2019年に群馬から北海道へバイクキャンプツーリングした記録
4日目 曇り
走行ルート
函岳~歌登~中頓別~知駒岳~幌延~豊富温泉~幌延
北海道天塩郡幌延町 ふるさとの森森林公園キャンプ場 泊
もくじ
- 函岳へバイク登山
- ジジイ集団が謎すぎる・・・
- まるや食楽厨房 ラーメン旨い
- 幌延町周辺 サイコー
- 豊富温泉最強伝説は不動
函岳山頂 何も見えねぇ・・・
函岳へバイク登山
歌登健康回復村の朝・・・超~静か。ここ、寝るキャンには最適物件。前回来た時ビミョーだったケータイ電波も、バリ入るようになった。もう少し温泉が良ければ言うことナシなんだが・・・
まずは天候をチェック・・・昨日よりマシっぽい。てことで函岳を登りに出発。
道道120を天の川トンネル手前まで走行。美深歌登大規模林道の歌登側入口には、何の看板も無い、GPSを頼りに橋の手前を右折。しばらくは舗装路・・・1キロくらい走ると砂利ダートになった。
・・・凄まじい僻地感が・・・歌登側からのアプローチなんて、イカれたバイク乗りしかしないだろうなぁ・・・などと考えつつ突入。
しばらく直線的で整備された高速ダートが続いた・・・締まってて走りやすい。穴ぼこを避ければ70でも余裕。
山間部に入ると・・・やや締まりが悪く、アベレージ40くらいに落ちる。展望は良くない。どうやら先行してるバイクがいるらしく、走行跡が残っていた。滑るポイントが解るため走りやすい。ナイスプレーだ先行車。
ガンガン登っていく・・・深い砂利区間に突入。TW201+GP210では、30以上出すとヤバい。こんなとこで路外に落ちたら発見されずに死ぬ、抑えて走行・・・
・・・美深との境界あたりにある分岐に到着。入り口から30分くらいだった。別にそんな飛ばした気もしないけど、案外速いな・・・
分岐を右折。ここで対向車が2台も来た。ハイエース・・・は、おそらく管理車両だろうか。もう一台が問題だ・・・レンタカーのアクアが来た・・・ここアレで入るか? 無傷で返すのムリじゃね・・・毎度の事ながら無茶するヤツ居るよなー・・・さすが北海道。
・・・などと考えながら走行・・・見通しも良く、けっこう走りやすい。ヤバそうな箇所にはガードロープも完備しており、歌登区間とは違って、安全性はかなり高め。
しかし・・・ガスってて景色が・・・
函岳のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 2
道路設計良さ 0(ダート)
交通量少なさ 4
展望良さ 5
雲の合間からたまに見える下界が◎。ガスってなければ展望は5Sだったかもしれない。ダートにしては整備されていて走りやすいけど、道路規格の割には交通量が多い。閑散期のガスりまくってる日で3台も居るのだから、シーズン中はクルマが詰まってしまい山頂まで最悪2時間くらいかかりそうな予感すらする。
山頂に到着・・・するも、何も見えねぇ・・・すぐ先のレーダーすら霞んでいる。
とりあえずヒュッテで休憩後、360度展望だというレーダー裏まで、徒歩にて行ってみることに・・・
レーダーまでは整備された砂利道だけど、そこから先は登山道風味。しかしなー、毎回思うけどこんなんガチバイクシューズじゃ無理だって・・・
やっぱ汎用性考えたらウォーキング系スニーカーだわ・・・てか、東京メトロから函岳まで対応してるのソレしかねぇし・・・
などと考えつつ上ること約3分で山頂に到着。
・・・何も見えねぇ。
奥の岩の上に乗ってみるも・・・やっぱ何も見えねぇ・・・しばらくボーっとしてたら雲の切れ目から下界が見えた・・・けど、すぐ見えなくなった。
よし帰ろ・・・
来た道を降りる・・・たまに見える景色が良い・・・ダートをビシバシ走行・・・分岐に到着。美深方面に降りたいところだが、アリエナイくらい遠回りになるため却下。歌登方面へ戻る・・・
深砂利区間を抜けて高速ダート区間へ・・・ガレた奥地から戻ると、整備された直線砂利ダートの文明感ハンパナイ。もうなんだか100で走れそうな気さえするが、たぶんコケルので自粛。
・・・舗装区間に出た。舗装道路の快適性ヤベーな・・・と感じつつ、歌登に帰還し、テントで一旦休憩。
ジジイ集団が謎すぎる・・・
トイレ行こ・・・アレ・・・誰か居るな・・・道外ナンバーのクルマが数台止まってる。
ドアを開けるとジジイ集団がいた。チワス的な挨拶にも、ほぼ無反応のジジイ。軽くスルーしてトイレで大。
しかし、わかんねーなこのジジイどもは・・・なんでこんなとこまで来てキャンプも登山もツーリングも釣りもせずにダベってんだ?
最近のジジイ、マジで意味わからんの多すぎ・・・てか、昔のジジイ(戦前戦中生まれ)はもっとアクティブでフレンドリーだったけどなー・・・今日の日本がヤバいのってさー、挨拶もロクにできないジジイが増えたからなんじゃね?
まぁでも・・・老後が安心みたいなこと言われて、若いころガッツリ搾取された挙句の果てが、人員削減退職勧告からの年金&社会保障削減的なクソ状況だからなぁ・・・人間不信になるのも解らないでもないな・・・
・・・などと割とどうでも良くないことを考えながら、簡易水洗をプシャる。自分たちの世界にドップリ入りまくり完全に無反応のジジイ集団をスルーし、テントに戻って休憩。
いやーアレは、チョット無いわ・・・将来、ああいう無愛想なジジイにならないように俺も気をつけよう・・・
まるや食楽厨房 ラーメン旨い
さて、午後はどこいくか・・・とりあえずメシかね・・・リサーチ・・・
歌登は・・・パッとしない。隣町の中頓別は・・・よさげだ。ライダーハウスあるし、中頓別/浜頓別は何となくメシに力を入れてそうな雰囲気がある(俺基準で)。
撤収し。中頓別へ向かう。
歌登市街地を左折。その先右折。中頓別へひたすら走行・・・相変わらず路面が悪い。
・・・キャンプ場から約40km。50分ほど走行・・・到着。宗谷の隣町との距離感、すさまじすぎる。
国道275交差点にある食堂へイン。おっちゃんが新聞読んでた。マスターらしい。
塩ラーメンとチョイチャーハンを注文。1030円。全く客が来る気配なし・・・さすが中頓別。10分くらいでラーメンきた。食う・・・
ヤベー・・・このラーメン、超~旨めぇー・・・最近食った中で断トツだよ。強ダシパンチのナトリウムブースト系で俺好みの味。ベースは甲殻系っぽい味がした。
この店、近所にあったら間違いなく通う・・・でもまぁ、ブレが半端なさそうな感じがするけどね・・・
幌延町周辺 サイコー
セイコーマートで飲みものを買ってから出発。
知駒岳へ・・・国道275から道道785を右折。バンバン登っていく・・・
交通量皆無・・・イイ・・・景色も路面もナイス・・・
やはりこの区間はサイコーにイイ・・・頂上付近のシェルターが無ければもっと良かったのだが・・・冬場ヤバいだろうし、バイクを優先する意味は無いのでしょうがないだろう。てか、西行の方が景色イイね・・・
山を下りて道道583を左折。問寒別方面へ・・・
問寒別駅前を右折。そのままひたすら直進。林道に突入。この林道がイイんだよな~・・・
・・・ちょ~イイ~・・・頂上付近、一面広がる山並みと下界の牧草地、奥には日本海。あー・・・北海道(道北)サイコー
降りたところの道道256を右折。しばらく走ると・・・幌延市街地に到着。給油後、森林公園へ向かう・・・
キャンプ場は全面リニューアルされていた。てか、超綺麗すぎ。トイレなど東京の主要駅なんかより余程綺麗だ(ウォシュレットは無いが)。
しかし、誰も居ねぇ。さすが幌延。まぁここ、市街地ド真ん中にあって自然感が全く無いからな・・・その点、輩率が激低い上にスーパーなどが近いため、個人的には寝るキャン目的には北海道でもトップクラスなんだが・・・
・・・などと考えつつ、適当に設営。風呂入りに隣町の豊富温泉へ・・・
豊富温泉最強伝説は不動
道道121を10分くらい走行・・・道道84を左折してふれあいセンターに到着。
・・・空いている。券売機制。510円。
一般用と湯治用があるけど、迷わず一般用へ・・・ソッコー脱衣。体流して浸かる・・・イイ~・・・この濁った油感のある湯、体に浸透しまくる温泉感・・・タマラン。
何回か浸かってから上がる。そこからいつものコース。ジンギスカン、ライスセットで1180円。
相変わらずの盛&肉厚。スバラシイぞ豊富温泉。焼いて食う・・・あーうめー・・・やっぱ肉は厚くてナンボ。毎度のことながら、豊富温泉の満足感は高すぎてヤバい。周回は不可避。
暗くなる前に幌延に帰還・・・て、アレ?・・・道道84の横にある広場で寝てるヤツおるな・・・てか、バイクでしょ・・・あそこで寝る意味あるか・・・幌延にキャンプ場あるだろ・・・良く解らんヤツいるよなー・・・北海道は。
キャンプ場に戻る前に、幌延のスーパーへ。2年振りに来たけど、あまり品ぞろえが良くない。もしかして昨日の雄武、アレで特に物価は高くなかったのか? 物価がスゲー上がってる? 前回来た時(2年)より、だいぶ高い気が・・・
などと考えつつ、キャンプ場に戻る・・・誰もいねぇ。なんで居ないのだろーか。マジで寝るキャンには最適なんだが・・・懸念点だったバイク置き場もしっかりできたし。まぁ空いてる方が寝やすいんだけど・・・
夜、トイレに行くと・・・市街地なのに星空がスゴイ。さすが道北は違う。沖永良部島とか石垣の星空がサイコーみたいに聞くけど、宗谷も相当良い。
まー、デカイ都市なんて札幌、ユジノサハリンスク、旭川しかねぇもんな・・・仙台よりハバロフスクのが近いし・・・そう考えるとスゲーわ宗谷は・・・
などと考えつつ寝た。
メシ 2790円
風呂 510円
ガソリン 700円
合計 4000円
総合計 32500円