東北&北海道バイクツーリング2018 8日目 岩手南部から秋田横断

2018年、関東から青森経由、北海道までバイクツーリングした記録。

8日目 晴れ

走行ルート
北上~横手~大仙~秋田~潟上~大潟

秋田県南秋田郡大潟村 南の池公園キャンプ場 泊

もくじ

  • 北上から横手、幹線の割に交通量少なめ
  • 横沢公園 見に行ってみた
  • 仙北北部広域農道 激速
  • 秋田港 すごえもん旨い
  • 秋田ポートタワーへ
  • 八郎潟南の池キャンプ場 けっこうバイク向け
  • 大潟村 温泉は良いけど・・・

akitaporttowerこの景色で有料だったの? 90年代スゴイよな・・・

ここ数日、台風のせいで足止めを食らっていた。ここらで少し距離を稼ぎたい。てことで、ツーリングルートを調査・・・広域農道を駆使して、八郎潟まで一気に行ってしまおう。

北上から横手、幹線の割に交通量少なめ

早朝撤収。県道225を西へ・・・和賀市街地から国道107を左折。このあたりから地名が北海道っぽく(ゲトーとかワカとか)なってきて、北東北の香りが漂う。

国道107北上市和賀から県道1の分岐までのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  3
展望良さ    5

ダム湖畔を走る、覆道区間も多いが展望はとても良い。けど、他は割とフツーの3桁国道風味。幹線の割には交通量が少ないけど、もうちょっと少なければ・・・という感じ。トラックが多めなのもマイナス。

県道1を超えると交通量増。県境付近はツーリングルート的には微妙なところ。

道の駅さんないで休憩。野菜が爆安。ゆでトウモロコシ2本250円で購入。朝飯にする・・・甘くて超ウメー。この道の駅はイイ。

先は長いので・・・ソッコー出発。横手市街地に入る前を右折(横手市街方面の看板あり)。線路越えたらすぐ右折。横手清陵学院の横から、みずほの里ロードを北上。

学校があるためか、トンネル&市街地周辺区間は40制限。まぁそれとは関係なく、バイクでぶっ飛ばすと滑って死ぬ系トンネルなので、注意して進む・・・

横沢公園 見に行ってみた

横手市街地を超えて直角右折。更にみずほの里ロードを北へ・・・

みずほの里ロード横手から大仙太田のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  4
展望良さ    3

前述のとおり、横手市街地近辺は微妙、でもその先は良好。ただ、交通量がそれなりにあり、右左折が多い。景色はまあまぁ。

クランク後の突き当りを左折。県道50を北上し、適当に左折。

野営可能だと噂の横沢公園を見に行ってみた。なおツーリングマップルには何も書いてない。誰向けなんだよこの本。

一面に広がる水田、点在する家&屋敷林。これが「秋田の村」だ。みたいな景観が広がる、交通量も少なくてイイ・・・フィーリングで公園に到着。

・・・予想以上にガチな公園だなー・・・北東角に自炊用スペースなどがあるけど、コレは地元民がイベント(芋煮)に使うための公共施設ではないのか・・・

旅人が使うのはどうかと思う。けどまぁ、秋田県民はそんなケチくさいこと言わないだろうから、寝るだけならアリかも。

ジャンル的にはキャンプ禁止ではない公園だと思われる。キャンプ場ではない雰囲気が、バリバリ出ていた。

近くにあるマックスバリュで休憩。ぼだっこ味という謎のおにぎりを購入・・・中身は塩鮭の塊・・・やたらとデカく(ベイシアの20倍は多い)米が旨い。さすが秋田。この辺、メシが旨い予感がする。

うーん、道路が混んでて体力を消耗してたら、横沢公園で泊まっても良いかな、と思ってたけど、秋田は予想以上に交通量が少ない。快適すぎる。

これなら八郎潟まで行けそうだな・・・

てことで、キャンプ場の利用方法を確認しとこう・・・大潟村役場に電話。メッチャいい人だった・・・そのまま申込完了。秋田県、イイね~。



仙北北部広域農道 激速

マックスバリュから鑓見内駅あたりを経由して国道105へ。左折。ガソリンスタンドを探す・・・北大曲駅のあたりで発見。給油。

フィーリングで走り・・・北にある橋を渡って、県道67から広域農道へ入る。

仙北北部広域農道の大仙から県道252までのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    4
道路設計良さ  5
交通量少なさ  4
展望良さ    4

意味不明。国道より遥かに整備されてる。超高規格農道。首都高より走りやすい。ビンビン走れるけど、突然交差点があったりするから、チョーシコイてると死ぬヤツ。そこはやはり農道。

県道252を右折、国道を経由して更に広域農道を進む・・・

仙北北部広域農道の国道46から県道62までのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    4
道路設計良さ  4
交通量少なさ  4
展望良さ    4

やや規格が落ちるものの、超走りやすい。横手から秋田まで、バイクなら高速要らないっしょ・・・

秋田港 すごえもん旨い

昼過ぎ、秋田市に到着。メシを食いたい。リサーチ・・・セリオン前のすごえもんに行ってみよう。

秋田中央インターの通りをそのまま駅方面に進むと・・・トンネルへ。けっこう長い・・・抜けると県庁前。そのまま国道7に出た。

超はえー・・・高崎にもコレ作ってくれよ頼むから・・・高崎駅東口に必要なのは、ペデストリアンデッキじゃなくて、東西地下トンネルだと思う・・・割とみんなそう思ってるハズ。

・・・などと、どうでも良い地元ネタを考えてたら秋田港に到着。秋田ベイパラダイスは、予想以上に建物がボロかった。2階へ・・・

昭和の観光ホテル併設のレストランのような雰囲気。観光客向けっぽそうだけど、客層はそうでもない。満席ではないけどソコソコ客は入ってる。配膳無しの先払い半セルフ方式を採用。海鮮丼を注文してみた、950円。

・・・食う・・・地味にマグロがうまい。このデカイ甘えび?、関東ではあんまり見ない。この店はイイ。ただ、刺身定食の方が良さそうな感じだった。また来たい。

下のローソンで休憩・・・このビル、テナントがかなり個性的。これぞ地方都市。

秋田ポートタワーへ

新日本海フェリーから秋田港入港時に見えるポートタワー。前から気になっていた。これは行かねばなるまい・・・

施設は道の駅と合体、道の駅のくせに駐車場の使い勝手がイマイチ。なぜ駐車場が海側で施設が陸側なのだろうか。フツー逆じゃね?

バイクを駐めて早速タワーへ・・・入場は無料。人は少ない。展望台は景色をゆっくり見るという性質上、無料のところの方が良いと思う。経験上、なぜか有料なほど混んでて、商売っ気が強くてウザいから。

東京だと六本木ヒルズとかサンシャインは有料だけど、都庁は無料。そして、都庁の方が断然空いてて快適にゆっくり見れる。でもまぁ実は東京近郊で一番良さげな展望台は、市川駅前のタワマン(一般可で無料)だったりする。もっと言えば景色が一番良いのは皇居周り(特に桜田門のアレ)なんだけど、一般公開されてるビルを俺は知らない。

・・・などと、どうでも良いことを考えつつ、ガラス張りのエレベーターはドンドン上昇・・・けっこう高いな・・・展望台到着・・・けっこう狭い。一周・・・まあまあかな・・・

ここの問題点は市街地から遠いこと。これなら山の斜面にある展望スポットと景色は大差ないかもしれない(直下は除くけど、駐車場と工場だらけ)。

この展望台のキモはエレベーターか。下から上まで景色が見えるというのはレア。イヤ、群馬県庁があったな・・・

まー、前から気になってたから、登れて満足。しかし、昔は有料だったらしい。正直なところ有料でコレは無いなぁ・・・と思う。

エレベーターを降りて、道の駅へ。野菜が安い。でも食堂はさっきの店のがイイかもしれない・・・ちょっと観光向けっぽい。

八郎潟南の池キャンプ場 けっこうバイク向け

タワーから下に見えた県道56を北へ進む・・・市街地を抜けると4車線の凄まじく長いストレートが現れた・・・誰もぶっ飛ばしておらず、取り締まりの予感。

まぁ、秋田県民の運転マナーが良いだけかもしれない。こんなの群馬か栃木にあったら200で走る輩が1日25人くらいは居るよな・・・。

そのまま、潟上市を沿岸からスルー・・・八郎潟南側にある船越水道の橋を超えるまでずっと4車線だった。このまま男鹿まで4車線っぽいな・・・さっきの地下道といい、広域農道といい、秋田の道路整備状況は良い

県道42を右折・・・雰囲気が北海道みたいだ。しばらく走って「県立大」のところを右折(してくださいと役場からアドバイスがあった)。右側に駐車場入口発見、到着。

駐車場は広大な砂利。湿地帯に盛土して作った半林間の公園。やや荒れ気味だが、芝は刈られてる。排水はよさそう。サイトは駐車場から奥に伸びるタイプでクルマの使い勝手は良くない。ただ、明確に線引されてるわけでもないから、バイクやチャリなら隣接して設営できるポイントは色々とあるだろう。

到着時、2つあるあずまやには先客がいた。その中間の100mくらい奥に入ったとこに設営。しかしあの先客、チャリなのに、長期滞在の香りが漂っている・・・チャリの機動性で連泊(散策拠点的な使い方)って成立するのか? 良くわからない・・・ヌシ?

大潟村 温泉は良いけど・・・

長距離移動でつかれた・・・やっぱ快適なのは一日100kmまでだよな・・・温泉に入ってさっさと寝よ。

てことでポルダー潟の湯へ・・・入浴料400円。めずらしい10円返却ロッカー。シャンプーソープあり。露天はないけどテラスあり。湯は黒いモール泉。温泉感が高く、ダルくなる系。

浸かる・・・・・・・・・うあー、超ダルくなったよ・・・ここの湯はイイ。休憩スペースも充実してる。ただ、注意書きが多く、輩出没の雰囲気があるのがマイナス。

街を徘徊・・・カントリーエレベーターがドカドカ有る村って、初めて見たかもしれない。市街地が極小の割には施設が揃ってるけど、スーパーが超高い。コインランドリーも無いし、食べ物屋など皆無。街はだいぶビミョーだった。歴史が浅いのでしょうがないけど・・・ちょっと旅人は滞在しにくい感じ。

キャンプ場に戻ってソッコー寝た・・・

メシ 1500円
ガソリン 600円
温泉 400円

合計 2500円

総合計 29000円

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