宿泊費ゼロで行く北海道バイクツーリング2017-15日目

2017年北海道バイクツーリングの記録
15日目 晴れ

標津郡中標津町 ウシ空のキャンプ場 泊

usisora camp site夜間のトイレが超遠い

もくじ

  • 移動距離約200㎞のルート検討
  • 留辺蘂から津別へ
  • 津別から美幌へ
  • 藻琴山から神の子池へ
  • 裏摩周展望台へ
  • 開陽台へ
  • ラーメンたら福へ
  • 中標津保養所温泉旅館へ

移動距離約200㎞のルート検討

今日は温根湯温泉から開陽台まで行こうと思う。もちろん知床などメジャー観光地は完全スルー・・・バイクで行っても混んでるだけで楽しくないし・・・

まずは、ルートの検討をしよう・・・しかし、道北南部(オホーツク北西部)から道東東部(釧路と根室)へ抜けるルートは網走、美幌、阿寒の3か所しかない。俺が今まで走った感じだと・・・

網走から斜里経由(国道244)

走行距離は約180㎞。このあたりは人口が多く、都市間の距離も短いため交通量多め(道北比)。そこへオホーツクから知床へ抜ける観光客のクルマがプラスされる。従ってけっこう混む。その割には距離も長くて微妙。網走を目的地としない場合は論外。

美幌から小清水経由(国道334)

走行距離は約160㎞。この道路、郊外を通っていて地図上では良さそうに見えるのだけど・・・実態は勾配がやや大きく線形も良くない、設計古めの国道。距離が短く本格的峠区間も無いことから、トラック街道になっている。従って黒煙を浴びまくることに・・・。大部分が対面ハミ禁のため、抜くポイントはほとんどない・・・バイクでは最悪級の道路。絶対に回避。



美幌から弟子屈経由(国道243)

走行距離は約160㎞。勾配がキツく本格的峠区間があるため大型車は少ない。しかし、屈斜路湖畔を通るため観光客が多く、ハチャメチャな動きをするレンタカーなども多い。屈斜路湖を目的地として行くならアリだけど、通過するだけなら避けたい。

津別から阿寒経由(国道240)

走行距離は約180㎞。日本人なら誰でも知ってる超一級観光地、阿寒湖@まりも。このため大型パスが多い。距離も長く論外。陸別から阿寒に道路があれば検討するのだけど・・・全く無い。

訓子府-津別-美幌市街地南東-藻琴山-清里南部-裏摩周で行ってみよう

走行距離は約190㎞になる。北見と美幌を避けて訓子府から津別に抜けるために+15㎞。屈斜路湖を避けて美幌から裏摩周へ抜けるために+12㎞。それぞれ距離が延びる。まぁ市街地がほとんど無いから時間はそれほど変わらないだろう・・・。

留辺蘂から津別へ

つつじ公園を撤収。撤収者が多い。早朝の段階で残ったテントは2つ。旅人が多いようだ。メジャーすぎず、不便すぎず、ボロすぎず、狭すぎず、無料ってのが丁度いいんだろうな・・・俺もそうだし。

昨日通った逆のルートで北見西ICへ。そこから道道27を津別方面へ進む。この道路は交通量少なめ。皆無というほどではない。しかし北見-美幌間の道路は混む。それに比べれば遥かに空いている・・・特に見どころなどは無かった・・・津別まで約1時間くらい走行して到着。

津別から美幌へ

津別から美幌へは、国道、国道西側の農道、東側の農道の3つのルートがあるようだ・・・東側の農道へ向かう。

小学校と中学校の間を通り市街地北東部から農道へ。農道は交通量が少なくて走りやすい。アップダウンも大きく景色も楽しめる。あっという間に美幌に着いた。

ホーマックで休憩していると・・・ものすごい数のバイクが通る。さすが交通の要衝。北海道1周弾丸バイクツーリストの半分くらいは、ここを通っているのかもしれない・・・

国道を屈斜路湖方面に進むと交通量は激減。混んでるのは美幌市街地だけだった。

藻琴山から神の子池へ

屈斜路湖外輪山へ入る手前の道道995を左折して藻琴方面へ。

道道995のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  5
展望良さ    4
中高速コーナーが連続する。山-谷-山-谷のようなサイクル。断続的に景色が良い。やや砂っぽいため大型車は厳しいかも。小型~中型バイクでマイペース走行が◎。

道道102を川湯温泉方面へ進む。山頂付近の景色は・・・素晴らしい。けど、ハミ禁50制限以下。それなりに交通量もある。ツーリングルートとして楽しめる区間は非常に短い。

峠を越えて国道391を左折。清里方面へ・・・交通量激減。この区間、思ったほど交通量は無いようだ。山を下りたら道道1115方面へ右折。緑駅方面へ。かなり遠回りになるけどココしか道路がない。駅の裏あたりにトンネルを掘ってくれれば速いのになーと思う・・・交通量が少ないから、CP悪くて無理だろうけど。

中標津方面へ深い山中を進むと・・・神の子池への入り口発見。進んでみる・・・ダートなんだけど、昨日のサロマ湖展望台と同じくレンタカーだらけ。毎度のことながら・・・何で真ん中走ってるの・・・本当に免許持ってるのか? 対向来たらどうするんだ・・・自分のクルマじゃないからなのか、無責任極まりない運転をしている輩が多数・・・最悪。

しばらく走って池に到着。池は・・・・・・確かに神秘感が漂う・・・けど、モロ観光地化しすぎ・・・これじゃ神もカムイもあったもんじゃない・・・ダメだコレ。もっとダートをバキバキにしてレンタカーじゃ入れないようにするか、いっそのこと廃道にして、徒歩のみアクセス可能にした方が良いのではないだろうか・・・

裏摩周展望台へ

道道1115に戻り中標津方面へ・・・中標津との境界付近にある交差点を裏摩周展望台方面へ右折。この道路は素晴らしい景色だ・・・。展望台に到着すると・・・激混みだった・・・。月曜になぜ、こんなに混んでるんだろ・・・。適当に湖面を見て撤収・・・。エンジン掛けたら給油ランプが着いた。中標津まで40㎞以上あるけど・・・なんとかいけるだろう・・・。

開陽台へ

養老牛温泉の先を左折。看板に従って進む・・・やっぱり中標津北部は景色がイイ・・・。30分ほど走って到着。なぜかバイクが少ない。トイレ裏のバイク通路を見ると・・・自然に還ろうとしていた・・・強引に突破。テントサイトには誰もいない。水道ポンプの音が意外にうるさいから一番奥へ設営しておく。

ラーメンたら福へ

設営後、中標津市街地に向かう・・・遠い。市街地のホクレンでガソリンを入れたら6.12L。トリッカー(後期)のガス欠症状が出る限度はマイナス7L。点灯後45㎞走行しているから、あと30㎞は走れた計算になる。けっこうイケるな・・・

・・・などと考えながら東武サウスヒルズ前にある花まるへ行くと・・・休業日だった。ラーメンに変更しよう。リサーチ後、中標津警察署の近くにある、たら福へ。

時間帯のためか、店内は誰も居ない・・・こがしねぎ味噌ラーメンを注文。864円。すぐきた・・・うーんフツー。具材は良いもん使ってるんだけど、スープベースに化学の味強め。ダシは味噌が全て。おまけに麺がイマイチすぎる。今回北海道で食ったラーメンの中では最もイマイチ・・・マズイわけではないけど・・・無難な味。ラーメンジャンキーにはダシパンチが全く足りず。ファミリー向けに寄せすぎ。まぁ中標津だし、しょうがない。こんなド田舎で味をジャンキー向けにしたら潰れてしまう・・・。

中標津保養所温泉旅館へ

この時間(夕方)から、別海郊楽苑や尾岱沼シーサイドホテルへ行くのは厳しい。中標津保養所温泉旅館へ行ってみる

・・・10分ほどですぐに到着。見た目はまんま旅館。入浴料500円。アメニティ完備。100円返却式貴重品ロッカー+籠。湯にはあまり特徴が無い。湯船は大き目。露天もあり。露天の雰囲気は鄙びた旅館風で◎。・・・けど、客層があまり良くない感じが・・・生気の抜けたメンドクサそうなジーサン系多し。休憩椅子もあって良い施設なんだけどね・・・。

風呂から出たらフレスポ中標津へ向かう。敷地内にあるビックハウス(スーパー)へ・・・品ぞろえが良くない。しかもちょっと高め。特に生鮮が高い。中標津は物価が高いかも(北見比)。

開陽台に戻るとキャンパーが5組ほどに増えていた。このサイトは広さ25m×50m程度と、極めて狭い・・・みなさん上手に等間隔に設営。ギリギリ許容範囲の距離感。ここは8組いたら厳しい。これ以上増えたら、俺なら一泊216円の森林公園へ行く・・・俺と同じように宿泊費0円縛りやってる人が、これ以上来ないのを期待して就寝・・・。

 

宿泊費 0円
ガソリン 800円
メシ 1700円
風呂 500円

合計 3000円
総合計 69000円

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