1TBのSSD購入&所感 SUNEAST SE90025ST-01TB ~やはりHDD買うのは前回が最後だった

前回、PC用ストレージを強化してから2年半・・・

もうHDD買うの最後かもなぁ・・・ ~WD40EZRZ-RT2がメチャ良かった話~

この夏の猛暑に耐えられなかったのか、作業用PCのアプリ格納用HDD(Dドライブ 1TB)が逝った。

てことでHDDの買い替えを検討。

もくじ

  • WD40EZRZ-RT2(CMR方式) 廃番になる
  • SUNEAST(旭東エレクトロニクス)製という謎
  • パッケージは良好、製品外観はフツー、速度はもう頭打ち
  • まとめ

SE90025ST-01TB予想以上に保証が長い(5年)

WD40EZRZ-RT2(CMR方式) 廃番になる

現在HDDにはSMR方式とCMR方式がある。

この違いを超ざっくり乱暴に言うと、SMRはライトの最小単位がデカく、CMRは小さい。つまりSMR方式は小ファイルの連続書き換えにめちゃめちゃ弱い。

だから、作業用PCのテンポラリ的なHDDの場合、SMR方式を買ってはいけない(特にOS起動用、もはやそんなヤツ居ないと思うが)。

SMRは、そこそこデータが埋まってくると、ランダムライトがくそ遅くなる(体感値、さっきの過去記事参照)。小ファイル用に専用領域があるのか、最初はそうでもない点に闇を感じる。

てことで俺的には、SMRは大容量バックアップ目的とか録画みたいな用途にしか向かない。という判定。

作業用途が少しでもあるならCMR方式しか選択肢は無い

・・・のだが、CMR方式のEZRZシリーズは、2021年4月頃に販売終了した模様。

CMRは、REDのEFZXシリーズ以上しか無いようだ。けど、あんなもん高すぎて買いたくない。2TBで1万円だったら、もうSSDで良くね感しか無かった。

ということでSSDを物色・・・したら、1TBで7980円、2TBで15950円のモデルを発見。

SUNEAST(旭東エレクトロニクス)製という謎

のSSD。Yahooショッピングの自社ショップで売ってる。

Yahooショッピング→SUNEAST SSD 2TBモデル

このアイテム、旭東ってどこだよ感しか無い(加賀電子の子会社の旭東電気は倒産したはず)。

確かに数年前から流通してるのは認識してたけど、その割には検索してもたいした情報は出ない。

つーことで、軽く独自調査した。結果は以下のとおり(ほぼ予想)。

秋葉原系商社の旭東トレーディング(湯島寄りの外神田にある、現在はLexerとPatriot Memoryの代理店な模様)がたぶん元会社。事業拡大のために2017年頃に旭東エレクトロニクスを設立したっぽい。Lexerは過去、マイクロンに買われたりしたが、現在は中国のLongsys傘下。この辺のチップを使ってるのかと思いきや、載ってるコントローラーはMaxio Technology製で、MaxioはLongsysと取引してない雰囲気。そして公式からの使用メモリチップに言及は無い、謎。

この程度でネット調査の限界に到達。

まぁこんな事は末端消費者にはどうでも良いことだ。それなりに動いてくれて故障時に対応してくればオッケー。

その点から見たら、会社ロゴとか公式サイトにやる気が感じられるのは好感触。札の辻の森トラスト系ビルにオフィスを構えるあたりもシブくて良し(地雷会社は新宿渋谷池袋横浜+裏路地の謎ビルコンボが大好きな傾向アリ)。

また、ネット上では一部に、見当違いなディスリ書き込みがあった(工作員か?)が、それ意外には特に目立った不具合報告は無く、品質は割と期待できるげ。

つーことで、俺ジャッジではアリ判定。試す感じで、1TBモデルを購入してみた。という話。



Paypay残高を処分

支払い総額は7200円(YahooのクーポンとPaypay残高処分)。この前のSFRチェーンで付いたポイントを処分するのに困ってたから丁度良かった。

なおPaypayは、リアル店舗+アプリだと、一般クレカ+ポイントの合算決済不可能だが、Yahooショッピングなら可能という謎仕様。これが未だに健在。

過去記事 一年ぶりにPayPay使おうとしたけど やっぱり使えなかったを参照(ちなみに、Kyashは完全に終わった)。

こういうワケワカラン制限が満載だからソフバンは微妙(Paypay祭りの「1等最大」の書き方、極みくそ酷い)。

だから俺は楽天派、つーかamazon派。しかし最近amazon微妙(円安とコンテナ不足の影響をモロに食らってると思われる)。

amazon店、現在の在庫と価格はこんな感じ

発注後、公式ストアの発送はクソ速かった。深夜発注の次の日(40時間後くらい)にヤマトで到着。マジでもう秋葉原イラネ・・・

パッケージは良好、製品外観はフツー、速度はもう頭打ち

SSD買うの、これで15個目くらいかなー・・・

的な観点から見て、パッケージの出来はシンプルながら、かなり良い。やる気を感じる。

だが、製品外観はフツー。表面はロゴがイイカンジに見えるけどガチなプラスチック。そして裏にベッタリ白地のシール。アップル信者には耐えられないクオリティだが、そんなもん関係ない派の俺には問題なし。

SATAケーブルと電源繋いでオン。普通に認識(もはや当たり前)。WIN10純正の管理ツールでGPTパーティション作ってフォーマットして準備完了。

速度はこんな感じ。

SE90025ST-01TB

ランダムライトが、ネット民たちの報告よりやや遅い感じがするけど、問題ない範囲(ケーブルとかマザボの関係だろ、たぶん)。

もはやSATA3の速度は飽和しており、退避用に仮接続したHynix製240GBのSSD(確か6年前くらいに買った)との速度差はほとんどない。

完全に壊れる前に退避したデータ約200GB(と言っても、割とどうでも良いヤツ、ゲームやアプリの本体とかBluestacksとか仮想マシンとか・・・消すとアップデートの通信してウザイ系)をコピーしたらこんな感じになった。

200GB-Copy

まとめ

旭東エレクトロニクス、普通にアリ。問題なし。

一応、挙動を見た感想・・・

  • 最初は500MB/s程度出る
  • 数GB書き込むと200MB/s程度に落ちる
  • 発熱は少ない

この製品はDRAMキャッシュレス仕様(HMB)なので、キャッシュが許容レベルを超えると急に速度が低下するのは想定内。ずっと見てたわけでは無いから何とも言えないが、2段でくる模様(SLCバッファ枯渇→メインメモリ飽和)。

ただこんなもん、格安フラッシュメモリ的にありがちな挙動なので・・・問題なし。これは不具合ではない(と俺は認識)。

むしろ数GBまで耐えれば優秀。てか通常使用でそんなシーン無いし、そういう用途(バックアップ)は最初に書いた通りSMRのHDD買うべき

というか、ガチならデータセンター(クラウドストレージ)借りるべき。

PCは5年でゴミになる

残るは耐久性だけど、保証が5年あるからどうでも良い。この価格下落ペースだと、5年後には4TBが1万円程度になってると思われる。

実際に5年前の7000円帯って、せいぜい256GBくらいだったから・・・進化早すぎだよPC業界。まじ5年でゴミになる

先日、「長く使いたいので超ハイスペック買うんダー!」

みたいな事、言ってたヤツ居たけど、ぶっちゃけソレ無駄だよ。

5年も使えねーから・・・どうせまた買うハメになるよ。長くは使えんよ。PCは必要な時に必要なだけ買うしか無いんだよ・・・

つまり、ダメになったら買う。必要になったら買う。

あとは、買いたければ買う(買いたい時が買い時説)。

それしかない(まー、クルマやバイクもそうだが、てか世の中のアイテム大半はそうだが)。

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