2016年に群馬から北海道へバイクキャンプツーリングした記録
7日目 弱雨と曇り混在
走行ルート
音威子府~中頓別~浜頓別~豊富~ピンネシリ温泉~中頓別
枝幸郡中頓別町 ライダーハウス北緯45度みつばち村 泊
もくじ
- 中頓別のライダーハウス 北緯45度みつばち村へ
- 中頓別鍾乳洞 自然ふれあい公園へ
- 浜頓別 柔家(ラーメン屋) イイ
- クッチャロ湖畔キャンプ場を見学
- イソサンヌプリ山周辺 ツーリング
- ピンネシリ温泉へ
- 北緯45度みつばち村で酒盛り
中頓別はサイコー
中頓別のライダーハウス 北緯45度みつばち村へ
リバーサイドキャンプ場の朝、起きると俺しか居なかった・・・はえーよみんな。
テント撤収。音威子府市街地からの国道275へ右折。北へ。音威子府側は狭め(北海道の国道比)。峠付近は登坂車線が整備されてるけど、道路設計はあまり良くない。主要道道の方が良いレベル。
中頓別側は北海道規格の国道になった。音威子府から中頓別まで約40キロ。ひたすら走行・・・途中に有ったのは小さな集落のみ。市街地など皆無。
中頓別の市街地に着。この街にあるというライダーハウスを探す・・・市街地北西端にある運動公園横に、ライダーハウスみつばち村を発見。
俺の正直な第一印象・・・きったねーなココ。さすがだ無料。その辺に居た人を捕まえて、利用方法を説明してもらう・・・うーむ、居るメンバーが濃い・・・濃いぞ・・・沈没感ハンパナイ。ここに入っていくのはナカナカ・・・
中頓別鍾乳洞 自然ふれあい公園へ
ライダーハウスに居た人たちは、何故か町営バス?に乗って温泉に行ってしまった・・・え?バイクで行かないの?・・・うーむ、謎だ、バイクで行けばいいのでは・・・良く解らない。
今夜は暴風雨の予報。ガチテント以外は不可能なので、とりあえず受付して寝床を確保。バイクにまたがり周辺探索へ出発。まずは鍾乳洞へ行ってみた。
北海道規格の農道を突き進むと案内看板あり。指示に従って林道を1㎞ほど走行・・・管理事務所のような建物を発見。遊歩道へのゲートを兼ねてるようだ。
無人かつ完全無料スタイル。帳簿に名前書いて勝手に入る、いつもの北海道系。遊歩道へ。湿地ルートを選択した。
人影皆無の中、徒歩で突き進む・・・僻地すぎて遊歩道というよりは山道に近い。苔むしてて熊が出そうな雰囲気もバリバリ(実際7月末に出てる)。
数百メートル進んだところに鍾乳洞を発見。おお・・・けっこうデカイぞ。入り口の脇の台に洞窟探検セットが置いてあった。イマドキ乾電池のスンゲー暗い懐中電灯とヘルメットが、凄まじいB級感が漂っててスバラシイぞ!!
イイねボタンがあったら連打したい。
内部に侵入・・・階段や照明がキッチリ設置してあって好印象。しゃがまないと進めないような通路を60mほど進むと最奥へ到達。
誰も居ないヒンヤリした空気が程よい緊張感と探検感を演出しメチャ楽しい。俺的超オススメスポットに認定したい。
洞窟から出て軍艦岩ルートという遊歩道から戻ってみた・・・岩の上に出た。柵も何もなし。遊歩道というより完全に自己責任登山スタイル。
イイね~このアバウトさ。コレだよコレ、やっぱり。ザ★観光地化されてないスポットはサイコーだね。
浜頓別 柔家(ラーメン屋) イイ
鍾乳洞を出て、浜頓別方面へ走行・・・割とすぐ着いた。
浜頓別の町を一周してみる・・・スーパー、100均、ホームセンターと一通り揃っている。
街の一角に、地元車が大量駐車してるラーメン屋を発見。外観が黒一色になっていて、一条流がんこにたたずまいが似ている。これは入店するしかあるまい。
極醤油ラーメン1200円を注文・・・すぐ出てきた。チャーシューがすげえデカイ。食う・・・とてもウマい。麺も固めでイイ。肉の味付けなどが家元(四谷がんこ)の100ラーメンの肉に似ていた。
ここのオーナー、関係者なのだろうか?(又は一条さんがパクったか?)。
クッチャロ湖畔キャンプ場を見学
クッチャロ湖畔キャンプ場を見に行ってみよう。
市街地から1キロほどの距離。アクセスは良好。サイトは綺麗に整備されていて、湖畔の景色がとても良い。温泉も隣にある。
これで一泊200円は、最強クラスではないか。でも、景色が開けすぎてて風耐性が無さ過ぎなのが気になるところだ。
今夜は暴風雨の予報が出ているから厳しいだろうなぁー・・・と思いきやテントを張っている人がいた・・・何というチャレンジャーだ。スゴイな道北は。
イソサンヌプリ山周辺 ツーリング
浜頓別を出て、豊富方面へ道道84を走行。
森林の中を進む感じ。谷筋の区間が多くて景色はあまり良くない。あまり楽しくなかった。道路整備が中途半端にイイせいかも(山なのにコーナーがヌルい)。
豊富の手前、道道785へ左折。道なりにひたすら中頓別方面へ走行。知駒岳付近の山岳区間に突入すると雰囲気がいきなり変わる。
道道785知駒岳付近ツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ 4
道路設計良さ 4
交通量少なさ 5S
展望良さ 5
このあたりは谷筋区間が多いけど、ココは尾根筋が主体になっている。景色がとてもイイ。道路整備状況も素晴らしく、適度なコーナーがバイクには最適。超気持ちイイ。
ピンネシリ温泉へ
山を降りて国道に着。市街地とは逆方向へ10キロほど走行・・・ピンネシリ温泉に着。ホテルが併設されている。
日帰り入浴は380円。脱衣所にはロッカーなし、籠+貴重品ボックス。湯は・・・微妙。色は付いてるけど、あまり特徴がない。湯船も狭くて内湯しかない。悪くは無いけど、あえて行くことはないかなぁ・・・
風呂から出ると雨が超降ってる・・・マズイ。時間調整失敗したか。しばらく休憩しよう・・・休憩所は椅子あり。無料飲料水もあって、くつろげる。さすがホテル。
しかし止む気配が無い・・・弱降りになってきたところで無理やり出発。中頓別方面へちょっと走ったらほとんど降ってなかった。敏音知岳あたりに天気の境目があった模様。
北緯45度みつばち村で酒盛り
ライダーハウスに帰還。
寝床で隣のチャリダー君と軽く話をしてたら、近所の住人の方から酒の差し入れがあって、なんだか一緒に飲むことになった。
極めて話しかけづらい濃~いメンツの方々は、話してみるとやっぱりイイ人だらけ。話は盛り上がり、気づいたら俺も住人になっていたという・・・色々と情報を入手。やはりライハは楽しい。
でも、ココさすがに施設がボロすぎるっしょ・・・いつまでも残っていて欲しいけど、今後どうなるのかはとてもアヤシイ※。施設的な評価をするのは不可能なほどボロイし・・・こんなの女子どころか男子でも、寝られる人は限られる。
特に今日は嵐のためなのか、20人を超す超満員雑魚寝に。「無料で屋根が有るなんて最高っすよ~バス停より安全っすよ!」みたいな人種でないと寝れないと思う・・・
てことで、イイカンジに酔っぱらって寝た。
※後日談 懸念のとおりこの建物は2017-18年冬に倒壊した(2018年の記事参照)
メシ 1620円
ガソリン 500円
風呂 380円
合計 約2500円
累計 42500円くらい