朝の東海道線下りは横浜経由の方が良さげ 他

所用のため、しばらく横浜の関内(伊勢佐木長者町)に滞在することになった。
利用した鉄道などの情報をメモしておくシリーズ

朝の通勤時間の混雑編

もくじ

  • はじめに
  • 東海道線下り
  • 相鉄線下り
  • 小田急
  • 横浜市営地下鉄
  • 京急下り
  • 関内は不便

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はじめに

神奈川の通勤ラッシュは激しい。地方在住者から見たらあり得ない混雑具合だ。

しかし、上り方向はぶっちゃけ埼玉、千葉ほどではない。これは大規模なビジネス拠点が県内に少なく東京一極集中している埼玉千葉とはやや違う傾向に感じる。

でもそのせいで、神奈川のラッシュは下り方向もけっこう激しかったりする。

関内付近から各地へ向かう路線について、いろいろ乗ってみて気づいたことをまとめてみた。

※特定日、時間帯、乗車位置によって大きく変動するから、あくまで俺が乗った列車の感想。基本的には上り(東京方面)が混雑、下りが空いている傾向。

東海道線下り

小田原へのルート

伊勢佐木町付近から小田原方面へは、複数ルートがある。たとえば

  1. 大船駅経由
    JR関内駅-根岸線-大船駅-東海道線
  2. 横浜駅経由
    JR関内駅-根岸線-横浜駅-東海道線
  3. 戸塚駅経由
    伊勢佐木長者町駅-市営地下鉄-戸塚駅-東海道線
  4. 海老名駅経由
    伊勢佐木長者町駅-市営地下鉄-横浜駅-相鉄本線-海老名駅-小田急小田原線

ほとんどの人は1番の経路から東海道線に乗る。朝6時台に実際に乗ってみて気づいたのは以下のとおり(4ルートの海老名以遠以外全て乗車した)。

朝の東海道線下りは横浜経由の方が良さげ

東海道線下りの乗客は予想以上に多い。横浜から東戸塚まではそこそこ空いているけど、戸塚駅で市営地下鉄からの乗換が多く、ほぼ満員になる。

大船では更に根岸線からの乗客が増加。藤沢、茅ケ崎で人が入れ替わるも状況は変わらず。

大磯あたりから激減するけど、立ち客は消えない。二宮ですれ違う上り列車を見ると・・・ガラガラだった・・・。国府津で降車する人は多いけど未だ満席のまま。

つまり、朝の東海道線下りは保土ヶ谷を超えると座れる可能性が激減する。

そのまま平塚までほぼ満員電車で行ってしまう。だからJR東海道線を利用して小田原まで行く場合、必ず横浜経由を選ぶべき(それでもギリギリ座れるくらい)。

市営地下鉄から戸塚乗換で乗車した日は、藤沢駅で座れたから良かったものの、戸塚から小田原まで座れないというのはかなりキツい。



相鉄線下り

相鉄線の横浜駅は始発のため確実に座れる。ほぼ満席になるほど混んではいるけど、朝は5分おきに急行が運行されているため全く問題ナシ。

二俣川まで停車しないから速達性が高いことも◎。

大和駅の乗換通路も広くて改札もないし、とても良い構造。千代田線某駅とは大違いだ。そのためか、大和駅周辺の駅は小田急との乗換目的客が多く、座ることはほとんど不可能。

相鉄線下り+小田急コンボは使い勝手ヨシ

横浜駅発の大和駅経由は、利便性、速達性が高い。目的地が相鉄線沿線のときはもちろんのこと、小田急江ノ島線の相模大野-藤沢本町間や、小田急小田原線の相模大野-開成間などを利用するときには、圧倒的に相鉄が有利だと感じた。

小田急江ノ島線方面へは、横浜線からの町田経由、市営地下鉄からの湘南台経由、東海道線からの藤沢経由。

海老名だと東海道線からの茅ケ崎経由、横浜線からの橋本経由などもできるけど、これらはあり得ない。俺は断言したい、あのあたりは全て相鉄線大和経由が最も便利だ。他の選択肢は存在しない。

小田急

江ノ島線は上下線混雑

相模大野寄りは新宿方面へ行く乗客で激混み。藤沢寄りは東海道線に乗り換える乗客で激混み。つまり始発電車以外座るのは難しい。江ノ島線は下り方向の神奈川県内の路線に限ると最も混んでいるかもしれない。

しかしながら、乗車マナーが良く(埼玉南部とか東葛地域に比べての話)、東京都心から離れた郊外路線の割には運行本数が多いから、乗りやすかった・・・まーでも、都内方面は苦行なんだろうな。と。


横浜市営地下鉄

コスパ最悪

とにかく運賃が高い。横浜駅からの初乗運賃は東急130円、JR140円、京急140円、相鉄150円、横浜高速180円。

市営地下鉄は210円。横浜駅から伊勢佐木長者町駅だけで240円もする。

京急の横浜駅-日ノ出町駅は140円だから、100円も違う。例えば他路線の240円の切符を買うと、東急は横浜駅から武蔵小杉まで、京急は川崎まで行ってもなお、お釣りがくる。

マジで無茶苦茶高い。従って、沿線居住者以外の地元民はほとんど使わないみたいだ。

ブルーラインは観光客多め

運賃のせいなのか、平日と休日で混み方が全く異なっている。実際に乗ってみると、平日は両方向とも全区間ほとんど混んでいない。

しかし、休日は桜木町駅と新横浜駅に向かって大量に乗降する傾向に変化する。そして、それ以外の区間はほとんどガラガラ。

なお、最近快速運転を開始したけど、この快速には速達性がほぼ無い。はっきり言って意味不明だ。

センター南駅が方向別ホームになっていなかったり、伊勢佐木長者町の地下道が中途半端(実はドンキのあたりから駅まで繋がっている)だったりと、横浜市交通局の方針には、とても疑問を感じる。

京急下り

下りは特急に乗らなくて良い

下りの特急に横浜市内から乗車して座ることは困難であり、現実的ではない。大量の降車客が居る横浜駅の先頭に並んでいる人以外は、ほとんど着席不可能だろう(横浜でも怪しい)。

それ以前に朝の戸部-弘明寺間は普通列車しか選択肢が無い。更に、上大岡から先は特急の優位性があまりないし、朝は本数も少ないから特急に乗換えるメリットがほとんど無かった。

本数が少ないため混雑する

横須賀まで普通列車に乗車してみた。南太田あたりまでは空いているけど、それ以降は横須賀中央まで延々と混雑が続く。他路線に比べ圧倒的に学生が多く、下りの普通列車のくせにマジで座れない。

関内は不便

実は関内ってそんなに便利ではない・・・。原因は鉄道の起点が横浜駅になっているから。

一度横浜駅まで出る時間が無駄。物価高いし、治安悪いし、早朝はゴミ臭いし、正直住みやすいとは言い難い・・・。

逆に住みやすそうなのは二俣川かな。相鉄-東急直通が完成したら、サイコーに住みやすい地域になるんじゃないかなー。運行形態とか、まだ不明点が多いけど・・・

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