マイネオの低速500Kbps化オプションを使い倒す

先日、見直した通信回線契約。

前回→3台持ちスタイル 低速無制限用のSIMを見直す

マイネオのau回線+低速無制限オプションを使い倒してみた、レビュー的なもの。

もくじ

  • マイネオ 好感触
  • auのBandに対応してる所有端末に差す
  • 速度を計測してみた
  • 低速で動画を見てみた
  • まとめ 強引にバイクツーリングで例えてみた(謎)

 

auic-mineo

マイネオ 好感触

27日明け方に申し込み。30日昼にはSIMが到着。

早っ・・・もはやこのテのサービス契約でリアル店舗に行く意味、全く無いな・・・

今後そういうビジネス(好立地に店舗構えて通行人をキャッチする系)は、急速に無くなっていく予感がした・・・

初月は料金日割り でも通信量はMAX付与

DMMは通信量も日割りだったけど、マイネオは料金だけ日割り。初月から容量残満タンで使える。

30日にSIMを挿してしまうと、パケット放題の無料期間が28日短縮されちゃうけど、これなら繰越3GBゲットした方が明らかに得だよな・・・

てことで、即挿す事に決定・・・

なお、SIMはauの黒(非VoLTE)を選択。このSIMを発行しているのは2020年6月現在マイネオしかない(俺調べ)。

auのBandに対応してる所有端末に差す

LTE端末は計5台持ってるけど、古すぎるヤツは却下したから実際使うのは2台のみ(Zenfoneは、とある日に横浜市某所のマックの前で落とし画面バッキバキに割れた、iPhone5なんてポケット入れてたら割れてた)。

2020年現在、LTEのバンド割当は以下のとおり(総務省から抜粋、SBは眼中無いため略)。

  • Band 1 →ドコモ、au
  • Band 3 →ドコモ、楽天、au
  • Band 11 →au
  • Band 18/26 →au
  • Band 19 →ドコモ
  • Band 21 →ドコモ
  • Band 28 →ドコモ、au
  • Band 42 →ドコモ、au

これを元に、差す端末(買う端末)を検討しなければならない。

京セラ URBANO L03 (Android 4.4.2)

auで販売してた端末。京セラ最後(たぶん)のVoLTE非対応機、SIMロック実質無し。auのBandには全て対応している(はず)

差す→問題無し

OPPO A5 2020 (Android 9)

楽天仕様。SB以外のVoLTEに全て対応。DSDV対応。

対応してるLTE-Bandは 1,2,3,4,5,7,8,18,19,20,26,28,38,39,40,41。

詳しくは→楽天モバイル製品ページへ

スロット2に差す→公式には VoLTE SIMのみの対応だけど、認識する。

ただし、設定情報が公開されていない。以下で電波を掴んだ。

名前 任意
APN mineo.jp
ユーザー名 mineo@k-opti.com
パスワード mineo
認証タイプ CHAP

この端末は、CDMA2000(au3G)には対応していない。従って非VoLTESIMのLTEデータ通信に3G電波は不要なようだ(たまに見る、3G停波すると黒SIM使えなくなる説はガセか)。

速度を計測してみた

俺のようなド田舎民には、ネット上に良くある速度計測データ(ベンチマーク)は、ほとんどアテにならない。

みんな市街地で計測してるからだ(つまり、このデータもアテにならない事を断っておきたい)。

そして、体感が大事。つまりフィーリング。「個人の感想であり、内容を保証するものではありません」てヤツ。

計測の条件

  • 場所 群馬県農耕地帯(直径1km内の推定人口100人以下)
  • 時間 平日16時台
  • 使用機器 PC(さっきのスマホをテザリング)
  • ブラウザ Google chrome 83.0.4103.97
  • 利用サイト googleニュース
  • 測定基準 フルHDの表示範囲が全て読み込まれるまでにかかった時間(DevTools の Network タブ finish:の値)
  • 計測のたびにキャッシュファイル(画像とファイル)を消去する
  • 所有しているSIM3種を、高速低速モードで各3回計測する

※ブレが大きい。けど、それが本来の姿だと俺は思う。速度計測サイトは、どうにも実態と乖離しやすいため、採用しない(特に田舎は遅延が大きいせいか、体感とズレまくる)。



マイネオ 低速モード(500Kbps)

  1. 25.41秒
  2. 25.60秒
  3. 29.76秒

初速バースト感が強く、10秒以内には読めるようになる。

うーん・・・遅いけどギリ使えるかなー・・・的な感じ。

最近画像&動画が多すぎるんだよな・・・5年前にこの回線品質ならフツーに見れたのでは。

マイネオ 高速モード

  1. 8.90秒
  2. 7.63秒
  3. 6.33秒

2秒ほどで読めるようになる。

そして、読み込み回数が増えると明らかに速くなっていった。マイネオ側に独自キャッシュサーバーがあるのかも。

UQmobile 低速モード(200Kbps)

  1. 55秒くらい
  2. 1分以上
  3. 50秒くらい

最初の文字が表示されるまで20秒以上かかる。たいした初期バーストもせず、安定しない。

使い物にならない(前述のとおり画像&動画埋込が多すぎ)。

UQmobile 高速モード

  1. 7.25秒
  2. 6.74秒
  3. 6.89秒

やっぱり速い。でも、マイネオ高速モードとの体感差は無し

DMMモバイル(現在は楽天) 低速モード(200Kbps)

  1. 約55秒
  2. 約100秒
  3. 約70秒

安定感がまるでない。なぜかバースト転送が複数回来る。

でも、来なかったりもする・・・こりゃダメだ。


DMMモバイル(現在は楽天) 高速モード

  1. 7.61秒
  2. 8.10秒
  3. 8.62秒

チョット遅い気がするし、実際に遅い・・・けど、3秒後には読めるようにはなっている。

体感上の遅さはそこまででも無い。

低速で動画を見てみた

俺は、あまり動画は見ない派。

作業中のタレ流し用途が主体であり、240p以上あればオッケーだと思っている。

そもそも、500Kbpsで高画質(720p以上)を求めるのは間違い(2020年時点で)。

この観点から、いくつかの動画サービスを視聴してみた。

環境はさっきと同じ(PCで見る)。

Youtube

視聴可

もはや誰でも知ってるYoutube。最初こんなハヤるとは思わなかったなー・・・当時の俺、Dailymotionの方が優勢かと思ってたわぁ・・・

・・・というのはさておき、東映のオフィシャルチャンネルへ・・・

適当に見る・・・

アスペクト比4:3の古いコンテンツ(仮面ライダーストロンガー)は480pで視聴可能(圧縮方式VP9)。

だけど、新し目の16:9のコンテンツ(仮面ライダーウィザード)は360pが限界だった(圧縮方式AV1)。

480pで見たいところだけど、Youtubeの圧縮技術は超スゴイため、360pあれば十分見れる

てか、立花のおやっさんの存在感がすごすぎる・・・日本がオカシくなったのって、立花藤兵衛みたいなオッサンがメッチャ少なくなって、デルザー軍団みたいなのが増えたからなんだろーな・・・とか思った、いや割とマジで。

Tver

ものによっては可

最近、NHKのコンテンツまでも見れるようになったTver。

もはやテレビなど要らない理由の一角がコレ。しかしこのアプリにはイマイチ感が・・・特にPCブラウザ環境の画質調整機能が無く、CMブッコミすぎなため低速回線では不安定すぎる。それをクリアすれば見れるものもある。

いくつか見て感じたのは、動きの少ないもの、人気が高いものほど良好なこと(配信サーバーと圧縮方式が違うような挙動)。

例 クローズアップ現代→ギリ可、カンブリア宮殿→ギリ不可、探偵ナイトスクープ→可、酒場放浪記→ギリ可、ポケモン→ギリ不可、コナン→可、ワンピース→可

裏技として、Androidエミュレータ(BlueStacks等)を使い、アプリから低画質固定モードで視聴した方が、より安定する。

それでも動きの大きい実写はプチプチ止まる。アニメはギリギリ可能(ジャギーすごいけど)。

GYAO

視聴可能(ただし、Android推奨)

サービス開始最初はスゲーな、と思ってたけど、最近イマイチパッとしないGYAO。早すぎたのだろうか・・・Youtube黎明期からサービスしてるよね・・・

さておき、PCブラウザ+低速回線だと厳しい。てか無理。トップ画面が重すぎる・・・Tverの比ではない。

Androidアプリは必須。

Tverより更に画質を低くできるけど、めちゃめちゃジャギー出まくり。特にテロップが出ると凶悪。

ただし、低速回線用のチューニングがキッチリされてる感じで、再生時の安定感は高い。

AbemaTV

視聴可能(要Android)

割と最近(2016年)開始したサービス。だが番組内容が偏重しており、イマイチ俺の好みに合わない。

他サービスと違い、PCブラウザ環境では完全に無理だ。画質調整機能が無く、ストリーミング配信のため、戻せないから。

Androidアプリは必須。

Androidアプリにて低画質に設定、4:3時代のコンテンツなら昔のテレビ並に見れる(ただし、突然シーンがぶっ飛んだりするが)。

16:9時代以降はギリ可(例によって動きの少ないアニメのみ)。

てか、旧時代のテレビの設計を未だに引き摺ってる感あるし、ぶっちゃけどうでも良いかなー、という感じ。

今更、早送り早戻しできない動画サービスは無理じゃね? と思う・・・

まとめ 強引にバイクツーリングで例えてみた(謎)

所有3社のSIMの使い勝手を、東京(IC)付近から箱根までのバイクツーリングルートに例えると・・・こうなる!

  • UQmobile 高速モード
    東名→小田厚 (最速ルート)
  • マイネオ 高速モード
    第三京浜→横浜新道→新湘南バイパス→西湘バイパス(別にコレでも良くね? ルート)
  • DMM 高速モード
    第三京浜→横浜新道→辻堂から134→西湘バイパス(実用上問題なくね? ルート)

そして・・・

  • マイネオ低速モード
    国道246→小田厚側道→県道62→県道77→農道→県道717→国道1(125だからしょうがねーべ ルート)
  • UQとDMMの低速モード
    環八→ひたすら1号旧道(無理だ苦行 ルート)

このくらいの差。

ホントは群馬で例えたいんだけど、丁度いいルートが無かった・・・まぁ、これで解る人が、果たして何人居るのかは謎。

※補足
戸塚は混んでても、なんとかなる(バイクなら)だろー・・・新湘南バイパスは使わなくても許容(バイクなら)じゃね?・・・125は高速乗れないから246だけど伊勢原から松田とか苦行すぎるし平塚から中井の攻略必須だわ・・・的な。

今後の楽天の動向は要チェック

てことで、UQmobileは解約しよう・・・

次の見直しタイミングは、楽天回線が北関東の全域をカバーした時になる・・・はず。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA