東北&北海道バイクツーリング2018 10日目 竜飛岬から青森市

2018年、関東から青森経由、北海道までバイクツーリングした記録。

10日目 曇りのち雨

走行ルート
小泊~竜飛~今別~外ヶ浜~蓬田~青森

青森県青森市 月見野森林公園キャンプ場 泊

もくじ

  • 竜泊ライン 日本国ツーリングルート第1位(俺基準)
  • 今別のスポットめぐり
  • よもぎ温泉 超ダルくなる系
  • 回転寿司あすか フツー
  • 月見野森林公園キャンプ場 極めてバイク向き

ryuhakuline本州末端はサイコーだった

竜泊ライン 日本国ツーリングルート第1位(俺基準)

朝、けっこう風が巻いてた。経験上、ダム系キャンプ場は風が巻くことが多い。そのせいで人が少ないのかも・・・まぁそれ以前にココは僻地すぎるんだろうけど。

16時~8時まで、見える範囲に誰一人として来なかったからね・・・動物の気配はイッパイしたけど・・・さすが本州最北端地帯。

一度集落へ戻り給油。国道339を龍飛岬へ向かう。てか、ツーリングマップル東北版、何でガソリンスタンド情報無いの? 最近は本州の過疎地の方が、北海道よりよほど無いんだけどな・・・東北版、ホントに謎。

などと考えながらバイクを走らせると・・・サイコーだった

竜泊ライン小泊から龍飛岬のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    5
道路設計良さ  4
交通量少なさ  5S
展望良さ    5S

サイコーすぎる。マジでやべぇ。朝のためか交通量は皆無。全区間約20km、バスとバイク合計2台のみ。半島かつ高木が無いため海が良く見える、高速コーナーから超低速ヘアピン区間までバリエーション豊富。概ね路面管理状態は良く走りやすい。終点に龍飛岬があって北海道が見えるという要素も◎。本州最強どころか日本最強のツーリングスポット。爽快感は宗谷丘陵を初めて超えた。バイク乗りはコケて死ぬ前に1回走っとくべき。

突然だけど、ここで、日本国バイクツーリングルートの俺ランキング(暫定、離島除く)

1位 国道339 竜泊ライン
2位 北海道道889 宗谷丘陵
3位 愛媛高知県道383 四国カルスト公園横断線

こんな感じ。

テンションアゲアゲで龍飛岬に到着・・・・凄まじい観光地が現れた・・・テンションが一気に下がる。

灯台のところを歩いて登る・・・思った以上に海峡は狭く。北海道がよく見える。しかし、ここにトンネル掘ろうと最初に言い出した人はスゲェ。

橋の方が良いんじゃないかと思うけど、そうすると国際海峡だから対策がメンドクサいんだろうか。あと、冬、死ぬな・・・

しかし、人が多い・・・さっきの交通量と全く合わない。全員、今別経由から来てるんだろう。なんだか混む予感しかしない。国道はパス。今別方面へ向かう。

県道281あじさいロードのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    4
道路設計良さ  3
交通量少なさ  5
展望良さ    4

山中のため海はほとんど見えない。交通量ほぼ皆無。龍飛から三厩駅まで、対向車は5台くらい。沿道には紫陽花が植わっている。潮の香、紫陽花の香、森の香。これが交互にやってくる。風を感じながら、小刻みに連続する中低速コーナーを軽く倒してクイクイ曲がると超楽しい。凄まじいまでのバイク向き道路。クルマで走っても超つまらないだろう。同乗者が酔うだけ。

・・・で、ツーリングマップル東北版は、なんでコレがおススメになっていないのか。謎を通り越して、理解不能。本を見ながら関東から東北まで走ってきた、イチバイクツーリング野郎としての意見を言わせてもらうと・・・

この本さ、バイクじゃなくてGT系オープンカー向けじゃね?

・・・というか、ドライブ系の別雑誌から情報を流用してる気配がする。特に東北南部。

まぁ、バイク乗りも色々居るので・・・コレは良い悪いの話ではない。書いた人の嗜好が、俺と全く合わないだけだ。

このシリーズで良い(合う)のは、北海道と四国だけという結論に到達。九州版と東北版は必要無かった。特に東北版は捨てても良いと本気で考えるほどイラナイ。

残りの地域版を買うことは無いだろう・・・特に関東は絶対に要らない。関東で必要なのは、紙の地図じゃなくて駐輪場の情報。2輪普及協会の駐輪場マップが一番使える。

てか、関東でバイクツーリングするとこなんて、県境付近以外ほぼ無い。そして、群馬栃木茨城北部のほとんどが東北版でカバーされちゃってるという事実。日光や沼田より南のツーリング情報なんて要る? 俺はイラナイよ・・・西側は中部買えば付いてくるよね・・・まぁイラナイけど。

今別のスポットめぐり

今別からの沿岸部もおススメになってるけど、もはや期待はゼロ。どう見ても漁村を連絡する生活道路にしか見えない(実際そうだった、右左折が多く危険、いいとこだけどバイクツーリングするには、ちとビミョー)。

キャンプ場などをチェックしながら適当に流してみた。

青函トンネル入り口

青函トンネルの入り口に駐車場と展望所?がある・・・けど、こんなの中山トンネルだろうが、大清水トンネルだろうが一緒だよな・・・山の中にトンネル入り口があるだけ。

重度のガチ鉄道マニア(でも微妙だと思うが)以外全く楽しめない。軽く観光地化されてて売店があるのはご愛敬。まぁ二度と行くことは無いかな・・・



眺海の森林ウッドパーク キャンプ場

バイパスから思ったより近い。アクセス道路も良く程よい距離。だけどサイトは林間の窪地の広場にあって展望ゼロ。おまけに一角が砕石置き場になってるという・・・。台風の避難場所としてなら使えるのか? いやしかし、水はけが悪そうだが・・・

鋳釜崎キャンプ場

ストリートビューで見た通り、遮蔽物のなさがヤバい。国道からサイトが近く五月蠅そうだし、なんか微妙。ファミキャン向けか? ガチ系テント意外は簡単に吹き飛ばされそうだが・・・

高野崎キャンプ場

さっきのところより国道から距離があり良好。なんといっても食堂が2軒あるから、食事には困らない。自炊道具をあまり持っていないチャリダー、ライダーには良い立地。

逆に、風は強いし市街地は超遠い。サイトも奥に伸びるタイプ。更に駐車場との間に柵がある。大量物資を搬入するタイプのキャンパーには間違いなく向かない。

お食事処 高野崎

キャンプ場の駐車場にある食堂へ入ってみよう・・・地元民ぽい客が居る、駐車場わきの店、お食事処 高野崎へ。ホタテ塩ラーメン注文。600円。

少し時間がかかる・・・きた。けっこう旨い。観光地にありがちなダルダル麺+化学(襟裳岬のアレとか)とは一線を画す、固めの麺にガチで無化学っぽい塩ブースト系スープ。それにボイルホタテとわかめやらの海藻がドバっと乗ってる。

これは海藻系ラーメンという表現が正しい。・・・のかは解らないけど、そういう感じ。なお、このわかめは隣に座ってるオッチャンが、さっき海で採ってきたヤツらしい。タケノコもたぶんこの中の誰かが採ってきたヤツだろう。おまけで店主のバーちゃんが朝釣ってきたという小型のサバ?の揚げ物が付いてきた。

このラーメンはオンリーワン。ダシの昆布もきっとその辺で誰かが採ってきたヤツに違いない。こんなの都会のラーメン屋には絶対にできねぇ。600円という超良心的価格設定もレジェンドの雰囲気が漂う。ラーメンジャンキーには満足感が非常に高い一杯。

ただ、たまーにラーメン食うようなフツーの人には、しょっぱいだけでイマイチかもね・・・これにグルエースでも大量投入したら一般向けになりそうだけど、それをやらないところに田舎の食堂感があって◎。

今度来たら、ここ泊まっていろいろ食いたい感じ。地味だけど使えそうな店だった。

よもぎ温泉 超ダルくなる系

今別から陸奥湾側の外ヶ浜へ・・・ほとんどバイパス化されていて快走。ただし交通量はそれなり。南下するにつれてだんだん増える。下北半島を見ながらマッタリ走行・・・

蟹田から山側のバイパスに入ると・・・高速並みの道路が現れた。車線は北海道並みに広い。軽なら余裕で2台並走可能(たぶん本線3.5m+路肩2m以上)。高崎環状線(の問屋町)より広いかもしれない。ただ、交通量はソコソコ多く、見える範囲は常にクルマが居る状態・・・少し走って左折、温泉に到着。

入浴料は350円。シャンプーソープ無。ロッカーなし。銭湯スタイル。湯は塩っ辛いだけで特徴あまりなし。褐色の源泉浴槽が一か所あり。メイン浴槽は薄めてる?

上がったら、超ダルい・・・この温泉は見た目に反して強烈。長湯はヤバい。

回転寿司あすか フツー

そのままバイパスを走り青森市へ・・・だんだん交通量が増える。新幹線と並走するあたりから本格的に混雑、良くある地方都市郊外の雰囲気に・・・

新青森駅のあたりで国道7を左折。給油後、少し走ったバイパス沿いにある、回転寿司あすかに入ってみた。

ランチセットがお得でアツいらしい。けど、無視。適当に注文。300円前後が多めとやや高い。ネタはまぁまぁ。職人握りタッチパネルは謎、だけどもう慣れた。

・・・うーんこの店、イマイチではないけど、割とフツー。ネタがデカイわけでも無いし、珍しいネタがあるわけでもないし・・・もし仮に、目黒のアトレにある活とコレが並んでいたら、俺は間違いなく活に入っちゃうね・・・地方都市で2貫300円は高すぎるよな・・・

たぶんコレが本州最後の回転寿司だと思うから、今回のおさらい。俺のお気に入り順は

1位 寿司勘 佐沼
2位 一心 新発田
3位 栄助 新庄
4位 あすか 青森

の順かな。函太郎は論外。

月見野森林公園キャンプ場 極めてバイク向き

国道7からの国道4で市街地を横断・・・青森の中心部はけっこう栄えてる・・・けど街が小さい。すぐ郊外になる。北関東比だと高崎以上宇都宮未満くらいか。

市民体育館の先あたりを右折・・・フィーリングで走る・・・そのまま真っすぐ進み、山中へ。霊園のとこ右折・・・なんだか前の車もキャンプ場くせーな・・・新潟ナンバーだしな・・・

入り口で案内看板を見てたら・・・新潟ナンバーがキャンプ場の位置を教えてくれた。やっぱキャンパーだよ・・・ヌシっぽいなーこのオッサン・・・

案内板から数百メートル走ると到着。サイトは半林間。全体的に若干の傾斜あり。バイクは乗り入れ可。クルマは不可(駐車場超遠い)。広さはまぁまぁ。10組なら広々使える。20組なら許容。30組居たらヤダな。的な広さ。

この条件、全くファミキャン向けではない。さっきの新潟のオッサンも沈没感ハンパナイ(イイ人そうではあった)し、完全に住んでるよな・・・的なテントが他にも何個かある(この人らも危険人物感は無かったが)。

この雰囲気、ファミリーにはまず不可能。ここまでファミキャン向けではないキャンプ場は初めて見た。しかし、市街地は近いし、バイクには天国。

バイク+キャンプスタイルで青森市に来たら、とりあえずココで間違いない。ハイシーズン中は厳しいかもしれないが・・・8月末の平日で5組程度(ヌシ含め)だから、ソロテントなら何ら問題ないと思う(寝るだけだし)。

などと考えながら設営・・・。疲れたから寝よ・・・16時ころ管理人さんが巡回にやってきて起きる。その場で利用申請完了。超良い人だ。ココは使い勝手が良い。

夕方、市街地のマエダまで買い物へ行く・・・マエダは安い。すじこのおにぎりなどを購入、具が多くて◎。Kyashリアルカードがなぜか使えなかったが・・・

キャンプ場に戻って本格的に就寝・・・深夜から割と激しい雨が降ってきたけど無視・・・この中華テント意外に防水性能高いな・・・

ガソリン 1150円
メシ 1500円
風呂 350円

合計 3000円

総合計 34500円

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