みなかみ(月夜野)の三峰の湯へバイクツーリング

暑すぎず寒すぎず、温泉ツーリングの季節到来。てことで、ちょっと月夜野の三峰の湯まで、バイクで行ってみた。

もくじ

  • 水上エリアの地域区分(バイクツーリング専用)
  • 町営温泉センター三峰の湯方面へ
  • 三峰の湯へ入ってみる

 

水上エリアの地域区分(バイクツーリング専用)

他の群馬県市町村と同じく、利根郡(水上町)も合併しまくり。一言に「みなかみ」と言っても広い。

独断と偏見により勝手に分類すると以下のようなエリアに分かれる(バイクのアクセスを考慮)。

奥利根エリア

藤原湖より上流の地域(観光協会とバイク乗りである俺の見解は違う)。

冬季は到達困難。なお、奥利根スノーパークというスキー場があるけど、あそこまだ奥利根ではないと思う。

人口が少なく、温泉も少ない。交通量は激減する。

地図上だと、軽快なワインディングで楽しそうに見えるが・・・実際はバイクで走ってもあまり楽しくない(閑散期を除く)。

走っているのは、ほとんど観光客のクルマだからだ。追い越し困難な道路が延々と続くため、シーズン中は団子走行になりやすい。



水上エリア

さっきの奥利根エリアを除く旧水上町の範囲。上牧駅から土合駅のあたり。

ここは、温泉旅館だらけ。交通量がとても多い。あまりバイク向けではない。てか、割とクソレベル。気軽に行ける日帰り温泉も少なく、ほとんどは宿泊前提になっている(とにかく高い)。

群馬県民が水上温泉に行くケースは、かなり少ない印象がある。おそらくは、高速で行くには近すぎるし、一般道では混み過ぎてダルいからだ・・・

距離も微妙なため、イマイチ旅行した感も無いし。

猿ヶ京エリア

旧新治村の赤谷湖より奥の地域。

温泉はやや多い。湖周辺が温泉街になってる。それ以外の交通量は極めて少ない(観光シーズン中の土日を除く)。

三国峠は危険物積載車両がたまにいるけど、登坂車線が整備されている箇所も多い。バイクツーリングには割と適している。真夏以外は寒すぎるけど・・・

超個人的な見解にすぎないが、ココって「みなかみ」じゃなくね? と毎回思う。

県道で峠を越えれば、確かに水上温泉に行くことはできる。けどさー・・・この地域を「みなかみ」と呼ぶのは、やや違和感があるんだよね・・・

特に群馬南部の住人には・・・

新治エリア

旧新治村の赤谷湖より下流の地域。温泉はそれなりの数ある。代表格は湯宿温泉。

このあたりのメイン道路は国道17号。だが、整備状況が悪い。そのくせに、農耕車と観光客と危険物積載車両が混在。

団子+バイクに対して車間を詰める輩が出没しがち。このパターンになると、マジで苦行

このエリアは農業地帯となっていて、産業構造が水上とは違うように見える。新治村が水上と合併した理由が、イマイチ解らない。

合併してからだいぶ経つけど、このあたりを「みなかみ」と呼ぶ群馬県民は、地元民も含めて未だにほとんどいない気が・・・

月夜野エリアとの境界はあいまいだけど、水上とは山一つ挟んでる。赤谷湖畔経由で峠を越えるか月夜野を通って迂回しないと行けないし・・・

月夜野エリア

上毛高原駅と後閑駅の周辺。旧月夜野町の範囲。

温泉は少ない。旧水上エリアより沼田エリアの方がかなり近い。高山村にも近い。なぜ沼田と合併しなかったのかは謎。きっと何かあったに違いない。

交通量は多いけど、道路整備状況が良い(月夜野バイパス等)。国道以外の道路は地元民しか走ってなく、超スムーズ。

バイクツーリングに適した地域(シーズン中の休日を除く)。でもなぜか、バイクが少ない。おそらく観光地がほとんど無いからだと思う。

今回は、このエリアにある三峰の湯へ向かってみた。

町営温泉センター三峰の湯へ

いつもどおり、地元民御用達の裏道をガンガン走行・・・月夜野インターまで着。温泉へ向かう。

しかしこの温泉、改めて考えると、実に解りづらい場所にある。県外から月夜野インター経由のナビ無しスタイルだと、かなり厳しい。

ツーリングしまくってる俺が使うルート(クルマ非対応)は・・・

  • 国道から、月夜野インター沼田方面出入り口直後にある交差点を曲がり、インター上部にある陸橋に登る
  • 道なりに進み、県道とのT字(信号あり)を右折、直後の狭い路地を左折
  • 踏切を渡って田んぼの真ん中の止まれを左折。しばらく走ったとこの一時停止のT字を左折、直後右折
  • 少し走行したところにある看板、望郷ライン方面に直角コーナーを右折。道なりに山を登って行くと、温泉を示すステ看板があり、そこを左折すると・・・到着。

・・・という説明で解る県外民は、おそらくいないだろう。

とにかく、右左折しまくると着く。でもそのせいか、交通量は皆無。かつ展望がとても良い。利根沼田望郷ラインは群馬屈指の良ツーリングルート(何度も言うがシーズン中の土日は除く)。

三峰の湯へ

外見はプレハブ小屋。看板がなければ工事現場にしか見えない。駐車場は狭い。クルマ10台くらいが限界か。バイクはプレハブ横に専用スペースがある(砂利)。まぁ、特に区切りは無い。テキトーに駐輪して中へ。

受付のおばちゃん、すんごい感じが良くてナイス。靴箱の鍵を渡し料金を払う。入浴料は町外360円と安いほう。

脱衣所にロッカーは無いけど、広間に貴重品ボックスあり(無料)。全体的に狭く、洗い場が3個しかない。10人同時入浴は厳しい。

本日、土曜日午後。だが先客は2人。けっこう空いてる。さすがだシーズン外。泉質は弱臭気アリの弱ヌルスベ。温まって帰るのがダルくなる系。

内湯はアツめ。半露天はぬるいけど、森の中にあり、建物のボロさとも相まって実に趣きがある・・・

この温泉、かなりのお気に入り。群馬屈指レベルに好き。特に田舎の公衆浴場感が炸裂してるところが◎。バブル余韻風のオサレなド田舎箱もの系施設(子持の某施設、吉岡の某施設、富士見の某施設とか・・・)とはケタ違いの公衆浴場感。

これぞガチな、リアルド田舎温泉。マジサイコー。

ただここ・・・泉質のせいで、クソだるくなってしまい、帰りたくなくなるんだよな・・・

群馬県民以外は、宿泊場所を確保してから行ったほうが良い・・・

いつもどおりの田舎道を爆走・・・クソだるい中・・・休憩しつつ、帰宅。

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