2018年四国&九州バイクツーリングの記録
8日目 曇り
走行ルート
伊方~三崎~佐賀関~臼杵~津久見~佐伯~延岡~美郷
宮崎県東臼杵郡美郷町 板ヶ原オートキャンプ場 泊
四国が遠ざかってゆく・・・
もくじ
- イギリス人スゲェ
- 佐田岬ツーリング
- 四国ツーリング終了
- 九州ツーリング開始
- 佐伯回転寿司◯ルマン微妙すぎた
- 大分沿岸部はツーリングに向かない
- 宮崎へツーリング
- 板ヶ原オートキャンプ場は終了
イギリス人スゲェ
朝、鳥のさえずりと船のエンジン音で起きる。ここはやっぱり安眠度が高い。トイレがあれば最高なんだが・・・。
撤収作業完了後、外人男女にあいさつ。色々話を聞いてみると・・・
イギリスからウクライナロシアカザフスタンウズベキスタンアフガニスタンからの中国ラオスタイマレーシア経由インドネシアへ。インドネシアで長期滞在して、韓国から福岡経由で日本上陸。佐賀関から昨日フェリーで四国に来た。と。
チャリで。
この女デキル・・・久しぶりにワールドクラスのスゲェ女を見た。
なお、このあと新潟?~ウラジオストク経由のシベリア鉄道でイギリスまで帰るとのこと。
実は、著名人なんじゃないの? 今まで俺が会った中で、トップクラスのチャリダー。いや、これ以上のチャリダーは果たして世界に何人存在するのだろうか?
凄まじい行動力&教養。この女が1000人居たら地球を平和にできるだろう。間違いない。
have a nice trip
的な感じで出発。
ここからだと、八幡浜に戻ってフェリーに乗るメリットは全く無い。三崎港の国道九四フェリー乗り場へ向かう。
佐田岬ツーリング
佐田岬メロディ―ラインを西へ走る・・・交通量が多い。3年前こんなに多かったかな?
ほとんど全線ハミ禁になってるし。こんなにハミ禁区間長くなかったような・・・ちょっとツーリングには微妙になったかも。
須加公園ビミョー
須加公園のキャンプ場を見に行ってみよう。道の駅 瀬戸農業公園で地図を確認。ここから降りるようだ。
1.5車線の峠道を下りる。けっこう対向車が来るなー・・・漁港到着。湾沿いの超狭い道路を半周すると須加公園発見。
砂嘴っぽいところから先は乗り入れ禁止。駐車場からサイトは200~300mはある。ちょっとこれは無いな・・・ということで、奥まで行かずに帰る。
チャリなら入っても大丈夫そうなのでアリかも。開設期間外のバイク利用は厳しめ。室鼻公園の方が良い。トイレ無いけど。
佐田岬は交通量増加傾向?
国道に戻って三崎港を目指す・・・やっぱり交通量が増えてる気が・・・特に大型が多い。ラスト数キロ、40制限の峠になっていたはずだ・・・が、トンネル区間に変わっていた。
しかも、ローソンができてる。こりゃ確実に交通量増えてるよ・・・
あの峠は大型車きつそうだったからなぁ(燃費が)。だから国道九四フェリーは新造船投入したのか・・・
四国ツーリング終了
9時45分ころフェリー乗り場に到着。バイクは俺のみ。乗船申し込み書を書いていると窓口が開いた。バイク込3000円。カードで支払う。
待っている間、となりにある直売所っぽい施設に行ってみた。あんまり品揃えは良くない。じゃこ?バーガーと、ぶりの刺し身を買って乗船を待つ・・・
・・・と1台ヤマハDTがきた。話す・・・比較的話は合う方。話していると・・・乗船開始。車両甲鈑の脇に停めベルトで固定確認後、デッキへ・・・
このフェリーはデッキの柵が低くて景色が良い。フリー展望スペースもあり良い船だ。多少の値上げは仕方ないか・・・
デッキで先程のDT氏と適当に話しつつ・・・先程購入したバーガーと刺し身を食う・・・うーん微妙。本当にこれを名物にする気があるんだろうか?
12時前、やや遅れて佐賀関へ到着。
九州ツーリング開始
DT氏は宮崎方面へ行くと言っていたはずなのに、なぜか右折していった・・・高崎と宮崎を見間違えてないか・・・
クルマは全部大分方面へ右折。俺は左折。
臼杵方面へ
国道217佐賀関から臼杵のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 2~3
道路設計良さ 3
交通量少なさ 4
展望良さ 4
一部狭い区間があるけど、工事中のため完全2車線化は時間の問題。そのせいか大型車が全くいない。意外に良いツーリングルートだった。開通したら交通量激増してダメになる気がするけど。
臼杵手前からは交通量激増。信号も多い。一応バイパスになっている・・・が、微妙に片側1車線では足りない。片側2車線ほしいところだが、それは過剰だな。という感じ。まぁ流れてはいる。
津久見から佐伯へ
臼杵から津久見は直線的だけどやや勾配がキツく、大型車がいると詰まる。ただ、ここも流れてはいるから良し。
津久見から佐伯の海沿い国道は酷いことが解っている。回避。県道36へ。分岐にあるローソンで休憩がてらメシを考える。
浜茶屋という店が良さげだけど、休みのようだ。塩湯は激混みだろうし・・・。寿司でも食ってみよう。
県道36を佐伯へ向かう。交通量は少なく走りやすい。インターを超えた先を左折。バイパスを通り市街地中心部へ。
佐伯回転寿司◯ルマン微妙すぎた
佐伯唯一の地場回転寿司?◯ルマンに到着。客は少ない。タッチパネル式注文を導入・・・意味不明。板前が前に居るのに要らなくね? 導入理由がよくわからない。
本日のおすすめを全部頼んでみた・・・・・おい、群馬レベルの寿司出てきたんスけど・・・。
出てくるものは何から何まで薬味が付いてる。しかも強めで。鮮度を誤魔化しているとしか思えない。実際アジなんてビロビロで鮮度最悪だ。本当に漁港なのか?と疑うレベル。よく見るとメニューも炙り系が多く・・・お察しのアレですねコレは・・・。
一番の決まり文句は、「炙り以外出せない」のセリフ。俺と同じことに気づいたと思われる、対面のややガラのよろしくないカップルの男の方が、炙りなしで出せと注文をつけたのだ。
・・・で、板前が先程のセリフを吐き、ごにょごにょ・・・。男はムカついたのか、じゃぁ締まってる硬い魚を出せとストレートに言い放った。
板前、何も言い返せずに・・・終了。
この店ナンナンダ・・・だいたいタコがぐにょぐにょ。港町でこんなタコ食うやついないだろ・・・須崎の回転寿司と野口鮮魚ではちゃんと塩甘いパツパツのタコ出てきたよ・・・野口さんなんて漁港の無い東京都なんだが・・・。
しかも、この店超高い。180円以下のネタほぼなし。謎すぎる微妙店だった・・・俺は二度と行かないだろう。スシローに行けば良かった。
大分沿岸部はツーリングに向かない
気を取り直して宮崎方面へ・・・
国道388微妙
前回来たときに走れなかった国道388を走ってみよう。南へ・・・トンネルを抜け、岸壁の道路へ出た・・・うーむ。微妙。
愛媛の沿岸は素晴らしかったのだけど、やっぱり大分の海は微妙。なぜか?
海が汚い
そりゃ関東(房総半島)や北九州に比べたら無茶苦茶綺麗なんだよ・・・でも、愛媛やら土佐清水やらと比べたら・・・フツー以下。
磯臭い
コンクリート護岸に張り付く貝類から発する腐敗臭が酷い。バイクだと特に分かる。あれが潮の香りだと勘違いしている時代が俺にもあった・・・しかし、綺麗な海は磯の香りはしないものだ。
現に愛媛の海はほとんどしなかった。高知もしない。鹿児島も宮崎も長崎もしない。するのは房総、そして大分北九州。
九州ツーリング3回目にして、大分沿岸部はバイクで行かなくても良いと確信。
大分は内陸の方が面白い・・・確か去年塩湯にいた地元民ライダーもそう言っていたな・・・
道の駅かまえ微妙
道の駅かまえで休憩。食堂前にデカデカと、何とかランキングで1位みたいなの書いてあった。もうイヤな予感しかしない・・・九州北部沿岸は観光地化されすぎてて微妙・・・
宮崎ツーリング
蒲江から東九州道に乗る。交通量は少ない・・・・・・・・高速つまんねー。と思いながらビンビン走っていたら、燃料ランプついた。延岡で降りてすぐの川沿いにあるスタンドへ。ついでに隣のスーパーへ行ってみた。
スーパーマルショク安
魚が安い。ブリ刺し身なんて200円くらいだ。デカイの半身で。さばいてなければなんと一匹50円。爆安。その他いろいろ買って1200円なり。安。さすが九州のスーパーは安い。
板ヶ原オートキャンプ場は終了
再び高速に乗る・・・すぐに北方で降りる。山間の道路を進むと到着。
先客2台。車中泊とキャンピングカー。車中泊のおっちゃんは話が解るイイ人だったが・・・キャンピングカーの爺さんは・・・
危険人物の香り
挨拶したものの・・・話しかけるなオーラが出まくり。ヤバさ全開。今回の旅で始めて遭遇する「とんでもない輩」の匂い・・・かかわらないでおこう。なんだか住んでしまっている気配が・・・。
サイトが使い物にならない
それよりも、サイトが豹変していた・・・。まず、バーベキュー炉がすべて無くなっている。そのかわりに砕石というか廃石材が撒かれている。テントによるキャンプはほとんど不可能な状態。
完全なるオートキャンパー向けを狙ったのかはわからないが、これではバイクやチャリは困る。いや、ファミキャンだって困るだろう。
美郷町の運営方針が全く理解できない・・・。もうナシだなここは・・・せっかく良いところだったのに・・・これはキャンプ場として終わった。
強引に設営もヤバイ雰囲気
今日はしょうがない。ギリギリ端っこの草地が残っているところへ無理矢理設営・・・まぁ何とか寝れる。これが小さいテントの強みだ。
先程買ったブリの刺し身を食う・・・身が締まりまくりでプリプリ。昼間の回転寿司より遥かにうまい・・・本当にあの店ナンナンダよ・・・
夜になり・・・マッタリ休憩していると・・・爺さんが突如、浪曲みたいなのを歌いだした・・・アブねぇなこの爺さん。微妙に配慮した声量で歌ってるのが逆にアブねぇ(俺とおっちゃんを意識してる)。
・・・と思いきや、今度は突然テレビだかラジオだか聞き出した・・・これまた微妙に配慮した音量で・・・。うん・・・住んでるわこの爺さん。だってこの行動、キャンプ場にいる意味ないもの。ココにいるのは完全に設備目当てだ。道の駅から締め出された系のイタイ香りが漂う・・・
無料キャンプ場はいろいろな人が居て面白い・・・が、こういう誰の相手にもされない孤独な謎の爺さんを作らないようにしないと、この国は非常にマズイことになるのではないか。
朝方のワールドワイドなイギリス人と比べ、正直ショボい、というか情けない。この爺さんが10000人居たら本当に日本は滅んでしまうかもしれない。
学校は歴史や国語より、コミュニケーション能力を優先して教えたほうが良い。
勉強できなくてもコミュニケーションできれば生きていけるけど、逆は無理だ。もちろん両方あるのが望ましいけど、人間のキャパには限界があるので・・・
などと、どうでもいい事を考えながら就寝・・・。
メシ 4300円
ガソリン 700円
フェリー 3000円
合計 7000円
総合計 50500円