Kyash(バーチャルVISAカード)の使い勝手のテストを兼ねて、先日買った新しいテント。
とりあえず、チョイと使ってみようと軽ーく考えてたら結局、長野(伊那谷)までツーリングに行ってしまったという話
※テントのレビュー(「拓風FLYTOP」ブランドの、Azarxis 2人用~うんちゃら、てヤツ)は後編へ
もくじ
- どこに行くか検討→長野へ行こう
- 群馬から伊那谷へのルートを考える
- 内山峠ー白樺湖経由で行ってみた
- 白樺湖、超ビミョー
- 諏訪奥地の集落すげえ
- 樽尾沢キャンプ場けっこうイイ
- 諏訪と伊那の雰囲気が違いすぎる
- 大芝の湯メチャ良い
- スーパーニシザワ地場感あまり無し
- 樽尾沢キャンプ場に輩が出没
どこに行くか検討→長野へ行こう
ぶっちゃけテントを使いたいだけだったから、近所にある角渕キャンプ場でも良かった・・・んだけど、あそこなら庭で張ってもたいして変わらないよな・・・
てことで、まずはどこに行くか考えてみた(結論は長野)。候補地は4つ
東方面 (那須烏山の宮原青少年野外活動広場)
良いとこなんだけど、完全フリーの管理人無常駐だから、6~9月の利用はヤナ予感しかしない(トンデモナイ輩の出没指数極大)。
そもそもガチな河原なので、夏場の安全度は低い。パス。
北方面 (加茂の粟ヶ岳県民休養地)
要申請で昼間管理人常駐だし、めっちゃ奥地だから涼しくて良いんだけど、北海道行くときに寄るだろうし・・・
行っても良いかなー・・・と思ったけど、梅雨前線が新潟から秋田付近に停滞していたのでパス。
北西方面 (上越の大池いこいの森)
ここも要申請。ビジターセンターに管理人常駐で良いんだけど、周囲にツーリングスポットが無い、バイクで行ってもつまらないんだよな・・・てことでパス。
南西方面 (箕輪町の樽尾沢)
要事前申請でメンドクサイ。そのため、前から行こうと思ってたけど、行っていない。
改めて見たら、電子申請に対応していた。申込は・・・簡単に完了・・・てことで、ここに決定。
群馬から伊那谷へのルートを考える
大きく分けると3つある。なお、群馬県民の場合、高速を使うメリットはほとんど無い(特にバイク)。
碓井峠ー新和田トンネル経由
国道18‐国道152‐国道142‐県道14。案内看板の通りに進むとこうなる。
激混みかつ遠回り。特に高崎から松井田、軽井沢から東御は苦行以外の何物でもない。
地元民は絶対に通らないルートだけど、全国的にメジャーな軽井沢を通るため、だれでも解るのがメリット。
内山峠ー白樺湖経由
国道254‐国道142‐国道152‐県道16‐県道50。地理に詳しい長野県民と群馬県民が通るルート。
しかし、国道254の藤岡から下仁田は一部バイパスが完成したけど、延々と市街地郊外。バイクで走ってもクソつまんない上に、速達性が全くない。
妙義まで裏道を駆使できる土地勘は必須。普通に走ると、前述の国道18(碓氷バイパス)を走った方が間違いなく速い。
長野区間(白樺湖)には行ったことない。まー、平日ならそんなに混まないでしょ(後に間違いだと気づく)。
十国峠ー麦草峠経由
国道462‐国道299‐国道152‐県道16‐県道50。東毛は本庄経由、西毛は藤岡経由。
本庄経由は埼玉区間がやや混雑する。藤岡経由はそうでもない(ただし土地勘必須)。しかし、藤岡(鬼石)から神流(万場)まで延々ハミ禁40制限の線形がビミョーな道路が続く。景色はかなり良い。
オフ車の場合は、御荷鉾スーパー林道と併用できる。けど、藤岡から佐久穂まで延々林道規格(十国峠含む)。通行止めリスクも高い(特に藤岡最奥地のダート区間あたり)。
バイクツーリングルートとしてはたぶん最高(関東では)。ただし、ガチすぎて伊那到着前に力尽きる可能性大。正直オッサンにはキツイ。
内山峠ー白樺湖経由で行ってみた
十国峠経由も考えたけど、メンドクサくなって佐久から高速で帰るパターンになりそうだ・・・無難に内山峠経由で・・・
高崎から内山峠へ
国道18は通りたくない。適当に高崎市街地を抜けて城南大橋へ。観音山南側に突入。地元民の地の利を生かし、ガンガン裏道を突き進む・・・
妙義から県道51で下仁田市街地をカット。国道254を右折。ひたすら長野方面へ走る・・・景色がけっこう良い、空いてて◎。
やっぱり群馬の辺境はバイクツーリングにサイコーだわ・・・
たまに対向車が来るけど、見通しは良く、平日は大型車とプロドライバーしか走ってないから走行速度が安定してて、安全度は高い。
峠を越えて佐久へ
ガラガラの国道をガシガシ走る・・・峠区間に到着。城南大橋から60分くらい。
この峠、一か所要注意ポイントがある。30制限のトンネル区間。お約束のごとく誰も40で走ってないけど、ここだけは別。
トンネル内に強烈なヘアピンコーナーがある。そして当たり前のようにウェット。ガチで速度を落とさないと死ぬ。
何でこんな構造にしてしまったのか謎。つづら折り区間のヘアピンは線形が良いのに、なんでココだけ・・・
こんなん死人が出るの当たり前だろ・・・前時代の道路整備方針は酷い。
佐久側はフツーの国道。空いてるけど単調。佐久市街地手前のバイパス分岐に信号アリ。ここから先は近代規格で走りやすい。なお、この区間、下仁田から28㎞信号一切なし(南関東に例えると新宿から横浜くらい)。
白樺湖、超ビミョー
佐久市街地を抜けて立科へ。山間部に入った途端、路面状態が悪化。路面バキバキ、砂モリモリ、ダンプマシマシ。最悪。
県道40に出ると今度は観光バスが・・・そしてお約束の狂った動きのレンタカー・・・ピッコピッコ、ピッコピッコブレーキする。
どんだけヘタクソなんコイツ・・・あんなヤツの助手席に乗ったら吐くよな・・・などというクルマが大漁。激しく最悪。
適当にかわしつつビーナスラインへ。この道路、地図上では良さげな道路に見えるが・・・実際は最悪。路面バキバキ。幅員も狭い。
肝心の景色もイマイチ。単に見通しが良いだけ。周囲には自然・・・ではなく、昭和の香り漂うオサレ風味の観光地が一面に広がる。
そして、とにかくクルマの運転が酷い。八王子、品川、多摩、相模原・・・地元ナンバーが全く居ねー。
バイクもそこそこ多い。けど、明らかにバイクで来るところではない。
一刻も早く山を降りたい気分だ・・・
・・・諏訪に降りる区間も最悪。センターラインが有るけど狭すぎ。完全に旧時代の峠道。でもなぜかトラックなどもいてマジでビミョー。
白樺湖周辺は絶対に二度とバイクで行かないと誓ったのであった・・・
諏訪奥地の集落すげえ
諏訪市街地は道路が超狭い。都市計画昔のまんま。南関東ナンバーが多く、関東っぽい雰囲気が漂う。
ガソリンを入れ、少し休憩したのち県道50を伊那方面へ。
県道50の交通量は多め。でも、まあまあ広い。白樺湖周辺よりだいぶマシ。
上り切ったあたりを左折。林道規格の県道442を進む・・・こんな山の中に集落が・・・すげえな長野は・・・
あとは、伊那方面に降りるだけ・・・と思いきや、この集落は諏訪市らしい。箕輪との交流は全くないようで、道路状態は激悪。
延々1車線以下。離合不可能。特に轍がかつてないほど深い。
中央付近にはヒットした跡が多数。延々続いてる・・・クルマだとガチなクロカン以外通行不可能(ジムニーでもノーマルだとクリアできるか怪しい)。もちろん交通量皆無。完全に道路整備する気なし。
・・・なんなんだ、あの集落は・・・忍者の隠れ里か。冬はどうするんだろうか・・・どうやって街に出るんだろ・・・
などと考えながらダム湖に到着。突然道路整備が良くなる(さっきの道路比で)。ダム本体の先、下の方にキャンプ場発見(看板なし)。
樽尾沢キャンプ場けっこうイイ
ダム取付道路から強烈なヘアピンコーナーを3か所ほど下ると到着。サイトは2か所。手前は中央がやや盛り上がった草地。
山奥の割に整備状態は良好。駐車場は狭い(クルマ5台くらい)。乗り入れは不可。奥のサイトの方が駐車場からサイトが近いようで、みんなあっちに行ってる(上から見た感じではフラット)。
水は飲用不可。トイレは和式簡易水洗。
設備はショボいけど、寝る用途には十分。けっこうイイ。適当に設営。
諏訪と伊那の雰囲気が違いすぎる
寝床の確保後は風呂。市街地へ向かう・・・やや狭いダム取付道路を下ると、5分ほどで山を抜けた。市街地にかなり近い。これはシーズン中は混む予感・・・
箕輪町の温泉に入りたかったけど休館日。タイミング悪いなー・・・しょうがない、南箕輪村まで行こう・・・
天竜川を渡り、役場あたりを適当に木曽山脈方面に走る・・・
交通量少なっ!!
地元車両しかいないし、運転が西日本ぽいぞ・・・。
東日本と西日本の境界線は、明石山脈と飛騨山脈にあると確信(糸魚川静岡構造線)した。
大芝の湯メチャ良い
しばらく走って南箕輪村西部にある大芝高原に到着。林間にある大芝の湯へ。
駐車場の並びがビミョー。まぁバイクは関係ない、チャリ置き場で。
入館料500円。シャンプーソープあり。ロッカー無料。設備綺麗かつ巨大。内湯、露天、サウナ、他。湯船のバリエーション多い。露天は景色が無いけど開放的で◎。
湯は見た目には特徴がない。けど、何か粉のようなものが溶けている感じ。ギシギシ感がした。実際に浸かると、見た目より温泉感は高い。
風呂から上がり、休憩室へ・・・超広い・・・フロの日(26日)企画、ソースヒレカツ丼500円だった。早速注文・・・
・・・一切オサレ感の無い、持ち帰りプラ容器で出てくる。この地元密着感。味良けりゃ見た目どうでも良いだろ的なノリが期待大。
食う・・・衣サクサクでウマイ。肉とキャベツが地味に旨い。イイネ、これだよ、コレ。白樺湖のオサレペンションでオーナー(雇われ)こだわりのパスタ1230円! とか、そーゆーの俺、イラナイ。
コレが500円ならバカ売れ必至だ。まぁ通常750円くらいなんだろうけど・・・
この施設、景色以外ほぼパーフェクト。近くにあったら間違いなく通う。
スーパーニシザワ地場感あまり無し
旅先の定番、とりあえず地場スーパーに向かう。イオンなど行ってはいけない。バイパス沿いのショッピングセンター、ニシザワへ。
・・・やたらとソースカツを押してくるが・・・他は地場感あまり無し。てか、群馬と変わらん。あぁでも、群馬よりやや高いな・・・。
若干地元感漂う、「もうたま卵信州味噌味」とサラダを購入。
旅人はここでソースカツとライスを買って即席カツ丼にするのが良いのかもしれない。
樽尾沢キャンプ場に輩が出没
キャンプ場に戻ったら4組くらいに増えてた(全部奥のサイト)。この時期とロケーションで4組は多いと思う。シーズン中は大混雑の予感。
ここは、関東から名古屋へのバイクツーリングの中継用途としては最適なロケーションだ。土日とシーズン中は厳しいかもしれない(広いため完全フリーならどうにかなると思うけど、申請必須のため、受付拒否される可能性が高い)。
テントに入り・・・卵とか食ってマッタリ・・・さて寝るかな・・・と思ったら、トンデモナイ輩登場。
なにやら端っこの方でバキバキ音が・・・そしてゲフォゲフォ言っとる・・・トイレ行く時にチラ見したら・・・直火で派手にファイヤー@おっさんソロ・・・。
オイオイ、直火禁止って受付時に言われただろが!
てか、キャンプ場で直火するヤツって何なの?
直火跡は誰が掃除すると思ってるんだ・・・町の人がするんだよ、ソレ・・・お前んちの庭で直火して帰られたらムカつくだろ・・・
オッサンのくせに想像力が欠如しすぎ。・・・だいたいさー、梅雨時期に燃やしたら煙出まくってゲフォるの当たり前だろが・・・余りにもイタすぎる。
もうね、キミみたいなのはたのむから、人知れず十国峠の谷底に落ちて100年後とかに発見されてくれや・・・
などと考えながら寝た・・・。