群馬から成田空港へ行く方法を考える

群馬には空港が無い。海も無いから海港も無い。遠くへ行く時は必ずどこかの港まで行かなければならない。そして関東で空港と言ったら成田。しかし群馬からはすんごく遠い。あらためてルートを考えてみた。

 

もくじ

※以前書いた、

群馬から国際港(空港)へ行く手段を考える その4

の2017年秋版。去年との違いはダイヤ改正、圏央道開通、高速料金変更、ガソリン高騰など。

高速バス

高速バスは停留所が市街地とは限らないため、格安の巨大駐車場が併設されていることが多い。短期間なら利便性は高いけど、長期になると駐車場料金云々以前に、禁止されていることもあるから個別に要確認必須。

前橋、高崎エリア

関越交通 アザレア号

  • 主要停留所 前橋営業所(総社)-前橋駅-亀里P-高崎駅-藤岡IC-成田空港
  • 所要時間 約4時間(亀里Pからは3時間30分)
  • 運行本数 10便/日、始発は7時前空港着
  • 片道運賃 4650円
  • 駐車場 亀里P 300円/日
  • その他 2017/11/1から伊香保発着が新設

アザレア号 空席照会・予約サイトへ

太田エリア

関東自動車 メープル号

  • 主要停留所 太田駅-BT太田-大泉役場-邑楽役場-館林市役所-成田空港
  • 所要時間 約3時間
  • 運行本数 7便/日 始発は7時成田空港着
  • 片道運賃 太田4400円、館林4000円
  • 駐車場 BT太田100円/12時間 邑楽町役場無料
  • その他 2017/11/1から境古河発着便新設

メープル号 空席照会・予約サイトへ

桐生、足利エリア

関東自動車 サルビア号

  • 主要停留所 桐生駅-足利市駅-佐野新都市BT-境古河BT-成田空港
  • 所要時間 約3時間10分
  • 運行本数 5便/日 始発は7時半成田空港着
  • 片道運賃 4400円
  • 駐車場 佐野新都市BT:500円/24時間
  • その他 2017/11/1から全車境古河経由、ダイヤバラつき大

サルビア号 空席照会・予約サイトへ




特記事項

全線千葉交通と共同運行。

伊勢崎経由の成田空港線は見つからなかった・・・

鉄道

群馬の公共交通機関はショボイ。だから一部の市街地ど真ん中に住んでる群馬県民以外には使いにくい。しかも群馬の駅前駐車場は、ソコソコ高いから長期駐車も厳しい。

そこでタクシー登場。以前、伊勢崎⇔前橋を乗ったら5000円くらいだった。意外に安いから超連泊なら駅までタクシーが◎。ただし台数が少ないのと迎車料金に注意。

高崎駅(前橋駅)発着

新幹線+成田エクスプレス

  • 乗換経路 高崎駅-東京駅-成田空港
  • 所要時間 約2時間弱
  • 片道運賃 7640円(指定席)
  • その他 ダイヤの関係で実はそこまで早いわけでもない、困った存在。検索用デコイ。JRの罠。

新幹線+京成スカイライナー

  • 乗換経路 高崎駅-上野駅-京成上野駅-成田空港
  • 所要時間 約2時間弱
  • 片道運賃 6990円(指定席)
  • その他 新幹線ホームから京成が超遠すぎ。もはや別の駅レベル。

高崎線+快速エアポート成田

  • 乗換経路 高崎駅-東京駅-成田空港
  • 所要時間 約3時間30~4時間
  • 片道運賃 3020円(普通列車)
  • その他 ダイヤ改正されて一部接続可能?になった。ただし、西口地下5階にある横須賀線ホームまで、5分以内移動必須。グリーン券の通し利用ができれば断トツで良さそうだけど、利用不可なのがイタイ。

高崎線+京成特急

  • 乗換経路 高崎駅-上野駅-京成上野駅-成田空港
  • 所要時間 約3時間30分
  • 片道運賃 2970円(普通列車)
  • その他 昼間時間帯でも20分間隔の本線特急は利便性が高い。京成上野は始発&みんな日暮里から乗るためほぼ座れる。

太田駅(伊勢崎駅&赤城駅)発着

東武りょうもう+京成スカイライナー

  • 乗換経路 太田駅-北千住駅-日暮里駅-成田空港
  • 所要時間 約2時間30分~
  • 片道運賃 4630円(指定席+普通列車)
  • その他 上野か日暮里に行かないとスカイライナーに乗車できないため運賃が高額。乗換も便利というほどでもない。

東武りょうもう+京成特急

  • 乗換経路 太田駅-北千住駅-牛田駅-関屋駅-青砥駅or高砂駅-成田空港
  • 所要時間 約2時間30分から3時間
  • 片道運賃 2980円(本線特急)3170円(アクセス特急)
  • その他 最短を狙う場合、昼間時間帯の牛田-関屋の乗り換えは最短3分しかない。1本逃すと到着時間は大幅に遅れる。俺は千葉方面へ行くとき、この乗り換えを良く使うけど、東武牛田駅の階段付近(中央やや後ろ)に乗車して早足で歩き、IC入出場をすれば十分間にあう。しかし、階段から遠い乗車位置だと階段付近で詰まることが多く、たいていギリギリ間に合わない。もちろん東武が遅延していたら絶対に間に合わない。従って、初めて乗り換える人は間に合わない可能性が高い。北千住、青砥、高砂は同一ホーム乗り換えなので便利。しかも、京成は関東私鉄の中では断トツで空いているため、平日昼間なら特急でもけっこう座れたりする。

東武急行+京成特急

  • 乗換経路 太田駅-館林駅-久喜駅-北千住駅-牛田駅-関屋駅-青砥駅(高砂)-成田空港
  • 所要時間 3時間10分から4時間
  • 片道運賃 1950円
  • その他 館林の乗り換えは階段移動になるときがある。久喜は同一ホーム乗り換え。ごく一部は太田から北千住まで直通。京成関係は先述のとおり。久喜から先の行き先表示が多岐に渡るため、時刻表マニアか相当乗り慣れた暇人(俺とか)以外やらない方が良い。中央林間と長津田と鷺沼の位置関係が解る群馬県民なんかほぼ居ないから(北千住までなら関係ないけど)。また、時間帯と乗車位置によっては全区間座れない可能性すらある。要注意。

東武急行+武蔵野線+京成アクセス特急

  • 乗換経路 太田駅-館林駅-久喜駅-新越谷駅-南越谷駅-東松戸駅-成田空港
  • 所要時間 約3時間から3時間30分
  • 片道運賃 2220円
  • その他 アクセス特急は昼間40分間隔のためダイヤ確認必須(印旛日本医大から先はアクセス特急のみ運行)。新越谷の乗り換えが4階-地上-2階のためビミョー。なぜか登戸や武蔵小杉のような構造にはなってない。残念すぎる埼玉&東武クオリティ。

特記事項

高崎線と東武線は京成線乗換駅を経由できるため、成田エクスプレスを選択するメリットは全く無い。

また、高崎線と東武りょうもうは武蔵野線接続駅に停車しないため、東松戸経由を選択するメリットも無い。

某ヤ〇ーの路線検索などでは、東武経由を検索すると曳舟や押上で乗り換えさせられたり、武蔵野線で東松戸をスルーして西船経由の津田沼や船橋に行かされたりする。俺には意味が解らないが、機械なのでしょうがない。

自家用車

運行経路は途中省略している部分あり。出発地は群馬南部主要都市のほぼ中間地点、前橋南ICを起点とする。

通行料は普通車割引き無。ガソリン代は130円/L(100円から変更)、燃料消費は15㎞/Lの概算とし100円単位切り上げ、自家用車の維持管理費(原価償却、保管場所、税金、部品代等)は無視する。

所要時間はブレが大きすぎるため、NEXCOの数値を参考に俺のフィーリングで決定。

高速道路利用

北関東道経由

  • 通過経路 前橋南IC-岩舟JCT-栃木都賀JCT-友部JCT-つくばJCT-大栄JCT-成田JCT-新空港IC
  • 距離 約220km
  • 所要時間 約2時間30分以内
  • 片道通行料 5700円(圏央道開通により下がった)
  • ガソリン代 約2000円
  • その他 遠回りだけど渋滞の可能性が最も低く、走行速度は最も高い。

圏央道経由(関越道)

  • 通過経路 前橋南IC-高崎JCT-鶴ヶ島JCT-大栄JCT-成田JCT-新空港IC
  • 距離 約190km
  • 所要時間 約2時間30分以内
  • 片道通行料 5700円
  • ガソリン代 約1700円
  • その他 圏央道開通によりほぼ最短ルートになった。しかし、久喜白岡から大栄までほとんど片側1車線。走行速度は上がらないから速達性は無い。おまけに土日は鶴ヶ島-藤岡が大渋滞することも良くある。圏央道は開通しても思ったより時間短縮効果が無かったというのが正直な感想。

圏央道経由(北関東道東北道)

  • 通過経路 前橋南IC-岩舟JCT-久喜白岡JCT-大栄JCT-成田JCT-新空港IC
  • 距離 約190km
  • 所要時間 約2時間30分以内
  • 片道通行料 5700円
  • ガソリン代 約1700円
  • その他 関越道経由と1kmしか変わらないが、検索すると出てこないことがある。相変わらず速達性は無い。しかし、東北道の渋滞ポイントは佐野藤岡周辺から北側の事が多く、関越より渋滞区間が短いし、東北道の渋滞は関越よりユルイ。混んでいたら友部経由に変更できる。

首都高経由

  • 通過経路 前橋南IC-高崎JCT-大泉JCT-美女木JCT-首都高(経路多数)-宮野木JCT-成田JCT–新空港IC
  • 距離 約185km~200km
  • 所要時間 約2時間30分~4時間
  • 片道通行料 約6200円~6500円(値上げ)
  • ガソリン代 1800円前後
  • その他 過去の定番ルート。首都高の料金が値上げした。そして渋滞する上に道は解りにくく、走りにくいし速度も上がらない。もはや通る意味なし

 

一般道利用

グーグル先生やナビだと意味不明な区間を通らされる。俺が考える最適ルートはコレ。

  • 通過経路 国道354号-上武道路-熊谷バイパス-行田パイパス-国道122号-加須羽生パイパス-県道152号バイパス-県道371-国道4号バイパス-国道16号-県道7号-農道-利根水郷ライン-成田安食バイパス-成田空港
  • 距離 約150km
  • 所要時間 約3時間20~4時間
  • 片道通行料 0円
  • ガソリン代 1300円前後
  • その他 久喜幸手区間(加須羽生パイパス~国道4号)と柏区間(野田から水郷ライン)のショートカットは地元自治体的に迂回路として利用して欲しくない系の裏道のため、案内版が一切無い(特に柏)。従ってカーナビの案内に頼るのは厳しい。距離が大幅に短いため、バイクなら渋滞してる高速より早いかもしれない。

成田空港駐車場

空港内公式

2060円/24時間。5日で1万円以上。ただし6日目以降は520円/24時間。超高額。もはや格安航空機チケットより高いかも。

民間駐車場

周辺には大量の駐車場がある。料金はマチマチ。システムが複雑なことも多く、最低でも一日500円~1000円くらいだと思った方が無難。

これを書いてる時点では、送迎&鍵預けタイプのパーキングで7日駐車すると、ちょうど1日1000円くらいになる。

まとめ

自家用車のメリット無し

群馬から成田は高速道路が直線で結ばれていないため、約200㎞の走行が必要になる(場所によっては新潟や福島の方が近い)。そして成田空港は駐車料金が高いから、自家用車+高速で行くと比較的短期間(5日程度)であっても、往復するだけで2万円以上確定。

たとえ4人乗車の場合でも運転する手間を考えるとかなーり微妙。だって飛行機降りてから、関東近郊のつまらない道路を延々何時間も運転したくないから。免許保持者が2人以上いたら絶対に誰が運転するかで揉める。エコノミークラスに揺られてヘロヘロになった体で高速を長時間運転するのは皆避けたいところだ。

これらと今回無視したクルマの減価償却費を考えると、4人乗っても金額的にそこまでお得とは言えない。だから特別な理由がない限り、自家用車で行くメリットは無いだろう。「俺のアルファードっドヤァ(ブイブイ)みんなで成田いこーぜぃ」的な人のみクルマで・・・。

公共交通機関は比較困難

出発地(各人の自宅)によって大きく事情が変わりすぎる。

高崎と前橋エリア

JRのグリーン車に乗り上野で京成の始発特急に乗るルートだと総額4000円程度になる。このルートは高速バスとの価格的差異は少ない。

JR経由は、上野で食事や買い物ができるというメリットもある。ただし、普通列車の始発だと8時26分空港第2ビル駅着(スカイライナー利用でも8時1分)になるため朝のフライトにほとんど間に合わないのがマイナス要因。

太田エリア

特急りょうもうの場合、乗換回数が多く、京成の乗り換え難易度がけっこう高い。それでいて運賃が3000円を軽く超えてくるためかなり微妙だ。スカイライナーを利用するならバスの方が安くなり利便性の劣る東武に勝ち目はない。

従って圧倒的にバスが有利だと思う。BT太田の駐車料金が1日200円と安価なため、熊谷経由は無い。前述のように 「これがアイサイトやでー、ドヤァ(ブイブイ)みんなで成田いこーぜぃ」 的な人以外はバス確定。

時刻表トリック並みの乗換ができる単身者なら、東武&京成特急利用が良い。

桐生エリア

鉄道は新桐生から特急りょうもうに乗るルートが考えられる。両毛線で小山経由も選べるけど、この区間は足利、佐野などの大きな都市を経由してるくせに本気でガチなローカル線だったりする。本数が少なく運賃も高い上に、乗り心地も悪いため俺なら絶対に乗らない。

特急りょうもうは、太田と同じく運賃と乗り換えの関係から微妙だから、バスがかなり有利ではないか。出発地によっては邑楽町役場経由もアリかなと思う。広沢あたりからだと、太田市街地を南北横断するくらいなら邑楽へ行っても時間は変わらないという、地元民なら解るアレ・・・(国道50は高速道路)。

館林エリア

東武急行&京成特急利用であっても成田まで2時間30分程度、2000円くらいで行ける。だから逆にバスのメリットが全くない。

伊勢崎エリア

ここが大問題だ。おそらく関東で最も成田空港への利便性が悪い20万人都市なのでは? 出発地によってルートが大きく変わる。前橋(亀里P)か太田(BT太田)か、高崎線(本庄など)に行くかを迫られる。

快適に移動するならば片道1万円は覚悟しなければならない(タクシーで本庄早稲田駅)。

伊勢崎駅からの最安ルートは、東武だと2400円5回乗り換え3時間半以上。JRだと3300円2回乗り換え4時間以上となる。時間に余裕があればJRバスで新宿に行き成田に向かう(中央線東京駅経由からの高速バス又は、本八幡経由からの京成特急)と、3000円以内で収まる。送迎してくれる家族がいるならば、本庄か籠原から上野経由が良い。

多少強引にでも、都心から近い羽田空港や、駐車場無料の茨城空港を利用した方が結果的に快適かもしれない。

結論

前橋と高崎

→高速バス、JR普通+京成、新幹線+NEXを選べる

桐生

→高速バス

太田

→高速バス

館林

→東武+京成

伊勢崎

→羽田空港か茨城空港に行った方が良いかも

群馬から成田はとにかく不便で行きにくい!!
茨城空港発着の同じような便があれば、自家用車で茨城空港を利用した方がラクな気がする・・・。どうせバス停か駅まで自家用車で行くからね、群馬県民は・・・。

“群馬から成田空港へ行く方法を考える” への2件の返信

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