バイクで群馬から九州まで行ってみた記録。走りながら気づいたことのメモ。
8日目 雨
佐賀県唐津市
もくじ
- 雨強すぎだった
- 佐賀から唐津へ
- バイクツーリングルートとしての判定基準を考えた
- 唐津寒すぎる
- 呼子の主張が強すぎる
- ヒデシマライスを食らう
寒すぎ・・・
雨強すぎだった
佐賀市は朝から雨。天気予報では西から徐々に晴れることになっていた。唐津方面へ行ってみることに。
しかし、これが大きな間違い。唐津と佐賀市の気候はまるで違うのであった。群馬では前橋と沼田の気候が全く違うように・・・
途中、雨が強くなってきたら近場で帰ろうと考えていた・・・が
「気合が足りねー」
みたいに言われるのはイヤなので、結果としては呼子まで行ってしまったという・・・
佐賀から唐津へ
佐賀市から唐津市に行くには、天山北側の古湯温泉を通っていくルートと
天山南側の多久を通っていくルートがある。
雨が降ってて寒いから山地は避けたい。てことで、南側ルートを選択。
佐賀市街地を北西から抜けて、国道203で小城へ。厳木多久道路はスルー。牧瀬ICから厳木バイパスに入る(牧瀬からは無料)。
なお、厳木は「きゅうらぎ」と読む。読めないと地元民じゃないのがバレる系の地名。なお、このあたりの交通量は多く、走りにくい。
バイクツーリングルートとしての判定基準を考えた
てか、走りにくい・・・っていうのはあくまで俺の主観だよな。後で読んで解かりにくいかもしれない。ここで、走りにくい、易い、素晴らしいの基準を客観的に決めておこう。
- 道幅 広いほど走りやすい。(佐賀県道49号線佐賀空港付近を5とする)
- 道路設計 勾配及びカーブが滑らかなほど走りやすい。(一般的な高速道路出入口以上を5とする)
- 交通量 少ないほど走りやすい(区間が終わるまで、対向車が2、3台以下の道路を5とする)
- 展望 開けているほど素晴らしい(阿蘇ミルクロードを5とする)
て感じ。あくまで自己判断するときのメモ。結局は主観的判断になるけど、基準が無いよりはマシだろう。
今回、走ってきた道路に適用すると・・・
東京都 首都高速中央環状線(C2)
道幅 3
道路設計 3
交通量 1
展望 4(あれはあれで独特の景色が楽しめる)
高知県 国道55室戸岬東側区間
道幅 4
道路設計 4
交通量 5
展望 5
愛媛県 佐田岬メロディライン
道幅 4
道路設計 3
交通量 4
展望 4
熊本県 阿蘇ミルクロード東側区間
道幅 3
道路設計 2
交通量 5
展望 5
番外(歴代ワースト1位)
千葉県 木下街道、馬込十字路~鬼越区間
道幅 2
道路設計 1
交通量 1
展望 1
※次点 神奈川県 綱島街道 綱島~妙蓮寺区間
今、走ってるココ。
佐賀県 国道203佐賀市唐津市区間
道幅 3
道路設計 3
交通量 3
展望 2
という感じ、割とフツーの国道。あまりツーリング向きではない。
唐津寒すぎる
ここで大きな誤算が・・・
・・・寒い。
ガチで寒い。
予想以上の寒さだ・・・
冬型の気圧配置のせいか、群馬とたいして変わらない。どうやら唐津地方は日本海側気候になっているらしい。佐賀市と全く気温が違う。雨が冷たすぎる・・・
耐えられなくなり、バイパス沿いのまいづるスリーナインで休憩。地下駐車場あり。雨でも濡れないのでバイクの休憩には良い感じ。エスカレーターホールにベンチもあった。
とりあえず、一階にあるスーパーで弁当購入。ゆめタウンの惣菜がマズすぎたせいか、まぁまぁうまい。
適当に休憩して出発。
呼子の主張が強すぎる
唐津の規模は微妙。ザ地方都市といった感じ。関東で言うと木更津か富津みたいな雰囲気か。
気になったのは、道路の行き先掲示板がややわかりにくいこと。とにかく呼子か呼子大橋に誘導される。
「呼子こっち」的な看板だらけ。
そして、公共施設や商店の「唐津」「呼子」「鎮西」の使い分けが混在していて、現在地がどこなのか解らなくなる。
そんな中でも、ブレない「呼子こっち」看板。
千葉の勝浦や鴨川、神奈川の湘南や鎌倉に誘導しまくる雰囲気に似ている。どんだけ観光地なんだよ呼子・・・
俺は呼子ってここまで来て初めて知ったんだが。しっかし・・・モロ観光地っぽい雰囲気全開で実にビミョーだ・・・
九州はコレジャナイ感全開。なんか本当に房総半島みたいだなここ。道路もけっこう混んでいて走りにくい。福岡ナンバーがやたら多いし。
・・・などと考えながら進んでいくと、「七ツ釜」という観光スポットがあるらしい。行ってみた。
・・・到着。
・・・ガスっててなんにも見えない。海は茶色くにごり、駐車場わきには観光地感満載の売店が・・・九州っぽくないのでパス。
せっかくなので、呼子大橋を渡ってみる・・・例によって海が茶色く濁り汚い。
磯というか海藻が腐ったようなアノ香りが漂う・・・何度も言うが千葉の外房っぽい。
・・・で、とにかくイカ。イカ。イカ。イルカではなくイカ。なんだか良くわからんが、イカが有名らしい。しかし、軒並み2800円均一価格。
・・・なんなんだこれは。町ぐるみの談合か。
国道沿いにあった道の駅、桃山天下市というのに入ってみた。
・・・販売グッズが微妙すぎる。マジで千葉っぽい。
ここは佐賀より福岡からの方が近いから、関東で言うと房総半島とか三浦半島的なポジションなのかもしれない。
観光地化されすぎている場所は好みではない。寒すぎて暗くなったら耐えられないので、さっさと帰ろう。
ヒデシマライスを食らう
元来た国道を戻り・・・既に俺の拠点と化した佐賀市へ。
多久を超えたあたりから雨が止んできた。やはり、唐津は日本海側気候のようだ。天山が境界らしい。
佐賀に到着。ハラが減ったので、佐賀県民代表友人氏オススメの佐賀市が誇るソウルフード、ミール珈屋凪の「ヒデシマライス」を食べに行ってみた。
市役所近くにあるミール珈屋凪に到着。外見はフツーの昭和風喫茶店。悪く言えばボロい、良く言えば味があるという感じ。
寒さで消耗したパワーを補充するため、ヒデシマライス大盛を注文。(通常で大盛サイズなので超大盛)680円(くらいだった気が)。
このヒデシマライスというのは、端的に言えば、オムライスにカレーがかかっている商品。中身はカレーチャーハンぽかった。
俺が食ってみた感想
食ったことある味だけど食ったことない組み合わせ、即ち食ったことない味
そんな感じ。けっこうあっさり(俺比)しててウマい。バクバクイケる。
店員のおっちゃんの接客もいい。700円以下で腹いっぱい食えて普段使いには最適だと思う。
群馬で言うと、ラーメンともやのチャーハンか、ラーメンはしごやの定食的なポジションなのかなと。まぁ、はしご屋は地味に高いので行かないが。
その後、友人と2度目の佐賀ぽかぽか温泉に入りに行く。平日のせいかガラガラ。
これはイイ。どうやら佐賀も群馬と同じく、温泉は休日だけ激混み系。なので休日に行ってはイカン。
拠点(ダチ宅)に戻り就寝
つづく