2018年、関東から青森経由で北海道バイクツーリングした記録。
2日目 晴れ
走行ルート
加茂~五泉~新潟~聖籠~新発田~胎内~村上~笹川流れ~鼠ヶ関~あつみ温泉~三瀬~湯田川温泉
山形県鶴岡市 八森山レクリエーション広場キャンプ場 泊
もくじ
- 粟ヶ岳県民休養地 虫の量ヤバイ
- 下越は野営ポイント多い
- 新潟バイパス超便利
- 聖籠町ビミョー
- 一心寿司旨い
- 下越は有料高速に乗らなくて良し
- 東北版ツーリングマップルは謎
- 新潟山形県境沿岸部は、そこそこツーリング向き
- 八森山レクリエーション広場キャンプ場けっこういい
- 湯田川温泉正面の湯 入場方法が激レア
- 函太郎、超ビミョー
- 夏場のキャンプ場は安眠度低め
山形県民の懐は深い
粟ヶ岳県民休養地 虫の量ヤバイ
朝、撤収開始。昨日のオッチャンは既に帰っていた。ベンチで休憩すること3分・・・すぐアブが寄ってくる。
去年ほどではないものの、やっぱりココにファミキャンが来ないのは虫のせいだ。こんなんでBBQとかマジ無理。
・・・などと考えながら撤収完了。
本日の目的地は山形県の鶴岡。本当は山形市の古竜湖へ行きたかったんだけど、電話したら熊が出てキャンプ場は閉鎖したらしい。てことで断念。
下越は野営ポイント多い
鶴岡に行くついでに新発田の一心寿司にも行きたいところだ。五泉にキャンプ施設があるという情報(昨日のオッチャンの情報を元に調べたら出てきた)も気になる・・・とりあえず五泉へ向かおう。
・・・ラッシュが終わりかけた8時半ころ出発。蒲原鉄道の廃線跡っぽい農道を走り、村松まで北上。市街地に入り狭くなったあたりで左折、山側の県道404へ。
フィーリングで進む・・・五泉村松は走りやすい。県道41のあたりから超狭い住宅地を抜けたところを入っていくと・・・発見。
確かにキャンプ場のようだ。炊事場横に利用申請書が置いてある。テントを張った跡も点在していて、ソコソコ利用者が居そうな雰囲気。
昨日のオッチャンの話にもあったとおり、このあたりには野営ポイントが点在しているようだ。後日開拓してみたい。
新潟バイパス超便利
五泉から新発田は国道290で行けば簡単なんだけど、イマイチ速達性も無いんだよな・・・何よりあそこ、つまんねーし。
てことで、新潟バイパスからの聖籠経由で行くことに。
県立植物園のあたりから国道403バイパスへ抜ける。国道をひたすら新潟市街地方面へ・・・新津あたりから混雑開始。てか、何でココ4車線じゃないのだろうか・・・国道460側は4車線なのに何でだ。
磐越道を超えると、なぜか上り(新潟方面)だけ2車線になる。この整備方針、何回来ても謎。
そのまま都市高速区間に突入。新潟市街地へ・・・この道路、作りが首都高っぽい。そして走りにくい。でも、新発田まで信号が一切無いため超速い。
紫竹山インターを右折。新発田方面へ。なぜかこの方向だけ平面交差になってる。激混みかつ危険。早急に立体化してほしい。新潟県で最優先事項だと思うよコレ・・・上沼道なんかより、一刻も早くココを何とかしていただきたい。
・・・などと考えながら、新潟バイパスをひたすら走る・・・交通量が激烈に多い。間違いなく首都高目黒線より混んでる。ただ、流れは良く走りやすくて◎。冬はヤバイんだろうけど。
聖籠町に入ったあたりで事故渋滞発生。高速を降りて国道113へ。
聖籠町ビミョー
港を走っていると、SUPER CENTER PLANT4というショッピングセンターがあった。
休憩がてら入る・・・作りがトライアルっぽい。でも、あんまり安くないな。魚沼よりは安いけど・・・正直ビミョー。
聖籠町は、工業都市&ベッドタウンの香りが漂っていた。旅人にはどうでもイイっぽいな、この街は・・・外のベンチで適当に休憩してから出発。すぐに新発田到着。
前回来た時よりバイパスが整備されてる。県道544までフル4車線化。全然混んでない。この勢いで加治川手前まで4車線化してほしいところだ。
一心寿司旨い
俺的に関東甲信越トップクラスの回転寿司。一心に到着。開店直後のため客はいない。
適当に3種盛りなどを注文。エビがうまい。特にシラサエビが超うまい。
この店はシャリ(というかコメ)が旨くて◎。やや高いけど値段以上のモノ出してくるのでオッケー。ただ、全く回転しておらず、タッチパネル注文方式は、いかがなものかと思う。
回転寿司で回転してるの取っちゃダメとか言うヤツいるけど、アレは大間違いだ。正確には回転してないネタを頼んではいけないのだ。
回転するメリットは客にある。ショボいネタを食わないように対策できるからだ・・・まぁこの店はそんなことしないと思うけど、東京の元祖とか大江戸は平気でゴミネタ放り込んでくるから、絶対に注文してはいけない・・・
などと考えながらバクバク食う、あら汁無料だしこの店サイコー。近くにあったら月2以上行くだろうな・・・
下越は有料高速に乗らなくて良し
満足したところで山形方面へ・・・国道7はけっこう混むから通りたくないんだよな・・・リサーチ・・・
・・・胎内まで田んぼ道で行けるようだ。行ってみよう。
隣のスタンドで給油後、胎内方面へ。少し先にあるファミマのとこを左折すると、景色が一面田んぼになる。大量の土地、良質な水、超デカイ作付区画。こんなの関東の農家が勝てるわけないよな・・・
などと考えながら快走~~・・・てか、なんでこの道、ツーリングマップルに載ってないんだ? 東北版、ヤナ予感するなー・・・
県道591を右折。国道7へ戻る。ここから胎内市街地東側のみ4車線化済み。市街地を走る・・・すぐ終わった。市街地小さっ、町サイズじゃね?、この都市。
・・・市役所のとこ左折。すぐ右折して再び農道へ。
田んぼの中をバンバン進む・・・国道113の高架下、側道に出た。東側からUターンぎみに本線へ。更に荒川胎内ICから日本海東北自動車道に入る(ここから無料)。
このルート、新潟市西区から村上まで信号10個ちょっとしか無いんだが・・・下越の縦断ルートはこれがベストか。
しかしこの辺、有料の高速必要かね? 一般道走ってもたいして変わらないし、一般道を広くした方が良くね?
いっそのこと、聖籠新発田インターから国道扱いで無料でも良いんじゃないかな。てか、ド田舎の2車線高速は全部無料で良いと思うんだよな・・・時間短縮効果なんて、ほとんど無いし。
などと考えつつ、日本海東北道を進む・・・つまんねーな・・・やっぱり金払って高速を通る意味ないよな・・・バイクだと特に。
東北版ツーリングマップルは謎
ツーリングマップルによると、朝日まほろばICをそのまま直進すると、舗装林道となっていて、日本海まで抜けられるようだ・・・行ってみよう・・・
通行止めだった。
けっこう前から通行止めっぽいぞコレは・・・
だいぶ先まで日本海には出られない。しかたない、村上市街地に戻ろう。
途中、県道583を通ってみた・・・集落の中を通る道路と延々キツイ林道。市街地経由した方が速いなコレは・・・
おかしいなー、ちゃんと2018年版買ったんだけどな・・・
新潟山形県境沿岸部は、そこそこツーリング向き
日本海沿いの国道345に出ると、交通量増加。村上市街地から遠ざかるにつれて、だんだん交通量が減ってきた。
笹川流れ(国道345越後早川あたりから勝木あたりまで)のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 3
道路設計良さ 3
交通量少なさ 3
展望良さ 5
展望は良い。海上に浮かぶ粟島、透明度が高く全く匂いのしない海、巨岩が連なる海岸。関東近県の海岸線ロードでは最も景色が良い。しかし、道路設計がやや古く、ほとんどハミ禁50規制。交通量も多い。沿線には観光客目当ての施設が立ち並び、正に「観光地」。休日と平日で大幅に雰囲気が変わると思われる。
てことで、快適走行を重視するタイプのバイク乗りにはナシなスポット。景色重視なら平日だけアリ。ツーリング目的だと休日は無理。そんな感じがした。日本海東北道が全開通したら観光客が増えすぎて、バイクスポットとしては終わるんじゃないかと思う。
更に進むと・・・ようやく山形県に入る。だいぶ前から東北ツーリングをしている気分だけど、デカイカテゴリーだと、やっと関東甲信越(または北陸)を抜けたところという・・・新潟はデカすぎる・・・
国道7の勝木あたりから三瀬までのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 4
道路設計良さ 4
交通量少なさ 2
展望良さ 4
北行は粟島が見えなくなるため、展望減。交通量は激増。大型車が多い。道路は良いけど、ツーリングルートとしてはどうかと思う。しかしあつみ温泉を超えると交通量激減。こちらはモロ日本海東北道とルートがカブっている。全開通したら、通過交通が皆無になって良いツーリングルートになる予感がする。沿岸部の国道を通るヤツなんて、危険物積載車以外ほぼ居なくなるだろう。
途中にある道の駅あつみ温泉に寄ってみた・・・スペシャル級のザ観光地価格。でも、なぜか畳の寝るスペースがあったりと、謎の方針。こんなの絶対安眠できないと思うが。ただ雨の日に避難するには良さげ。
八森山レクリエーション広場キャンプ場けっこういい
三瀬で国道から右折。駅前を通りスキー場の看板を頼りに進む。山の中になぜか有るインターチェンジを過ぎて、広めの林道を2分くらい登ると、キャンプ場に到着。
ヒュッテが受付になってるようだ。管理人は不在。電話してみると・・・「連絡してあればテント張っちゃってオッケー」とのこと。
サイトは駐車場から更に100mほどゲレンデを登ったところにある。未舗装の坂はキツイが、ヤバいというわけでもなく、4輪ならシャコタン車以外は余裕で登れる。
しかしオンの2輪は厳しそう。軽量車やオフ系なら余裕だが、重量車は不可能に近いだろう。駐車場脇のヒュッテ前に張ってしまった方がいい。
テントサイトは広くてフラット。設備は小さめの炊事場があるのみ。トイレが遠いけど、まぁ許容範囲。水は飲用不可。高速インターが至近のため市街地まで案外近い。車両乗り入れ可能なため、ロケーション的にファミキャン天国系か。
だけど、最も近い鶴岡でも人口10万ちょっとだし、同じくらいの酒田は30キロ、山形は80キロ、新潟は100キロ以上離れてることを考えると、まぁあんまり人は来ないだろうな・・・と。
湯田川温泉正面の湯 入場方法が激レア
設営が済んだら温泉に入りたい。とりあえず高速に乗り、鶴岡西で降りる。右折してからのソッコー右折。フィーリングで湯田川温泉に到着。
昔ながらの町並みで駐車場が全くない・・・その辺のオバちゃんに聞くと・・・
「小さいバイクは前にとめてオッケー。200円くれたら鍵開けるよ」
とのこと。なんじゃそのシステム・・・
「その辺の通行人に200円渡し、鍵を開けてもらい入るのが公式ルール」
らしい。確かに入り口にはそう書いてある。スゲーよ山形。これは関東では絶対に成立しないシステムだ。こんな方式、初めて見た。
オバちゃんに鍵を開けてもらうと、極狭い割には人がけっこういた。脱衣所と風呂しかない。ガチな共同浴場。アメニティどころか椅子すらない。設備は桶のみ。
源泉じゃぶじゃぶでなかなか良い・・・けどアウェー感ハンパ無く、くつろげなかった。
函太郎、超ビミョー
温泉に入ったあとはメシ。とりあえず鶴岡市街地へ向かう。沿道は一面の防雪ガードが施工。北海道のタイプと違って、冬季だけ上に伸ばして利用するみたいだ。
この方が景観が保たれて良いと思う。北海道の国道にあるヤツはデカすぎる。
市街地にある、函館系回転寿司へ行ってみた。なんだかウンチクがやたらと書いてある・・・ヤナ予感がするけど適当に注文。
・・・イキナリおススメの一皿400円が薬味まみれで来た・・・オイ、マテ、どういうことだ・・・佐伯で対面に座ってたキレる九州男児を思い出すなコレ・・・くう・・・あんま旨くない。
てか・・・シャリがまずい。マシン握りじゃねーか?コレ?
そして根本的に・・・高すぎる。サーモン中落は200円だったけど、こんなの北海道なら100~160円くらいだろう。そのくせに量が少なく味も薄い。写真映えだけやたら良いあたり、ダメ店舗の香り漂う。
シメサバも、どの辺が職人技なのか意味不明。酢の味しかしない。旬楽、トリトン、まつりや、花まるあたりとは比べられないデキ。とっぴーのようなデカさも無い。というより、東京系の店(元祖、もり一、活美登利)のが断然旨いんだが・・・この店は、群馬のゼン〇ョー系職人でも雇ってんのか?
ビミョーすぎたので4皿で撤退。やっぱ函館は行かなくていいんじゃねーかなー・・・と再度思った・・・だいたい、山形の店で北海道のコメを使うのが解せない。山形秋田新潟のコメを使え、と強く思う。魚は使ってんだから。いや、使ってないのかもしれんな・・・まぁ、新発田の一心が旨すぎたんでしょう・・・たぶん。
夏場のキャンプ場は安眠度低め
スーパーで買い物してキャンプ場へ戻る。サイトへ行くと、クルマが2台いた。一台は管理人さんで、もう一台は大学生キャンパー。とりあえず2日分申請しとく。
学生はけっこう夜遅くまで盛り上がってたけど、まぁ学生と子供がうるさいのはオッケー。しゃーない。だって俺も過去、うるさいどころかウザいレベルだった(と思う)し。
でもオッサンはダメ。オッサンが騒いでるのはイタすぎる、許しがたい愚行(オッサンには、ウルセーボケと言うのがマイルール)。
ただね・・・キミタチ・・・会話の内容から個人情報ダダ漏れやろ・・・キャンプ場は予想以上に声が通るんだよね。若い子は解ってないこと多いけど、地味にアブナイので気を付けた方がいいよな・・・
あぁ、だからオッサンは騒ぐのかな? キャンプ場で騒いでるようなオッサンの個人情報なんてイラネーもんな・・・
・・・などと考えながら寝た。思ったより山形の夜は暑い・・・
メシ 3000円
風呂 200円
ガソリン 800円
合計 4000円
総合計 7500円