2019北海道バイクツーリング 19日目 新潟港~群馬

2019年に群馬から北海道へバイクキャンプツーリングした記録

19日目 晴れ

走行ルート
新潟港~亀田~五泉~加茂奥地~三条奥地~長岡奥地~魚沼~南魚沼~越後湯沢~三国峠~群馬

帰宅

もくじ

  • バイク乗りのジジイは車中泊になるの法則
  • 連休のバイクツーリング 俺には無理
  • 混雑の読みが的中しすぎた
  • 関東の観光客 行動がパターン化されすぎ
  • 群馬の奥地はサイコー
  • 北海道ツーリングのまとめ

sarugakyo群馬=温泉

バイク乗りのジジイは車中泊になるの法則

早朝、フェリーは秋田に寄港。セリオンが見えた。行ったなー・・・あの展望タワー・・・秋田はイイんだけど・・・東北は仙台圏がつまらなすぎるんだよな・・・

やっぱ、小名浜⇔宮古⇔室蘭航路が欲しいー・・・などと考えながら二度寝。

起きて風呂へ・・・誰も居ねぇ・・・秋田で降りまくった模様。風呂は貸し切り状態、太平洋を見ながら浸かる・・・イイ・・・

てか、湯船に入ったまま水平線が見えた。小樽航路の新造船より窓がデカくね? 気のせいかな・・・少なくとも位置は低いと思う。

ベッドに戻ると、近隣のブースにジジイが増えてた。テキトーにトーク。ジジイ、戦中生まれのヤケクソオーラが漂う

場所を変えてトーク。曰く

  • 昔はバイクで北海道に来ていた
  • ジジイになってからは車中泊になった
  • でも車中泊は割とクソなので安宿を探して泊ってる
  • ジジイにバイク+キャンプは無理だ、あっさり死ねる
  • 北海道には行きまくっている

・・・なんか聞いたことのあるタイプだな・・・元バイク乗りジジイの行きつく先は車中泊なのだろうか。

「北海道に行きまくってる」という割には、情報が隔たってて、老舗ライダーハウスや格安ホテルは良く知ってるけど、最近の、特にネット主体の情報には異様に疎かった。

でもさすがは、戦中生まれのジジイ。ベースの勢いがスゴい。紙媒体とコミュ力による情報収集能力に長けていて、俺が知らない情報や、ネットに全く書いていないことなどに、やたらと詳しい

最近よく思う・・・ネットだけで情報収集するのはダメ。真の生情報が書いて無いから。ホントに謎なんだけど、ガチ事実なのでしょうがない(おそらく、事実を書かれると都合の悪い勢力や、俺ゼッタイ正しい系の輩が絡んで来てメンドクサイから、書かない人が増えたのではないか。コレとかコレとか、コメント意味わからんし)。

などと考えながらトーク・・・話が合い過ぎて、昼までトークしてた・・・解散。3度寝してたら新潟港に到着。

ジジイとグッバイ。またどっかで!

連休のバイクツーリング 俺には無理

15時30分着岸、40分ころ船から出る。車両甲板はガラガラのためか、バイクから下船開始。

毎度の事ながら、皆さん右折するなか、ふ頭を出て左折。郵便局のとこから直進しようとしたら歩行者天国だった。何年か前にもあったな~・・・てことで、右折。

新潟メタリコンのとこから竹尾インターに行きたかった・・・けど変更、東港線バイパスからの栗の木バイパスへ・・・

JRの高架下あたりまでは流れていたが・・・その先、渋滞発生。結局、紫竹山インターまで10分弱かかる。

やはり快適性を考えたら、竹尾インターだよな・・・止まってるとクッソあちーからだ(新潟は真夏)・・・最大数分しか変わらないのなら、停止時間が少ない方が良いよ・・・

・・・などと考えながら、亀田バイパスを激走・・・毎度の事ながら、会津若松方面へ走る違和感がハンパナイ・・・けど、バイクだと遥かにこっちのが速いんだよね・・・

事前の予想通り、走行するクルマたちの方向性は新潟市街地へ向いており、郊外方向はガラガラ

チャンスとばかりに土手を激走・・・うっわ、床固公園のキャンプサイト、びっしりじゃねーか・・・

行きなんて、2人くらいしか居なかったのにな・・・やはり、「連休にキャンプツーリング」・・・なんてのは、俺には無理だ・・・

あんなの安眠できるわけが無い。てか、あのキャンプ、楽しくなさそう。

・・・などと考えながら激走・・・



混雑の読みが的中しすぎた

新関駅あたりを通り・・・五泉西側の農道へ・・・メッチャ空いてる。超快走・・・

加茂(奥地)→三条(奥地)→長岡(奥地)・・・と快走・・・対向車が激烈に多い・・・バイク率も高い。これは新潟市の日帰り需要だろな・・・てか、見事なまでに、俺と同じ方向のクルマが居ねー・・・連休初日の動向は読みやすくて◎。

などと考えながら走行・・・石峠を超えるあたり、魚沼に入ると・・・交通の方向が逆転してきた。まー、国道は走らないからあまり関係ない・・・県道へ・・・

最近の土日のお約束事項、国道は激混みなのに県道はガラガラというパターン。県道を快走・・・

魚沼市街地に入ると関東ナンバーが激増。やはり、関東人が来るのは魚沼までだ。奥只見湖が限界、田子倉湖は行かない。守門岳は行くけど、粟ヶ岳は行かない。かなりの遠出属性がある人でも、下越にはまず行かない。そんな人が多い印象。まぁね、そりゃそーだろうな、と。群馬からでさえキツいし・・・

・・・小出に到着。この街で重要なのは給油。新潟市街地からフル裏道走行だと、夜間の給油ポイントがほとんど無い(新津、小出、越後湯沢、渋川の4か所のみ)。

てか、メチャメチャ空いてたせいで、新潟港から余裕で2時間切った。バイクだとガチで高速乗る意味無ぇー・・・

関東の観光客 行動がパターン化されすぎ

給油後、ウオロクで休憩・・・あーココのイートイン、マジでサイコー・・・観光地価格で商品はイマイチだけど。イートインはサイコー。俺は原信よりウオロク派・・・

19時前に出発。交通量は激減。快走・・・真っ暗闇の中、何の目印もない裏道を激走・・・ガチで誰もいねー・・・

石打から国道17に出ると、激混雑していた。さすが連休のザ★観光地。メイン道路とマイナー道路との差がすごすぎる

登坂車線にて、謎の動きのクルマたちをトラックと一緒になってぶっこぬき、右折。越後湯沢駅前へ・・・

・・・かつてないほど人が多い・・・さすが連休。てか、夏にこんなとこに来て楽しいのだろうか・・・俺には全くワカラン・・・

けど、向こうも、昨日の朝に狩勝高原を出てフェリーに乗りつつ、フル一般道を使って群馬まで走ってるバイクなんぞは眼中に無いだろう。お互い様である。ヘタに関わってはイカン。お互いが不幸になるだけ。基本思想が違うのだ。N国党と既存政党みたいなもんだ。

・・・などとどうでも良いことを考えながら、三国峠へ・・・交通量皆無だった。群馬方面だけ

対向車はアリエナイほど来る。1分に1台以上来る・・・途中にある施設の駐車場は軒並み激混雑・・・だが、群馬方面へ向かうクルマは一切ない

一台も抜かず、抜かれず、三国トンネルを超え、猿ヶ京に到着してしまった・・・本当にものすごい差だ。100台くらいすれ違ったと思う。

てかさー、なんかこの国オカシくねー?・・・同じ行動パターンの人、多すぎない? そんなに混んでるとこに行ってリラックスできるのか? せっかくの休日がもったいなくね?

・・・本当にワカラン・・・思想が違いすぎる・・・のだろうか。

群馬の奥地はサイコー

てか、俺もこのあたりでリラックスして帰ろ・・・猿ヶ京市街地手前を右折。集落奥へ・・・最悪のレイアウトな駐車場にバイクをとめ、猿ヶ京温泉共同浴場へイン。

券売機で入浴券を購入。300円。中に入ると、不愛想なオッサンが延々テレビを見ていた・・・軽くアイサツして入る。特に何の説明もナシ。群馬っぺぇー・・・相変わらず、群馬の難易度は高い。

・・・そのせいか、誰もいない。電気すら付いてない。セルフ点灯して風呂へ。源泉じゃばじゃば。アメニティとか一切無し。さすが共同浴場。

軽く洗って入る・・・あー・・・激アツでキク~・・・群馬奥地の温泉サイコー・・・てか、北海道より人が居ねぇ。連休なのに居ねぇ・・・

なお、湯の見た目は何の特徴も無い。インスタバエー要素などまるで無い。だがコレがイイ。地味に温まる・・・

つーか、トムラウシ温泉よりココのがイイや俺・・・クソだったなーアレ・・・

その後、ガラガラの夜道を激走・・・帰宅。

2019年北海道ツーリング、これにて終了。

ガソリン 500円
風呂 300円
メシ 700円

合計 1500円

まとめ

  • 18泊19日
  • フェリー2泊、ライハ1泊、キャンプ15泊
  • 総走行距離 約3800km
  • 総額 105000円

初回が21泊22日で11万円、2回目25泊26日で13万円、以下26泊27日で116500円、25泊26日で118500円、で今回18泊19日で105000円。

これは概算の上、ルートが異なるから一概には比べられない。けど、あと5泊したら(23泊24日)12~13万くらいになっていただろう。初回は不慣れで、2回目は食い過ぎた感があったけど、それより高い。

今回感じたこと

北海道(てか日本)の物価は、ここ数年で急激に上がっている。

テンプレのような観光地化もドンドン進んでいる。

ネットの情報に頼る層が増えすぎたせいだろうか、まとめサイトにまで書かれた情報(2次3次情報)のクソスポット率が異常に高い(拡散されてから行っても無駄、もう遅い)。

これ、過去のラジオ、テレビ、携帯電話、そしてマイカーと一緒の流れでしょ。スマホが全員に行き渡った時点で、ネット情報の価値は大幅に下がる・・・的な。ここ数年で明らかにオッサンやジジイまでスマホを持つようになったし(体感では、都会ではiPhone6が出たあたりから、田舎では2017年くらいから激増した)。

電波状況も急激に改善している。2015年16年は、市街地以外、いや市街地でさえロクに通信できなかったのに・・・今年はもう、通信できないところの方が少なくなっていた(函岳や涙岬でさえバリ入る。完全に圏外だったのは、チミケップ湖とオンネトー野営場付近くらい)。

これらのせいなのかは知らないが、ネットにしか書いてないようなマイナースポットにも、ジジイが激増。まー、ほとんどのジジイは良い人なんだけど、一部に輩が居る、人生経験豊富なはずなのに輩という謎の種族が居る。そして、そのせいで増えたと思われる禁止事項が掲示されまくってるという・・・かつて無かったパターン。高齢化社会は新たなフェーズに突入してきている模様。

しかしこれ、若者にはキツイ(魅力ない)のではないか。俺は中間のオッサン世代で、辛うじてパワーが残ってる感じだから、両世代に対応できて比較的マシな方だろう。だけど、完全に勢いを失った生気のないジジイだらけの中、パワー有り余るテンションMAXの若者が、はたしてソコへ入って来たがるのだろうか・・・

無料キャンプ場に住んでるジジイ@アイサツもしない輩を見る度に毎回思う。来たヤツ全員に、料理を振舞え、とは言わないけど、せめてアイサツして利用方法のレクチャーくらい(求めてそうなヤツだけで良いから)してくれや・・・青森に居たヌシみたく。

人が居ると全くテントから出て来ないヤツとかさー、話しかけんなオーラバリバリ出して来るヤツとかさー、夜中に騒ぐヤツ以上にありえねー・・・

てか、バイクやチャリで来てるヤツってさ、チャレンジ精神とか冒険心で来てると思うのよ。で、実際行ってみたら「ボロい軽に乗ったジジイがブルーシートのテントで一日中寝てる」とか、ナイでしょ・・・てか、ナンカチガウソレ・・・みたいな。

 

・・・てことで、これからのネット時代では、なぜか現地での応用力、コミュ力が益々重要になる気がした・・・空気を読みつつ、綿密に組んだ予定をあっさり修正する柔軟性が大事なのかもしれない。

なんだかまとまってない気がするけど・・・まとめると、俺がジジイになった時、輩にならないように気をつけよう。ということで〆

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