12万キロを超えたマイバイク。ヤマハXG250トリッカー
そろそろぶっ壊れるだろーな・・・と思いながら乗ってるけど、けっこう壊れない。
バイク10万キロ突破記念 ぶっ壊れたところのまとめ(総維持費)
ヤマハの技術力マジすげーな・・・などと考えながら、ラーメン屋に向けてバイクを走らせていたある日・・・
突然エンスト症状が出る。断続的に出まくる。
ついにぶっ壊れたか!?・・・うわー、せめてラーメン食った後にしてくれよ。まじかー。
ということで原因究明と修理した記録。
もくじ
- 症状
- 原因 パッと考えて15箇所くらいある
- 分解清掃&接点復活剤で誤魔化す
- 確認のため軽くツーリングしようとしたが・・・
- まとめ
これはグリスを塗るべきか悩むヤツ(メーカー指定あるげ)
症状
前兆なし。走行中に突然エンジンが停止する。
挙動的には、点火と噴射カットが入ってるっぽい。エンジンチェックランプが点滅する。
しかし、少し放置すると何事も無かったように復活した・・・が、しばらくするとまた発生。という繰り返し。
まーいーや、とりあえずラーメンを食おう。てことで帰宅後に原因を調査。
原因 パッと考えて15箇所くらいある
てかまー、こんだけ過走行だと疑惑ポイントがありすぎる。
何が逝ってても不思議ではない。もう順番に考えて、やれるところはヤルけど、値段が高いものは却下して乗り換えだな・・・
というマインドにて、エンジンがおかしい時にチェックすべきポイントを脳内でテキトーに列挙。
確認結果等は以下のとおり(ついでに部品番号と価格も記載、2022年7月現在、俺調べ)。
- ガス欠
最もありがち。でも違う - 燃料ポンプ死亡(5XT-13907-00 30,580円)
作動音がするため違う - キースイッチ死亡(5XT-82501-10 13,200円)
2の件と、セル回るから違う - プラグ死亡(94703-00345 495円)
そんなにいきなり死亡しないし復活してるため、違う - プラグコード切れ(5VK-82370-00 4,488円)
目視で切れてないし復活はしない。違う - イグニッションコイル死亡(1S4-82310-00 5,170円)
壊れたら復活しない。違う - スロットルワイヤー切れ(5XT-26302-10 3,850円)
切れてないし切れてもエンジンはかかる。違う - サイドスタンドスイッチ死亡(5XT-82566-00 3,707円)
正常っぽいが若干怪しい - Fブレーキスイッチ死亡(5XT-83980-10 1,628円)
正常、壊れてもエンジン停止にはならない - Rブレーキスイッチ死亡(5C1-82530-00 1,969円)
正常、壊れてもエンジン停止にはならない - ニュートラルスイッチ死亡(4KM-82540-00 1,716円)
正常ぽいが最近渋い、だがエンジン停止にはならないはず - キルスイッチ死亡(5XT-83975-10 5,236円)
カッチリ感が弱い・・・かなり怪しい
- サーモセンサー死亡(5XT-83591-00 4,807円)
怪しいがフェイルセーフモードに入るだけだと思われる - ECU死亡(5XT-85901-00 29,370円)
壊れたら復活しない。違う - 燃料噴射関係(スロットルASSY 5XT-13750-11 51,040円)
これも怪しいが復活後の安定感から違うと思う。てか壊れたら廃車確定
スロットルなら廃車確定
一通り価格を調査した結果、燃ポン、ECU、スロットルのどれかだったら廃車確定コースか。スイッチ関連は最悪ダメでも直結すれば何とかなるだろう。
つーか、俺の経験上・・・キルスイッチがクッソ怪しいんだが。渋さから見て、内部接点が腐ったか? それとも、虫が入ったか? 途中の線が切れた可能性もある・・・
新品買っちゃおうかと思ったんだけど、調べたらメッチャ高い。5,236円って何だよ・・・何でイグニッションコイルより高いんだよ・・・
分解清掃&接点復活剤で誤魔化す
過走行車で、こんなのいちいち新品交換してたらキリなさ過ぎる。
やはりココはいつもどおり、21世紀の家庭には常備必須の接点復活剤でもぶっかけとくか。
過去記事 マウスホイールの挙動不審に接点復活剤が効いた も参照
キルスイッチを分解
ソッコーでキルスイッチを分解・・・ネジ2本で外れる。
目視・・・あー、コレだわ。虫がすげーわ。謎の繭とカス(死骸)がハンパない。
さすがドイナカ。てか、何でこんな構造なの? これじゃ虫入りまくりでしょ・・・
対、虫の防御力ゼロだろ・・・
などと考えながら、更に内部のネジ3本ハズしてツメをコジッたら、全部バラバラになった。
最初の画像のとおり、接点メッチャ汚れすぎ。なんか95%くらいの確率で、原因コレな気がする。
清掃(単に拭く)したあと接点復活剤をチョイかけて元に戻す。
・・・問題なくエンジン始動。スイッチのフィーリングもやや改善。
確認のため軽くツーリングしようとしたが・・・
数日後、テストを兼ねて軽くツーリングにでも行っとくかぁ・・・というノリにて何の目的もなく、とりあえず山方面へ走行。
・・・メッチャ交通量ある・・・そして色々と酷い(路面、見通し、交通量、輩)。
走行開始5分でダメな雰囲気が漂っており、ソッコー帰ろうかとガチで悩む勢い。けど、それではテストにならん。からっ風街道を左折だッ。
・・・あー、クッソ酷いわ。なんだこれ。今日平日なんだが・・・来なきゃ良かった・・・
やはり梅雨以降の群馬(てか関東)は無理だ。晴れると閑散期の土日より交通量が多い。大型トラックや軽トラも混じってカオス。いくらなんでもベースの台数が居すぎだ。居すぎだけならまだしも、運転酷すぎだ。
そして、草ボーボーすぎだ。サイドから枝の侵食がすごい。山間部の道路の予算、露骨にカットされてるよな・・・(そこまで山奥では無いと思うが)。
だからなのか、車幅感覚ゼロのくせにキラキラクソエディションの無駄に馬鹿デカイクルマ乗ってる擁護不可能な残念クソ野郎がセンターライン超えて来すぎだ(正面衝突リスク<左の草に車体を当てたくない、という式が脳内で成立してるガチの馬鹿。ジジイ寄りのオッサン率が高すぎ、見ると目を逸らす、というか虚空を見つめている、くそウザい。てか、危険だからとっとと免許返せ)。
いやー・・・ダメだ・・・これは。スーパー行って帰ろ。
てことで、旧子持村に最近できたコスモス(最近ついに北関東まで来た)へ。
ピンポイントでメッチャ安いなコスモス・・・ペプシゼロの1.5Lが108円て、かなり久しぶりに見たかも。
このペプシゼロ
(Amazon価格はリンク先で確認していただきたい)
・・・まぁ最初だけなんだろうが。ココ群馬だし。などと考えながら、フツーに川沿いの県道を走行して帰宅。
まとめ
たぶん治った。
やっぱり接点復活剤は一家に一本必要(今回のはそこまで関係無いが)。
そしてやっぱり、7月梅雨明け~8月盆の群馬(関東)バイクツーリングは無理。てか、楽しくない。ガチで1ミリも楽しくなかった。行くだけ無駄感ハンパナさすぎる。
いつぞやのスーパー行こうとして四万温泉まで行っちゃった件と対極のパターンである。