電動キックボードに経済性はあるのか? 現行バイク比のランニングコストを考える

将来、電動キックボード(てか小型特殊の2輪車)が、免許対象外になりそうな動きが出てきた(警察庁 丁交企発第132号等)。

イチバイク乗りのオッサン的には近年最大級のトピック。

このニュージャンル、現行バイク(エンジン原付)に比べて経済性はあるのだろうか?

軽く検討してみた。

なお、2021年6月時点では社会実験段階であり

当該認定新事業活動計画に従って貸し渡されたものでない電動キックボードや、当該認定新事業活動計画に従って貸し渡されている電動キックボードであっても、実施区域の外を通行するものについては、今回の特例措置の対象とならない

とされている上に、不確定要素や不明点も多い。気づいた点があればコメント欄にでもどうぞ。

もくじ

  • 免許不要枠のメリットとデメリット
  • 原付枠電動車 唯一のメリットは燃費?
  • 現行電動キックボードの燃費計算してみた
  • 免許不要枠でも実用性無くねーか?
  • 実用性が出てくるのはバッテリ容量が4倍超えたとき
  • まとめ 電動キックは完全に趣味枠

tokyo

都心在住のごく一部の層にしかメリット無さげ

免許不要枠のメリットとデメリット

免許不要化(要は準チャリ枠)された電動バイクが、将来本格的に出現した場合、具体的に何が変わるのか?

とりあえず思いつく限り書くと、こんな感じか。

※現在のエンジン付きバイク(原付1種~2種クラス)比

メリット

  • 免許取得費用が不要
    (ただし原付1種は1万円以下)
  • 免許更新費用が不要
    (3000円。てか半日潰れてクソ、あれこそオンライン化せよ)
  • 税金が無い
    (現在原付1種2000円/年、だだし最終的にチャリ課税される予感)
  • 保険料が極めて安くなる可能性
    (原付2種以下は任意含めてMAX1万円/年程度)
  • 安全装備が大幅に削減可能
    (実はデカイ。ヘルメット、ジャケット等は地味に高い)
  • 油脂類の定期交換、補充が無い
    (ただし全車4スト化されており従来より給油頻度は低下)
  • その他消耗品もほぼ無い
    (ただし現代の車両は壊れにくいし、電動パーツも壊れる)
  • 持ち運べるため駐輪場が不要
    (ただし日本の9割以上の地域は関係ない)
  • 燃費が極めて下がる可能性
    (最も重要な要素だが、既にスーパーカブが存在する)

デメリット

※同じく、現行のエンジン付きバイク(原付1種~2種クラス)比。

  • 遅い
    (まぁでも、30以下領域では実態としてたいして変わらんと思う)
  • 航続距離が短い
    (小型以下で100km以上走れるモデルは見つからなかった)
  • 充電に時間がかかる
    (給油は5分、バッテリーは数時間)
  • 積載量が無さすぎる
    (人の移動のみに特化)
  • アフターサービスが怪しい
    (例えば、カブなら全パーツ買える)
  • バッテリーが消耗品
    (最も重要 詳細後述)

小型は免許不要枠化が必須(原チャリ枠ではメリット無し)

上記のとおり、メリットの大部分は速度抑制による免許不要枠(仮)に由来する。

速度低い→免許要らない→登録要らない→装備要らない→課税(把握)できない

この論法(たぶん)。

しかしながら現在、電動キックボードは「原付ナンバー取得必須」。これでは極めてメリットが無い。と言わざるを得ない。

だったら、スーパーカブやアドレスを買った方が良くね感しか無いから(更に言えば2種のPCX、てかもはや原付1種を買うメリットなどほぼ無い)。

2021年現在、「ナンバー付き小型電動キックボード(スクーター)」をアピってる勢力がけっこうあるけど・・・正直な話、あれは良く解らぬ。

超低速域のママチャリ代替なのに免許が要るなら、チャリor電動アシストチャリで良くね?

てか、スーパーカブやPCXと同じ土俵でガチバトルして、勝ち目があるのだろうか? 俺には疑問しかない(将来法規制が外れる事が裏で内定してるんじゃね疑惑を持ってる)。



原付枠電動車 唯一のメリットは燃費?

さっきのメリット、免許登録関連を除く要素を考えてみよう。

メンテナンス性?

  • 油脂類の定期交換が無い
  • 消耗品もほぼ無い

オイル交換(補充)が要らない、消耗品が無いなどのメンテナンス要素は、20年前ならまだしも工業製品の耐久性が激烈に上がった現代では、もはやどうでも良いレベルに達してる。

イマドキの(エンジン付)バイク、滅多に壊れないんだよね・・・というか過去、壊れまくってた(調子悪くなる)原因のほどんどは、キャブ+2ストが原因だったと思うんだわ。

そもそも、電動だろうが何だろうが製品寿命は永遠では無い(特にバッテリ)。

参考、俺のバイク(2010年モデル250cc)

バイク10万キロ突破記念 ぶっ壊れたところのまとめ(総維持費)

持ち運べる?

これ、一見軽々持ってるけど、よく見るとけっこう重量がある。

気合入れればカブやPCXだって持ち上がるし、そもそもタイヤが付いてるのに持ち上げる必要性は特に無いと思うのだが・・・

従って、圧倒的に良いわけでも無く、ぶっちゃけかなーりどうでも良い。

いくら「簡単に持ち運べますッ」っつったって、結局みんなクルマで運んでるイメージビデオばかりだし・・・

ミニバン以上なら、ちょっと工夫すればカブも余裕で乗るべ・・・的な。

保険料が極めて安くなる?

いやぁ・・・普及したら事故が増えて、値段が上がる未来しか俺には見えぬ・・・

てことで、残る要素は・・・

やはり燃費しかない

原付枠(免許と登録が必要)ならば、結局メリットは燃費しか残らないのではないか?

というかこれが最もデカイ要素。電動化のキモだと思うので・・・もう少し掘り下げて考えてみよう。

スーパーカブ50の燃費は約120Wh相当(俺試算による)

燃費モンスターのカブ。抑えて走行すれば50km/Lくらい余裕で出る、まぁ実用レベルで仮に50kmだとしよう。ガソリンが150円/L時であれば、kmあたりの燃料(エネルギー)単価は3円。

電気代を25円/kWhとした場合、3円で買える電気は約0.12kWh(120Wh)

※参考値
スマホのバッテリ容量は10~20Wh
ノートPCは50~100Wh

つまり、スーパーカブ50の効率を電気エネルギーコストに換算(エネルギー効率ではない※)した場合、約120Wh/1km相当になる。

これ以上に高効率なら、カブの燃費を超える可能性がある

しかしデメリットを考えれば、最低でも燃費が2倍以上orパワーが2倍以上は欲しい。

同じならカブ買った方が良いので・・・

※エネルギー効率はガソリンを33MJ/Lとした場合、0.66MJ/㎞=183Wh/㎞になる、はず。計算間違ってる場合はコメント欄にでも。

ハーレーライブワイヤーが カブ以上の燃費を達成してた

ここで参考までに大型電動バイク枠、つい最近発売された、日本仕様のハーレーライブワイヤーを見てみよう。

カタログ値によれば、バッテリー容量は15500Wh。航続距離が市街地走行235km、高速道路152kmになってる。

また、Zeroモーターの SR/F は14400Whの高速159km。

公式サイト

ライブワイヤー
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/motorcycles/livewire.html

Zero SR/F
https://www.zeromotorcycles.com/model/zero-srf

この数値を元に計算すると、ライブワイヤーの燃費(というのも変だが、とりあえずこう呼ぶ)は約100Wh/km。

電動車の燃費はスゴイ。

ハーレークラスで高速を走っても、カブレベルの燃費を叩き出す(本当は叩き出していないが、課税のバランスが狂ってる為にこうなる)

ただしバイクの車体サイズと燃費には相関性が無い

ハーレークラスでこの燃費レベル。

車体サイズが更に小さければ、もっと省燃費になる・・・気がするのだけど、ソコはバイクというジャンルのお約束。車体の大きさと燃費が比例しない。

電動化すると最高出力とも比例しなくなるため、更に相関性が無くなる。

つーか、結局のところバイクは趣味なので、乗り手がどんだけパワーを求めてるかに過ぎない。

例えばSR400より、NSR50の方が燃費が悪いという謎現象が実際に起きる。それがバイク。

まぁでも一応、パワーを全て捨てたコスパ最重視である原付枠の国産電動車(例 イービーノ)も見てみた・・・

ガチ原付枠の現行電動スクーターは微妙すぎ

イービーノのバッテリ容量は500Wh(少なすぎて2度見した)。30km/h以下の極低速走行で航続距離は20km台。MAXの29kmだとしても燃費は17.2Wh/km。

ライブワイヤーの市街地走行時燃費は約66Wh/km。

航続距離ではイービーノの8.1倍、最大出力は62.5倍にものぼる。しかし、燃費は3.8倍の悪化に収まってる(この数値は、ほぼ車両重量に比例)。

てかさ、現行の小型電動車、航続距離20kmで何すんの? って感じなのだが・・・

従来型のスクータータイプにメリットあるか? てかこの路線、間違ってね? ハーレーみたくモアパワー求めた方が理にかなってね?

デメリットと車体価格を考えたら、コスパ厨的には明らかにイービーノよりカブ買った方が良くねーか・・・

この点を見ても、超小型電動車クラスは免許不要化待ったなし。

免許が必要ならイラナイよな。マジで・・・

早くしないと、全部国外メーカーに持ってかれる気がするんだが・・・いや、もう遅いかもしれぬ・・・

バイクは原則趣味なんだからさ、低コスパ、低環境負荷路線で売ろうとしても無駄だって・・・

というか、免許が必要な時点でコスパを語るのは無謀だろー・・・ママチャリ乗ってる人を取り込まないと、永久に普及しない予感しか俺には無い。

このスペックではどう考えても、既にバイク乗ってる人たちが小型電動車を買う事は無いはず

何度も言うが、カブ買った方が良いので・・・

現行電動キックボードの燃費計算してみた

てことでやっぱり、超小型2輪の本命は軽量の電動キックボードタイプ(しかも準チャリ枠)ではないだろうか? 少なくともスクータータイプでは無いと俺は思う。

もし仮に、現行で売ってるオモチャ+αレベルの電動キックボードが、免許不要枠になった場合、燃費(ランニングコスト)はどの程度になるのか?

はたして経済性はあるのか? やっぱり趣味の範囲なのか?

計算してみた。

電気代のコスト感

まず、ざっくり電気代の感覚を掴んでおこう。

小売電力を25円/kwhとし、バッテリーの充電効率を80%とした場合の1回の充電費用は

  • バッテリ500Whタイプ 15.63円
  • バッテリ1000Whタイプ 31.25円

ざっくり考えて100Whあたり約3円かかる。

販売されてる車両で計算してみた

ターゲットはAmazonで売ってるコレ

MEGAWHEELS 電動キックボード(Amazon)

アマゾンの販売者は型番の記載が無いけど、公式サイトを見た限りS1というモデルっぽい。

公式サイト
https://www.megawheels.com/en

※繰り返すが、2021年現在、日本国内で一般人所有車の公道走行は不可。

S1のスペックには以下の記載がある。

  • バッテリ容量 5.0Ah
  • 標準電圧 25.2V
  • 充電器出力 29.4V/ 2A
  • 充電時間 3時間
  • モーターパワー 25.2V
  • 最大距離 8-12km

ここから計算&推定すると、

  • バッテリー容量 126Wh
    (5.0Ah×25.2V)
  • 充電時消費電力 176.4Wh
    (29.4V×2A×3h)
  • 充電効率 71%以上
    (バッテリー容量÷消費電力 電流制御の有無不明なため最低値)
  • 電力消費効率(燃費) 29.4Wh/km
    (176.4Wh÷6km 最大値の半分と仮定)
  • 走行コスト 0.735円/km
    (電力価格25円/KWh時)

俺の計算ではこうなった。最もブレるのは最大走行可能距離かなと思う。さすがに半分は走ると思うけどハーレーやZEROと比べ、嘘くささがハンパナイ

廃車(ぶっ壊れる)タイミングが重要

S1の公式サイト価格は174ドル、日本円で約19000円。まぁ多めに20000円としておく。

オモチャレベルの電動キックに、どれだけ耐久性があるのかは未知数のため、複数パターンを考えてみた。

100kmで壊れたときの距離単価(ランニングコスト)

200.7円/km

内訳

  • 電気代 73.5円
  • 本体 20000円

さすがに充電20回以下で壊れるとは考えにくいが・・・可能性はある。

でも、完全に趣味の遊びとして、実用性無視して考えれば全然アリっちゃアリな数値。

実はこれでも、サンデードライバーが所有するマイカーよりkm単価は安い。

参考過去記事
自家用車の維持費(ランニングコスト)が高い原因は税金でも修理費でも無かった

200kmで壊れたときの距離単価(ランニングコスト)

100.7円/km

  • 電気代 147円
  • 本体 20000円

ガソリンバイクと違い燃費が良すぎる上に維持費が無いため、乗れば乗るほどダイレクトに距離単価が低減する。

充電40回は・・・まぁ耐えられるとは思うが・・・謎。

400km以上

以下同じように計算したらこうなった(小数点第二位四捨五入)。

走行距離距離単価
(円/km)
電気代
(円)
最低
充電回数
(回)
参考同コスト帯
100km200.773.517サンデーD車
200km100.714734都市部ゲタ車
400km50.729467郊外ゲタ車
800km25.7588134250ccバイク
1600km13.21176267125ccバイク
3200km72352533極限のカブ
6400km3.947041067
12800km2.394082134

最大の問題 充電回数

2021年現在、リチウムイオンバッテリーの充電回数は、500回程度が保証限度と謳われている事が多い。超えたから即使えなくなるわけでも無いが、容量(走行可能距離)は減る。

さすがに1000回は厳しいだろう・・・つーか、1年365日しかないので、1000回充電は3年くらいかかる。オモチャレベルの電動キックが、3年も使えるのかは疑問

まぁ、本田技研レベルの部品を使って組み立てられていれば、3年など余裕でクリアできるのだろうが・・・さすがに179ドルモデルがそんなワケないので・・・

極限MAX2年くらいが現実的ではなかろうか。

免許不要枠でも実用性無くねーか?

毎日限界まで走行してノートラブルで2年を迎えた時、先程の表にある、3200~6400kmの範囲に入る。

このときの距離単価は、約10円前後だと予想される。保険が未知数であり、仮に年間4000円と仮定すれば、2年で8000円。1600km時でキロ単価は5円アップ。3200kmで2.5円アップするから(俺はもっと高くなると予想)。

これは、スーパーカブ50(車体価格込の距離単価)より若干高く、PCXよりは安いという、かなり微妙なライン(だと思われる、あくまで全部机上論なので)。

メリット 駐輪場しか無い疑惑

実用性が遥かに劣る電動キック、いくら燃費が良いと言われてもカブと距離単価が同じでは話にならない。

マジで免許不要化必須。じゃないと採用するメリットなど無い。いまのところは、目新しさと未来感が全て。

本当にガチで体感できそうなメリットは、持ち運びが容易な点しか残らない。しかしこれも免許不要化は必須。装備の削減により軽くて保安部品も無いのが大前提になる(室内や鉄道でナンバーあったらクッソ邪魔だよ絶対に)。

でもこれさ・・・ごく一部の大都市中心部だけなんだよ・・・

日本の国土の9割以上は、バイクなんてどこでも置ける。東京には勘違いしてるヤツがけっこう要るけど、日本の国土のほとんどはド田舎であり、バイクが気軽に置けないレベルの過密都市なんて、東京と名古屋と大阪の中心部にしか無い(というか、ほぼ東京しかない)。

駐輪場問題など大都市の駅前にしか存在しないものだ。郊外なら駅前すら関係無い(デフォで無制限停め放題無料)。

ちゅうことで、よく考えるとこのジャンル・・・完全に遊具のポジションでしか無いのでは・・・いやまぁ趣味という点では正しいのだろうが。

やはり、バイク(2輪)はどこまで行っても趣味だった。実用性は基本的に無い(カブにワンチャンあるのみ)。買う理由は楽しめるかどうか

でも、個人的感覚で言えば、カブ買った方が遥かに楽しめる(さっきの既にバイク乗ってるヤツは買わないだろー、の件)

実用性が出てくるのはバッテリ容量が4倍超えたとき

じゃぁどんだけ進化したら買うのか?

これは個人的嗜好が強く出るため、なんとも言えないが、ガチ地方民の俺が個人的な感覚で、ココまで進化したら買おうかな・・・というラインを考えてみた。

何度も言うが、免許不要枠ができたと仮定しての話(前述のとおり、原付枠はどこまで行っても価値無し判定の予感しか無い)。

ウチの自宅スペックはこんな感じ。

  • 最寄コンビニ 1700m
  • スーパー 3000m
  • JR駅 11000m

市クラスでこの半分くらい、町村だとこの倍くらい(駅除く)までのロケーションの地方民は割と居るはず(駅まで数キロは地方ではごくフツー)。

先ほど挙げた電動キック、MEGAWHEELS S1の最大走行距離はカタログ値で8-12km。

マージンとって6kmとした場合、スーパーすら行けるのか怪しい。最低でも4倍の24kmは欲しい。それでも駅はやや厳しい。けっこうギリ。

更に倍(8倍)の48kmあれば十分使えるとは思う。免許が無くても生活できるようになる可能性は高い(どうせそのスペックは、免許不要になど永久にならない気がするけど)。

4倍時のスペックはこうなる(S1基準)

  • バッテリ容量 20.0Ah
  • 標準電圧 25.2V
  • 充電器出力 29.4V/ 4A
  • 充電時間 6時間
  • モーターパワー 25.2V
  • 最大距離 32-48km(実用24km)

総走行距離12000km付近で充電回数500回を越えるはず。この時の燃費は2.3円/km。

最低限このくらいのスペックが無いと田舎では買う意味がない。遊ぶにしても、カブやPCXを買った方が楽しい(と、バイクの免許持ってる俺は思う)。

ただしこの試算は179ドル(2万円)で買えた場合の話であり、2020年代内に達成されるのかは疑問・・・

仮に価格が4万円なら、表内の6400km相当(燃費3.9円/km)。8万円なら3200km相当(7円/km)。16万円では意味が無い。

まぁ現実的なラインとしては、49800円でバッテリー500Wh(20.0Ah-25.2V)かな・・・当然、免許不要枠で。

つまり、イービーノレベルのヤツが免許不要になって49800円。的な。

このくらいなら案外、数年であっさり出るかもね・・・中華から。

最大の難点は「免許不要になるのか」ってところだ。でもどうせこの国は、既得権益に忖度しすぎてそうならないだろう。

んで結局、全部中華にもってかれるんだろうなー・・・家電、パソコン、スマホみたく。

まとめ 現行電動キックボードは完全に趣味枠

やっぱりバイクはどこまで行っても趣味。コスパを考えて乗るものではない。

たとえ考えたとしても、スーパーカブ50の価格は、236,500円。汎用性(荷物、速度、航続距離)が無い電動キックボードが、カブを超えるのは困難すぎる。

半額の半額、6万円以下かつ免許不要ならギリ検討に値するかも・・・レベル。

それでも既にバイクの免許持ってる人は、選択肢に入らない・・・純粋に、現行バイク型の電動車を買うだろうから(さっき挙げたライブワイヤーなど)。

まぁこれは価値観の話になっちゃうから、「ジャンルが違うと認識」すればアリなんだが・・・

俺にはそこまで圧倒的な違いは感じられない。チャリとオートバイの違いの方が明らかにデカい。

電動キックボードがチャリ側なのかオートバイ側なのかで言えば確実にオートバイ側だ。(強引に例えれば、キャンプとキャンピングカーと車中泊の差みたいなものか 参考過去記事 キャンピングカーはキャンプではなく車中泊のカテゴリに入る)。

仮に、完全に人の移動に特化した超小型モデルが出て、「超小型なら手荷物として鉄道車両に無条件で積める」って感じになったとしても・・・

本田技研工業レベルの品質かつカブの1/4価格かつ免許不要にならなきゃ、俺は買わぬ。

3回目だが、カブ買ったほうが良いから。

そもそも原付枠自体が意味不明(グレー)

電動キックボードは原付枠の制限が外れなければ、そのうち誰も買わなくなるのではないか(早期導入者層が飽きたら終わり)。

「クルマの免許に付いてる50の免許で乗れる」ってところだけでは弱すぎる。現状では実際にソレ向けのマーケティングがされてるっぽいけど、チャリダー、(オートバイ)ライダーがアレで買うのかは疑問(SUVに乗っけて出先で使う的なヤツ)。

だいたい現役で今バイク乗ってるヤツの共通認識として、もう原付1種に価値ねーよな・・・ってのが、最近のコンセンサスじゃねー?

税金は上がる、2スト無くなる(イジり要素)、建前の30制限が建前じゃなくてガチになる、メットもウルサイ、実燃費は125や250の方がむしろ良い・・・てな感じになってしまった現代。

バイク免許不要のお手軽快適さなら電動アシストチャリ、免許持ってて趣味なら90㏄~。その間のクラスは実に微妙。

てかさ、ペーパー試験のみで乗れる50の存在自体が元々グレーすぎなんだよ・・・アレは公道と農道の区別が付かない未開の地域で乗る(現代では離島やクッソド田舎にしか無い)、テキトー&ブッチギリ前提の謎カテゴリだと俺は思ってる。

農機だかチャリだか何だか解らんものは、全部原付枠。「チェーンソーのエンジンじゃパワー出すぎなんで草刈り機のにしてくださいよ」みたいなノリ。

ソレをバイクとして都市部で使うってのが、ライフハック的な手法(日本お得意の魔改造を真面目にやってしまうヤツ)だったんじゃね? と・・・

50以下って最初は、ほぼ無規制のヤケクソベンチャー枠だったのに、やりすぎちゃって規制かけすぎた結果、どっちつかずの意味不明枠化した感じしか俺には無い。

つーか全盛期は、ほぼ全車リミッターカットしてたしさぁ・・・86年までデフォでノーヘルなんよ? 現代ではアリエンよ、マジで。

これ付けたら70以上出るッ、横浜新道が楽に走れるッ!みたいな会話をフツーにしていたパイセンも一杯居たし。

でもなー・・・社会的には大問題なんだけど、日本が先へ行くためにはあのノリが再び必要になってきたのかもなー・・・

リスクゼロでは先に進まんからなぁ。過去にゼロを求めていたら、絶対に鉄道も自動車も蒸気機関も、電灯すらも不許可だったはずだし・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA