4GLTEのスマホ(URBANO L01)を使いはじめて、約2年を迎えたある日。
そろそろ機種変だなー、と考えていた矢先、以前から狙っていたガラホ(GRATINA 4G KYF31)が、イマドキめずらしい機種変更実質0円に。
これは機種変するしかない!
てことで、格安SIM+ガラホの2台体制に移行。
気づいたことをいろいろとメモっておいた。
※数か月後、ダブル定額Zに変更。更に安くなる。
もくじ
- 旧契約の概要
- 新契約の概要
- 旧契約と比較したメリットとデメリット
- デメリット攻略方法(主に通信遮断)
- 問題点や注意点
- まとめ
旧契約の概要
- URBANO L01 (au 4GLTE機種)
- カケホ 2916円(通話無制限)
- データ定額2 3780円(通信容量2GB)
- LTE NET 324円
- 毎月割 -1296円
- 分割金なし(当時、一括0円だったと記憶)
5724円/月(25か月目からは7020円)
※誰でも割適用。ユニバーサルサービス料は除外。
2GBというのは、絶妙な通信量だと思う。自宅などならWiFiが利用できるためゲームをしなければ問題ない。しかし、旅行や出張で長期に家を空けると、テザリングを使う頻度が高くなるから簡単に超過してしまう。
データ定額3ならだいぶ違うのだろうけど、毎月上限になるワケでもない。ぶっちゃけ128kbpsになってもメールとかテキストベースのWebブラウジングなら全く問題ないんだよな・・・だから、データ定額3は無駄が多い(あくまで俺の場合)。
最もイタイのは、データ定額2には繰り越しが無いところだ。
新契約の概要
1台目
- GRATINA 4G KYF31(au 4GLTE VoLTE ガラホ)
- カケホ 2376円(通話無制限)
- ダブル定額VK 540円~4536円(10メガバイトまで540円)
- LTE NET 324円
- 毎月割 -1050円(36カ月)
2190円(通信量10メガバイト以下の場合)
2台目
- URBANO L01 (au 4GLTE 旧端末流用)
- UQモバイルデータ高速プラン 1058円(3GB以降は200Kbps)
2台の合計 3248円/月
(2190円+1058円)
※誰でも割適用。ユニバーサルサービス料は除外。機種変更手数料3240円。UQ mobileのSIM代3240円。本体代金は一括支払い35800円(2年間でたまった2000ポイントを使う)
-2476円/月(-3772円/月)
ただし、ガラホの通信量を10MB以下に抑えた場合に限る(抑え方などは後述)
旧契約と比較したメリットとデメリット
利用して感じたこと。
メリット
- 最大通信量が1ギガバイト多い(約1.5倍)
- 超過後の速度が72kbps速い(約1.5倍)
- 電話と通信が分散されるため、電池の持ちが良い(ただしスマホ側はあまり変わらない印象)
- 通話音質が良い(対ボルテに限る)
- 旧契約継続(又はボルテスマホに機種変)より 3772円/月 以上安い(ボルテスマホが実質0円で入手できた場合、ただし2016年6月現在0円機種は存在しない)
- 事実上キャリア縛りがなくなる(ガラホを機種変することは、もうボルテ廃止まで無いだろうなー、と)
など
デメリット
- 2台持ち歩く必要あり
- ガラホの通信量が10メガバイトを超えると高額請求
- キャリアメールの使い勝手が変わる(フリック入力不可)
- 今後UQ社の通信品質がどうなるのかは未知数
など。デメリットは少なめ。また、いろいろな方法で低減できる。
デメリット攻略方法(主に通信遮断)
バックグラウンド通信の遮断
ガラホのモバイル通信遮断機能と、UQmobileSIMを挿したスマホのテザリング機能+ガラホのWiFi機能を利用することにより容易に実現可能。
やりかたは、ガラホの設定メニュー、設定→無線・ネットワーク→データ使用料→モバイルデータをOFF
これで、バックグラウンドを含む全モバイル通信を遮断できるとのこと(auに確認済)。
スゴイのは、この状態でも電話の着信、キャリアメールの着信通知(受信は不可)はしっかりと可能になっているところだ。メール着信後、スマホのテザリングをオンにしてガラホのWiFiで受信してもいいし、スマホからWebメールにアクセスして確認しても良い。
スマホで返信してしまえば、文字入力速度の問題も無くなる(ややめんどくさいが)。
2台もちについて
これは、個人の感覚によるところが大きいが・・・そもそも論的な感じだけど、最近のスマホは高性能化のためか、電池の持ちが悪い。だから追加バッテリーを持ち歩いている人が多い。
バッテリーを持ち歩くのだったら、もう2台だろうが3台だろうが、あまり変わらないのではないかと・・・
ちなみに、GRATINA 4Gは着信が少なければ4日以上は持ちそう。2年落ちのURBANOは最大でも40時間くらいだが・・・
その他の問題点や注意点
- スマホに保存した旧キャリアメールが読めなくなる→機種変前にバックアップした方が良い(別に消えても良いと思うけど)
- 電話帳のコピーがめんどい→機種変時にショップ専用マシンでやると楽
- 機種変の場合、データ定額2の料金は日割り加算される
- UQの電波が過疎地でやや不安定になる。都市部なら問題ないようだが、電波の無い地域の境界付近ではauガラホより不安定になっていた。2台がほぼ同じ位置にあるからかもしれない(通信制御に優先順位があるのか?)。
- UQのウェブサイトが解りづらい、my UQ と my UQ mobile の違いに気付くのに小一時間かかったとゆー・・・
まーそんな感じで、デメリットはほぼ無い。
まとめ
3772円/月の節約はデカイ。年間だと45264円、3年ではナント13万円以上も違う。
ガラホメーカーの本体保証期間の1年もてば、本体代金+格安SIM代金+手数料を余裕で回収できる。もしURBANO L01が壊れてもau4GLTE端末なんて1万円くらい出せばいくらでも中古が買えるし、3万円も出せばSIMフリースマホが新品で手に入るから問題ナシ。
UQのデータ高速プランは縛りが無いため、他の格安SIMへ簡単に移行できるから、自由度も高い。
・・・ということで、なんだかauの通信料金設定はオカシイのではないかと思った。au系格安SIMとの料金差がありすぎ。そのうちデータ定額2が1680円くらいになりそうな予感。まーそうしたらUQは解約すればOK。全く問題なし。
このまましばらく様子を見て、1年くらい経ったらスマホはドコモ系SIM+HUAWEIかASUSあたりの端末にでも変えてみたいと思う。