近年メッチャ下落している、LEDの価格。
数年前、ついにダイソーから40W球タイプが110円で発売・・・されたのは知っていたが、初期モデルは寿命(表記)が短くてビミョーだった。
・・・が、先日ふと見たら20000時間になっとる! これならフツーに使えるんじゃね?
緊急事態宣言中にあえて東京方面なんて行きたくねーし、クッソ寒いからバイク乗るのもイマイチだし・・・またステイリホームでもやるかぁ・・・
てことで、倉庫スペースを全部LED電球に変えてみた。
もくじ
- ガチですごい ダイソーのLED電球
- 現在の設備と直管LEDにしない理由
- 4個で十分だったLED電球
- まとめ ~減った消費電力~
工事(仮)
ガチですごい ダイソーのLED電球
スペックはこんな感じ。
- 接続タイプ E26口金(トイレの裸電球などに良くあるタイプ)
- 明るさ 白熱球40W相当(485lm)
- 色 電球色と昼白色あり
- 消費電力 4.4W
- 定格寿命 20000時間
- 指向性 無し(白色カバーで全方向照射)
てか、詳しくはダイソーで買って見ていただきたい(110円だし)。
テスト点灯させてみたところ、体感では激安白熱球40Wより明るい(気がする)。
むしろまぶしいくらい。ギリで直視したくない感じ、洗面台だったらちとウザいな・・・的なレベル。しかもごく微量のフリッカーを感じる(ウチは50Hzエリアかつド田舎なので、60Hzエリアの都市部なら解らないのかもしれない)。
まぁ、倉庫なら余裕で使えるレベルだ。
メイドインチャイナだけど、一応ダイソー製品なので、品質はある程度期待できるはず(簡単に燃えないという意味で)。
このスペックのLED電球が110円とは、凄まじい時代になったもんだ・・・
てことで、リプレイス欲がモリモリ高まってしまい、DIY電気工事を実行~
現在の設備と直管LEDにしない理由
倉庫スペースの広さは12畳くらい。現在は直管の蛍光灯が4基6本(天井2×2、壁1×2)付いている。こちらのスペックは
- 接続タイプ G13口金(良くある直管蛍光灯)
- 明るさ 40W
- 消費電力 1本46W(FLR安定器込)
激安中華LEDは論外
まずハッキリと言っておきたい。激安中華の直管形LEDランプに交換するのは最悪の選択である。
特に、情弱ならぬ電弱(電気弱者、疎い人)を狙って、「工事不要」の激安中華直管LEDランプがあるけど、少なくとも俺は絶対に買いたくない。理由は以下の通り。
- ラピッド/インバーター形式の器具に誤って使うと最悪燃える※
- グロー形式は工事不要※なのではなく、構造上単に使えるというだけ
- 過去の器具はLEDなど想定していないため不測の事態があり得る
- 配線加工しないとLED化のメリットが薄すぎる(安定器が電気を食う)
- 丸のPSEマークは、自主検査(目視のみ)で刻印できるものがある
- そもそもG13口金の直管LEDランプはPSE対象外(な模様、詳細は経済産業省に確認していただきたい 経済産業省資料)
最後の2つが重要。なぜ、日本メーカーの直管LEDが高く謎中華が安いのか。今一度、良く考えた方が良い。
ダイソーは一応日本企業なので、さすがに最低限の品質確保はするだろうが、謎中華にもそれが期待できるだろうか?
「この、PSEとかいうヤツ、みんな刻印してるからウチもとりあえず印刷しとけばオッケーじゃね、CCC通ってるし」的な、謎中華工房が無いとは言えない(てか中華思想を考慮すれば・・・お察しレベル)。
ちゅうことで俺は、蛍光灯なんてもう全部取っ払って、レセップかモーガルソケットにしちゃえ※ば、PSE対応のダイソー電球着くじゃん。
こんなヤツ↓
・・・的な結論に至った。
※ ラピッド/インバーター形式の蛍光灯器具+LEDランプを使う場合、安定器を外す配線加工が必要(一部商品に加工不要みたいな記述あるけど、それ本当か?)。なお、無資格者であっても自車ならどこまでやってもひたすら合法なクルマやバイクと違い、受電する設備の配線加工は即アウトである(経済産業省の資料を参照)。てか、地震時などに火災になる危険性があるので、有資格者以外やってはいけない。なお、俺は有資格者の上に非営利の自己所有物件だからガシガシやる。この法規制は、クルマで例えると運転免許と緑ナンバーの方式(整備士と認証工場の関係ではない)に近い・・・と俺は理解しているが、間違ってたらコメント欄にでもドーゾ。
4個で十分だったLED電球
ちゅうことで、ダイソーでLEDを10個、別途レセップを10個購入。
合計 2673円だった。ヤッス。
配線は従来の蛍光灯のヤツをそのまま流用・・・とりあえずソッコーで1箇所施工。
完了後テスト点灯してみた・・・アレ? これ天井80W(40×2)も要らんな。
メッチャ明るいし・・・分岐増えるとメンドイし・・・まぁ、点光源だから影が出やすいけど・・・天井1箇所につき4.4W1個で良くね?
てか、使ってるうちに足りなければ増設しちゃえば良いだけだからな。これぞ、有資格者+自己所有物件の強み。
てことで、直管蛍光灯40W6本→ダイソーLED電球4.4W4個にリプレイス・・・完了。
つーか、こんな狭い倉庫で6本は要らねーだろ・・・何で6本も付けたんだ・・・昔の俺、謎すぎ。
まーでも、なんつーか・・・若い時はクルマやバイクにやたらと光り物を着けたがるもんだし・・・あの延長だったんだろな。たぶん。
まとめ ~減った消費電力~
従来設備
直管蛍光灯6本
276W(46Wx6)
新設備
電球型LED4個
20W(実測約5Wx4)
差
256W
1日10時間で2560Wh。東京電力の2段料金が26円だとして、1日約67円。一ヶ月で約2000円。1年で24000円。
まぁ、倉庫が1日10時間365日電気着いてるワケない。稼働率10%だとしたら、年間2400円。したら、1年でペイできる計算。
・・・これは、家全部LED化しちゃっても良いかも。
てことで、居間用もノリで購入(なお、こっちは工事不要)。
電力自由化で新電力ガー、おトクガー、太陽光ガー・・・とか色々言ってる人が居るけどさー・・・先に家の電灯をLED化した方が遥かに効果デカいんじゃねーの?
特に古い家は・・・
・・・と思った、ステイリホーム月間2021(まぁウチは地域外だが)。