東京メトロの24時間券を使ってみる

東京メトロの1日乗車券が2016年3月末に24時間券になった。

事実上1.5日利用可能になって、利便性が大幅アップ。利用してみて気づいたことなど、個人的なメモ。

今回は、千葉方面から京成で都内に入り、押上から利用開始してみた。

もくじ

t-metro

東京メトロ24時間券の仕様

基本情報は公式サイトで・・・
東京メトロ1日乗車券のページ

表立って書いていない補足事項

初入場時に終了時刻が印字される。印字された時間前まで入場可能。時間超過後の出場は1回のみ可能(窓口で確認済)。最終利用や乗り越し清算に自動改札を利用すると吸い込まれてしまうことがある。乗り越しは必ず有人改札へ。

また、時間超過している場合、原則として最終利用駅で券を回収するとのこと。しかし無効スタンプを押してもらうことにより利用済み券の持ち帰りが可能(経費請求、記念用等)。

半蔵門線 押上駅-神保町駅

押上の京成→東武の階段狭すぎ

千葉方面から京成に乗って押上に到着・・・京成押上駅はホーム直下が乗換改札となっている。この連絡階段は狭い。いや、狭すぎる。

まぁ、この方向に乗換をする人は少ない(普通は東日本橋か蔵前で乗換る)から問題ないのかもしれないけど・・・。昔は、京成方面側ホーム端に改札があったはず。なぜそっちにも連絡改札を作ってくれなかったのか。

逆側の都営方面側ホーム端出口もスカイツリータウンに直結していなかったりと、なにやら京成と東武の間で何かあったのかと疑ってしまうような変な構造になっている。東武も含めて押上駅の整備方針には謎が多い。

京成の改札を出てスカイツリータウン入り口を過ぎると右手に東京メトロ券売機がある。ここで24時間券を購入(600円)し半蔵門線に乗車。半蔵門線は相変わらずガラガラだった・・・。

錦糸町から東京駅あたりまで乗る人が居るという謎

錦糸町に着くと、観光客と思われる中国人親子3人が乗ってきた。そのまま大手町方面へ。三越前に到着すると、なんと先ほどの中国人は三越前で降りた。アレ?フツーJR使わない?この区間?

なぜなのか考えてみた。

  1. ロッテシティホテルに滞在している(半蔵門線直結)
  2. 東京メトロ24時間券(または観光客向けの3日券等)を持っている
  3. ネットの路線案内サイトのエアプレイにだまされた(銀座線乗換は超遠い)
  4. 銀座線乗換で虎ノ門駅、稲荷町駅、田原町駅のどれかに行く(このルート以外に無いから)
  5. 実は観光客ではない(車窓などどうでも良く、座るのが優先)

もし、錦糸町から三越本店に行くなら、この区間はJRを利用した方がいい。ロッテシティホテルに滞在していたとしても半蔵門線は深い。そして、三越前駅の半蔵門線ホームは、大手町寄り車両に乗ってしまうと、三越本館より東京駅の方が近いという、「三越前」とはとても言いがたい場所に出る。

だから新日本橋駅から歩いてもたいして変わらない。そしてJRの方が運賃は安い。

三越前駅から銀座線に乗り換えるとしても、ここの乗換はめちゃくちゃ遠い。しかも、銀座線の上野から新橋の区間は、ほとんどJRとカブっている。このルートを選択する意味はほぼ無い(秋葉原経由でJRの駅から歩いても変わらないから)。

4のうち虎ノ門以外は、観光という観点から見ると時間効率的に、3人ならタクった方が良いだろうから、可能性は低い。従って、観光客でないのであれば、虎ノ門以外に行き先が考えられない。

これらを考えて出た結論は、24時間券を利用している可能性が高い。コレだ。観光客用の72時間券なんて1500円だし、都営にも乗れちゃうわけだから、東京観光する時にコレを買わない、などというのはあり得ない選択だろう。

まーしかし、単に乗換案内に騙された5番という可能性もあるけどね・・・

・・・などと考えながら神保町に到着し、覆麺で塩ラーメン食って満足。

南北線 後楽園駅-王子駅

水道橋駅前の歩行者導線は酷い

ラーメンの後は寿司というのが定番。ココからだと、神保町のもり一か、目黒の活に行くパターンが多い。・・・けど、24時間券を持っているのだから、ムダに王子のもり一まで行くことにした(もり一は王子店の方がネタがデカイ時が多い印象)。

神保町から水道橋駅まで歩く。この区間はこのあたりでは珍しく平坦で歩きやすい。距離は800mくらい。10分くらいで駅に到着。

後楽園ホール方面へ歩く。しかし、相変わらずこのあたりの歩行者用通路は導線が悪い。昭和の香り漂う設計。水道橋駅2階ホーム→1階改札→横断歩道→スロープ→2.5階→2階のような構造になっている。

何でさー、2階ホームから直結してくれないんだろうね。まー、俺はJRから行かないからいいんだけど。JR東行きホームから歩くと、かなーりイラッと来ると思うんだよね・・・この構造は・・・

東京ドームから後楽園駅へ

WINSと後楽園ホールのビル内を通りドームへ進む・・・この通路も建物毎にレベルが異なっていて、昭和の増改築感満載。昔よりかなり綺麗になった気がするけど、設計が古く柱だらけで天井も低い。そろそろ建て替えした方がいいんじゃないかなー、などと考えながら10分くらい歩く・・・後楽園駅前のY字型歩道橋に到着。

地下深くにある南北線ホームへ・・・南北線はもちろんガラガラ。ただ、南側区間よりは混んでいるかも。待ち時間を含めても後楽園から15分くらいで王子駅に着いた。

王子のもり一はやっぱり安くてうまい

南北線めっちゃ早くてナイス。水道橋-四ツ谷の間をカバーしていて超便利。なのに乗客がとても少ない。

そしてなんと、王子で乗客の9割が降りてしまった。埼玉高速鉄道の経営はダイジョブなんだろうか・・・。

改札から出ようと24時間券を入れる・・・通らない。この券、柔らかすぎてすぐ折れるくせに、少し折れただけですぐエラーになるみたいだ。しょうがないから有人改札を通って出る。

改札から2分くらい歩く・・・もり一へ到着。本マグロ赤身とかインドマグロ中トロとか鯛とかいさきとか、8皿ほど食って終了。・・・てかさー、群馬とかのガッ○ン寿司で出してる、最高値段絵皿のマグロよりココの150円マグロの方が圧倒的にウマいんだけど・・・どういうことなのか説明してほしいわホント・・・。

南北線 王子-東大前

南北線ガラガラ

再び南北線ホームへ・・・入って来る車両は始発かと間違うほどの空きっぷり。浦和美園から王子までほとんど空気輸送ってことなのか・・・。さすが浦和美園-赤羽岩淵470円だ。

でも、北総や東葉高速に比べたらこれでもまだ、かなり安いんだけどなぁ・・・。などと考えているうちに東大前に到着。

東大前で下車し1番出口へ。東大敷地の間にある言問通りを左折し坂を下りる。ゆるい下り坂が続く・・・根津駅直前だけ急勾配になっていて、ここだけで一気に3階分くらい下る。

下りきると根津中心街?に到着。東大前駅-根津駅は徒歩12分くらい。やや遠いけど歩けない距離ではない。

駅前のスーパーマーケット、赤札堂で飲み物などを購入。山手線内側の駅前にあるフツーのスーパーは意外に貴重な存在。成城石井、クイーンズ伊勢丹などの高級系?や、まいばすけっと、マルエツプチ等の小型店を除くと俺が知る限り、フツーのスーパーは、ここと麻布十番のダイエーと、市ヶ谷のマルエツくらい。

千代田線&副都心線 根津-明治神宮前-渋谷

千代田線東側区間混みすぎ

根津駅に入ってきた電車は相変わらず混んでいた。座れる気配はない。新お茶の水で座れたけど、やっぱり千代田線は混んでいる。北千住-大手町間は、たとえ空いてる時間であっても座れないこと前提で利用するしかない。

千代田線西側区間ガラガラ

国会議事堂前を越えて西側区間に入るとガラガラになった。明治神宮前で下車。副都心線へ。この駅の乗換は通路がやや長いけど、構造に無理がなくスムーズに行える。

副都心線は運行頻度が高いためなのか、平行する山手線があるからなのか解らないけど、ガラガラ。渋谷へ向かう。

副都心線&千代田線 渋谷-明治神宮前-北千住

恐るべし西日暮里

用事を済ませ、帰宅するために再び千代田線へ。明治神宮前の上り千代田線はガラガラ。

休日の夜、赤坂とか国会議事堂前で大幅に乗客が増えるはずもなく、大手町までガラガラのまま到着。

しかし、大手町と新お茶の水では乗客がそれなりにいて、席は完全に埋まってしまった。

西日暮里までほとんど乗客数の変動はない。でも・・・西日暮里で乗客が突如2倍以上になる。やっぱり千代田線の乗客は、北千住-西日暮里-池袋が圧倒的に多いということを確信した。

そして、なぜか北千住でけっこう下りる。何で下りるのだろうか?飲み屋目的? てか、日暮里経由じゃダメなんだろうか?

北千住の乗客流動には謎が多い。

まとめ

今回の乗車経路と運賃

※価格はIC乗車券利用時

押上-神保町 195円
後楽園-王子 165円
王子-東大前 165円
根津-渋谷 195円
渋谷-北千住 237円
合計957円

357円の得。

インドマグロ中トロが2貫食える。

JR都区内パスを使う場合

比較対象として、こちらも考えてみよう。

※千葉方面から総武線に乗ってきて、新小岩で一度下車すると仮定(小岩に快速が止まらないから)

新小岩-水道橋 216円
水道橋-王子 165円
王子-渋谷 302円
渋谷-日暮里-北千住 302円
合計 985円

JR都区内パスは750円だから、235円の得。ただし、千葉-東京区間の料金が、今回使った京成に比べて90円ほど安くなるから、実質325円くらい得になる。

24時間券は超おトク

都区内パスとたいして変わらないじゃん。と思うかもしれない。

・・・でも

東京メトロの券は24時間券だから次の日の朝もう一回使える。

もうコレ、「東京メトロ24時間券は改札に入った時点で元が取れる」と言っても言い過ぎでは無い。

だから東京メトロに乗る時は、定期を持っていない限りとりあえず24時間券を買うべき。損するケースはほとんど無い。

おまけ

あくまで机上の論理だけど・・・310円区間を毎日往復している人は、使い方によって定期券より安くなるかもしれない。

例えば8時10分に利用開始すると次の日の8時9分までに改札を通れば、朝、夜、朝の3回利用可能になる。

理論上は、月朝、火夜、木朝、の3枚+金曜片道切符を買うと一週間カバー可能になる。これを4週繰り返すと12枚で7200円。+片道310円を4日で1240円。合計8420円。

平日フル出勤する場合でも9000円あればカバーできてしまう(理論上は)。

参考までに、和光市-新木場の通勤定期は1か月8910円。メトロ全線定期は17800円。24時間券は全線定期と同じく、どこの駅でも降りられることを考えると、凄まじいおトク感だ。

・・・まぁ実際にやっても、残業して破綻するんだろうけど。

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