林道を進むと左手にキャンプ場発見。平日にも関わらず3組+クルマ数台ほどいてけっこう混雑ぎみ。
肝心のサイトは・・・荒れまくっていて、草ボーボー、焚火の跡もあちこちにほったらかし、治安悪そうな雰囲気漂う。てかさー、コレ・・・タダの河原じゃね??
 
・・・うーんナシだな。俺の感覚では、ココはキャンプ場というより野営可能な河原(限りなくゲリラキャンプ寄り)では・・・しかし、水道の水が飲用不可の時点で、河原との優位性が無い・・・ちょっとココでキャンプする意味が解らない。
更に他の懸念点として、周囲に何も無さすぎることが気になる。荒れ具合などから、騒ぐ系キャンパーが集まっている予感がするからだ。新潟市街地からも近く(約30分)、イヤな予感しかしない(実際にドローン飛ばしたり、爆音車がいたり直火で焚火しまくったりとやりたい放題の雰囲気)。
そもそも増水したら簡単に流されるのではないか? 従ってデイキャンプ主体の施設だと思う。寝るのは適さないような感じ。ここなら阿賀野川の河川堤防でゲリラ的に寝てても大差ない。
キャンプ場で寝る(キャンプする)最大の理由は、「安全だから」なんだけどね・・・本末転倒感がハンパナイ、ビミョーなキャンプ場だった。
 
 
 
村杉から五泉の市街地を迂回して、粟ヶ岳県民休養地キャンプ場へ帰還。あー・・・このキャンプ場快適だ・・・。
じっくり休憩したあと、夜ラッシュが終わる19時くらいに出発・・・24時過ぎに群馬に到着。
 
新発田から群馬まで約7時間。寿司を食いに行くだけでは、ちょっと遠すぎるかも・・・

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