SMBのマルチチャネルで2Gbps環境構築 2.5GBASE-Tデバイスは要らなかった

気温低下と共にやってきた紅葉シーズン。

毎度の事ながら道路がクッソ混みすぎな群馬・・・今年のバイクシーズンは、早くも終わった雰囲気が漂う・・・でも、東京へ繰り出すのもビミョーだし・・・

てことで、インドア派になる俺。

データの整理やら何やら・・・PC作業をしまくっていると・・・なんだか絶妙にギガビットLANの速度(作業用PCとデータ用PC間)が足りぬ・・・

アップグレードするにも、10GBASE-Tはまだ高い。しかし、5GBASE-Tや2.5GBASE-Tは中途半端すぎる・・・どうしたものか。

・・・と考えていたある日、Windowsの機能には複数の有線LANデバイスを束ね、簡単に2Gbps以上出す方法がある。との情報を入手。

ソッコーやってみた。

もくじ

  • 1000BASE-T 微妙に足りない問題
  • SMB3.0 マルチチャンネルを使う
  • 用意したNIC(LANカード)
  • MHQJRH てどこだ・・・でもTP-LINKよりなぜかヨシ
  • なぜか 体感値2倍以上になる

1000base-t左上 TP-link、右上 MHQJRH、下 Intel(参考)

1000BASE-T 微妙に足りない問題

一般グレードのHDDが150MB/秒を明らかに超えだしたのは、ついココ数年(1TBプラッタ以上)の話。

だから個人レベルのファイル共有なら、1000BASE-Tあれば十分だった。でも、ここ最近のHDDは200MB/秒に迫る速度、余裕で出るんだよね・・・

そして、際限なく肥大していくファイルサイズ・・・1億画素の写真データなんて、10年前にはあり得なかったが・・・もはやスマホでバシバシ撮れる時代。

これでは、割と動画がどうでも良い派の俺であっても、1000BASE-T(理論値で約120MB/秒)の転送速度が足りなくなるのは時間の問題。てか、この前HDD買った時点で、もう足りてない。

参考 →もうHDD買うの最後かもなぁ・・・ ~WD40EZRZ-RT2がメチャ良かった話~

前述のとおり、更に高速な有線環境である10GBASE-Tは、安くなったとはいえ、未だ個人では手を出しづらい価格帯・・・というか2021年以降、家庭内LANは11ax(無線で数Gbps出る)になる予感がしてならない・・・

おそらく10GBASE-Tが(1000BASE-T並に)普及する時代は来ないだろう・・・有線時代は近いうちに終わる、と俺は予想している。

宅内配線、超メンドクセーから。

ということで、有線設備の延命処置?を調査した結果がコレ・・・



SMB3.0 マルチチャンネルを使う

複数のNICをまとめて、速度を上げる仕組みの存在(チーミングやリンクアグリゲーション)は、以前からなんとなく知っていたが、設備や設定の要求レベルがそれなりに高くてスルーしてた。

でも、どうやらSMBなら(Windowsのファイル共有機能)、マルチチャンネル機能というヤツが簡単に使えるらしい(SMBの通信のみ)。

ちなみにコレ、2013年頃の3.0から、デフォで有効にされてた模様・・・7年もスルーしていた。まぁ、今まで1000BASE-Tで十分だったからね・・・

ということで、投資金額が僅少で済む、1000BASE-T 2枚追加により、メインPCとファイルサーバ用PC間における2Gbps環境を構築してみた。

という話。

用意したNIC(LANカード)

PCI-Express x1のカードを2枚購入。

USB接続も一応考慮はしたけど、なぜか高い(1500~2000円)。

おそらく高騰の原因は、ニンテンドースイッチ需要のせいか。以前はUSBのLANデバイスなど、1000円くらいで買えていたはず。というか、実際には1000Mbps出ないモデル多すぎて、むしろ100BASE-Tで良いや的な。

つーか、2.5G以上対応のUSBデバイス、地雷感ありすぎなんだけど・・・アレ、誰が買うのだろーか・・・

ちゅうことで、USBは割高なくせに安定感無さげな製品しか無いため、却下。

結局買ったのはコレら↓

MHQJRH PCI-EギガビットLANカード(amazon)

MHQJRH ってどこだよ・・・と思ったが、安かったので購入。チップはRTL8111G。

同じの2枚買ってもつまらないので・・・

TP-Link TG-3468 (amazon)

TP-LINKのTG-3468も購入。チップはRTL8168っぽい。

なお、個人的に10Gのカードは、まだ買う時期ではないと思っている。例えばコレとか↓

ASUS XG-C100C(amazon)

爆熱や品質以前の話として、スロットがx4だから(PCI Express Gen3のx1は8Gbpsなので足りない)。ミドル以下のデスクトップPCにx4やx8スロットなど、まず着いてない。たいてい、x16とx1しかない(で、x16はグラボ挿すからコレ挿せない)。

これも10Gがイマイチ普及しない理由だと俺は思う。

MHQJRH てどこだ・・・でもTP-LINKよりなぜかヨシ

1日半後に到着。マジでもうアキバ要らね・・・

MHQJRHが茶箱、TP-LINKが多言語パッケージ。

MHQJRHの方がボードの作りが良い上に、小さい。一体どこなんだ? この会社は?・・・軽くググっても素性解らず。謎すぎ。

まぁとりあえず、PCに指してみよう(両方Windows10、ただしTP-LINK指した方はEU仕様)。そして、2枚をLANケーブルで直結。既に別系統のギガビットLANが構築されてるため、これで通信経路は2系統になった。

固定IPアドレスを割り当てれば設定完了・・・な、はずだが。

MHQJRHは自動でちゃんと認識するものの、TP-LINKは挙動不審。RSS(Receive Side Scaling)の設定項目※などが出ない・・・

REALTEK からそれっぽいドライバをダウンロードしてインストールしたら・・・出た。なぜかRSSがオフになってたのでオン。

※SMB3.0マルチチャンネルには、RSS(Receive Side Scaling)か RDMA(Remote Direct Memory Access)の対応が必要な模様。これらは、デバイスマネージャーの詳細設定でオンオフ可能(要管理者権限)。

なぜか 体感値2倍以上になる

転送速度を測定・・・120MB/秒以下だった速度が、165MB/秒くらい出た

しかも、200MB以上のファイル転送が体感で2倍以上になっていた・・・何でだ? バッファの関係で速度落ちてたのかな・・・

ともかく、2000円くらいで速度2倍(2Gbps)になるので、空きPCI-EXスロットがある、PC2台間のWindowsのファイル共有だけ速くなれば良い・・・って人は、絶対やっとくべき。

ただし、ハマった場合、PowerShell からコマンドラインでゴリゴリ設定を詰める必要があるから・・・ある程度の気合(とスキル)が必須。

まぁ、前回のブレーキパッド交換よりは、遥かに難易度低いと思うけどね・・・(英語で)ググれば情報出るから。失敗しても死ぬことないし。

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