ある日、バイクに乗ってたら釘を踏んでパンク。
とりあえず、常備していたパンク修理剤(タイヤパンドー@ただし期限切れ)を注入してみた。が、やっぱり注入タイプのパンク修理剤だと、長距離走行は無理っぽいなー・・・という話。
もくじ
- 釘がぶっ刺さる
- パンク修理剤注入
- チューブは後日追加補修必須ぽい
- まとめ
直径2mmくらいの釘がぶっ刺さる
釘がぶっ刺さる
とある夜・・・ド田舎の農道をバイクで走行していたら・・・突然、ケツがブリブリし出す・・・
うわ、パンクじゃね!?
こんなとこでかよ・・・さむー・・・
てことで、その辺にあった街灯の元、チェック・・・直径2㎜ほどの釘がリヤタイヤにブッ刺さっていた。
パンク修理剤注入
釘は固く、手では抜けない。常備してるタイラップを釘の頭に引っ掛けて抜く・・・抜けた・・・長さ5㎝くらいある・・・こりゃ貫通するよな。
非常用に常備してるパンク修理剤(スリーボンドのタイヤパンドー)を、収納袋から取り出して注入・・・
15秒ほど注入・・・タイヤが膨らんできた・・・・修理剤を廻すために一旦少し走行・・・
空気圧が少ないものの、ギリ走れる感じ・・・これは全量投入したらイケる・・・
再び停車。んで、全量注入・・・即走行・・・あーコレなら、帰れるよ。
パンク修理剤サイコー。スリーボンド社、サイコー。
・・・10kmほど走行して帰宅。よく見ると、膨らんでるだけで空気圧は激低い。とりあえず250kPaくらいエアをぶっこんでみた(指定は175kPa)・・・
漏れる気配ナシ。てか、俺のバイク、チューブだからサッパリわからん。ちょっとその辺を走行してみよう。
・・・アレ? 本修理しないでイケるかも・・・
確かに、パッケージには「数日放置してエアが抜けなければオッケー」て、書いてあるけど・・・経験上、こういうのは条件が最高の時(つまり現実的にはほぼ無理、カタログ燃費と一緒)の話だろな・・・まぁ、消費期限切れてるし、あまり期待しないでおこう。
チューブは後日追加補修必須ぽい
翌日、大丈夫そうなので、乗ってみた・・・が、5kmほど走行すると、空気圧が下がってきた・・・ヤバイ・・・下がり切る前に帰宅。
原因調査のためタイヤを外す・・・
タイヤの裏面に・・・ビロビロのゴム膜が張ってた・・・チューブとタイヤの間を埋める感じで。
肝心の穴には・・・繊維状のゴムが詰まってた。けど、つまんでヨレるとエアが漏れちゃう。
てことで、チューブタイヤには、エア抜けを遅らせる効果はあるけど、完全に漏れを塞ぐ効果は非常に薄いっぽい。
要するに、停止状態なら漏れないけど、走行してタイヤがたわむとチューブとタイヤの密着が剥がれて、スレるから結局漏れちゃうのではないか・・・あくまで俺の体感では。
段差を越えた時に漏れが加速したし・・・
てことで、チューブ交換。前回外したチューブを入れて、タイヤを組みなおす。
・・・作業完了。まー、春まで大丈夫でしょ。
まとめ
バイクツーリングに応急パンク修理剤は必須。確実に持っていた方が良い。
ただし、チューブタイヤだと長距離走行できない模様。もっと小さな穴や、チューブレスなら、より漏れにくい予感はした。
が・・・これ以上細い釘が貫通する事は、ほとんど無いだろう。経験上、パンクするパターンは、直径2~4mmくらいが多い、太すぎても細すぎても貫通しないからだ。特にバイクは車重が軽いためか、太いと滅多に貫通しない(その前に気づくし)。
従って、チューブタイヤのパンク修理剤はあくまで応急処置。走行可能距離は、せいぜい20kmくらいだと思っといたほうが無難。
使ったらソッコー、かつ段差を超えずに、バイク屋へ向かうのがベター。
しかし、20kmでは北海道や本州山奥だと、市街地まで到達できないおそれがある。予備チューブと空気入れを持って行くのがベストだ・・・
てことで、調べてたら、こんなんが欲しくなった↓
・・・けど、中小型バイクなら、ぶっちゃけセリアで売ってる米式バルブ対応のヤツ(驚異の100円)でも、150kPaくらいまで簡単に入っちゃうんだよな・・・実際に俺のバイクでやったら、数分で160kPa入ったし。
てか先日、函岳でパンクしなくて良かったなー・・・いやマジで・・・