過去記事まとめ 西日本ツーリング計画編

北海道編と同じく、群馬発が前提。「関東発」ではない。

特に西日本方面は、東関東/西関東の事情が違い過ぎて本気で役に立たない(特に東京23区~千葉方面)。

更に言うと、東海道デフォの南関東とも事情が異なるため、ガチで群馬方面民にしか役に立たない

という・・・世の中にある「関東」の記事が東京に寄り過ぎてて、群馬県民には使い物にならず、だったら俺が書くしかねぇだろ的なシリーズ・・・その2。

satamisakiとりあえず先端まで行ってしまうバイク乗りの習性
(なおラスト500m徒歩)

関東民にはオススメしにくい 西日本ツーリング

バイクツーリングを語る上で北海道と並ぶゲキアツスポット、西日本。てか九州。もっと具体的に言えば阿蘇や佐多岬など。

でも、関東からの難易度は高い。

理由は、大阪があらゆる交通の起点になってるから。

・・・という問題点について攻略すべく、個人的に検討しまくった記事のまとめ。

2023年

行く気マンマンで事前調査しまくる。

関東から西日本へ行くフェリー航路(ツーリングルート)を考える 2023

関東(てか群馬)から九州ツーリングへ行くルートを考える2023 自走ルート検討編

無料or格安キャンプ場の調査2023 関東-関西間編

そして5類になったGW明け、ソッコーで出発。

上記リンク先、事前調査により、関東-関西間の無料寝るキャン事情がほぼ壊滅した事が解ったため、東京港徳島経由を選択(雨も降ってた)。四国を横断して佐田岬から九州に入り佐多岬まで行く。

2023四国&九州バイクツーリング 1日目 群馬埼玉茨城千葉東京

そして帰りは、新設された新門司-横須賀航路を使い帰宅。

2023四国&九州バイクツーリング 21日目 横須賀-首都高-埼玉-群馬

結果、以下の事が判明。

  • やっぱり西サイコー
  • 観光地関連の物価が上がり始める(宿、交通手段)
  • 観光地と地元スポットの価格差が激しい
  • 道の駅が劣化しすぎ
  • ジジイ爆増、特に車中泊爆増すぎ
  • メジャーな乗入可能キャンプ場ほぼ無理化
  • 代わりにいくつか新設されてた、ナイス西(全て乗入不可)
  • 都市部の交通量が多すぎた
  • しかし外れるといきなり居なくなる
  • 外人は少ない(特に中国系激減)

全市町村制覇まであと少しになる。

九州バイクツーリング走りやすさマップ2023

物価上昇の過渡期感があり、価格差が異常に激しかった(道の駅でカツカレー1500円とかで売ってた。たぶんヒライの2.5倍は旨いのだろうなー、知らんけど。などと考えながら俺はヒライに行ったから、マジで知らんけど)。

帰宅後、余りにも関東が酷すぎたためこれはもう無理だと見切りを付けた。来年以降行くために色々と検討。

帰宅後に再考 関東から九州ツーリングの最短コースについて

2022年

無料キャンプ場が閉鎖&予約化されまくっており(特に関東-関西間が全滅に近い)、更に世の中も荒れまくってる雰囲気がバリバリ出ており・・・結局行かなかった。

でも検討だけは、かつてないレベルでガッツリ実行。

関東発の西日本ツーリングプランを考える(2022フェリー航路の一覧)
北関東発 西日本ツーリングプランを考える2022 走行ルート編

ざっくり概要

  • 関東人が使えるフェリー航路一覧を調査(お得プランも検証)
  • 東京湾発着フェリーが微妙すぎる件の説明
  • 自走区間3パターンの比較
  • 大阪自走プランの限界は深谷と茅ヶ崎説
  • フェリーは南関東も詳細に検討(横須賀新港VS東京港どちらに行くべきか)
  • 最も困難な地点、実は東村山&所沢(水戸より不利)
  • 走行ルート編以降は完全に群馬発特化(俺のメモ)

まとめると、関東民のうち群馬県民のバイクがダントツ最強に大阪へ行きやすいという話。

理由は、家から出たら名古屋手前まで山道しかないから。

そのため富岡安中民なら西日本ツーリングは超オススメできる。気合MAX入れたら24時間後には鹿児島に着ける。ややヌルくツーリングしても50時間後には最南端に着いてる

ただし5月-10月のみ。

2021年

関東(てか群馬)から九州ツーリングへ行くルートを考える2021

たぶん行かないけど、一応検討。

ざっくり概要

  • 横須賀-新門司航路ができたため検討
  • 四国経由を掘り下げて検討
  • あとはだいたい2022と同じ

蓋を開けてみたら横須賀航路のダイヤが予想以上に悪かった。そして実際の運賃設定も、これ誰が使うの? 的な・・・

2020年

コロナのせいで完全に中止(施設がほとんど閉鎖)。

2019年

後述の2017、2018年の検討を元に関西まで自走プランを実施。

参考
2019関西&九州バイクツーリング 18日目 長野~群馬
2019関西&九州バイクツーリング 1日目 群馬~長野

ざっくり概要

  • 周遊プランのお得感ハンパナイ
  • しかしルートが固定される
  • 群馬-大阪間で6日消費してる
  • 5月中旬超えると鹿児島南部が梅雨っぽくなる事が判明

マジで関東から九州が行きにくいと実感。全旅程18日でもやや少なく、10日プランは必須レベル(関東人の18日プランは、関西人の10日プラン程度に相当)。

たまに東京から、超弾丸2泊3日で萩とか阿蘇とか佐多岬に行っちゃう記事を見るけど、あれ無謀すぎ。もはやネタかフィクション。ほぼ不可能なので組んではいけない。

現実的には、群馬西部か神奈川西部民が極限短縮してせいぜい、平日の4泊5日が限界(楽しくないという意味で)。

天候を考慮すれば6泊7日~が安定だが、土日(東京大阪間が激混み)を考慮すれば、やはり10日~必要。

具体的には非繁忙期にオーシャン東九使って、金曜東京発の日曜新門司着、木曜まで九州を巡って金曜新門司発の日曜東京着。これで10日(なおこの旅程は関西人なら4泊5日程度で可能、南港発志布志着+大分発六甲アイランド着で帰れるから)。(本件は、2023年にまとめなおした)

2018年

四国バイクキャンプツーリング計画 -走行ルートを考える-

四国バイクキャンプツーリング計画 -無料キャンプ場を調べてみた-

ざっくり概要

  • 四国経由前提で検討
  • 自走VSフェリーを比較
  • 寝るポイントを攻略
  • 四国は東京港経由がデフォ

唯一、神奈川西部民のみ自走が有利なんじゃねという結果。その先の静岡民がMAX気合入れたら、ジャンボフェリー(神戸三宮-高松4時間)で仮眠からの0泊2日という謎の無茶プランにより愛媛まで到達可能。だが、たぶん腕が死ぬ。

最終日と初日(参考)

2018四国&九州バイクツーリング 17、18日目 東京から群馬
2018四国&九州バイクツーリング 1日目 群馬~東京港

2017年

九州南部へのバイクツーリングルートを考える 2017春

ざっくり概要

  • 周遊プランの存在を知り検討
  • 関東民には難易度が割と高いことが判明

このあたりから、現代と状況が乖離しはじめる(スマホが普及してない)。

2017九州バイクツーリング 16日目 くじゅう~耶馬渓~行橋~関門海峡~新門司~東京
2017九州バイクツーリング 1日目 群馬から東京港

オーシャン東九が新造船になった。後に体感するが、やはり北海道編と同じくジジイと車中泊が少なく、輩大量発生シグナル(警告板)も少なかった

あと、最南端まで行ったのに工事してて入れなかったというオチ。あれはイタかった・・・

2016年

個人的な諸事情により行けなかった。

「まー、フツー行けないのが正常だよな、オマエ、オカシイから」

と、ダチは言ってたが。

2015年

関東→西日本方面のフェリー航路とバイク運賃について(西日本バイクツーリング計画)

ざっくり概要

  • 航路の一覧を作って検討
  • 短距離航路乗り継ぎも検討
  • 結論は、東京港-徳島港がベスト

オーシャン東九は旧船であり、現代と事情が違う。そして当時の東京-徳島は250ccクラスで19330円(2022年22880円)。

年々運賃が上がっており、大部分が一般道でも割と行けちゃう群馬西部と神奈川西部民にはフェリーのメリットが毎年減ってる。後年のシリーズで書いているとおり、伊勢湾岸道路周辺だけ高速使えば余裕だから。

前後は名豊道路と名阪国道通れば良し。それすらも北勢バイパス全通したら東名阪いらんし、豊田北バイパスできたら知立から名豊道路で行けんじゃね(長野からアプローチする場合)とか思ってる。

ただ、マジで愛知-大阪は交通量多くて苦行レベル激高。時間帯の回避は必須。だから東関東人(前述の東村山-板橋-足立あたりのライン)に自走は厳しい。東京圏と名古屋圏と大阪圏のラッシュを全て回避する日程を組むのは困難すぎる。

なお高速料金は船の比ではないペースで上がってる。

当時の首都高は930円だった(2022年1590円)。

最終日と初日(参考)

四国バイクキャンプツーリング2015 1日目
九州北部バイクツーリング2015 9日目(通算13日目)

その他関連過去記事

四国から九州へ渡るフェリーを考える(バイクツーリング用)
群馬から大阪へ行く方法を考える

最後に、とにかく筑豊は回避推奨。行橋から日田方面で良し。てか福岡はソッコースルーで良し。

規制強めでバイクエンジョイ度は関東辺境よりややマシかなレベルでしかない(まー、遥かに空いてるけど・・・輩率が・・・群馬栃木の比ではない・・・)※というのはコロナ前であって、2023の関東は酷すぎて辺境まで行っても話にならない状況なため、福岡の方が良い。