バイクツーリングに適した時間とは何時頃なのか?

ツーリングに行くと、つい走りすぎてしまうことがある。しかし、冷静に考えるとすんごい無駄

一部には、深夜帯までツーリングしてる人も居るけど・・・ぶっちゃけ全く面白くない。

なぜ、深夜ツーリングはイマイチなのか? そして、バイクツーリングに適した時間帯とは何時ころなのか?

北海道から鹿児島までバイクツーリングしまくった経験を元に、今一度よく考えてみた。

もくじ

  • 時間帯の区切りについて
  • 時間帯で何が変わるのか?
  • バイクツーリング 時間帯別適正表
  • 表の補足
  • 総まとめ バイクツーリングに適した時間は短い
  • 地方都市に住んでると深夜ツーリングの発想は無くなる

※イマイチ読みにくかったので、文章構成を変更、リンク、補足などを追加 2020/8。誤字脱字、文体は気付き次第修正。

間違いなくベストな時間帯

時間帯の区切りについて

1日を24分割して考えても細かすぎる。22時と23時の差なんてほとんど無い。

でも、AM/PMの2つでは大雑把すぎる

個人的なフィーリングだと、6~8区分が最適かな・・・

ということで、気象庁の時間区分(3時間単位の8区分)を採用した。バイクツーリングには天候の影響が大きいからマッチしそう。



時間帯で何が変わるのか?

あくまで、バイクツーリング視点だと・・・こんな感じ。

交通量

少ない時間帯が快適。基本的に夜間帯は少ない

でもこれは、地域差が極めて大きい。特に大都市圏は事情が大幅に異なる。「多い少ない」は感覚/比較の話なので、絶対的な台数に大きな差があるからだ。ド田舎の昼間=東京の深夜、くらいの差がある。

具体的数値を、俺の経験上の話で出すと、快適ツーリングが可能な交通量(密度)の許容値は、車間距離1km(昼間1日の総交通量が1500台、約1分に1台)。

これ以上密度が高いと、景色を見る余裕が徐々に無くなっていく。速度差がある前後車との距離も詰まりやすい(10km/hの差で1分に166m車間が詰まる)。

500m(同3000台)以下だとイマイチ感が出てきて、250m(同6000台)以下は、クソ判定になる(なお、南関東の主要道路で常時200m以上車間が取れる道路など無い)。

詳しくは、全国道路交通センサスがバイクツーリングに使える

あたりで。

安全性

昼間の方が圧倒的に安全性は高い。

・・・んが、この要素、地域差がとてつもなくデカイ。特に大都市部のみ逆転する。ちゃんと警察力、インフラ(照明など)が機能してるからだ。

超ド田舎かつ山間部などは、人間の支配地域ではなく野生動物王国なので、たとえ事故が起きても、警察もJAFも救急車も近所の人すらもすぐには来ない。携帯電波が無ければジエンド。

バイクと一緒に、そのまま自然に還るしか無くなる。

曜日(シーズン)と地域による走行車種(雰囲気)

時間帯とはちょっと違うんだけど・・・無視できない要素。

大都市部のみ事情が大幅に違うから。日本全国単位の差もある(北日本と西日本と関東の差)。

特に関東人には認識してない(勘違いしてる)人が多い。俺も若い頃は勘違いしていた。あんなに、露骨に変動するのは関東だけなのだ

なぜなら、地方へ行けば行くほど通勤者が少なくなり、人口も激減するから(第1次産業従事者に通勤の概念は薄い、てか、ほぼ無い)。

関東周辺山間部(箱根秩父群馬栃木茨城と外房)の観光スポット周辺における、土日祝の交通量増減は異常・・・

これは、地域の産業構造と連動しており、以下の4パターンある・・・と、俺は思う。

  • A区分(ド田舎)
    第1次産業が主体の地域。バイクツーリングの主目的地。日本の国土のほとんどはこれ。俺が住んでるのもココ。関東の例→群馬、栃木、茨城北部山間地及び千葉太平洋沿岸部とその周辺(観光地を除く)
  • B区分(平日の郊外)
    第1次、2次産業が混在してる地域。関東の例→圏央道より外側のA区分までの地域(神奈川東京埼玉にA区分は、ほぼ無い)。
  • C区分(Bの土日祝+Aにある観光地)
    土日祝が休日な会社員(主に2次、3次産業)の余暇需要をターゲットにした施設が散在してる地域。関東の例→箱根や草津などの温泉街、千葉外房の海岸など。
  • D区分(大都市中心部)
    いわゆるオフィス街(3次産業がメイン)。1次産業従事者が少数派なエリア。関東の例→概ね国道16の内側、特に外環道より内側は、ほぼ全域。

バイクツーリング 時間帯別適正表

これらの区分(地域)を時間帯別に評価し、表を作成してみた。

基準は・・・

◎ サイコー(時間を忘れて走行しちゃう)
◯ 良好(休憩しつつ走行できる)
△ イマイチ(できれば走行したくない)
× クソレベル(修行)

なおこれは、完全なるフィーリングであり、ブレは不可避。意見が割れるのも不可避。バイクはフィーリングで乗るモノだから・・・万人に対応する基準など存在しない。

でも、「北海道や四国や九州南部や離島のツーリングはサイコー」な価値観の人種なら、たいていは合致するだろう、とは思う。

 

バイクツーリング時間帯別の適正表

時間帯\区分 A区分
ド田舎
B区分
平日郊外
C区分
土日祝
D区分
大都市
0ー3時 × × ×
3ー6時
6-9時 × ×
9-12時 ×
12-15時 × ×
15-18時 × × ×
18-21時 × × ×
21-24時 × × ×

※A区分(ド田舎)、B区分(平日の郊外)、C区分(Bの土日祝+Aにある観光地)、D区分(大都市中心部)

表の補足

各時間帯について、こうなった根拠などの補足。

深夜0時~3時

気象庁の区分では「未明」。

交通量

一番空いている。どんなに大都会でもガラガラ。東京近郊など3倍以上速く移動可能(フツーに走っても)。

安全性

視界は悪く、ひたすら真っ暗。景色は全く見えない。都市部ならまだしも、地方の道路は一面の暗黒世界(満月の日を除く)になる。ツーリング感?は無い。

夏場の山道などは霧が発生していることも多い。この場合、旅行速度が大幅に低下。メリットが皆無になる。

そしてこの時間帯で一番の問題点は・・・輩が出ること。

飲酒運転、族、不法投棄などの危険人物が出没しやすく、ソーシャルな危険度が高い。特に危険なのはスーパースピードの輩。超高確率で出没する。1.6倍くらいならまだしも、2.4倍くらいで都市郊外を走ってる輩は、実態としてけっこう居る。

山間部や埠頭でぶっ飛ばしてるタイプは確信犯なので、比較的冷静(というのも変だが)だけど、都市郊外のタイプは、アッパッパーのハッピータイムでブチキマっているガチ危険人物の確率が激高。

バイクを追い抜く時の配慮など期待できるはずがない。接触したら死ぬし、風圧でコケる危険性もある。地域によっては積極的に絡んで来る戦闘民族も居て非常に危険だ※。

過疎地帯などでは動物の横断も多い。タヌキやキツネサイズならまだしも、イノシシやシカとバイクが衝突すると大惨事になる。

そして、誰も来ない。そのまま発見されずに人生終了ということも・・・

※「ハイビームで煽ってんじゃね-ぞコラ」などと、イチャモンをつけてくるタイプのアホが居る(2020年6月まで合法だったという謎・・・この国、逆にすごくね?)。バイク乗りの人ならお解りのとおり、バイクの光軸は後ろ気味に座ったり、アクセルオンで勝手に上向くので、イキッた(ラリッた)輩はそれを勘違いするのだ(まぁ、バイクの機動力も理解していないから、即、逆方向に逃げると良い。対応するのは危険)。

未明のまとめ

眠くなるため、集中力も下がりやすく、バイクで走るのは最も避けたい時間帯

・・・と言いつつも、1時から走りだしてしまう実績が有る俺。

参考
東北&北海道バイクツーリング2018 14日目 胆振から日高、更に十勝南部

3時~6時

気象庁の区分では「明け方」。

交通量

少ない。けど、地域によっては大型車両が多くなり始める。経験上、政令指定都市の周辺部は走行に適していない。

地方都市の場合、農業漁業関係者も多く、実はそんなにすいている訳でもない。

安全性

夏場前後なら空が白み始め、視界は良好。

早朝の仕事関係者が動き出すため、道路にはプロドライバーしか居ない。そのため流れは良く平和(未明よりは)。

山間部は暗いため深夜とあまり変わらず。海岸線は非常に走りやすい印象。

明け方のまとめ

大都市近郊は面白く無いけど、移動に割り切ればアリか。でも、できるだけバイクで走るのは避けたい。

過疎地域は走りやすく、海岸線はけっこうイイ。ただし漁業者は朝が早く、空いている海岸線というのは、全国的に見ても激レア。北海道と離島くらいにしか無い。

6時~9時

気象庁の区分では「朝」。

交通量

一日の中で最も混む。

平日は大渋滞する地域もある。でも、過疎地域では勤め人が少ないため、昼間より混んでなかったりする。

安全性

都市部の平日は危険度が高い。特に9時直前は遅刻マンの無茶運転が多い印象。ただし、混んでてスピードが出ないため、未明よりはマシか。

朝のまとめ

バイクツーリストは朝メシでも食って休憩すべき。

ただし、都市周辺部の土日祝は昼間より交通量が少なくて快適なので、移動時間としてなら使える。

参考
2018四国&九州バイクツーリング 17、18日目 東京から群馬

2018四国&九州バイクツーリング 11日目 熊本~人吉

9時~12時

気象庁の区分では「昼前」。

交通量

地域によるけど、基本少なめ。

安全性

明るくて見通しも良く、安全性は高い。

夏場でも気温は上がりにくく、集中力も下がりにくい。

昼前のまとめ

最もツーリングに適した時間帯。メシなど食ってる場合じゃない。時間を忘れて走ってしまう

12時~15時

気象庁の区分では「昼過ぎ」。

交通量

どの地域でも、午前中より交通量は増える傾向。

ソコソコ走りやすいけど、連休の大都市近郊やシーズン中の観光地は大渋滞する。

安全性

明るくて見通しも良く、安全性は高め。

ただし、真夏の都市部は地獄と化す。マジで無理。

昼過ぎのまとめ

真夏は、この時間帯にずらしてメシを食うのが◎。

観光スポット(バイクを降りて観るタイプ)へ避暑するのもアリ。春秋は快適だけど、土地勘が無いと大渋滞に巻き込まれる。

参考
宿泊費ゼロで行く北海道バイクツーリング2017-26日目 余市~小樽あたり混みまくり

15時~18時

気象庁の区分では「夕方」。

交通量

夕方ラッシュが始まる。でも、地方都市の夕方ラッシュは緩い。日本の大部分の地域は、夕方ラッシュなんて無い

俺の住んでる群馬だと、高崎周辺>前橋中心部>太田南部、他は個別ポイントのみ。

前橋から北側では発生しない(注意 ド田舎のオッサンは右折信号を一回で曲がれない事を「渋滞」とか「ラッシュ」と言う。都市部とは感覚が違う)。ぶっちゃけ、観光シーズンの土日昼間の方が、平日夕方より混んでいる事さえある。

激しい夕方ラッシュというのは、一部の政令指定都市だけで起きる現象なのだ。

俺が実際に走行した都市で言えば、札幌、新潟、福岡、熊本などは、だいぶ緩い(南関東比。この中では熊本と新潟が比較的酷い)。

安全性

ごくフツー。

早春と晩秋は太陽の角度がキツい時間帯が長いため、サングラスか色付きバイザーが欲しい。

夕方のまとめ

超過疎地域なら夕日を見ながら快適なバイクツーリングが可能。ただ、政令指定都市周辺部と県庁付近は無理・・・苦行。

参考
快適なケース
2017九州バイクツーリング 11日目 錦江町~内之浦~鹿屋 錦江町

最悪なケース
12月の埼玉の道路は混みすぎ(ただしクルマ)

18時~21時

気象庁の区分では「夜のはじめ」。

交通量

大都市圏以外のラッシュは19時を超えれば一気に終わる。

地方都市は20時を超えると静まり返って真っ暗になる。

安全性

安全度は高い。パトカーを一番良く見る時間帯のせいか、危険な輩も少ない。

ただし、集中力の消費が激しい。暗くなり始めは目が慣れないから(特にオッサンオバサン以上)。

夜のはじめのまとめ

あまり楽しくはない。基本的にメシを食う時間にあてたい。

てか、大都会しか知らない若い子に話をすると、いつも驚愕されるんだけど、地方の飲食店やスーパーって、19時~20時にほぼ全部閉店するからね・・・ドンキも24時間じゃない店のほうがデフォだし。

22時までやってる飲食店なんて、マジ貴重な存在(だいたい旨くない)。

21時~24時

気象庁の区分では「夜遅く」。

交通量

地方都市の交通量は、ほぼ皆無になる。大都市でも交通の流れはいい。

安全性

動物と輩が活動を開始する時間。やや危ないけど、未明よりはマシ。

夜遅くのまとめ

空いてるけど、景色が見えないためつまらない。星を見ていると事故る危険性が高い※。

また、「夜景ガー」みたいなのが成立するのは、ほんの一握りの地域のみだ。日本の国土の大部分には夜景など無い。ただの闇。

次の日に備えて寝てしまうのが、正解。

まー、移動と割り切れば距離は稼げるけど、どこに行くというのか?

前述のように地方の店舗は全部閉まっている・・・深夜発のフェリー乗り場に向かうとか。その程度しか使えない。

東北&北海道バイクツーリング2018 14日目 胆振から日高、更に十勝南部 星を見ながら走ってたら、鹿がドバドバ出てきた・・・

総まとめ バイクツーリングに適した時間は短い

もう一度、最初の表を見てみよう・・・

時間帯\区分 A区分
ド田舎
B区分
平日郊外
C区分
土日祝
D区分
大都市
0ー3時 × × ×
3ー6時
6-9時 × ×
9-12時 ×
12-15時 × ×
15-18時 × × ×
18-21時 × × ×
21-24時 × × ×

※A区分(ド田舎)、B区分(平日の郊外)、C区分(Bの土日祝+Aにある観光地)、D区分(大都市中心部)

大都市圏(D区分)にバイクツーリング適正時間帯は無い

特に関東地方南部は厳しい。概ね国道16内側の広大な地域が、全てここに該当するからだ。

毎回思うけど、関東地方南部はバイクツーリングに不適格すぎる。

俺はバイクで行くところじゃないと思っている。行くのは、和光市から地下鉄に乗りたい気分の時(パークアンドライド)や、東京港からフェリーに乗る時だけ。

土日祝(C区分)にも、バイクツーリング適正時間帯は、ほぼ無い

山間部の早朝は暗いため、快適走行できるのは実質7時~12時だけ。10時以降は微妙な地域も多い。

特に関東地方は、適正時間が短い。群馬栃木の山奥以外、ほぼ全てのド田舎が観光地化されてるからだ。

関東以外なら比較的マシだけど・・・基本的に観光地はバイクツーリングに適していない事が多かった。ソコソコ交通量があって、特にサンデーDが多いし・・・

実際に過去、観光バスか鉄道で来れば良かったと思った事は、数知れない(知床、洞爺湖、登別、くじゅう、佐世保、長崎、天草、桜島、指宿など)。

まー・・・つい、行っちゃうんだけど・・・

平日の郊外(B区分)は昼間時間帯のみ可

9時~15時の6時間。ただし、夏(主にバイクシーズン中)は9時~12時のみ、たった3時間になる

真夏の信号が多い郊外の道路は、かなりの苦行(平日トラック多いし)。

ド田舎(A区分)は逆に 18時間も走行可能

バイクは、停止さえしなければ暑さには強い乗り物だと思う。多少暑くても、3時~18時くらいまで、延々快適に走れる(山間部は6~18時)。

てことでやっぱり、バイクツーリングの主目的地はド田舎だ。それしかない。時間帯を気にしなければならないのは、都市周辺部のみ。

バイクツーリングに適した時間帯は少ない(特に南関東)

バイクツーリングの適正時間帯は貴重。

特に関東地方は極少。激レア。純ド田舎なんて、ほとんど無いから。個人的に南関東でA区分になる可能性があるのは、千葉の香取郡周辺のみ。しかもギリギリで(2000年頃までなら印旛郡もアリだったが・・・)。

だから、土日休みのバイク乗り@関東人は、関東から出るのが必須級だと俺は思う(最低でも下越、会津、山形)。

・・・けど、移動距離が大きすぎて、南関東からの1泊2日は物理的に無理(北関東発比で往復+4~6時間、渋滞したら+8~10時間も必要。土曜早朝出発の日曜午後帰還は成立しない)だろう。

地方都市に住んでると深夜ツーリングの発想は無くなる

都市部住民と、地方住民のバイクツーリングに対する感覚は全く違うと俺は思う。特に関東では差が大きい(北関東住民と南関東住民の差は、とてつもなくデカイ)。

確かに、バイクツーリングに適した時間帯そのものが少ない上に、地域も少ない南関東は全国的に見ても酷すぎる状況にある。

改めて考えてみたら、国道16外側かつ平日の数時間しか適正時間帯が無かった。しかもこれは、土地勘のあるガチ地元民のみだ(国道16外側住民の事、外環以内の住民に適正時間は皆無)。

まぁ、当たり前だよなー・・・

若い頃、深夜の市街地で原チャリとかクルマに乗りまくってたけど、今考えると何だったのかね、アレは・・・

娯楽が無かったからか?

いや、単純にバカだったからだろうなー・・・たぶん・・・

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