北海道バイクツーリングから帰還したオッサンが、バイクで走って感じたことをタレ流してみた。
これから行く人(過去の俺へ)への参考にでもなれば・・・
※独断と偏見による。2015年秋時点の、いわゆる個人の見解であり、感想。
Googleマップは使い物にならない
北海道の過疎地域では、道道と村道が重要な位置を占めている。しかし、Googleマップではそれらがすべて真っ白。
極めて見にくい。屋外では視認も困難。道路がどこにあるのか解らない。
国道はよく解るけど、北海道で国道だけを通るなら地図は不要。
使い物にならないGoogleマップより、Yahoo地図かツーリングマップルを買うべし。
50㎞規制以下の道路はとにかくスピードダウンせよ
北海道の道路の大部分は交通量が極めて少ない。
そのためなのか、都市部を除き速度規制はほぼ無い。追突防止や、騒音防止的な意味合いの規制も、ほとんど無い。
だから、速度規制の先には必ずクリティカルな危険がある。たいていは民家(市街地)や学校がある(信号、横断歩道、一時停止)。
特に危険度が高いのは山間部。
直角コーナーやヘアピンコーナーなどが、何の前触れも無く突然出現する(関東だと30規制+減速帯が入るタイプ)。
過剰規制ぎみの関東感覚でチョーシぶっこいて70とか出してたら、確実に曲がれない。
つまり、前触れが50規制なのだ。
北海道の速度規制は歩行者や幅員減少ではなく、道路構造上の問題が待ち構えているケースがかなりある。絶対に減速すべし。
たまに煽ってくるアホが居るけど、無視していれば勝手に抜いていくのでOK。先に行かせて、盾にすると良い。
規制なし区間は野生とのバトル
北海道で、ぶっ飛ばすのはダメだ。俺は、関東より抑えることを推奨する。
警察が云々ではなく、野生動物がごく普通に飛び出してくるからだ。エゾシカなんかと衝突したら、バイクは簡単に死ねる。
だから止まれる速度で走るべき。現実として地元住民は75~85で走っている人が極めて多数派だった(60のはずだが、パトカーも70~75で走ってた)。
ただし帯広-釧路間は無法地帯と化しているところも多く、スーパースピードの輩多し。
追走は厳禁。捕まる前に死ぬ。
ガソリンスタンドは割と多い、が営業時間に注意
道東や道北では、隣町まで50㎞は普通。だから、かなり小さな集落でも、必ず2軒ほどガソリンスタンドがある(ホクレン+エネオスが多い)。
しかし、営業時間は短い。午後4時は閉まっている可能性がある。日曜休業の店も多い。
僻地でもボッタくる店は無かった。見つけたら早めに入れた方が良い(東京の個人店の方が圧倒的にボッタくる、俺は足立区で100円/Lの時代に150円/L 取られたことアリ)。
網走-釧路-知床の三角地帯は観光客に注意
初めて北海道に行くと、必ず行ってしまう網走、知床、釧路。
そのせいか、バスとレンタカーが異様に多い。特に意味不明な動きをするレンタカーが多い。(ノーウインカーで曲がる、いきなり止まる、コーナー途中に駐車、無意味な加減速、変なところで譲る、譲らない、超低速運転 等)。
網走知床の交通量は北関東の主要道路並であり、道路もそこまで広くない。バイクツーリングでは行かなくても良いかもしれない。
交通量が多くて全く楽しくないから。
ライダーハウスやキャンプ場で沈没しているヌシは無視すべし
無料かつ管理人不在の宿泊施設?には、管理人のように振る舞う謎のオッサンが居たりする。
彼らとは議論しても無駄。基本は無視だ。出会った方の大多数が経験しているようで、無視が一番のようだ。
熊はキャンプ場に出ない
気配すら無かった。
かなり山奥のキャンプ場でも出ることは極まれらしい。
ソロかつ、山奥意外は心配無用。
ただし、生ゴミの処理は重要。
天気予報が当たらない
当たらない・・・というより、街以外のエリアが大きすぎる。移動距離が大きい、バイクには意味がない。
よく考えると、天気予報は市街地の天気を提供しているのだ。街から20㎞以上離れた場所の天気予報が同じはずがない。
・・・来年の北海道ツーリング(仮)へつづく