2017九州バイクツーリングの記録
15日目 くもり
大分県豊後大野市辻河原公園キャンプ場 泊
もくじ
- 板が原オートキャンプ場撤収
- 東九州道で延岡から佐伯へ
- 塩湯の海鮮丼&風呂
- 九州最東端鶴御崎へ
- 佐伯から豊後大野市西部へ
- 宇目小国大規模林道へ
- 県道688は険しい林道だった
- 辻河原公園キャンプ場へ
地味すぎた最東端
板が原オートキャンプ場撤収
このキャンプ場は、静かでとても過ごしやすい・・・連泊したい気分だけど・・・そろそろ帰るために新門司港へ近づかなければ。
残りの日程・・・佐伯方面の海へ行くか、阿蘇方面の山へ行くかで悩む・・・
うーん・・・
あまり天気が良くない&風呂に入りたいから、目的地は佐伯の塩湯に決定。
・・・撤収し、北方IC方面へ。
東九州道 延岡から佐伯へ
北方ICからひたすら高速(無料)を走る・・・交通量は少ない。しかし、相変わらず誰も70で走ってねぇ・・・&追い越し車線ほとんどナシの欠陥道路。
毎度の事ながら、煽られるパターン。しょうがないので、それなりの速度で走行・・・
・・・うーむ・・・佐伯遠いなー・・・
キャンプ場から1時間ほど走行すると、無料区間最終の佐伯ICに到着。ここで降りる。
佐伯の市街地を回避するため、北側にある県道605から海沿いの国道217へ出て海沿いを津久見方面へ・・・が、この国道はイマイチ。
制限30の上に狭い漁村をウネウネ走行する。漁村を抜けても延々ハミ禁40制限が続く・・・交通量も多く走りにくい。
景色もコンクリート護岸が多くて、ツーリング向きかと言われれば正直ビミョー。
塩湯の海鮮丼&風呂
しばらく走り・・・塩湯に到着。
駐車場は狭め。まぁバイクならあまり関係ない。店に入ると開店直前だった。先の食事を勧められる。じゃ、ソレで・・・
待っている間、周りの人の話によると・・・ココは地元では話題の海鮮系食堂らしい。
案内され、海鮮丼1200円を注文。・・・・15分くらいできた。海鮮モリモリで米が見えない。食う・・・旨い。魚が新鮮。身も締まっていて◎。量も◎。
今回のツーリングで食った海鮮丼の中では一番いい。ネタの処理も丁寧で好感触。満足しつつ風呂へ・・・
食堂の会計と一緒に入浴料を支払う。+500円。ロッカーはシリンダー錠のやや頼りない小さなもの。ソープとシャンプーあり。内湯と半露天あり。
でも海沿いにある割には景色が微妙。風呂は塩辛く傷にしみる系(海水だから当たり前)。湯はなかなかイイ・・・まぁよく考えたら塩化物泉と成分は同じような・・・
湯船に浸かっていたおっちゃんと話す。
曰く
- おっちゃんけっこうバイク好き
- 竹田手前の林道がアツい
- このあたりは国道より林道とか農道の方が良かったりする
- 竹田方面いくなら臼杵に出てから行くのが一般的
- あの辺だと長湯温泉が空いててイイ。くじゅう方面行くと混んでてイマイチ
- この辺メシうまくてサイコー
とのこと。
九州最東端鶴御崎へ
風呂を出るとまだ昼過ぎだった。竹田方面に行くには早い。その前に九州最東端に行ってみた。
佐伯の市街地を突き抜けて、ツーリングマップルのオススメルートである鶴見半島北側の道路をひたすら進む・・・
しかし・・・この道路は狭い、ブラインドコーナーも多い、交通量も多い、磯臭い、景色もひたすらコンクリート護岸。
・・・と、全く楽しくない。なぜコレが「オススメ」になっているのだろうか。どう考えてもただの生活道路じゃないか・・・バイクでツーリングするところではない。
かなりの時間走ると・・・やっと岬先端に到着。
予想以上に時間がかかった。灯台付近へ徒歩で向かう。しかし周辺は荒れていて、展望スペースには入れない・・・
灯台裏の山を徒歩で下った最東端の碑の場所まで行ってみるも・・・展望はあまり良くない。
断崖はすごいが・・・海から遠すぎて逆に微妙。個人的には北海道の湯沸岬(霧多布)とか屋久島の永田岬(屋久島灯台)などの、距離感(標高20m程度の断崖)が一番良いんじゃないかなぁ・・・と思う。
駐車場まで戻ってトイレ横の遊歩道分岐を見ると・・・日本軍砲台跡地にも入れないようだ・・・なんだか中途半端だ。整備するか、自己責任スタイルかハッキリしていただきたい。
ココはよく解らないスポット。正直、戻るのが苦痛だ・・・大分の沿岸部にはバイクツーリングだと行かなくて良いかも・・・
佐伯から豊後大野市西部へ
佐伯市街地をテキトーに抜けて国道10へ。何だか違和感があるけど、宮崎方面へ走る。交通量は少なく流れもイイ。
県道609で右折しようとすると・・・国道を走っていたクルマが全部同じ方向へ曲がる・・・
従って延岡-佐伯の国道10は極めて交通量が少ないと思われる。まぁ高速無料だし当たり前か・・・
県道609は快適・・・あっという間に県道39へ。ココを右折。これまた全員右折する・・・県道39も快適。
しばらく走ると・・・国道326へ出る。角にある商店で休憩。見ていると・・・また大多数が左折していく・・・みんな同じじゃねーか・・・どこへ行くんだ・・・
宇目小国大規模林道へ
休憩後、ちょっと進んだ橋の下にある集落に下りて西に向かうと、林道の入り口があった。
宇目小国大規模林道東側区間のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 3
道路設計良さ 3
交通量少なさ 5S
展望良さ 5
片側1車線のキレイな道路が延々と続く。交通量は皆無。ここは素晴らしいツーリングルートだ。塩湯にいたおっちゃんナイス。
バンバン進むと・・・県道45交差点の数キロ手前、一部路面が崩落していた。しかし、バイクは横を通過できる。クルマは危険性が高いから通行はできないと思う・・・が、そこは九州の林道。通行禁止ではなく、「ご協力ください」との表記。
ガチガチに規制線が張られている訳でもなく・・・要は「オノレで判断せよ、落ちて死んでも知らんバイ」とのお達し。と勝手に理解しておく・・・
・・・更に西側区間へ。
宇目小国大規模林道西側区間のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 4
道路設計良さ 3
交通量少なさ 5S
展望良さ 5
東側よりやや道幅が広い。しかし、苔むしている場所があったり、落石が多かったりと、あまりバイク向きではなかった。
県道688は険しい林道だった
林道終点から県道688を北西へと進むと山深い林道?になる。さっきのが林道でこちらが県道なんだけど、なぜか県道の方が遥かに険しい。
というのもこの道路、沢筋なのにガードレール一切なし。民家なし。道幅は極めて狭く離合は困難。おまけに薄暗くて砂っぽいから路肩の位置がよく解らない。気を抜いていたら間違いなく沢に落ちる。対向車が来ないことを祈ろう・・・
・・・なんとか山を抜ける。対向車は来なかった。地図上では、この先の集落手前から左折すると対岸の県道410方面へ行けるはず・・・しかし、橋が崩落の危険により通行止めとのこと(後に確認すると、すぐ隣にもう一本あるもよう)。合川郵便局のあたりを経由して、県道634へ。
辻河原公園キャンプ場へ
国道502を緒方方面に進む。市街地を越えたあたりから「原尻の滝」方面へ県道7を左折。滝併設の道の駅を越えて、しばらく進むと、右手に辻河原公園発見。
ネットの情報によるとキャンプ可能らしいが・・・どう見ても河原に併設された単なる公園(広場)でしょコレ・・・
草ボーボーだし・・・フラットな場所はあるけど、雨後の猪崎鼻公園の方が良いかも。
ここは「キャンプ場」というより、「河原にある野営可能な広場」と表現した方が適切だと思う。スーパーなどが近く、駐車場が大きいからファミリーキャンパーには都合が良い立地なのか?・・・民家超近いけど・・・
もちろん今日は誰も居ない・・・
キャンプ場との表記はどこにも無いけど・・・テント張っても何も言われないだろう・・・もう暗くなるし。・・・適当に設営してから買い出し&給油へ。
キャンプ場?に戻り寝た・・・
メシ 2500円
風呂 500円
ガソリン 500円
3500円
総計73000円