群馬空港の建設予定地を勝手に考えてみた

群馬には空港が無い。

最も近い羽田空港や茨城空港ですら前橋/高崎から2時間以上かかる。

成田空港なんて、あり得ないほど遠い(群馬から成田空港へ行く方法を考える を参照)。場所によっては福島空港や松本空港のほうが近いくらいだ。

おそらく群馬県は日本で一番空港から遠い県だろう。しかしなぜ、群馬には空港ができないのか?

また、仮にできるとしたらどの辺がベストなのか?

群馬在住のオッサンが、群馬空港の建設予定地を勝手に考えてみた。という話。

※注意 この記事はガチでどーでもいい記事である。

もくじ

  • なぜ、群馬空港ができないのか
  • 群馬空港設置地域の条件
  • 建設候補地はここだ!
  • 他にも考えてみた
  • まとめ

 

なぜ、群馬空港ができないのか

需要は間違いなく有る。しかし、建設はされない。

実際、成田行きの高速バスが走りまくってるし、地球規模の知名度を持つ企業なども群馬には多い(筆頭はスバル)。

近隣には日本屈指の観光地である草津、日光、軽井沢なども控えている。

だから、できない理由は「需要以外の何か」だ。

なぜ群馬空港は無いのか? 俺なりに理由を考えてみた。

原野や湿地帯が無いから

群馬は意外に都市化している。密度は低いものの、「全くなんにも無い原野」みたいなところが非常に少ない。平地は余すところなく開墾され、農家が点在している。

海や大規模な湖も無いから、埋め立てもできない。羽田空港や長崎空港のパターンはもちろん、出雲空港や米子空港のパターンも無理。

ただそこは、スーパー自民党王国の群馬。環境問題を多少無視して、バラマキつつ強引な開発をすれば、決して不可能ではない気もするが・・・

平坦地が異様に少ない

群馬南部は一見平坦に見えるけど、全く平坦ではない。北側に赤城と榛名があるため、全体的にゆるく傾斜している。

主要市街地の標高は以下のとおり(俺調べ)。

  • 前橋100m
  • 高崎90m
  • 伊勢崎60m
  • 太田40m

実は前橋と伊勢崎では40mも高低差がある。直線距離は13kmくらいだから、1kmあたり3m。もし仮に、この方向に伸びる3kmの滑走路を作る場合、下側の盛土高さは15メートルを軽く超えるだろう。

15メートルといえば、だいたい5階建てビルくらいの高さになる。新しくできた前橋日赤病院の頭が出るくらいまで、強烈に盛土をしなければならない。

土木技術と群馬県の予算を考えると、伊勢崎以北に建設する場合、裾野に対して並行に作る以外の選択肢が無いと思われる。

風がやたらと強い

群馬は風が強い。マジで超強い

特に12月から3月などは、毎日風速10mくらいの北寄りの風がガチで吹いてる。

特に、北関東道以北はヤバイ。風をナメてる南関東人が駐車場で左右ドアを同時に開けた瞬間、強風でもってかれて、車内小物が吹き飛んでいく光景は、もはや冬の風物詩

前述のように、東西方向の滑走路を作ってしまうと、横風になる。着陸困難になり欠航リスクが高すぎるのではないか。

中途半端に鉄道が使える

比較的便利な高崎線沿線や館林からでさえも、羽田は遠い・・・が、不便すぎるというわけでもない

仮に鉄道が直結しないタイプ(鹿児島空港、広島空港、熊本空港的な運用)で、山間部に建設したとしよう。

高崎線沿線の、高崎、藤岡、本庄、熊谷周辺から利用するだろうか?

駅前の住人は間違いなく使わないだろう。俺なら羽田に行く。

でも、群馬県民は9割クルマ持ってるから、30分程度で到着できて、駐車場が無料なら問題は無いかもしれない。

ただしこれは逆に考えると、高崎以西に建設された場合、太田、足利、館林、栃木方面から使うケースが激減することを意味する・・・



群馬空港設置地域の条件

いろいろと考えた結果、群馬空港の建設には、少なくとも以下の条件が必要になる。

  1. 3000m程度の平坦な場所(滑走路)
  2. 人口密集地ではない(騒音対策)
  3. 高崎市街地より東(太田、熊谷、足利方面の需要)
  4. 太田市街地より西(高崎、前橋、群馬北部観光の需要)
  5. 伊勢崎市街地より南(風と傾斜の影響)
  6. できれば鉄道に近い地域(需要激増)

建設候補地はここだ!

全てを満たすところは1箇所しかなかった。

玉村ゴルフ場&新玉村ゴルフ場&玉村公園ゴルフクラブ

富山空港に近いパターン。治水対策上の問題はあると思うけど、ここしか適地はない。

利根川合流部付近から滑走路を作った場合、3500m程度は確保できる。高低差も10m以内と少なめ。

ただし、五料地区はそれなりの人口があり、伊勢崎南部の騒音対策を考えれば烏川の流路付け替え工事が必要かもしれない。埼玉県との調整も必要。

そして、滑走路が東西方向になってしまうため、風に対する懸念も残る。

他にも考えてみた

第二候補以下も考えてみた。

藪塚と桐生の間にある山地

桐生側の斜面を切り崩せば、4500mは確保できる。しかし、環境負荷があり得ないほど高く、超反発は必至(ただ、現状既に大規模に露天掘りされている)。

鉄道、高速も近いが、高低差がやや大きい。あと、高崎から遠い。

東武伊勢崎線剛志駅-境町間

ガチで田んぼしかない。バイパスの立体交差と東武の線路を地下に変更すれば、2700m程度は確保できる。

しかし、前後が超市街地のため、離着陸時の騒音対策が困難すぎるだろう。

葛生のスバルテストコース周辺

群馬ではないが、同じく空港からメッチャ遠い栃木の協力を得て共同開発する。

しかし、場所的に広島空港的なポジションとなり、どっちつかず感は否めない。高崎市民と群馬北部の観光需要を満たすのは厳しい。

ただし、スバル主体で話が進めば、有り得そうな気がしないでもない。スバルにそこまでのパワーがあるとは思えないが・・・将来何かの間違いでトヨタが潰れ、主従が逆転したらできるかも(無いか)。

ただしこれは、栃木空港であって群馬空港ではない

まとめ

群馬空港は永久にできなそうな予感。

可能性があるとすれば、将来スバルがバカ売れして、世界最強メーカーになった時、HQが群馬に残っていれば、藪塚か葛生に建設される・・・と、俺は予想しておく(いや、もうすでにHQ無いかも・・・)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA