2019関西&九州バイクツーリング 1日目 群馬~長野

群馬から関西経由、佐多岬までバイクツーリングした記録

1日目 晴れ

走行ルート
高崎~妙義~内山トンネル~佐久~立科~茅野~伊那~飯田

長野県飯田市妙琴公園キャンプ場 泊

もくじ

  • 大阪港へ
  • 高崎の運転は酷い
  • 群馬-長野は国道254がベスト(バイク)
  • 佐久の東西移動は割と時間かかる
  • 5月初旬の長野北部は寒すぎた
  • 安藤百福は偉大
  • 長野で最もバイクツーリング向きなのは伊那谷
  • 中央アルプス沿いに快走
  • 妙琴公園キャンプ場 ソロに最適系
  • すいれんどう温泉 フツー
  • 長野のスーパーは高い

20190507妙琴公園、サイコーという感じではない

大阪港へ

以前何度か検討した、関東から九州へのツーリングルート。

九州南部へのバイクツーリングルートを考える 2017春

毎回、東京港経由になってしまうが、今回ついに大阪港(または神戸港)経由にチャレンジ。どんな感じなのか、確かめてみた記録。

なお、基本計画は、さんふらわあの舟遊プランを利用する予定だけど、新門司や宮崎経由も考えつつ、予約ナシで出発。とりあえず大阪港へ向かう。

行っちまえば、どーにかなるだろ系のノリ。途中の気分で、電話予約すりゃオッケー。

高崎の運転は酷い

いつもどおり、酷い運転をする輩の多い高崎市街地を抜け観音山あたりから、バイク以外通るメリット皆無な裏道に突入・・・クラウンが離合できずにハマっていた・・・

いや、何でココ通るんだよ? すれ違いできるわけねーべ・・・本当にしょうもないヤツいるよなー、高崎は・・・

前後にウニウニ動いている・・・一体何がしたいんだコイツは・・・いくら左に寄ったところで、クルマが通れるワケないだろ・・・

隙を見てスルー・・・あんなのには付き合えん・・・なんでクラウンなんか買うんだよ、軽にでも乗り換えろっつーの・・・てかそれ以前に、免許を返納していただきたい。最近こういう輩多すぎだろ・・・特に高崎。

群馬-長野は国道254がベスト(バイク)

妙義から県道51で下仁田奥地へ・・・誰も居ない。交通量皆無。さすが群馬の奥地@GW後の平日。あっという間に国道254に到着。右折して内山峠へ・・・

国道254はトラックだらけ。だけど、こんなとこをあえて通るトラック野郎は、激プロしかいない。追走はしやすい(ただし、脇道の無い区間に限る)・・・適当についていく・・・

峠区間は工事中。1車線規制がされてたけど、絶対的な交通量が少ないから、待ち時間は少ない。

快走・・・長野側に到着。やっぱ碓井よりこっちのが良い。ヘアピンカーブ少ないし。なによりヘッタクソな観光客が居ないのが◎(ただし平日のみ)。



佐久の東西移動は割と時間かかる

高崎から1時間チョイで佐久に到着。しかし、佐久の市街地はやたらと信号が多く、タイミングも悪い。市街地東西の5kmが10分以上かかる。

この東西軸はどうにかならないのだろうか。市街地に入らず、東側を10分チョイ南下したら、羽黒下手前まで行けちゃうんだよな・・・この先の国道142もけっこう混むし。

やはり、佐久から茅野は国道299の方が速いだろう・・・けど、5月初旬で麦草峠はキツい。路肩に雪が残ってる可能性すらある(標高2127m)。八千穂高原スキー場から蓼科の別荘地帯までトンネル掘ってほしいわ、マジで。

てことで、選択の余地なく、県道152→県道40→県道192→国道152

のルートに決定(それでも標高約1700m)。

5月初旬の長野北部は寒すぎた

道の駅浅科の先を左折、農道へ・・・右折、左折を適当にこなして県道152に出た。

バンバン登っていく・・・さ、寒い・・・

景色が完全に冬なんスけど・・・

長野はバイク向きじゃない・・・特に北部は。梅雨のせいで北海道南部よりバイクシーズンは短いだろう。道路もバキバキだし、全然楽しくない。個人的には全くおススメできない。けど、やたらバイクが多いんだよな・・・特に南関東ナンバーが。

確かに、南関東のバイク乗りは峠に飢えてるからなぁ・・・群馬県民的には、大垂水やヤビツや奥多摩なんて行く気も起きない、箱根なんて観光客多すぎだし・・・中央道ぶっ飛ばして八ヶ岳まで行きたくなるのは解る。

ただ、もうちょっと距離伸ばして、伊那谷に行けばパラダイスなのになぁ・・・伊那谷は本当に交通量が少ないから。まぁ、東京から来ると、諏訪あたりが限界なんだろうけど・・・

などと考えながら、寒すぎる蓼科を走行・・・ヤバイ、手が取れそう。1℃以下なんじゃね・・・

安藤百福は偉大

寒すぎるため、ダッシュで下る・・・茅野側、Aコープファーマーズピアみどり店に到着。

メシでも食うべ・・・休憩所に、お湯ポット発見。ナイスAコープ。

カップヌードル購入後、お湯入れて握りながら待つ・・・あったけー・・・

3分後・・・食う・・・このカップヌードル、最近食った中でダントツ旨い。

安藤百福はマジで偉大。間違いなく、億単位の人間を幸福にしている。

などと考えながら、しばらく休み・・・出発。

国道をバンバン走り、茅野市街地へ・・・混みすぎ。

国道152の東西横断はダメだ・・・前回通った時に使ったルート(駅南側アンダーパス経由)の方が良さげ。

てか、茅野と諏訪の道路整備状況は、かなり酷い。そのうえ、南関東ナンバー@観光客が狂った動きしてる。マジ最悪、できれば通りたくないけど、ここしか道が無いのがイタイ。

安国寺トンネルから、茅野市街地上空を首都高的な高架道路で東西連絡してくれないだろうか。無理か。

長野で最もバイクツーリング向きなのは伊那谷

市街地で給油してから杖突峠へ。この峠、地図上の見た目以上に整備されていて走りやすい。特に大型車が少ないのが◎

国道152を伊那方面へひたすら走る・・・信号一切なし。めちゃはえーよ・・・が、突如大型離合困難区間が・・・

伊那⇔茅野は最短なのに、交通量が少なすぎて異常だなー、とは思っていたが・・・こういうことか。

離合困難区間はけっこう長く2kmくらいある。まーバイクだと関係ないので快走。

高遠の市街地を道なりに進み、県道209へ。極めて走りやすい。諏訪に大量発生していた関東ナンバーが皆無になった、ガチ地元民がビンビン走っている。

やはり伊那谷(南信)の地域カテゴリは西日本だと思う。関東と空気感が全く違う。そして雪国だからか、運転が上手い。右左折と加減速がメチャスムーズだし、譲る譲らないの阿吽の動きが光っている。

てか、やっぱ群馬の運転は酷すぎる。狭いから国道152に入らない南信の人。一方、明らかに「この先狭い」オーラ漂う山間部の県道にクラウンで侵入してしまう高崎のクソジジイ。この違いはとてつもなくデカイ。

・・・などとどうでも良いことを考えながら県道209から18へ進む・・・富県のあたりが狭い上に線形も良くない。これ通らずに、国道153に出ちゃった方が速いかもしれないな・・・と思ったけど、峠を超えて駒ヶ根に入るとソコソコの整備状況。

このあたりの攻略難度は、やや高い。

天竜川を渡り飯島町へ。バイパス沿い、道の駅田切の里に到着。休憩のためバイク停めて中へ。

売店はフツー。休憩スペースはしっかりしてるほう。しかし、夜間は閉鎖・・・それじゃ意味無くねーか。山形のあつみ温泉的な運用でお願いしたいところだ。

・・・まぁたぶん、連泊して住んだヤツが居たんだろうけど・・・

すぐ南の信号を右折、山側にある県道15へ進む・・・山がデケー。さすが中央アルプスはスケール感が違う。壁のように立ち並ぶ山々がタマランね・・・景色良くて◎。

南信はバイクツーリングには、とてもイイ。割と温かいし・・・

中央アルプス沿いに快走

事前リサーチによると、この辺に無料キャンプ場があるらしい。けどスルー。だって、明日の飯島町の気温予報が2℃になってるし。この位置では寒すぎて耐えられない・・・少しでも南、飯田へ向かう。

県道15を南下・・・「この先狭い通るな」系看板をガン無視。バンバン進んで突き当りを右。更に左。片桐松川を渡って右折。高速くぐったとこを左折。

少し進んでまた右折。ゴルフ場手前?で左折。地図を見ながら、広域農道っぽい道路を快走~

この道路、対面の南アルプスがズパーンと見えて、景色サイコー・・・なんだけど、交通量が地味に多く、民家、脇道も多い。ビミョーにツーリングルートにしづらいポジション。景色を見すぎると、脇道から出てきたクルマとぶつかるパターンが俺には見えた。

ただしバイク移動には、十分すぎるクオリティ。諏訪茅野とかスルーでオッケー。この辺の方が遥かに良い。

妙琴公園キャンプ場 ソロに最適系

座光寺PAのあたり。狭い路地に突っ込んでいく地元車についていくと・・・バイパスに出た。さすが地元民。よし、この道覚えとこ(なお激狭、通れるのは軽かバイクのみ)。

県道8を右折しようとしたものの・・・通り過ぎた。看板無かった気が。適当にターンして修正。砂払温泉横を通過して山を登る・・・しばらく進んだ先、風越公園?のとこを左折。

急勾配道路を降りた先に・・・キャンプ場発見。高崎市街地を抜けてから、休憩込みで5時間くらいかかった。群馬から一般道だとギリギリの距離感、これ以上遠いとキツイ。東京からだと・・・まず無理だろう。

キャンプサイトは川沿いの林間。駐車場から奥へサイトが伸びるタイプ。トイレなどの設備が駐車場付近に集中しており、直近に張れない場合、使い勝手はイマイチ(寝るキャンにはあまり関係ないが)

奥は林間&岩&草地の複合タイプで、起伏が大きめ。フラットなスペースは東屋横と駐車通路脇付近に限られる。それ以外は緩い勾配があり、小型テントは割と貼り放題だけど、デカイテントは設営困難な場所が多い。

北海道にある、本別静山キャンプ村の第一サイト、アレの起伏大きめバージョンだと言えば、わかる人には解ると思う。

ここ、ソロなら良いけど、グループでBBQとかはイマイチじゃねーかな・・・デカイテントだと4~5組くらいで限界だと思う・・・けど、BBQキャン属性のヤツは高密度耐性が高いからなぁ・・・10組とか張りそう。

ただし、駐車場の並びが凶悪(袋小路に縦列駐車)なため、10組いたら厳しい。他もあるようだが、かなり遠い。また、現在リニアの工事が行われており昼間は五月蝿そう。開通後は再整備されて、変わるかもしれないが、期待は薄いと思う。

市街地に割と近いというのも、寝るキャンにはマイナス要素。このロケーションだと経験上、輩の発生率が高い。実際に、アイサツしてもイマイチな反応を示した巨大テント使いのグルキャンが、水栓横を占有しており、イヤな予感が・・・

輩が登場しても、水音でマスキングされる奥のエリアに張るのが、寝るキャンパーにはベターか・・・風呂入ったら小学生並の時間にソッコー寝る、俺などは特に。

てことで、奥の起伏地に設営。これが小型テントの強み。割とどこにでも張れる。川沿いも考えたけど、木立下じゃないと放射冷却ヤバイのでヤメた・・・寝るの優先だから。

しかし、あのデカイテントのグルキャンパーは謎だなー・・・ココ、特に景色も良くないし、隣で全開工事してる。こんなとこでBBQ系キャンプして楽しいのだろうか? 俺には全く理解できない・・・夜にソロキャンするなら、まだ解るんだけど・・・まぁ、どーでもいいかそんなこと。

なお、念のために言っておくが、俺はBBQ系キャンプの否定派ではないので一応。

過去に、晴れの日のキトウシでBBQやってるグループ(なぜか栃木県民だった)がいたけど、アレは、「あーコイツはイイな」とマジで思ったし。

でも、この人らは良くわかんねぇわ。ココでデイキャンやるなら、誰かんちの庭で良くね・・・いやマジで。すぐ隣を工事メットかぶってるオッサンが、トイレ借りに徘徊しとるし・・・

などと考えながら設営完了。

すいれんどう温泉 フツー

適当に山をおりる。10分くらい走ったところにあるすいれんどう温泉へ行ってみよう。これまた、適当な裏道っぽい道路を地元民に付いていくと・・・ジャストなとこに出た。

入浴料は500円。シャンプーソープあり。鉄板差すタイプのロッカー。巨大内湯1、露天1の構成。全体的に銭湯っぽい作り。

湯は・・・弱ヌルスベっぽいけど、特徴ナシ。たぶん循環。ややカルキー。

・・・えーと、要するにフツー。ガラガラだったからヨシとしよう。ガチ地元民専用感が漂っていた。県外民があえて来るような感じではない。俺的にはココと菊名の福美湯が並んでいたら、ソッコー福美湯に入ると思う。そんな感じ。

外に出てバイクに戻るとオッチャンが話しかけてきた。曰く。

  • この辺だと群馬ナンバーは激レアとのこと
  • 岐阜なんて、すぐ着くよ
  • XXのXXに小屋あっから夜なら入って寝ちゃってもだいじょぶじゃね?
  • 昔、群馬に住んでた
  • チャリダーだった
  • 妙琴公園?あんなとこでBBQなんてするか?まー寝るだけならアリだけど。景色壊滅的だに

とのこと。

だよなぁ。子供と水遊び目的とかソロなら解るけど、あそこをネイチャーBBQ的なスタイルのグルキャンでチョイスするヤツは輩やろなぁ・・・間違いなく。

てか、さすが元チャリダー。思想が非常に近い。実に参考になった。シーズン中の金土日は、妙琴公園は無理っぽい。あそこに行ってはイカン。

長野のスーパーは高い

地場スーパー「キラヤ」へ行ってみた・・・やや高い。基本で群馬比1割マシくらい。売ってる物もたいして変わらんし、グルメ的には長野はどうでもイイ感じするな。まぁ群馬の隣だしな・・・大幅に違う方が変だよな。

キャンプ場に戻るとバイクが止まっていた。奥のフラットスペースにテントが増えてたからアレっぽい。

絶対に寝る優先スタイルだよ、アイツ。

手前に張ってるデカテントキャンパーとは、永久に平行線を辿りそうだけど、アイツとは話しが合う気がした。

・・・などと考えつつ、就寝。

費用概算(適当に500円単位で丸め)

ガソリン代 700円
メシ 1300円
風呂 500円

合計 2500円

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