6月にauスマホ単体契約から、スマホ(UQ mobileのSIM)+ガラホ(auVoLTE)に運用変更して5か月。
11月9日、auのVoLTEガラホ向けに「ダブル定額Z」という、ナント通信料0円~のプランができた。これで2台運用が更に安くなる。ナイスau、ソッコーでプランZへ変更だ!
・・・ということで、前回の記事
のその後&実際の使用感(ガラホ&格安SIM)をまとめてみた。
なお前回は、機種変更実質0円(条件なし)でGRATINA 4G(KYF31)をゲットできたが、アレは遅くとも9月末には終わっていたようだ・・・
もくじ
- スマホ+ガラホ運用の使用感
- UQ mobileの3GB契約はauの5GB契約相当に近い
- ネット通販で中古白ロムを格安でゲット
- まとめ&2708円の内訳
スマホ+ガラホ2台運用の使用感
構成はコレ
- スマホ 京セラ URBANO L01
UQ mobileデータ高速プラン(通話無し+上限3GB繰越有) - ガラホ 京セラ GRATINA 4G
au VoLTEカケホダブル定額Z(通話無制限+500KBまで0円)
電波の掴み
UQ mobileのSIM、au VoLTEのSIM、共に接続の安定度は極めて高い(両方au回線)。
俺は温泉バイクツーリングの比率が高いので、僻地使用も多い。特に基地局が少ない北海道では差が解りやすく、スマホ端末は同じなのに、去年(au3G+LTEのSIM利用)に比べ、格段に安定感がアップしてた。
微妙な電波強度の場所で3Gへの切り替えが無くなったのが良いのかもしれない(VoLTEは4G専用だが、auのLTEは3Gの電波が必須、なはず)。
ガラホのVoLTE通話の安定感は特に高く、日本海を航行するフェリー上でも陸が見える位置に行けば、ほぼ通話が可能になっていた。
さすがプラチナバンド、これだけカバーしているのなら、国内ではもう3Gなんてイラナイかも。
バッテリーの持ち
ガラホは極めて良い、通話専用だから。1日数回の発着信なら4日くらいは余裕。
しかしスマホは悪い。原因はガラホの通信確保のために、テザリングしっぱなしだから。充電を忘れると1日以下で確実にスッカラカンになる。
北海道ツーリング中は電源(バイクから変換)差しっぱなし、テザリングしっぱなし、リヤボックス入れっぱなし。高温かつ振動もすごい。もはや耐久テスト状態。外装はバッキバキ。しかし逆に言うと、それでも壊れないあたり、京セラの技術力は極めて高いなぁ・・・と言えなくもない。
UQ mobileの通信速度
田舎と都心部では気にならない。むしろ3G/LTE兼用のauの旧SIMより速いくらいだ。
問題は田舎と都心の中間部。特に埼玉県が酷いと感じた。東武本線に乗りながら使っていると、春日部-越谷あたりで目に見えて通信速度が落ちる。東上線の川越-和光市あたりも悪く感じた。
神奈川は、川崎駅近辺のみ悪い、特にアゼリアが悪く感じる、でもラゾーナはそうでもない。
千葉は、船橋駅近辺が比較的悪いと感じたけど、埼玉に比べるとかなりマシ。
北海道の原野では、auの旧SIMより遥かに良かった。
北関東は、可もなく不可もなく普通かな・・・まぁ時間帯によるだろうから、あまりアテにしないように・・・・
UQ mobileの3GB契約はauの5GB契約相当に近い
まずは、俺のUQ mobileデータ使用量、実績値を見ていただきたい。
- 6月 1.5GB
- 7月 1.5GB
- 8月 3.5GB
- 9月 4.9GB
- 10月 0.8GB
数字は概算。契約はデータ高速プラン(上限3GB+繰越3GB)。
北海道ツーリング中の約1カ月間は、テザリングしまくり。当然3ギガなど軽く超過する。昔のau感覚で使っていた俺は、9月の半ば、3GBに近づいたころ、
「そろそろ通信制限入るなー」
・・・と思っていた・・・が、制限は掛からず、結局2カ月で8.4GBほど利用できてしまったのだ。このことから、
UQ mobileのデータ繰り越しは先入れ先出し方式を採用している(前月残りの繰越分から先に消費される)
一方、auのデータ繰り越しは後入れ先出し方式を採用している(当月の通信容量から先に消費される)。
だからauの場合、たとえ3GBの繰越可能契約があったとしても、今回の消費ペースだと8月の余剰通信量は0になり、9月に4.9GB利用することはできない。3GB超過時点で速度制限がかかる。
要するに、auの繰越は、連続して通信量上限を超えることができない(はず)。
しかし、UQ mobileは平均3GBに収まっていれば、連続で通信量を超過できるようだ。
例えば、1.5GB、1.5GB、4GB、4GB、4GB、1.5GB、1.5GB、4GB、4GB、4GB・・・という利用サイクルが可能(実績から予測すれば)。
普段、自宅/出先WIFI等を利用するタイプの人は、上限の3GBなんてほとんど利用しない。だから、一度上限の3GB分まで貯蓄してしまえば、3カ月間は4GB/月まで制限なく使える。
つまり、連続する2カ月で最大9GB、単月では6GBまで速度無制限の利用が可能。
実際問題、容量ギリギリまで利用する運用はしない
普通こういうことは、余裕をもって契約するはず。毎月必ず容量ギリギリまで利用する運用なんて、実際はしないものだ。
例えば、5GB契約をしている人の利用量は2.5GB~4.5GB/月程度の利用が多いのではないか(平均3.5GBくらいと予想)。でも、たまに5GB超えたりする。だから繰越があるのだ。
しかし、auの3GB契約は繰越が無い。その上は5GB契約(繰越有)しかない。
これらを考えると、UQ mobileの3GB契約の対象者は、auのシステムだと、3GB契約より5GB契約相当にかなり近い。けど、auの5GB契約はナントお値段、約5倍。
・・・というか、もうね、auの通信料金設定はどういう事なんだろうかと。明らかに端末代金を負担させられているだけでしょうアレは(しかもほぼアイホンユーザーの)。
後述するように型落ちの白ロムが格安でゲットできる今、キャリア販売のスマホとはとっととオサラバすべきだと確信したのであった・・・
ネット通販で中古白ロムを格安でゲット
URBANO L01がズタボロになったため、代替機を探していたところ、とある日、同じURBANO L01(付属品ナシ、充電端子フタ締り悪い)がノジマオンラインの白ロム販売ページ(au)にて2980円で売っていた。
ノジマは情報家電寄りの量販店だから安心感もあるし、赤ロム保証もあったからソッコーで購入(2年前の端末に赤ロムなんて無いだろうけど)。
俺のなんてフタの締りどころか外装バッキバキだし、もう即買いでしょ・・・
注文後1泊2日で到着・・・・早くねーか・・・もはやアキバ完全にイラネー・・・
梱包は段ボールの中にプチプチ巻きのスマホが入っていて程よく無難な感じ。まぁバイクボックスに入れっぱなしで5000キロ走行しても壊れないんだから、神奈川からのトラック輸送ごときで破損するはず無いね・・・その点を考えたら過剰梱包。
到着した個体は製造番号が若く初期モデルっぽい。「使用感あり」と書いてあった割には、ほとんど新品同様の美品(俺の端末比)。確かにフタの締りは若干悪いけど、俺のは産廃レベルだし・・・比べてはイカン。
データを移行していると・・・明らかに新URBANO(と言うのは変だが)の動作の方が軽い。
数日運用・・・バッテリーも新しい方が長くもつ。テザリングを切ったら最大で4日以上使えてしまった・・・てか、コレほとんど新品なのでは・・・人気無かったからなぁこの機種・・・2年間倉庫に眠ってたのかもしれぬ。
なお、ここ数カ月、ポケモンGOが動かないせいかは知らないけど、Android4.2系端末が凄まじい値崩れを起こしている。従ってauLTEの「WIFIルーター」が欲しい人は今が買い。
まとめ&2708円の内訳
1年に数回、旅行や出張などの時だけ通信量がオーバーシュートしてしまう人には、投げ売りされてるau中古端末&UQ mobileのデータSIM+ガラホは最強かもしれぬ・・・
てことで・・・
最後に1台運用(URBANO V03に機種変した場合)と、2台運用(現在運用中の構成)のコストを比較してみた。(2016年11月現在)
1台運用時(仮定)の1か月コスト
- URBANO V03
(端末は一括購入したと考える 参考価格37800円) - カケホ 2916円(誰でも割加入)
- データ定額5 ※1 5400円
- LTENET 324円
- 毎月割 -351円(24カ月)
合計 8289円/月
2台運用時の1か月コスト
1台目
- GRATINA 4G
(端末は一括購入 参考価格37800円) - カケホ 2376円(誰でも割加入)
- ダブル定額Z 0円~4536円(500KBまで0円)
- LTE NET 324円
- 毎月割 -1050円(36カ月)※2
1650円/月(通信量500KB以下の場合)
2台目
- URBANO L01
(ノジマで買った中古端末 2980円送料込) - UQ mobileデータ高速プラン 1058円
2台の合計 2708円/月
1台運用との差は
5581円/月
年間 66971円 の得
数カ月でSIMフリー端末が買えてしまう!!
ZenFone Go(au系、docomo系SIM両対応)なら余裕で何台も買えちゃうという・・・
・・・ということで、現在、auの通信料金は異常に高い。と言わざるをえない。
下げてくるまでこのまま運用しとこ・・・
※1 2016年11月15日現在、データ定額3は繰越できないため、前述のとおりデータ定額5と比較する。
※2 2016年11月15日現在、毎月割の増額を受けられるのはガラケー長期契約者のみ。通常は-450円となる。改定前に契約した人は -1050円になっている。