2017九州バイクツーリング 6日目 佐賀~雲仙~天草

2017九州バイクツーリングの記録
6日目 晴れときどき曇り
熊本県天草市 若宮公園キャンプ場 泊

もくじ

  • 佐賀市から太良へ
  • 諫早湾堤防道路へ
  • 雲仙岳をツーリング
  • 島鉄フェリーで天草へ
  • 若宮公園キャンプ場で野営
  • 熊本県民ソウルフード? ヒライへ
  • 天草はコインランドリーが多かった
  • ぺルラの湯船はビミョーだった
  • スーパーセンターTAIYOへ

isahaya諫早湾干拓堤防道路

佐賀市から太良へ

早朝、佐賀市から天草に向けて出発・・・の前に、まずはルートの検討。

佐賀から鹿島までは国道207と国道444を選べる。しかし、ぶっちゃけどっち通ってもたいして変わらないんだよね・・・。若干444の方が空いてるかなー程度。

どうしようかと、グーグルマップを眺めていると、有明海沿岸道路がちょっと延伸したみたいだから行ってみた・・・・の・だ・が・・・延伸してねぇ!!

・・・また、グーグルマップに騙された・・・本当に地方に行くとグーグルマップは使い物にならない。

国道444を鹿島方面へ進む・・・流れがイイ。あっという間に鹿島に到着。毎回思うけど、この区間の沿岸道路は作る意味があるのだろうか・・・六角川の橋梁以南って、開通したら時間短縮効果ってある? たいして無くね?

・・・などと考えながら鹿嶋のバイパスを走行。市街地を半周したところで右折。多良岳オレンジ海道に入る。

多良岳オレンジ海道からレインボー道路のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    4
道路設計良さ  3
交通量少なさ  3
展望良さ    3
国道207バイパスを太良方面に直進する地元車はほとんど無く、みんなこちらを走行するため、交通量が多い。おまけに景色が予想以上に良くない。交差点も多くて走りづらい。

太良町中心部と連絡する県道252を越えると交通量は激減したものの、更に海から遠くなり、どの辺が「海道」なのか理解不可能な状況に。

そのまま長崎県に入ると、レインボー道路に名称だけが変わる。展望は同じ・・・

まぁ、地方の山間部に良くある広域農道+α。でも農道の割には交通量が多すぎる。もはや主要幹線道路であって農道ではない。群馬にある、榛名フルーツラインの方が走りやすくて景色もイイ。そんな感じの道。

諫早湾堤防道路へ

給油のため県道195号線から沿岸部の国道へ下りる・・・がスタンドは無い。国道207を走っていると・・・諫早湾堤防道路入り口まで来てしまった・・・ヤバイなぁ・・・と思いきや、右手にJASS出現。ナイスJA。

給油して堤防道路へ・・・

諫早湾堤防道路のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  2
展望良さ    3
道幅は狭め。緩和曲線も少なめ、直線区間前後のRがやや急になっている。交通量はかなり多く、トラックも多い。海側は土手になっていて何も見えない。陸側は干拓池が見える。堤防上を走っていたら展望サイコーだったのに、その点が悔やまれる(風の影響を考慮したのだと思うが)。

堤防ど真ん中あたりに駐車場があった。早速入ってみる・・・ここは、堤防と道路を跨ぐ歩道橋が設置されていて、海側を見ることができる。

・・・のだが、ものすごい蚊の大群に阻まれ長居不可能だった。戻ると地元バイクツーリストがいたので、挨拶しがてら情報入手・・・

曰く・・・

  • このストレートたまにやってるから出すな
  • 雲仙イイー
  • 山登って行ったら天草すぐ着くよ
  • いっしょに行く?

って・・・いや、アンタ・・・ハヤブサでしょ・・・トリッカーでついていけるわけねーべw

・・・ということで、単独で山を走ることにした。登ったほうが面白そうだし。



雲仙岳をツーリング

堤防道路を進み対岸に到着。国道とはなぜか立体交差。国道方面ではなく雲仙が見える方向に左折。適当に進む。

山を少し登ると、広域農道という名のバイパスがあった・・・ここを左折。

そのまま県道131まで進んでから右折・・・しようと思っていたが、広域農道のくせに交通量が多すぎる・・・

適当に山の方(県道220方面)へ進む。どんどん山を登り・・・突き当たりの県道58号を左折。このあたりの道路は雰囲気がいい。

県道131を右折して本格的な山に突入。更に登ると国道389に出た。

雲仙岳北側の県道131~国道389循環自動車道路の出口付近までのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  4
交通量少なさ  4
展望良さ    4
交通量は少なく、全線ほぼ規制無し。展望がとてもイイ。循環自動車道路の出口手前トンネルあたりまでのルートが特にイイ・・・が、4月では寒すぎる。そしてイイ区間がちょっと短い。

峠区間を越えると突然温泉街が現れた。

漂う硫黄臭と湯けむり。そして有料駐車場・・・駐車場が有料のスポットはバイクで行くところではない。観光バスで行った方がいい。てことでパス・・・寒いし。

寒すぎるため、さっさと山を下りる。国道57から国道389方面へ左折。連続ヘアピン区間を過ぎると1.5車線になった。このあたりの交通量は少ない。

諏訪の池の手前を右折。ツーリングマップルでオススメになっている雲仙グリーンロードへ。

雲仙グリーンロードのツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  3
交通量少なさ  3
展望良さ    4
軽トラがやや多い。でも景色はいい。特に一面に広がる棚田が素晴らしい。雲仙周辺はツーリングに適している。でも4月はまだ早い

島鉄フェリーで天草へ

雲仙グリーンロードは国道389突き当たる。ココを口之津港方面へ右折。

・・・すぐに到着。たしかに天草近いなコレ・・・

フェリー乗り場のバイクレーン(最も岸壁側)へ駐車。丁度着岸する直前だった。タイミングが良い。隣の建物で乗船券を購入。

口之津-鬼池 バイク+運賃 1090円。

しばらく待っていると・・・乗船開始。バイクは先乗船。横のちょっとしたスペースに駐めるから、4台くらいが限界ではないかと思う。まぁバイクは俺しかいなかったけど・・・

船内をうろついていたら早々に出港。積んでからの出発が早い。

船内設備は自動販売機とトイレ。鉄道車両のような椅子が正面向きに整列している。同じ階後部にはオープンスペースあり。椅子も設置。

あー・・・風が気持ちいいなぁー・・・てことで、しばらく座って景色を楽しむ・・・が、メチャ揺れるよこの船・・・湾口だから潮の流れが速いのかも・・・

・・・軽く酔った・・・けどすぐ着いたのでOK。

若宮公園キャンプ場で野営

鬼池港から1分くらい走ると、本日の野営ポイント。若宮公園キャンプ場に到着・・・したが、場所がわからん。

とりあえず直売所下の駐車場に駐めて、直売所へ。ココは野菜や果物がメチャ安。イチゴ買うついでにどのあたりがキャンプ場なのか聞いてみた・・・下の公園全部どこでもOKらしい。

早速設営ポイントを確認してみた。

まず、ここはキャンプ場と言うよりは野営適地と言った方が正確かもしれない。

テントサイトは植え込みによってガード?されているため、張るスペースは少なめ。4人用以上のファミキャン系のテントを張るのは困難だと思う。まぁ直売所のイートインから丸見えだし、ファミキャンパーがここをチョイスするとは思えないけど・・・

一通り見ても、テントを張った跡はあまりない・・・1か所、水道前にやや跡が残っていた。まぁ、ソロで張るならココになるだろうなぁ・・・国道の車両走行音がトイレ棟でかなり緩和されるだろうし。

ただ、最も国道寄りでも、国道側の高さと開放的な構造、制限速度の低さなどの要因から、そんなにうるさくはない。俺の中では網走の呼人浦が歴代最悪だけど、アレには遠く及ばない。アレは場所によってはマジで寝れないレベル(斜面の反響が大きい)。

このキャンプ場のウリは何と言ってもロケーション。俺的には国内最高クラスだと思う。眼前には島があって、干潮時には徒歩で渡れるし、海も透明度が非常に高く、遠くには島々、雲仙岳も見える。これが無料というのは素晴らしいことだ。

設営完了後、ここより少し市街地寄りにある、黒崎キャンプ場・・・とグーグル先生がおっしゃる地点も見に行ってみた・・・が、普通の海岸でしょココ・・・民家近すぎるし、若宮公園有るのに、ココでキャンプする意味あるか?

熊本県民ソウルフード? ヒライへ

メシを食うため天草市街地方面へ行ってみると・・・天草は予想以上に都会だった

武雄や嬉野より大きい。従ってメジャー観光地感は否めず。飲食店は軒並み高い。おまけにどこも営業時間が終わっている。どうしようかなーと考えていたら・・・ああそうだ、熊本県民のソウルフード、ヒライがあるではないか。

・・・てことで、ナフコの前にあるヒライへ。山ちゃんラーメンと大江戸カツ丼で悩む・・・うーむ、大江戸カツ丼にしとこ。500円。

食券をおばちゃんに渡すと、5分くらいで呼ばれた。

早速食う・・・地味に旨い。いつも東京でメシ食っている群馬県民の俺から言わせてもらうと、コレのどこが大江戸なのかサッパリ解らない。

・・・解らないが、衣はサクサクだし肉もソコソコ旨い。玉子も半熟トロトロで◎。もしコレが江戸(東京)で売っていたら、なか卯やかつやに客は入らないだろう。チェーンの定食屋が熊本に進出するのはヒライが有る限り容易ではないと思う。

ヒライは、群馬に出来て欲しいチェーン店の一つ。なお、未だに群馬にはてんやが無い(個人的には魁力屋が欲しいけど)。

天草空港のあたりから県道47経由で戻ってみる・・・九州すし市場という回転寿司があったので入ってみた。が・・・論外だった・・・

空港を過ぎても交通量がソコソコある。おまけにあまり道も良くない・・・天草はツーリングには微妙かもしれないなぁ・・・

佐賀の天山周辺や長崎の雲仙周辺の方が走ってて楽しい。この島は公共交通機関で来るべき場所かも。

天草はコインランドリーが多かった

疲れた・・・若宮公園で休憩。潮が引いた海底を歩いたりして適当に過ごす・・・

夜9時ころ、コインランドリーを探しに街へ。グーグル先生によると天草にはコインランドリーが1つしかない。しかし、下記の位置にも存在を確認。

  • 国道324号朝日町のあたり
    600円~の機種しかない。24時間営業
  • ヒライの近く
    500円~。11時まで営業。
  • 県道26天草自動車学校のあたり
    未入店価格時間不明

なんだか他にもありそう。本当に地方はグーグルマップが使えない・・・色々と評価が変だし・・・

ヒライの近くの店に行ってみた。500円の機械にぶっこみ回す・・・30分後取り出し。脱水は良好。10分100円の乾燥機へ・・・乾きが少し甘いけど無視して収納。脱水の状態から考えると、ココの乾燥機はスペックがやや低い気が・・・

ぺルラの湯船はビミョーだった

洗濯後、12時まで営業しているぺルラの湯船(温泉)へ。閉店ギリギリ、11時くらいに入館。600円。券売機制。

ガラガラだと思いきや、けっこう人が居る。ホテル併設のため設備はキレイだけど、休憩室などの共有スペースが少なめ。脱衣所ロッカーは九州流10円無返却タイプ。

内湯1露天1サウナ1のシンプル構成。露天の景色がウリらしい・・・が、今の時間、真っ暗で何も見えない。ということは、昼間だったとしても、見えるのは海と遥か対岸だけではないだろうか?

左手が派手に壁でガードされていて視野が予想以上に狭く、壁が圧迫感を助長する。かなーりビミョー。

湯はヌルスベ系、しかし温まりが弱く温泉ぽくない・・・何か変な感じだ。ヌルスベ以外の温泉感が薄すぎる。先日、武雄温泉に入ってしまったのが良くなかったのかもしれないが・・・本当に何か変だ・・・まさかアレか・・・

ということで、ココは設備は広くてキレイなんだけど・・・なんだか雰囲気が事務的で無機質な香りが漂うあたりがちょっと・・・

フロントマンの対応や共有スペースの少なさなどから醸し出す、日帰り客はハヤクカエレ感も酷いし・・・ぶっちゃけ展望のみの風呂。

・・・これで600円は高すぎる。俺が過去に入った展望系露天風呂、例えば、稚内温泉童夢(利尻礼文が見える)とか、霧多布温泉ゆーゆ(霧多布湿原が見える)とか、大島温泉ホテル(三原山が見える)とか、湯楽の里日立店(海岸とサーファーが見える)とか、晩成温泉(太平洋の海岸に打ち付ける波が見える)などと比べてなんか地味だ。

まぁ、夜だったからかも知らんけど。

風呂上がりにソファーで新聞読んでたら、ちょっと戻したスキに全部撤去され、ファミレスで居座るD〇N相手にカマスような無言のハヤクカエレ対応。正直、本当にここはホテルの一部なのかと疑ってしまう。

てことで、俺は二度と行かないリストに追加。まぁ客層が金持ってそうなシニアや地元民じゃなくて、一見の貧乏そうな若いヤツばっかりだったから、そういう事なんじゃないかなぁ、と・・・

スーパーセンターTAIYOへ

夜までやってるスーパーに行ってみた。しかし、この店トライアル? システムやカラーリングまんまトライアルだし、どういう経緯でこうなったのだろう。

店舗内部を回ってみるも・・・陳列や、深夜勤務の店員から醸し出される何とも言えない雰囲気・・・深夜のトライアル特有の負のオーラを纏っている割には商品が高くて、肝心なところのトライアル感(価格)が全くなかった。

・・・なんか住みにくそうだなー、この街・・・

テントに戻って就寝。

本日の支出
フェリー 1090円
ガソリン 500円
メシなど 1310円
風呂 600円

合計 約3500円

総合計支出 約43000円

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