NTTフレッツ光を格安SIM(テザリング)へ置換するのはアリ

先日書いた件、

固定通信回線(フレッツ光)を解約して格安SIMに転換できないか検討してみる

を実行すべく、モバイルの契約を、UQmobileのデータ無制限プランに変更してみた。

テザリング環境を使って、どこまで実用可能なのか?

試してみた記録。

もくじ

  • 利用環境
  • UQmobileはバースト転送する
  • 非動画サイトはブラウザが重要
  • 動画は配信元による差が大きい
  • フレッツ光、もはや不要

※コンテンツのデータ圧縮率は年々向上している。2020年代初頭には500Kbpsで720pの動画も見れるようになってる・・・かもしれない。

利用環境

  • スマホ URBANO L01
  • SIM UQmobileデータ無制限プラン(最大500kbps)
  • 作業PC 自作windows10(PentiumG4400+メモリ8GB)
  • 速度計測 TCPMonitorPlus
  • ブラウザ EDGE(40.15063.0.0)、Firefox(54.0.1)、Chrome(59.0.3071.115)、Vivaldi(1.10.867.42)

UQmobileはバースト転送する

データ無制限プランは公式によると500Kbps(約62KB/秒)。

でもなぜか、最初の2秒程度は1000Kbps(約125KB/秒)近く出てる。軽めのWEBサイト(300KB~600KB)なら10秒以内に表示可能。

体感的には初期のADSLより早い

これは、予想以上に問題ないな・・・この時点で、フレッツ光廃止の可能性が俺の中で90%超えた。

2017/8/1追記
後日、URBANO L01→Zenfone Go へ手動機種変更したら全くバースト転送しなくなった。しかし、実効速度、使用感共にZenfone Goの方が明らかに速い。もしかすると、バースト転送有効化は機種依存の機能なのかも。というより、一部の古い機種による通信制御の関係(初期応答速度の遅延)から、初期数秒間のバッファ分が一気に転送されているのに過ぎない可能性もある。

非動画サイトはブラウザが重要

前回の検討(200kbps)では、動画サイト以外の中で最も重かったアマゾン。

500kbps環境で比較してみた。



計測方法

アマゾントップページを読み込み
→ログオフしてゲストになる
→キャッシュクリア
→リロード
→左上のメニュー「カテゴリー」にカーソルを乗せる

メニュー操作が可能になる時間を各ブラウザで計測する。

  • EDGE(40.15063.0.0) 約25秒
  • Firefox(54.0.1) 約15秒
  • Chrome(59.0.3071.115) 約15秒
  • Vivaldi(1.10.867.42) 約15秒
  • Vivaldi画像読込なしモード 約5秒

EDGEだけメチャ遅い。ある程度全体を読込まないとマトモに表示できない独自仕様(レンダリングエンジン)に原因がありそう。

EDGEはGoogleやアップルのサイトで問題が起きやすいし・・・イマイチ感が満載。MSを終焉に導いている原因はEDGEのせいでは・・・

横並びの3つの中ではVivildiが最も早い・・・あくまで体感で。

通常ブラウジングのまとめ

重いサイト以外なら、フレッツ光とほとんど変わらない。画像が多い時、非表示に切り替えられるVivildiの適合性が高い。

動画は配信元による差が大きい

圧縮方式や、サーバースペック、物理的な距離などの原因がありそうだが、真相は不明(皆非公開)。

Youtube

十分視聴可能(EDGE以外)。

遷移に時間がかかるものの、最初の読み込みが終わってしまえば余裕。240pでも動画によってはいける。

240pなら画質もそこそこ、ブラウン管時代のテレビより遥かにマシ。だいたいyoutubeなんてヒマつぶしなんだから画質なんて低くてOKなんだよ。何ら問題ない。

Yahooニュース

ギリギリ不可能。画質調整できない仕様がイタイ。

GYAO

厳しい。サイト内の遷移が困難。本当にギリギリ不可能な感じ。

AbemaTV

ギリギリ可能。サイト内の遷移がやや厳しいものの、解像度の低い古い番組(アニメなど)なら余裕。

フレッツ光、もはや不要

高画質の動画を見なければ、何の問題も無い。

てことで、俺はもう解約する。さらばNTT。

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