XG250トリッカーのタイヤについて考える

近所のコンビニから北海道まで、気軽にどこまででも行けてしまうマルチなバイク、ヤマハトリッカー。最大の弱点はタイヤの選択肢が少ないこと。各種使えそうなタイヤをメモ。

※2019年1月更新。GP210がやや値上がり傾向。

tw201

純正 ブリヂストン TRAIL WING

  • フロント
    80/100-19M/C 49P(TW201)
  • リヤ
    120/90-16M/C 63P(TW202)

共にチューブ仕様

タイヤパターン↓(クリックでAmazonへ)
フロント TW201 リヤ TW202

フロントは幅80㎜偏平率100%、断面はほぼ円形のバイアスタイヤ、リム径19インチのモーターサイクル専用、最大荷重185Kg、最高速度150km/hとなっている。

リヤは幅120mm偏平率90%、ショルダーの張り出しが大きいため断面はほぼ円形のバイアスタイヤ、リム径16インチのモーターサイクル専用、最大荷重272Kg、最高速度150km/hとなっている。

俺の個人的な使用感は・・・

    ※オッサンの戯言であり参考程度に・・・
  • 舗装路直線
    問題ない。しかし、速度を上げるとブレが大きくなる。せいぜい110まで。
  • 舗装路コーナー
    全く問題ない。ガンガン倒しても60㎞程度なら滑る気配ほとんどなし。
  • 荒れた舗装路
    問題ない。倒しても問題ないがステップがガリるまで倒すのは不安。だが案外イケる。
  • 未舗装砂利
    問題ない。倒すと滑るが制御しやすい。しかし積極的に倒して曲がるのは不安。
  • 未舗装砂
    可能。めり込まない程度に路面が締まっていれば走行可能。
  • 未舗装泥
    不可能。強引に走れない事はないが、曲がらない、止まらない、めり込む。徒歩の方が速いかも。
  • ウェット
    舗装路なら全く問題ないが、未舗装路は不安定。

まさに万能タイヤ。ほとんどのシーンで走行可能。しかし、オフロードではフロントが路面にめり込みやすく、ハンドルが取られやすい。タイヤ径と車体設計のせいかもしれないが、ウェット泥や砂にはかなり弱い印象。

襟裳岬あたりで海岸に入ろうとしたら、フロントがブレーキディスクあたりまで埋まってしまった事アリ。テクニックでカバーできるのかもしれないが、俺には無理だった。

タイヤの摩耗が速い、フロントは15000km未満、リヤは5000km未満で無くなった(ライダーが重すぎるという説アリ)。



IRC GP-210

トリッカーの社外タイヤで真っ先に候補として出てくるIRCのGP-210・・・というより、現状おそらくこの2択しかない

  • フロント
    80/100-19 M/C 49P(IRC No.107790)
  • リヤ
    120/90-16 M/C 63P(IRC No.102675)
タイヤパターン↓(クリックでAmazonへ)
フロント リヤ

サイズ等の基本スペックはBS純正品と同じ。

IRC公式サイトによると、フロント標準リム幅は1.85インチ(約47mm)リヤ2.75インチ(約70mm)±10~20%%程度が許容範囲となっている。外径はフロント646mm、リヤ619mm。

俺の個人的な使用感は・・・

  • 舗装路直線
    問題ない。速度を上げてもブレは比較的小さい。100は余裕。
  • 舗装路コーナー
    リヤは全く滑る気配はないが、フロントがやや不安(グリップ感が弱い)。
  • 荒れた舗装路
    リヤは倒しても問題ないが、フロントの挙動がヤバイ(暴れる)ため倒せない。
  • 未舗装砂利
    問題ないが、滑りがかなり大きい。これでバンクさせるのは俺は無理。
  • 未舗装砂
    厳しい。締まっていてもフロントからぶっ飛ぶ。
  • 未舗装泥
    不可能。フロントがほとんど食わないから、絶対に入ってはいけない。
  • ウェット
    フロントが鉄板に乗るとかなり不安になる。未舗装路は不可能。

リヤは素晴らしい。ただし未舗装路では若干純正に負ける。まーリヤは多少滑っても平気だから十分走れる。砂や泥は厳しいけど、おそらくこれはホイールと車体の仕様のせいであって、タイヤパターンやコンパウンドの問題ではないだろう(俺が重過ぎなのかもしれないが)。舗装路のグリップはかなり良いし、タイヤの摩耗も少なく、フロントは数千kmで少し減ったかな、程度。リヤは10000kmくらいはイケる。

しかし、フロントのグリップ力は明らかに純正以下だと感じた(ロングライフとオンロード側に振りすぎてる印象)。

フロント純正 リヤGP-210に落ち着く

この組み合わせの利点は、フロントタイヤのグリップが許す限りどこでも入っていけるし、オンロードのコーナリングもけっこう快適にこなせること。

特に、バイク乗り入れ可能な広大な草地キャンプ場の場合に顕著。枝幸のウスタイベ千畳岩キャンプ場に行ったとき「あー、この組み合わせで良かったなー」と心から感じることができた。

なお、俺が感じた限界値は、台風直後の川北温泉、アレ以上荒れてたら無理だが、そんな道路はまず無いだろう(関東なら100%ゲートが閉まる)。

欠点もある。それは高速走行できないこと。90巡航すら厳しい。安定するのは75まで。高速はつらい。

更に他のタイヤを探してみた

KLX125用がギリで着くかもしれない。KLX125のサイズは

  • フロント
    70/100-19 MC 42P
  • リヤ
    90/100-16 MC 51P

耐荷重はフロント150Kg(-35Kg)、リヤ195kg(-77Kg)。

問題ない範囲と思うが、純正チューブは入らないかもしれない(BSの適合表)。特にリヤはリムにビードが密着しない可能性もある。

ただ、このサイズを選ぶ利点は更にオフ寄り、というよりオフ専用のタイヤを付けることにある。そもそもオフ専用にするのなら、最初からセローやKLXを買った方が良いのかなと思う。

トリッカーの利点は、どこにでも行けることにあるから、90~100巡行が不可能になってしまうオフ専用化はあまりやりたくない。

・・・やや遠距離のツーリング途中、目にとまる脇道、やや狭い1.5車線の荒れた舗装林道。この時、なんのためらいも無くガンガン入っていけること。これがこのバイクの最大の利点であり最も重要なことだと、俺は思う。

“XG250トリッカーのタイヤについて考える” への2件の返信

  1. 07鳥乗りです。
    今回、トリッカーのタイヤ交換について大変参考になりました。
    ブログのインプレを参考に、IRCのタイヤに交換をしました。

    1. 参考になれば幸いです。現在、5本目(だと思う)のGP210(リヤのみ)を物色中。13000~15000㎞でセンターのミゾが無くなるように思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA