XG250トリッカーのスプロケとチェーンについて

トリッカーのリヤスプロケットはダンパーつきの特殊品になっている。

純正はチョー高い(約13000円)。社外品を使うポイントを、メモっておこう。

※最終更新2018年6月、価格と型番は特記が無い場合、当時のもの。現在の価格は画像タップ先のamazonなどでどうぞ・・・

NTB奥新品/手前30000km走行(NTB製リヤ)

もくじ

純正スペック

まずは純正品の確認から

※部品番号、価格は俺が適当に調べた結果である。従って間違っていたり、変更されることもある。参考程度に。

最新価格はリンク先などで要確認。

チェーン

部品番号 94581-36124(DID428VS3-124LE)
価格 15228円

428サイズのシールチェーン。124コマ、大同工業製。

フロントスプロケット

部品番号 5XT-17460-00
価格 3542円

純正の歯数は15。

リヤスプロケット

部品番号 5XT-25410-00
価格 12744円

純正の歯数は45、ダンパー付コンプリートASSY。

社外チェーンの適合

一般的サイズのため、漏れなく各社から出ている。日常利用だとシールチェーンは必須、ノンシール品は省略。

DID(大同工業)

部品型番 428VX
スチール 実売7000円前後
シルバー +2500円前後割増
ゴールド +4000円前後割増

シールにDID特許のX-リングを採用、とのこと。各モデルにカシメジョイント、クリップジョイントのセット販売の設定アリ。型番末尾RB→クリップ、FB→軽圧入、ZB→圧入のようだ。ジョイントによる価格差は、ほぼ無い。

428VX(FB) 現在の価格↓(クリックでAmazonへ)
スチールなら安い。コマ数により2000円程度ブレる

注意 なぜか124Lより130Lの方が安いことが良くある。購入前に確認必須。2018年1月現在、AmazonではRB(クリップ)の販売ページは見つからず(設定なし?)。

EK(江沼チェーン)

部品型番 428ZVX
スチール(無印) 実売7000円前後
ゴールド(GPGP) +4000円前後割増

シールにQXリングを採用、とのこと。MLJ→リベット形ジョイント(圧入カシメ)、SKJ→セミプレス式クリップジョイント(軽圧入クリップ)。428サイズにSLJ(スクリュージョイント)の設定はなし。価格はDIDとほとんど同じ。

428ZVX124L-SKJ 現在の価格↓(クリックでAmazonへ)
価格はほぼリンク数に比例(Amazonは)

 

RK JAPAN(旧高砂チェーン)

部品型番 428RXW
スチール(無印) 実売7500円前後
シルバー(GP428RXW) +2000円前後割増
ゴールド(GV428RXW) +4000円前後割増

シールにR-XW Ringを採用、とのこと。428サイズにブラック色の設定なし。全モデルにクリップジョイントの設定が無いようだ。他2社よりやや高い印象。リンク数のバリエーションと取扱店が少なめ。

428RXW 130L 現在の価格↓(クリックでAmazonへ)
ネット上では扱い店が少ない

 

社外フロントスプロケットの適合

歯磨き粉のSUNSTARが日本最大手。AFAMはEUメイン。ISAとXAMジャパンの製造部門は良く解らない、謎。

SUNSTAR

型番 235
定価 2500円+税

14Tと15Tの選択可能 。クロモリ鍛造、浸炭窒化、四三酸化鉄皮膜と記載。

XAMジャパン

型番 C3208
定価 3000円+税

13T-16Tの選択可能。クロモリ、浸炭窒化と記載。

たまーに、安い

アファム

型番 21311
定価 3200円+税

14T-16Tの選択可能(だったけど、16は廃止された?)。スチールとの記載のみ(リヤに関してはC45鋼、高周波焼入れと記載)。日本代理店にはトリッカーの適合は無いが、本家サイトには記載がある。

amazonぽくない商品画像↓
セロー用との記載。しかし本家サイトにはセロー(XT250の2008年式)の記載は無い。謎。

ISA

設定なし

純正の互換性(流用)

XAMの適合表によると、セロー250、XT250X、YBR250が共通となっている。

社外リヤスプロケットの適合

特殊形状のためか、最大手のSUNSTARに設定が無い。

SUNSTAR

設定なし

XAMジャパン

型番 PCY(スプロケットキャリア)+A3206
定価 PCY6500円+スプロケット8000円+税

グレードがあり、PREMIUM(硬質アルマイト、二硫化モリブデン浸透、テフロンコート)、CLASSIC(A7075-T6ジュラルミン)。43-58の選択可能。

XAM専用(建前上)

アファム

型番 12325-45
定価 不明

日本での扱いは、ほぼ皆無。ロシアとイギリスの販売サイトによると、それぞれ1400ルーブル、17ポンドだから、2700JPY程度と安い。ただし、日本仕様と同じかは不明(ぱっと見付きそうだが、ダンパーが無い)。

ISA

型番 Y-103
定価 13000円+税(純正形状のダンパー付)

唯一純正形状の設定がある。43-50の選択可能。超々ジュラルミン、硬質アルマイトと記載。

ポン付け(たぶん)

純正の互換性(流用)

ISA以外に純正形状の販売はないようだ。しかし、XAMジャパンのPCYを取り付けることにより以下のものが利用できる(たぶん)

TZR125R Belgarda用 51T
SRX600用 47T
FZR400RR用 55T
FZR400RR/SP用 52T
SRX400用 50T
FZ250 PHAZER用 52T
FZR250/EXUP用 56T
SRX250用 50T
セロー225W/WE 4JG型用 45T
SDR200用 43T

この中で、入手性、互換性共にダントツありそうなのは・・・

セロー225 4JG型用 45T
純正品番 1HX-25445-50
価格 3413円

この、1HX-25445-50に適合する社外(XAM以外の)スプロケットは

SUNSTAR

RY-002 43/45/47T
RY-107 50T
価格 実売8000円程度

高いし、メリット無さそう。

アファム

設定なし

ISA

設定なし

丸中洋行 NTB(NipponTanshaBody)

SPY-028R
参考価格 3160円

S45C炭素鋼、OEM製品と同等規格、との記載。

俺愛用のNTB

23515+PCY+SPY-028R+EK428ZV-X130L 交換作業

フロントはSUNSTAR
リヤはXAM+NTBセロー225純正
チェーンは江沼EK428ZV-X130L

これで交換してみた。理由は耐久性を確保しつつ、価格が最も安いから・・・

購入

4点セットで17205円。安っ(※価格は時期により変動する)。

チェーン交換作業は、すんごい昔に誰かとやったような記憶がある、まー適当にやればオッケーかなー・・・と。

分解

軽いノリでリヤタイヤを外し、ディスクグラインダーでチェーンのプレートをぶった切る。・・・あっさり切れた。

チェーン切断専用ツールが売られてるけど、アレって必要無いんじゃないの?簡単に切れるでしょコレ・・・。

今回用意したチェーンは130L。なぜか124コマより130コマの方が安かったため6コマ多い。従って詰めなければいけない。

ピンの頭をグラインダーで削り、油圧プレス(12トン)にセット。ピンポンチを使い、ピンをプレスしたら簡単に抜けた。

切断用専用ツールって、完全にイラナイでしょ・・・あの商品、何であるんだろ。チェーン交換を自分でやろうなどという輩は、フツーに油圧プレスくらい持ってると思うんだけどなー。謎だな・・・。

フロントのチェーンカバーを外し、30mmのボルトを緩め、スプロケットを外す。

点検&組付け

約30000km走行したトリッカーのフロントスプロケットは波打つように減っていた。しかしリヤの減りはそうでもない。まだ使えそう。さすが純正。

しかし、チェーンの伸びは大きく、新旧並べると全長124コマにつき、1コマ分ほど伸びていた。

まぁ捨てる部品など、どうでもいい。取り付けへ。

リヤ側取り付け

リヤホイールにXAMのリヤスプロケットキャリアをセット。この商品、見た目的にとても精度が高そう。表面処理も良く素晴らしいデキだ。このアイテム、トリッカー、セロー250、XT250X乗りには買いの逸品

続いて、NTBのリヤスプロケットをXAMキャリアにセット。この製品は、歯部分以外の仕上げがやや粗い。見た目を気にする人は無理なデキ。まー実売2000円台と爆安で、スプロケットキャリアを入れても8500円程度だったし、どうせ油まみれになるんだから見た目なんてどうでも良い。これで十分。

リヤの注意点

このスプロケットは裏表でオフセットが違う。純正に合わせるには刻印をホイール側にセットする必要があった。しかし、このテの商品て、刻印がいつも同じ方向にあるとは限らないから、交換する都度、測定した方が良いだろう。ちなみに純正比0.2mmの差があった。

フロント取り付け

サンスターのフロントスプロケットは黒光りしておりナイスなデキ。見た目からして強度がすごく高そう。もうこのままベルトバックル的なアクセサリーとして利用可能なんじゃないか。

これが実売2200円で入手できたのは超安いと思う。むしろ、この黒光りした仕様のリヤスプロケットが欲しい。が、品番設定は無いもよう。

なお、フロントスプロケットにはナットの緩み止めのために、カシメシムが着いている(部品番号 90215-23265)。カシメ部は2か所あり、純正装着状態では片方しかカシメられていなかった。とゆーことは、一回なら再利用可能なんじゃねー・・・と、都合よく解釈して再利用することにした(後日、NAPS前橋店で購入して交換)。

チェーン取り付け

最後にチェーンを装着。ジョイントはクリップタイプ。このジョイントプレート圧入にはけっこう力が必要。説明書にはプライヤー等で作業を行うよう書かれているが、デカめのしっかりしたプライヤーを持っていない人は厳しいと思う。

KNIPEXのCobraあたりを持っていないならば、店に頼んだ方が確実に安くて速いだろうな・・・コレは。

※追記 100均クランプで軽圧入できた。詳しくは2018年の交換記事で

使った工具

  • メガネレンチ各種
  • ディスクグラインダー
  • 油圧プレス
  • ピンポンチ
  • ソケットレンチ30mm
  • タガネ
  • ハンマー
  • WPプライヤー(KNIPEX Cobra)

思ったより工具が必要。特に、デカめのKNIPEX Cobra必須。ホムセンの特価プライヤーだとまず無理。次やるならカシメツール+カシメジョイントタイプを買うと思う。

※前述のとおり100均クランプで代用可能。

インプレ

早速乗ってみた。エンブレが弱くなったような感じ。耐久性は未知数だけど、レースをしないのであれば、NTBのスプロケットで十分だと思う。

ダンパーが無くなったことによる体感は無かった。ダンパーが着いている理由は良くわからないが、無くても良い気がする。

交換後4日、1000kmほど走行しても不具合は全く無い。

NipponTanshaBody 安くてけっこう良いかも。

※追記 トップの画像のとおり、リヤは30000km走ってもまだ使える勢い。ただし、乗り方により大幅に変わる(当たり前だが一応)。

詳細は2018年(2年後)の記事で・・・

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