東北&北海道バイクツーリング2018 11日目 八甲田山~小川原湖

2018年、関東から青森経由、北海道までバイクツーリングした記録。

11日目 雨のち曇り

走行ルート
青森~八甲田山~七戸~東北~小川原湖

青森県上北郡東北町 わかさぎ公園浜台キャンプ場 泊

もくじ

  • 青森から北海道へ渡るフェリーの比較検討
  • 八甲田山 イマイチ
  • 東北町 サイコー
  • 東北温泉 良い

lake-ogawara無料では本州最強スペックかも
(なおデイキャンは厳しめ)

青森から北海道へ渡るフェリーの比較検討

青森市内は朝から雨・・・止む気配なし・・・テントに籠ってひたすら情報収集・・・北海道行きのフェリーについて比較検討してみた。

条件
250ccバイク
乗船予定日は遅くとも9月1日
等級は最安

選択肢は4つある。

青函フェリー 青森港⇔函館港

所要時間 4時間
片道運賃 5000円
8便/日(約3時間おき)
バイク割引なし

津軽海峡フェリー 青森港⇔函館港

所要時間 3時間40分
片道運賃 6100円
8便/日(約3時間おき)
ネット予約10%引き



津軽海峡フェリー 大間港⇔函館港

所要時間 90分
片道運賃 4310円
2便/日 7時発と14時発
ネット予約10%引き

シルバーフェリー 八戸港⇔苫小牧港

所要時間 8時間
片道運賃 12000円
4便/日 朝、昼、夕、夜発
ネット予約10%引き

金額だけ見たら大間

だけど、大間は出港時刻がツーリングには微妙。前泊が前提の朝7時発しか選べない。もし乗れなかったら、もう1泊追加が確定。

青森発の青函フェリーとの差は約1100円、これを埋めるメリットがあるのか・・・というと、ビミョーだろう。青森港から大間港は遠すぎる(最短ルートでも約150km)。

そして、到着地は同じ函館。室蘭に着くなら考えるんだけど・・・下北半島を巡ってからの函館着、そこから渡島半島巡って・・・とやると、どうなるだろうか・・・一応考えてみよう。

8/30 小川原湖畔 泊
8/31 むつ 泊
9/1 大間 泊
9/2 江差 泊
9/3 寿都か泊 泊
9/4 壮瞥 泊
9/5 安平か江別 泊 ※
9/6~道東方面へツーリング開始

・・・いや、これでは道北に行く余裕が無くなる・・・

台風で足止め食らって、予定がだいぶ押してるからボツ。※ボツで大正解。

青森発は所要時間4時間がビミョー

これで寝るのは無理だ。かと言って短いわけでもない。函館でホテル泊前提のプランなら良いけど、キャンプツーリングスタイルだと7時発、8時発、10時発、この3つしか選べない。

そして別の問題点、函館から苫小牧までツーリングして楽しいか? てこと。

長万部あたりから東はバイクで走っても全く楽しくないのは明らかになっている。

激混みの観光地をクソ運転するレンタカーと一緒に走り、観光地価格のメシや混雑してる温泉に入る時間など過ごしたくない。マジで時間の無駄。

さらに、小樽札幌苫小牧あたりも割とどうでもいい(青森より遥かに大都会)。さっさと空知か十勝まで行ってしまいたい。しかし、函館から空知/十勝まで1日で行くのは無理だ。

特に、朝フェリーに乗って昼に函館着では、厳しい。内浦湾沿いの最短ルート(クソつまらないトラック街道の予感がする)を走っても、徳舜瞥山麓、いや・・・アルトリ岬あたりが限度だろう。

洞爺湖周辺はスーパー観光地だから物価が高く、メシがまずい。何もかも混んでるからガチで行きたくない。それらを避けて日本海側を走ると、島牧か寿都あたりが限度。

そして次の日、一気に空知/十勝まで行くのは、かなりキツイ。そんな弾丸ツーリングして楽しいか? 俺は楽しくない。

小川原湖とか八戸にも行きたいし・・・弾丸しなければ、結局同じような日程になっちゃうよな・・・てことで、同じく道北へ行く余裕が無くなるからボツ。

八戸発は寝れる予感

残ったのは八戸。所要時間が8時間あるから、寝れる可能性がある。苫小牧着ならバッチリ土地勘あるのもデカイ。

消去法になるけど、コレで行ってみよう。問題は、どの便に乗るか・・・

朝と昼の便は、夕方と夜に到着になる。これではキャンプ場へ行くのは厳しいし、時間効率も悪い。

残ったのは、17時30分発か22時発。特に土曜の22時発がベスト。土曜は寝床の確保が難しいから、ショートカット&寝れる事に、5000円以上の価値はある・・・のではないか。朝6時から走れば十勝なんて余裕で行けるし(安平、厚真より東は交通量が激減する)。

・・・ただ、絶対に混むよな・・・同じこと考えてるヤツは多いだろう。

早速予約サイトへ・・・やっぱりそうだよ・・・22時発は予想以上に激混み。寝台系は全種満席。バイクが積めるかすら怪しい。2等の雑魚寝は激混みだと厳しい。

・・・てことで、一本前の17時半八戸発、1時半苫小牧着の便を予約。バイク込10800円也。

まー、苫小牧は深夜でもどうにかなるでしょ。24時間チェーンでメシ食ってから、トライアルでもプラついて、苫東厚真発電所のあたりの海岸線でマッタリしつつ、道の駅むかわ行って、椅子にでも座ってりゃ、空が白んでくるだろ・・・

八甲田山 イマイチ

昼過ぎ。雨が弱まってきた。適当に出発・・・するも出口で立ちゴケかまし、フロントフォークの並行度がガシャガシャになる。

しゃーないのでコンビニでフォーク周りを緩めて調整・・・調整完了後、県道40を登る。

・・・が、交通量多い。完全に青森市⇔三八の主要ルートと化してる。道路も狭く、古い規格で作られていて、全然楽しくない。

この情報ツーリングマップルに欲しかったよなぁ・・・マジで東北版つかえねー。何度も言うけど、捨てようかなこの本

八甲田山麓の牧場地帯付近は少し解放感があるけど、対向車が多すぎて無理。こんなに商用車が多い山道は初めて見たかもしれない。

国道394の交差点を左折すると・・・一気に交通量が減った。けど、元々多いためか皆無というほどでも無く・・・道路も良いというわけでもなく・・・唐突に急コーナーがあったりと景色を見てる余裕は少なめ。

・・・全体的に危険度が高い。初心者がチョーシブッコいて走ったら、事故る確率はかなり高いだろうなー・・・八甲田山はイマイチすぎた。たぶんもう行かない。

東北町 サイコー

七戸手前から町営スキー場の方へ左折、広域農道へ。

この農道、あまり高規格ではなく、割とフツーの農道。フィーリングとナビを駆使・・・乙供市街地北部から東に抜けたけど、国道走った方が速かったかも。

東北町に入ると、キャンプ場の案内板が出てた。案内通りに進む・・・けっこう市街地から遠い。

15分くらい走ると・・・わかさぎ公園浜台キャンプ場に到着。

こ・・・これは。超広いぞ・・・しかも超キレイだ。本当に無料なのか・・・

管理人さん発見・・・いろいろと話を聞く。

  • 真ん中の芝生は設営禁止
  • 周辺の林間がキャンプサイト、乗り入れ可
  • 湖畔側もテントサイト、こっちは乗り入れ不可(脱出できなくなるからぽい)
  • 数百メートル離れたところにもう一つ湖畔のオートサイトがあり、そこに張ってもオッケー
  • 水道は飲用可能
  • 遊泳可能期間のため湖での遊泳可
  • 禁漁期間じゃないから、区域内ならシジミ捕り放題(ただし漁具禁止)
  • で、無料。現地で当日申請すればオッケー

なんじゃそりゃ。すげーな東北町。本州最強の無料キャンプ場は、ここ東北町にあった。

こんなん南関東なら一泊4000円+シジミ持ち帰りキロ200円+駐車2000円だろな。そんくらいのクオリティ。

青森(上北)はサイコー。太平洋側から北上して来たら、今朝の森林公園に泊まる意味ねーわ・・・絶対こっち泊まった方がいい。

たとえ翌日に青森港行きでもこっちだ。森林公園から港方面の市街地は混みすぎ&信号が多すぎる。朝に30分ではおそらく厳しい。ヘタしたら平内あたりから港と、たいして時間は変わらないかも・・・。

東北温泉 良い

少し休憩したのち、街へ。上北町のユニバースと東北町のマエダに行ってみた。ユニバースの方が良いもん売ってる気がする。安いのはマエダだけど・・・。群馬で言うと、マエダがベイシアで、ユニバースがとりせん的な感じか。まぁつまり、その程度の違い。

マエダから市街地を超えて、川の反対側にある東北温泉へ向かう。駐車場は狭め(田舎では)。

300円。完全銭湯スタイル。100円返却ロッカーがあるけど数が少ない。基本籠スタイル。シャンプーソープ無。シャワー壁固定式。湯が真っ黒で超濃い。狭いけど露天とサウナ、他浴槽もあり。露天の雰囲気から老舗感(ボロい)が出ている。成分が濃すぎて床が超滑る、注意。

超イイ~よココ。モール泉らしい。けどモール泉て定義が良くわからん。まぁどうでもいい。温まれば良し。

素晴らしい温泉だった。これで休憩室と露天がもう少し良ければ最強だった・・・

キャンプ場に戻るもチャリダー1人のみ。広大な敷地に2人。初心者にこの広大さは逆に厳しいかもしれない。静かに寝るにはサイコーだけど。

メシ 1000円
風呂 300円
ガソリン 200円

合計 1500円

総合計 36000円

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