2018年、関東から青森経由、北海道までバイクツーリングした記録。
26日目 曇り
走行ルート
新潟港~亀田~五泉~加茂~栃尾~小出~湯沢~群馬
もくじ
- オフ車だらけだった
- とりあえず五泉へ
- 新潟市街地 脱出
- 五泉から小出へ
- 三国峠へ
- 群馬に帰還
The gunma quality
オフ車だらけだった
朝、5時くらいに起床。後部デッキに行く・・・鳥海山を見たかったけど、曇っててイマイチ見えない。
ダチ情報によると、関東はずっと雨が降っていたらしい。せめて水上まで降らないで欲しいが・・・
特にやることなく二度寝・・・8時頃、着岸予定の放送。適当に準備・・・9時くらいに着岸。車両甲板へ・・・
バイク少ねー・・・10台くらいしかいない。そして7割が中型以下。更に言うと半分オフ系。
やっぱりこの時期に、ガチで北海道へ行くヤツは、大型で行かないよな・・・なんせ、入れないスポットが多すぎる。駐車場が舗装されてるとこなんて、一部の観光地だけだし・・・
主要国道からちょっと外れただけで、路面大荒れなのがフツー。あんなの大型で走っても全く楽しくないのは明らかだし、ジャンプ台みたいな路面もマジであるから、チョーシこいて超スピードでぶっ飛ばしてると、ぶっ飛んで死ぬよな。
・・・などと考えながら準備完了。9時20分くらいに下船開始。この船はバイクが先。
とりあえず五泉へ
毎回同じこと書くけど、荷物満載のトリッカーで高速に乗っても、快適性も時間短縮効果も無い。てか別にトリッカーじゃなくても、バイクに高速走行時の快適性なんて元から無い。死ぬ危険性が指数関数的にアップするだけだ。
特に荷物満載の高速走行はメチャ気を使うし疲れる。従って、高速を使うメリットは信号のカットとルート検討をしなくて良い点に限られる。
このとき、目的地が南関東なら、信号が多いから高速に乗るメリットは明らかにある。でも、俺の目的地は札幌どころか、旭川よりド田舎の群馬。中越から群馬北部なんてほとんど信号無いんだよな・・・
魚沼から渋川に限ると、裏道を駆使すれば10個くらいしか信号無いし。
・・・てことで、毎回一般道で帰ってた。したら、いつの間にか新潟港⇔群馬を完全攻略完了・・・その結果、五泉へ向かうのがベストとの結論に達したというワケで・・・
新潟エリア脱出のポイント
新潟から群馬までの区間で最も混むのは、新潟港から市街地を抜けるまでだ。五泉経由にすれば、その先群馬までマトモな都市は一切無い(MAXは小出周辺の人口2万くらい)。てことで、新潟市街地を抜ければ勝ち。これで、高速を使う理由は2割くらい消え失せる。
その肝心の新潟市街地も、実はほとんど連続立体交差で抜けられる。ソレと北陸道のルートのせいで、新潟西ICから乗るヤツが多い。このため新潟西IC方面は激混んでる(交通量国内2位、保土ヶ谷BPレベル)。けど、亀田IC方面は空いている。
この結果、新潟西IC付近に着く時間より、港南区を抜ける時間の方が事実上短い・・・ということを発見してしまってからは、毎回五泉経由になった。
従って、高速に乗る理由は元から2割無かったりする。
それよりも、最大の問題は、新潟港から新潟バイパスにどうやって行くか? 新潟の攻略はコレに尽きる。
栗ノ木バイパスから向かうと激混む上に信号タイミングが悪い。新潟港から紫竹山インターまで約5km。しかし、空いてても10分強、混んでたら20分以上はかかる。今まで空いてた事は無いので、15分くらいが現実的か。
一方東側の県道4は比較的空いてる。去年、竹尾インターから行ってみたら案外速かったため、今回はそちらを採用してみた。
新潟市街地 脱出
新日本海フェリー出口。右折誘導をガン無視して左折。郵便局のほうへ。そのまま商店街を直進。こんなとこ通るヤツは居ない。交通量は皆無。イイ感じに信号が変わっていく・・・そのまま橋を渡る。北越コーポレーションの敷地内っぽいところに侵入後、左折。
狭い踏切(バイクには関係ない)を越えて進むと県道4に出る。ここを右折すると、これまたイイ感じに信号が変わっていく。そのまま竹尾インターに到着、右折して新潟バイパスに入る。
今回は信号タイミングが良かったのか、3回しか止まらなかった。ここまで10分くらい。やっぱバイクならこっちのが速いな・・・到着時間の9時20分というのもベストな時間帯。
新潟パイパスに入ると・・・西行きは激混み。筑紫山インター手前から渋滞開始。でも関係ないから無視、左車線(直進不可)から分岐して、亀田パイパスへ。亀田インターを超えたらガラガラ。そのまま国道49をバンバン走る・・・
阿賀野川堤防のとこで降りて県道17へ。市街地脱出完了。ここまで25分かかってない。やっぱり国道8方面に行く意味無いな・・・
新潟パイパス西側はアホみたいに混むから、国道8とか北陸道方面に行っちゃダメだ。初回で学習した。
バイクは五泉に抜けるのがベストだ・・・難易度高いけど、新潟市街地は攻略必須。
五泉から小出へ
土手沿い(まだ秋葉区)をひたすら走る・・・景色良くて◎。磐越道をくぐった先を右折。新関駅のあたりから広域農道へ。この道路、地図上で全く強調されてないためか、ガラガラ。ガチで地元民しか走ってない。
ガンガン進む・・・村松から廃線跡の道路に入り、そのまま加茂奥地へ。もうこの辺、完全に覚えたな・・・
国道290‐県道9‐県道317‐国道290‐県道70と山の中をひたすら進む・・・
交通量は少なく快走。五泉から小出手前の薮神駅あたりまでガラガラ。小出市街地は混んでたけど、平日のため仕事の車しか居ない。スムーズに流れてる。
・・・小出に到着。新潟港から2時間あれば余裕。やはり新潟-小出は高速に乗る意味がない。一応、言っとくけどバイクのみね・・・(80巡航だと新潟西ICから小出まで70分くらいかかる)。クルマでこの区間(峠道)を走るメリットは無いので注意(速度低下、燃費低下、タイヤ摩耗、距離も伸びる)。
JAで給油後、ウオロクでメシ買って休憩・・・やっぱり新潟の米はうまい・・・その他がまずいけど・・・まぁ小出は観光地だし、こんなもんか。
新潟は新発田以北まで行かなきゃ魅力半減だと思う。
三国峠へ
新潟-群馬のうち最もダルイ区間は魚沼から越後湯沢。とにかく交通量が多くてつまらない上に観光地。注意散漫ドライバー&長距離大型トラックが激烈に多い。しかも、延々ゆるい市街地が続く。右左折も多く正にカオス。でもなぜか、ほぼ全線片側1車線・・・というマジでドギツイ区間。
攻略していない場合、小出から月夜野まで関越に乗った方が良い。
・・・しかし既に完全攻略済みだ。国道17と川の反対側の裏道を景色見ながらマッタリ走行・・・石打から国道に戻り、ガーラ湯沢の手前から駅前へ・・・観光客など居るはずもなくガラガラ。チンタラマイペースで走り、苗場方面へ・・・
何か所か工事してる・・・けど平日の昼間に交通量が多いはずもなく、追い越し車線も完備しまくってるから快走・・・みつまたに到着。ここまで小出から1時間くらい。
ここで、近年稀に見るスペシャル級の暴走トラック登場。先に行かせる・・・登りの峠でバイクに追いついてくる大型トラックとか、どんだけぶっ飛ばしてんだよ・・・
と思ったけど、苗場市街地にあり得ないレベルの低速走行してるクルマが居て、追いついてしまった。トラックでぶっ飛ばしても意味ないよな~、どうせ抜けないんだからさ・・・
てか、アイツ譲れよな。峠道で譲らないヤツは、速やかに免許を返納していただきたい・・・当の本人は絶対に解ってないのだろうが、アレは地味に危険度が高い(強引な追い越しを誘発して対向車が危険)。
あんなイカれたトラック野郎なんか、先に行かせた方が絶対に良いべ・・・グンマージジイの変なプライドだか何だか知らんけどさー、アホに巻き込まれて死んだら真のアホだろ・・・
てことで、巻き込まれたくないから、苗場の信号で一気に全部抜いた・・・
群馬に帰還
三国トンネルを抜け、久しぶりに群馬に突入。交通量は少なく、すぐに猿ヶ京まで下りられた・・・が、突然県外ナンバーが増える。何でだ?
相俣ダムで休憩・・・県外ナンバーだらけだ・・・連休は明日からだが・・・明日の混雑はヤベー予感・・・今日帰ってきてよかった・・・
新潟港からここまでトータル3.5時間+休憩1時間。ここから名胡桃城のとこまで10分チョイ。新潟港から月夜野は高速使っても2.5時間※くらいかかる。
全然飛ばしてないのに、短縮できるのは60分でしかない。前述のとおり、高速に乗るとメチャ疲れるため休憩が増えるから、やっぱり群馬からの場合、荷物満載バイクだと高速を使うメリットはほぼ無いと思う。
※クルマは2時間切れる、逆に一般道は4時間超える、しかも燃費悪化、タイヤは減る、同乗者は酔う、超低速車を追い越しにくい、など一般道のメリットは皆無なので注意。
・・・などと考えながら、ガラガラの高山村を走り、渋川を抜けて帰宅するのであった・・・
これにて、全日程終了。
ガソリン 1000円
メシ 500円
合計 1500円
まとめ
25泊26日
フェリー2泊、バンガロー1泊、ライダーハウス2泊、キャンプ20泊
走行距離 約5500㎞
総費用 118500円(約12万円)
今回の教訓
自走で青森まで行くより、新潟からフェリーに乗った方が、安くて速くて楽。