キャンプブームだか、物価高だか、人手不足なのかよく解らないが、ここ数年で潰れまくる寝るキャンスポット・・・
しかし、さすがにもう、これ以上の変動はしばらく無いだろう(色々とそろそろ限界点なはず)、という観点から、関東から西日本方面の無料or格安(500円以下)スポットの再調査をしてみた。
なお、具体的なリスト化はしない(廃止、不適化チェック主体)のであしからず・・・てことで、完全に個人のメモレベル。
誰かの役にたつかは不明。
- 俺のキャンプ場選定基準
- 新潟
- 長野
- 富山石川福井
- 岐阜愛知静岡西部(概ね大井川以西)
- 滋賀三重奈良和歌山
- 格安キャンプ+バイクツーリング終了の予感(関東~関西間)
個人的な本州最強無料キャンプ場これ
(関東だと数千円レベルなロケ&設備)
俺のキャンプ場選定基準
けっこう昔に書いた件。
属性的には旅追及型で、キャンプは副目的。
2023年の今、バイクツーリング+寝るキャンプを採用した場合、各条件をサイコーな順から述べると以下のようになる。
価格(申請形態)
最も重要な要素である価格。タイプを分類するとこうなる(1に近づくほどサイコー)。
- 無料インアウトフリー
- 無料現地受付
- 無料事前受付(当日リモート可能)
- 無料だが清掃協力金500円以内
- 有料だが現地受付500円以内
- 有料だが現地受付500円+若干
- 無料だが事前受付必須(当日不可)
7番の当日不可の事前受付必須な施設は、無料でも論外(近所の典型例は、群馬県立赤城公園キャンプ場)。
初日ならまだしも、2日目以降は無理。有料の1000円以下のところに行った方がマシ。そして、1000円を超えるならあと1000円出してネットカフェ行った方がマシ。無いならバンガロー借りる。それも無ければホテルに泊まる。
てことで、1000円超えたら選択肢に入らない。俺はキャンプしたいのではないから(登山、釣り属性の人と同じ、キャンプは副目的)。
つーか、そもそも雨降ったら行かねーじゃん。キャンプ場の事前予約とか意味不明すぎる。
ロケーション
次に重要なのはロケーションか。安全度と設備管理に影響がある。
- 専用キャンプサイト(として整備済み)
- ダム系公園
- 森林公園
- 都市公園(運動公園、農村公園、墓地公園、廃校跡、廃駅跡等)
- 登山ベース広場
- 河川敷
- 河原(湖畔の浜はここに含む)
- 沿岸の砂浜
砂浜は高波or津波来たら死ぬ。あれは波がそこまで来るから砂浜になっているのだ。あと、2輪は可動部がジャリジャリになるのと、装備が塩でダメージ食らうため向いてない(解っててやるなら良し)。
河原は直近にダムか集落がある場合のみギリで可(警報出るから)。
河川敷は夏場以外なら可、まぁ、そもそも虫すごすぎて無理だが・・・
登山ベースは標高が高く市街地から遠いため使いにくい傾向(目的が異なる)。
てことで、1-4が安定で良し。個人的には割と中小規模ダム系公園が好き(というかハズレが少ない)。殺風景なためファミリーやグルキャン少ないし、D〇Nが出ても水音でマスキングされてマイルドになるから。安全性も高いし。
あとは実態によるけど、有料で許容できるのは3までかなぁ・・・相当に整備されてれば良いけど(それはもう1の専用サイトに入る)。
だが、ここで述べておきたい関東-関西間の闇(常識の基準が異なる件)
しかしこれらの無料タイプは、関東近郊西側(新潟長野の関東側含む)だと、5-8しか無い(少なくとも俺は知らない)。
酷いところだと河原で2000円とか取ってるが・・・そんなクソサイトに喜んで行くヤツが居るという事実・・・アレは俺の価値観だと理解不可能、いや、日本基準では河原の課金許容限度はMAXで無料だ。本来、罰ゲームレベルであり、地方でやるヤツなど居ない。これが常識。
ただしこの常識は、関東-関西エリアのみ通じない(特に関東てか東京、東京の常識は田舎では非常識な事が多い)。
マジで、デイキャンならまだしも、河原で寝るキャンプするヤツは馬鹿すぎてヤバイ。まー馬鹿だと解っててやるのは自己責任なので止めはしないし、どうにもならない時は雨予報が出ていなければ俺もやってしまうが、馬鹿な行為だと認識して警戒はすべき。
つーか、せめて1段上がった河川敷にしとけ。てか無料~清掃協力金くらいならまだしも1000円オーバーとか、そんなクソレベルのナメてるキャンプ場に金なんか払うのやめなよ、どうせ金出すならちゃんとしてるとこ行こうよ。
輩対策※だかなんだか知らんけどさー、1000円帯なら近くにマトモな管理人さんがちゃんとやってるとこあるって(関東除く)。
・・・と俺は言っておきたい。
※輩対策の料金体系なら、1人200円、2人目1000円、3人目2000円、4人目以降4000円、以降人数x1000円を加算(ただし子供は無料)とかにしたらどうか(でもなー、一人ずづ申請して合流するだろうからなー、ダメかぁ)。
乗り入れ
次にこれ、快適性の話。
割とどうでも良い(快適な方が良いのは事実だが、それを求めるならホテルに泊まった方が)。順に・・・
- バイク(2輪)のみ可
- 不可だが駐車場は近い(視認範囲)
- 不可だが駐車場隣接
- ガチオフ車のみ可
- 全車種可
- 徒歩のみ可
6は論外(というかスタイル的に対象外)。
ロケーションによって実態より体感の差がデカイと感じる(サイトまでの歩道整備状況等)。
基本的に3-5のクルマの脇でやれるタイプは、グルキャンの輩グループが出没しやすいため、むしろ少し駐車場が離れてるタイプの方が良い。その方が安眠できる(車中泊で一晩中エンジン掛けてるヤツ対策も@ガソリン代を考えたらホテルの方が安くね? マジで正気なのかと疑う、てかまぁ実際、危険人物風味率が激高でお察しだが)。
しかし距離があると、一部にバイクがー、盗難がー・・・言うヤツが居る。確かに気にはなるが、それ本人だけだから。
野宿仕様にモディファイしたクソみたいなバイクなんか普通の人は興味ないよ、輩はもっと興味ないよ。だから盗まれないし盗みたくもない。
俺のバイクがサイコーだと思ってるのは本人だけだから。
たまにイタズラされたってヤツいるけど、あれ犯人は動物なので・・・そんなもん、どこに置こうが回避は不可能。盗難に関して言えば、自分の家の駐輪場の方が余程危険(そこに特定車種が置いてある事が解ってるワケで)。
てか、そんなにバイクが気になるならキャンプなんかせずにR9ホテルにでも泊まれば良くね?
参考
HOTEL R9 The Yard 恵那(Yahoo!トラベル)
と俺は思ってる(R9は、高額バイク乗りには最強なんじゃね? その層は1万/泊とか余裕だろ、知らんけど)。
・・・とにかく、全車種可のところは基本避ける方針。余程の僻地以外は行かない。
繰り返すが、マジで全車種可のタイプ、土日祝は99%輩が出る。一部には酒飲んで走り回るバカさえ居るため超危険。バカの輩に法律やマナーは通じない。いくら看板立てても無駄(だから閉鎖される)。
アクセス路(奥地度)
最後にこれ。かなりどうでも良いが、安眠度に影響する。
- 集落近く主要道路遠い
- 超僻地又は林道険道酷道の奥(谷なし)
- 集落なく主要道路あり
- デカイ市街地内部
- デカイ市街地郊外
- 超僻地又は林道険道酷道の奥(谷あり)
6は災害時に詰むため、なるべく行かない。使う場合は相当な天候読みが必須であり難易度が高い(登山ベース系に多い、群馬だと県立赤城公園、川場谷、坤六峠手前の自然の森あたり。あとは富山の水無湖、折立あたりとか極み)。というか、そこまで奥地に行く前にどこでも寝れるゾーンに入るから、行く必要が特に無い・・・まー、これも関東はダメだが。
ということで、事実上5が最悪。輩の出没率激高。むしろ4の方が出にくい(通報されるから)。俺は都市人口の1/2倍km圏内を危険判定してる(10万人なら5㎞、上限は100㎞。つまりほぼ関東全域危険、もっと言うと太平洋側は高萩から姫路までの全域が危険)
熊はどうでも良い。世の中で一番ヤバいのは輩だ(特に近隣のデカイ都市から来るウェーイ系の輩)。
最高/最低条件のまとめ
最も条件が揃うサイトは・・・こうなる。
- 田舎の集落直近にあるバイクだけ乗入可な整備されたキャンプ場、無料インアウトフリー
逆にクソレベルなのは、
- 市街地近郊にあるクルマ乗入可能な単なる河原、だけど入場料が1000円以上、しかも事前予約必須
・・・ってこれ、ぶっちゃけ南関東(特に秩父南部~奥多摩~相模原~丹沢方面)にありがちなヤツね・・・
北関東辺境以北は、金を取るなら公園程度には整備されてるタイプが多いんだけど・・・あれ正に、関東の闇だよな、と(クルマ所有=家に庭がある=クソなとこに金を払う意味無し の構図、これが関東は成立しない、名古屋と大阪の一部も)。
てかマジでさー、その層をピンポイントに狙い撃ちし足元を見て、雑な河原や雑な林間サイトで高額料金を取る行為は相当ふざけてると俺は思う。
これ東京には本当に勘違いしてるヤツ居るんで毎回書くけど、地方のキャンプ場(てか、税金で作った公園設備)は基本が無料。そこから整備した分だけ課金。管理人さんが整備した対価に金を払う(自治体等が負担or神対応or利用者自主管理等だと無料になる)。民間はそれを超える快適度があるから高額でも成立してる。単なる河原や林で1000円とか無い。
って、こんなのよく考えたら当たり前の話だが・・・まぁ関東(と名古屋大阪)の土地高騰からくる住宅事情の闇はクッソ深いので・・・
てことでメッチャ前置きが長くなったけど、以下本題。この基準で西方向を調査した。
新潟
再チェックした結果・・・
8増1減
新潟は野営パラダイスなんで、ネットで軽く調べるといくらでも出てくる(関東側は除く)。
なお、某サイトで猛烈に開拓してる人が居た(あれが良いか悪いかは微妙なところだ)。
1減の場所は・・・
大池いこいの森
ここだけ、俺リストから削除した。
上越では市街地に近い割に静かでナイスだったが、情報によると500円化した模様。それだけならまだしも激混みな模様。無料でなければ特に行く必要は無い(糸魚川に複数あるから)。
てことで削除。
長野
2増2減
長野には特殊事情がある。標高激高で寒く、超絶観光地なことだ(特に関東側)。
概ね長野松本で700m級、諏訪で800m級、伊那谷で900m級を超えるところは寒すぎて厳しい。春秋でガチ装備必須なため、一応チェックはしているものの個人的には論外扱い(大平峠、UD市民の森等)。
2減のとこは
野底山森林公園
高額化(俺基準で)されて終了。
山の寺
同じく高額有料化されて終了。
けっこうヤバイ
パラダイスだったはずの伊那谷が、軒並み有料化&高額化の流れにモロ突き進んでおり、大阪への中継目的ではけっこう厳しくなった感じが・・・
富山石川福井
前述のとおり、折立と水無湖は却下してる。剱岳で限界。
特に変動なし(俺の把握してた範囲)
だった。
ただし、元から激少ない。富山(4)はまだしも、石川(2)福井(3)は厳しい・・・名古屋大阪京都に近いからしょうがないが・・・
岐阜愛知静岡西部(概ね大井川以西)
0増3減
元々少ない、かなりキツイ地域。だが関東よりはだいぶマシ。
キャンプブームをモロ食らってる雰囲気があり、高額化&事前予約化&消えまくってる。
てか、あのブーム、なんだかス〇キとト〇タが裏で糸引いてるような感があるんだよなぁ・・・どうにも、中部東海だけやたらと盛り上がってる感があって不自然。
粕川オートキャンプ場
永久的に廃止。
しかし、輩出る感ハンパなかったから・・・そうだろうなぁ・・・と。
大津谷公園
謎の超高額化。
あそこのロケーションで高額料金を払うのはナシだと思うんだけどなー・・・
まぁ価値観は多様なので、運営者がそう判断したなら別に構わないが、俺の価値観だと300円が限界(てことで無理化)。
滝頭公園
ここも超高額化。
しかたないという意見もあるが・・・まぁ愛知的には無料なのが異常事態だったのだろう。500円で激安!みたいなヤツ多いし。俺はそれ、フツーに高けーだろ、と思うが(脳内が九州四国東北北海道基準なんで)。
しかし、無料からいきなり2000円てエグくね?
名古屋圏ヤバイ
俺リスト的には無料2か所、500円以下3か所になった。群馬単体より少ない(群馬は無料5(登山ベース風味含む)で意外にある、まぁ地元すぎて行かないが)。
一応緊急時用として、渚とAKBとM太郎はチェックしてあるけど、地雷感ハンパナく、行かないだろうなぁ・・・
てか、これらのロケーションなら、その辺の河川敷か浜で寝ちゃっても大差なくね? って思うんだよね・・・特にAKBとか・・・
滋賀三重奈良和歌山
1増2減
ちゃんと調べてなかったので、もっと増えるかと思ったけど、そうでもなかった。
中主吉川
禁止になった模様。
元々キャンプ禁止ではない公園ポジ(なはず)なので・・・都市近郊でこのタイプは、ある程度拡散された段階で基本消える運命にある(だから俺もこの地域のリスト化はしない※)。
望楼の芝
いろいろと終了。
やはり近畿はヤバイ
元々少ないため、4県で7か所しか無い(奈良はゼロ)。
※
これが公開できる限界の尺(非公式場所も含むため)
あとは検索するなりAIで高解像度かするなりしていただきたい
格安キャンプ+バイクツーリング終了の予感(関東~関西間)
東海道沿いに1件も発見できず。
浜松の渚園で中継する以外の選択肢がほぼ無い。あとは、天竜川水系奥地の河原か登山道入り口あたりで雑に寝るスタイルにワンチャンあるのみだが、以前書いたようにこれを選択できるのは、関東だと神奈川最西部民のみ。
つまり、完全シロで関東(東京圏)-関西(大阪)の移動に宿泊費0円はほぼ不可能(東山道と北陸道、北関東-関西はギリで可能)。
てかマジで東海地方の劣化速度が半端なく・・・今年の交通量増も激ヤバな予感しかしないので、大阪プランはやめて直行で徳島へ行こうかなと、思い始めた・・・
関東(てか群馬)から九州ツーリングへ行くルートを考える2023 自走ルート検討編
てことで、四国九州編に続く・・・かも(でもたぶん続かない、あんま変わってないと思う)。