自家用車のコスト(維持費)を考える2024 ~東京-大阪の移動、新幹線よりクルマの方が安いか?~

激動の令和時代、前時代の反動のせいか物価上昇が続いてる・・・けど生活費に限れば、在京系マスコミが言うほどでも無いんだが。

マイカーのレジャー関連がエグイほど上昇してる。

200円を超える勢いのガソリン価格、ちょっと盛るだけで軽自動車で200万円、タイヤ交換は6万円、エンジンオイルがリッター1000円、バッテリーは2万円・・・

みたいな時代に、いつの間にかなった。

のだが・・・先日、とある検索をした結果「東京⇔大阪の移動は新幹線よりマイカーの方がヤスーイ」みたいな謎の記事を見た(正確にはBingAIに聞いたらサジェストしてきた)。

「のぞみが片道14000円だと仮定すれば4人往復で10万円程度かかるから、ガソリン代+高速代の方がオトクッ」みたいに言い放っていた。

そんなワケある? この人はいつの時代の話してんの? という疑問しか無かった。

しかしながら、根拠不明で否定するワケにもいくまい。ということで、改めて自家用車のコスト計算をしっかりしてみた。2024ver。

もくじ

  • 従来の試算とマイカーの時代の変遷について
  • 算定の条件
  • クルマの支払い間隔を揃えて考えるの 困難すぎる問題
  • 車体本体(減価償却)
  • 自動車税環境性能割(旧自動車取得税)
  • 自動車税種別割(旧自動車税)
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • 雑費(その他)
  • 駐車場の問題
  • クルマの維持費合計(9年間の総走行距離別)
  • 走行距離別(9年)キロ単価
  • まとめ

bunkyoku2018東京エリアでクルマがオトク(コスパ)って概念ある?

従来の試算とマイカーの時代の変遷について

けど確かに過去、のぞみよりマイカーの方が安かった時代があったのは事実。

既に、2019年の段階では無かったけど・・・
自家用車の維持費(ランニングコスト)が高い原因は税金でも修理費でも無かった

それ以前の時代、確かにあった。

実際にマイカー32台以上(それ以上覚えてない)買いまくってた俺が体感してたから間違いない。本当に安かったから・・・昔は。

一体この感覚は、どこまで遡れば合致するのだろうか?

現代の試算をする前に・・・割とクルマ(とバイク)好きなオッサンが

運行コスト界隈のここ40年の年表

を作ってみたので、まずそれをベースに過去のコスト感覚について考察してみよう。

なお、前回(5年前)書いたとおり重要なのは車体価格とガソリン代(都市部は+駐車場)であり、税金は割とどうでも良い。

  • 1980年代
    バブリー全開みんなでスポーツカーだ!ヒャッハー!全員デフォMT、近所のオバチャンがスーパー行くためにスープラとかスカイラインに乗ってた、末期なんかウチのオヤジはシビックSIR、ダチのオヤジはRX7乗ってた、ファミリーカーとして(なおAE86はゴミ車扱い、まぁアレ新車150万帯のクルマだし・・・)
  • 1990年代
    バブル崩壊後に中古車価格が崩壊、どんなクルマでも格安で買えた(トヨタフラッグシップの初代セルシオ@北米レクサスLS1989年式でさえ、6年落ち7万キロが20万円とかで買えた、日産はまだしも他社は正に鉄屑価格)
  • 1999年頃
    ガソリンが全国平均91円まで下落(千葉で78円を見たのが歴代最安)
  • 2002年
    高速道路の無料化が2050年(仮)になり、皆さん激おこ(その後2070年になりもはや呆れる)
  • 2004年頃
    ガソリンが100円で買えなくなってくる
  • 2005年頃
    中古車が10万円以下で買えなくなってくる(バブルの余韻が消えて来た、だがまだ探せば買えた)
  • 2005年頃
    ETCの50%割引が始まる(地方の通勤、大都市近郊の早朝夜間、高速代1000円チョイで東京⇔群馬や長野⇔群馬の移動が可能だったから北関東民的には神、関東圏を抜けたら高速いらんし)
  • 2008年頃
    ガソリンが一時180円/Lになる
  • 2009年頃
    ガソリンが100円程度に戻る
  • 2010年頃
    格安の中古車がほぼ無くなる
  • 2011年頃
    ETC割引が劣化しだす(1000円高速も終了、ただし1000円上限は逆に混みすぎてイマイチだった)
  • 2014年頃
    各種ETC割引がほぼ終わる
  • 2014年頃
    ガソリンが再び160円超える
  • 2015年頃
    都市住民と若者がマイカーを捨て始める
  • 2016年頃
    ガソリンが110円程度に戻る
  • 2020年頃
    100円基準だったガソリン価格のコンセンサスがいつの間にか150~170円程度になっていた(一瞬130円まで落ちたのが、2024年現在では最後の安値)
  • 2022年頃
    クルマの車体価格が爆上げ、完全に安値帯で中古車が買えなくなる、新車すら納期が怪しくなる

上記は基本的に、俺の記憶と体感値によるけど、ガソリン価格は資源エネルギー庁のデータを参照
https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/petroleum_and_lpgas/pl007/results.html

体感で大きく分類すると、バブル以降で重要なイベントは太字の時期。大まかに5段階あったと思う。

第一フェーズ コスト感覚無しのバブル時代

1991年頃まで。

この感覚で語ってるヤツはもう居ない・・・と思いきや、マジでまだ居るのがこの業界の怖いところ

具体的には、ナントカDでアキナがどうのこうの言ってるヤツだ。あれ1980年代を1990年頃に書いた話だべ・・・

平成どころか昭和の話だよ・・・40年前の話だよ・・・1990年に1950年の感覚で語るヤツ居たか?

さすがに居なかったろ・・・

おっさん、いい加減にしろや・・・って感じ。

第二フェーズ ガソリン100円中古車10万円時代

2005年頃まで。

この感覚のオッサンとジジイ、けっこう居るので注意してる。

中古の軽が未だに安く買えると思ってたり、まだガソリンが100円に戻ると思ってる。

ネット黎明期のため、ナントカ知恵袋や古いブログはこの時代の感覚で書かれたものがけっこうあり、読むときには注意してる。

2010年代末期までは、大手でもチェックをすり抜けてる記事が散見された。この感覚で書かれた謎記事(の雑な焼き直し)は、未だにけっこう見るという闇。

第三フェーズ 1000円高速時代

2013~2015年頃まで。

驚くべきことに、2024年でもまだ余韻に浸って語ってるヤツ、フツーに居る。まぁでも2019年頃まで、マイカー持ってるオッサンオバサンほぼ全員がこの感覚だったと言っても言い過ぎではないから、解らなくはない。

徐々にフェードアウトしていき2015年頃には使う意味がほぼ無くなっていたが、10年たった今でさえ、まだ休日と夜間割引が残っている(遥かにショボイが)という事実もあり、当時の感覚から抜け出せてない人々はマジで居る。

おそらく彼らは、マイカー+高速で地方レジャー行くクセがついてしまっているのだろう・・・

冒頭の謎理論(新幹線よりマイカーの方が安い)は、この感覚をベースに書かれた疑惑がある(又はそれをAIが拾って焼き直した)。

第四フェーズ 観光コスパ最強時代(アベノミクス)

2020年3月まで。

国が観光立国を目指して、めちゃめちゃ地方に資本投下してた。

それに対応するかの如く、地方民の皆さんは前時代に安く入手したマイカーと共に、1000円高速で培った遠方の土地勘にて「遠方へ旅行だヒャッハー」しまくってた。イチ早くマイカーを捨てた人々は、飛行機で国内外へ行きまくってた。

ここは、かなりの転換期だったと思う。

俺も地方はバイク、東京(関東)は公共交通機関で行く方針に完全転換したし。

理由は、安い中古車が無くなって来たから(20円/kmが無理化)。

あとはマイカーが増えすぎて、急速に規制が入り出したから。より具体的に言えば、クルマで侵入&停めるところが無くなったから(駐車場と道路が整備されたテンプレ観光地にしか行けない)。

今となっては驚愕だけど、第三フェーズ時代まではどこでも入ってどこでも駐車できていた。何と言うか、路駐前提の施設や街が大量にあった(地元群馬は桐生と太田と高崎に多かった印象、例えば太田中央公園の西側の通りは公式の路駐場だった)。

更に前の第二フェーズ時代にはクルマ前提の飲み屋があったし、更に更に前の第一フェーズ時代に至っては飲酒運転が少量まで完全に合法だった。他も激ユルかつ自由過ぎてカオスだった(原チャリノーヘル可、普通免許で運転できる範囲が異常に広い、道交法あってもなぜか暴対法が無く暴れ放題、交通事故で死者出まくりだがロクに罪にもならず報道もされず、飲酒運転で暴走した挙句に事故ったとしても「まぁ死人がでてなきゃええやろ」くらいの扱い、いやマジで)。

だから、旧時代の感覚で語るジジイの話には、最大限の注意が必要である。

昭和時代が良かったはずがない。

これら過去のクルマ文化の集大成(最終形態)が、地方観光振興政策(要はアベノミクスの一部、地方公共事業からの観光立国しながら人生100年時代で一億総活躍)だったのだと、今となっては感じてる。

だが・・・それは、2020年3月頃に突然終わりを告げた・・・2022年の夏、戻る見込みも亡くなる。

だから、近年で最高潮(マイカーコスパ最強)だったのはこの時期(の初期)までだと俺は感じてる。

第五フェーズ クルマ物価暴騰時代

が現在進行中。

少しの間、社会的に空白時代があり、そこからの車体価格&維持費の高騰が続いてる。

本件はつい最近の話であり、以前からマイカー持ってた民はまだ食らってない人も居るし、クルマに興味が無い民、全く解って無い疑惑すらある(というか、もうその層がクルマ買う時代は来ないと思う)。

だからまだ実感がない民が居る。春に書いたオバチャンの件が正にそう。

桐生(群馬東部)から箱根湯本へ行くケース 籠原を使う意味は無いでしょう

2000年代以降のクルマは、軽く無茶する程度で15年くらい乗れるから、10年~15年で乗り換えるとすれば、前回購入したのは2014年より前な人も、オッサンオバサン世代以上なら相当数居る。

この時代感覚から脱却しないとそろそろヤバくね? という観点から書いたまとめが、2019年前回の過去記事。

自家用車の維持費(ランニングコスト)が高い原因は税金でも修理費でも無かった

下駄車のコスト、30円/km台後半が限界説である(2010年頃なら20円いけた)。

てことで、以下本題、前置きが長くなったけど、5年後の2024年基準で考え直してみた。

※計算間違いなどがあれば、コメント欄にでもどうぞ。

算定の条件

  • 国産1500ccクラスの新車(もはや軽に利点無し、あれは趣味枠)
  • 車両重量1000kg以下
  • 自家用乗用車で登録
  • 9年経過後、4回目の車検直前(下取り価格があるうち)に乗り換える
  • 燃費は15km/L
  • ガソリン代は170円/L
  • 2024年4月に登録
  • オーナーは21歳以上
  • エコカー減税関連は考えない(どうでも良いレベル)

前回と同じく、この話はメチャ長くなるので、算定結果(総額)を先に書いておきたい。

下駄クルマの基本維持費(ランニングコスト)合計は・・・

  • 「9年間」で、約270万円
  • 「1年間」で、約30万円

前回試算から4万円/年上がっている。

これに+ガソリン+部品(工賃)+駐車場代が加わるため、もっと上がってる。

こうなった理由を順に書いてみようと思う。

クルマの支払い間隔を揃えて考えるの 困難すぎる問題

まずこれ。クルマの維持費はどんぶり勘定になりやすい。

しかしさすがに2024年、ついに日本政府はガイド&一括で処理するシステムを構築した。全作業を紙ベースのマンパワーでやるクルマ屋も無くなった(潰れた)はず。

国交省 継続検査のガイド(車検)
https://www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp/jidousha/kensatoroku/inspection/index.html

OSS
https://www.oss.mlit.go.jp/portal/index.html

だがしかし・・・見たら解るけど、何がワンストップなのかイマイチ解らんし、これでは余計に業者に出さないと解らないのではないか・・・さすがだこの業界。闇が深すぎる・・・

こんなのもう全部、一括で費用を払って、クルマのUSB端子に端末接続してエラーが出て無ければ、6方向から写真を撮ってAI判定した結果、ダメなヤツだけ陸運局呼ぶくらいで良くね?

何で、自賠と税金別に支払ったあげく謎の検査受けなきゃならんのか。国が一括でECUのデータと金を徴収して、あと勝手に判断してくれや。もう、それで良いじゃん。

本当に酷いわ、国交省利権・・・謎のトヨタ叩きといい、もう怒りしか感じない・・・

という話をしているとMAX長くなるので、一旦置いておいて・・・

結局、年単位で判断するのは困難。2024年現在の仕組み(13年で重量税と自動車税が割増になる)と、下取りの残価を考えれば、9年単位で集計してkm単価を出す方式しかないだろう。

ということで、各費用について順に計算してみた。

9年単位で。

車体本体(減価償却)

ヤリス X1.5L シルバーメタリック ファブリック/ブラック

をトヨタ公式サイトで見積もったところ

  • 約184万円(1842850円 諸費用込み)

だった。もはや、ネットで簡単に見積もりを入手できるのでやってみてほしい。

俺が入力した結果では、9月納車で1827550円と出た。月割の自動車税種別割を15300円加算して1842850(約184万)。

この価格が2024年下駄車の基準値である。なお、グレードやオプション装備変更により価格は上下する、てか普通は上がる(1.0Xグレードは15万円くらい安いが、そのくらいの差なら1.5X買った方が良いでしょう。その上のハイブリッド39万円増しは、日本の現実世界で燃料代を稼ぐのは無理でしょう※)。

一応他社も見たけど、2024年現在の車種ラインナップで許容できる下駄車は、トヨタのヤリス、スズキのスイフトのみ。他は一切ススメないし、買う気は1ミリも起きない。ワンチャン荷物積載重視の最強コスパ追及ケースでスズキのエブリイかダイハツのハイゼット(貨物登録の2WD 5MT)。他の選択肢はマジで無い。

特に軽は無い(貨物除く)。約184万円でグローバルモデルのトヨタの1500ccコンパクトカー買えるのに、何で200万円の謎グレード660cc軽自動車を選ぶ人が居るのか? あれは本当に理解不能・・・

まぁ買いたければ買えば良いと思うけど。そういう「趣味」要素で買っといて「燃費」やら「維持費」を気にするのが理解不能(考える意味が無い、特にジムニーやS660で乗り心地とか維持費とか燃費がどうのこうの言ってるヤツは、一体何なんだ?)。

・・・話をヤリスに戻すと、この数値には後述の税金等の初回3年分と販売諸費用が含まれてるけど、値引き交渉ゼロの値引き額ゼロで下取りもゼロ、というのは考えにくい。

でも、計算がめんどくさくなるし、地域によっても異なるため、一旦ざっくりと

乗り出し183万円。

としておく。

しかし・・・このグレード、5年前なら150-160万あれば余裕で買えたよね・・・

更に前、3代くらい前のモデル買おうと思って見積もり貰った時、営業マンがメッチャ気合入ってて、「135万でナビ付けますッ」ってガチ力説してた記憶あるんだよな・・・それでも買わなかったからなぁ・・・

※ハイブリッドは、実燃費の差が10kmで15km vs 25kmだと仮定すれば、1万キロあたり266Lくらい差が出るんだけど、170円266Lは45000円。単純に390000円ペイしようとすると9万キロ走らないと元が取れない。その距離までハイブリッドシステムが無劣化なのかという問題がある。いやでもそこはトヨタだから大丈夫だと思うけど・・・そのラインでトントンだから。そこからどんだけ乗るつもりなの? っていうのが一番の問題。あとはこの国、夏暑くて冬寒い上に鬼渋滞する、山もメッチャ険しい、重量増で税金とタイヤの負担増もある、これらが未知数。



自動車税環境性能割(旧自動車取得税)

気にする必要無し。

新車購入時の諸費用に丸乗っかりしてるから。

エコカー減税のせいで計算が複雑化の一途をたどっており、個別に計算するのは困難を極める。ワザと混乱させて判断力を鈍らせる作戦なんじゃないか疑惑すらある。

結局は以前と同じ水準の2%前後になるように調整されてるし、個別に計算して払うケースは無いので、気にしなくていい。

自動車税種別割(旧自動車税)

  • 244000円(30500円/年 8年分)

自動車税は都道府県税。

13年経過以後、割増になる。

範囲内であれば都道府県が税率を自由に決められるはずだが、2024年現在、乗用車は全都道府県で同じ。ナンバーを返すと還付が受けられる(実質月単位の課税)。

初年度は諸費用で徴収されているから、8年分で計上。

重量税

  • 49200円(8200円/年 6年分)

重量税は国税。

2012年の税制改正で、かなり下がったが、13年、18年経過ルールができた。古いクルマは、かなり割増(旧車的には据え置き)になる。

これら割増のせいもあって、古い中古車を下駄車として乗り続ける意味がほぼ無い。

自賠責保険

  • 52950円(17650円/24ヶ月、3回)

定期的に見直されており、10年くらい前に比べるとかなり下がった。

クルマは車検時に強制徴収される。24ヶ月単位で入るのがフツー(ただし、保険会社に直接出向けば何ヶ月単位でも入れたはず)。

初回3年分は登録時の諸費用に含まれてるから、6年分の3回を計上。ただし今後、変わる可能性はある(上がると予想)。なお、離島は金額が異なる。

任意保険

  • 450000円(50000円/年 9年分)

地味に上がってる。

ただし、個人差が極めて大きく、計算が困難。

損保ジャパンのネット検索システムでヤリス車両保険無し条件にて試算した。結果は以下の通り。

対人対物無制限、人身傷害3000万、通勤通学用、新規6S等級、本人限定、免許色ブルーで年間約135000円。だから21歳未満は考えない事にしてる。

同条件で、21歳以上補償にすると約86000円

同条件の10年後(26歳以上補償、16等級)で約42000円、ゴールド免許化で約37000円。

上記から考えて、少なめに見ても(早い段階でゴールドになる)平均で50000円/年は不可避か(個人的には今後、爆上がりすると予想)。

ということで、約450000円。


雑費(その他)

  • 50000円

割とどうでも良い費用だけど高騰してる。個人の事情によっては更に大きくなる。

全員不可避なのは、継続検査時の手数料等(約7000円 3回)。自分で持ち込まない場合は、更に色々と加算される、それは人によるため後述。

納車、廃車(下取り査定)、購入などへ行くのもゼロではない。必ず現車の移動(提示)が発生する。自分で持っていっても最低限ガソリン代はかかる。納車引取サービスを使えば、更にかかる。

ネットでいくらでも動画が見れて、そのまま見積もりも取れる現代。クルマ屋へ行くのがレジャーだと言い張れるケースはもう無いから、本件はロスでしかない。

ということで、50000円は見ておきたい。

駐車場の問題

クルマの維持費を考える時、最も困難を極める要素。地域によって値幅が大きすぎるため、個人の事情により大幅に異なる。任意保険以上に違う。

3パターン考えてみた。

A区域(ド田舎)

  • 108000円(1000円x12ヶ月x9年)

コインパーキングが存在しない地域。

時代が変わってもコストは増えにくい(自宅だから)。

ただし、自宅敷地内の場合であっても固定資産税は払っている。出先の有料駐車場に停めることも有るだろうからゼロではない。

日本の国土はほとんどがこの区域。都市なんて、ごく狭い範囲にしかない。

B区域(地方都市&大都市郊外)

  • 1404000円(12000円x13ヶ月x9年)

上限有りのコインパーキングが存在する地域。ここ数年で上昇してる。コインパーキングは下落してるけど、月極は上昇してる。

これは管理技術の向上やブッチ民が減少したせいか? コインパーキング価格と月極価格が連動しなくなった感が強くある(郊外で1日300円なら月9000円だからそこに停めようってのは車庫飛ばしなので明確に違法だが、これ昔は立証困難だったから・・・今は全店必ず監視カメラあるので無理、てかだからもう車庫証明は不要ではないか)。

代表として東京圏の郊外、比較的安めな月極物件が多い千葉側を、数社の駐車場検索サイトでざっくり価格確認してみた。結果は以下の通り。

  1. 明治通り付近(東砂、八広、東尾久あたり)
    20000~30000
  2. 環状7付近(鹿骨、細田、大谷田あたり)
    10000~20000
  3. 武蔵野線付近(原木、船橋法典、和名ヶ谷あたり)
    10000~15000
  4. 野田線付近(鎌ヶ谷、高柳、運河あたり)
    5000~15000
  5. その外側(パークアンドライド用、各駅前)
    5000~9000

本区分は、1番と5番の間を想定してる。

田舎(A区域、5番以遠)側は、圏央道まで行くと月極駐車場が突然無くなる。都心(次項C区域)とは逆に駅前にしか無くなる(全員、家に庭があるからメインで借りる人は居ない)。そして更に外側(群馬栃木茨城外房)は、なぜか上がる(例、高崎本町で7800円、浦和美園駅前や千葉ニュータウン駅前並み)。

以前なら環七外側くらいで10000円程度がけっこうあったんだけど・・・実際に過去、幹線国道と警察署が至近の某所を9000円で借りてた事がある。今は10000で借りられる気がしないし、ソコ見たらやっぱり超えてた(11000円)。江戸川区のダチ曰く、最近は23区内で10000以下のところがほぼ消えたらしい(マンションや建売になった模様)。

2024年、東京辺境(てか千葉と埼玉)でも、駅近くだと普通に2万超えてるようだ(八千代とか6000円くらいでメッチャあった記憶あるんだけど)。ただ、そのエリアでわざわざ駅前に借りる理由は無いし、現実的なラインでは10000~15000か。

ということで、12000円に設定

駐車場は契約料やら更新料を徴収される事も多いため、1か月分加算して調整(車庫証明取得料が異様に高いエグい地主を稀に聞く事がある)。

この結果、ヤリスX1.0の車体代金並みになる。

まー、それは解ってたから良いとして、改めて調べて感じたんだけど、やっぱりこの業界は闇が異常に深くて・・・中間帯(特にA区域との)が非常に少ない。延々と10000を死守して一定の何か(川とか、国道とか)を超えると、談合してるとしか思えないほど急激かつ一斉に価格が変動する(10000から突然5000円になる)。

おまけに地場不動産屋は地域事情を極めてるから、足元をMAX見てくる。都合よく格安物件がある事はほぼ無く、実際はもっと上がる可能性はけっこう高い。

日本の人口の大部分がこの地域に住んでいるからである(需要の読みしやすい、というか狙ってセットで宅地開発してるよねゼッタイ)。

結局、みんな考えることは一緒なので、争奪戦になるんよ。

C区域(大都市中心部&観光地)

2340000円(20000円x13ヶ月x9年)

青天井のコインパーキングが存在する地域。

車庫証明が出せる範囲内(半径2km)が、全て高密度の市街地になっていなければ、ここまで高騰しない。だから、この条件は3大都市圏以外には滅多に無い。

同じく関東で、高いと感じてるエリアの価格を確認してみた。結果は以下の通り。

  1. 千葉(栄町あたり)
    15000~30000
  2. 大宮(駅東口あたり)
    30000~40000
  3. 横浜(横浜駅西口あたり)
    30000~50000
  4. 川崎(駅前から堀之内あたり)
    30000~50000
  5. 関内(馬車道方向)
    30000~60000
  6. 横須賀(京急)
    20000~30000

東京の山手線内側は青天井化してるため測定不能(5万は普通、10万ザラにある)。横浜市はほぼ全てこの区域に入る、横須賀や藤沢まで行っても駅近くだと普通に20000超えて来る。しかし千葉埼玉は、ほとんど無い。すぐ8800円みたくなる。

高価格帯は地方の温泉地などにも存在するけど、閉鎖的で価格が出てないためワカラン・・・たぶん草津温泉は20000超えてると思う(湯畑Pが一泊1000円だし)。箱根は50000あるかも。

まぁでも、庶民が馬車道とか横浜駅前を借りる意味はないでしょう、これ下駄車だから(東京圏で庶民が下駄車を買うのかは疑問しかないが)。駅からチョイ遠くてセキュリティが怪しい物件で良い。関内なら長者町とか阪東橋で良い。そしてそういうのは逆に下がってる感すらある。理由はたぶん、庶民の皆さんマイカー捨てたから。

あと、ネットで簡単に限界距離で探せるようになったから。

従って、20000円に設定。

クルマの維持費合計(9年間の総走行距離別)

車体本体 1840000
自動車税 244000
重量税 49200
自賠責保険 52950
任意保険 450000
雑費 50000
合計 2686150

約30万円/年 になった(前回試算+4万)。

ここから、どれだけ距離を乗るか。これによって、最終的な距離単価が大幅に変わる。

乗れば乗るほど単価は下がるけど、下取り費用と乗り心地もダダ下がっていることも忘れてはいけない。

走行距離別(9年)キロ単価

総走行距離を何パターンかに分けて、支払総額及びキロ単価を計算してみた。

結果から書けば、こうなった。

走行距離 9000 30000 60000 90000
基本距離単価 297 100 59 45
A区域 309 104 61 46
B区域 453 147 82 61
C区域 557 178 98 71

A区域(ド田舎、庭駐車場)で90000km(10000km/年)走っても46円/km。

B区域(東京圏郊外駅から遠い賃貸駐車場)で60000kmだと82円/km。

こうなる補足は、以下の通り。

追加の維持費と工賃について

2024年現在、最低限度でも以下の単価(工賃は変動するため一旦考えない)がかかると思われる。

  • ガソリン 170円/L
  • エンジンオイル 3000円/回(3-4L程度)
  • オイルフィルタ 1000円/回
  • ブレーキフルード 1500円/車検毎
  • バッテリー 15000円/個
  • タイヤ 40000円/1セット
  • ベルト 5000円/本
  • ブレーキパッド 5000円/セット
  • 車検費用 50000円/回(オイルフィルタブレーキフルード基本工賃込)

ライフの最後に下取り価格(値引き)がある。

上記でざっくり試算した結果、追加費用

  • 9000km
    -10000円(下取りでほぼ相殺)
  • 30000km
    314000円
  • 60000km
    854000円
  • 90000km
    1362000円

になる。

ガソリン

単純に割って掛けるだけ。15km/Lで170円の場合、30000kmあたり34万円加算。

エンジンオイル

以前は投げ売りされていたカストロールXLXなどでも、特売以外で入手しようとすれば4L缶が2000円程度な2024年。新車はこういうのではなく、省燃費グレードを使うと思われ、3000円は見ておきたい。

しかし交換は1万キロ年1回毎でもう十分(過去記事参照)だから、全ての距離ケースで等しく24000円見ておけば足りる。車検時は、そのままやってもらう人も多いだろう。

従って、こんなもんDIYしたところで無意味。もはや維持費などたいして下がらない

年3回4回とか、オイル交換する時代は終わった(まー、俺はバイク年8回くらいしてるけど、そういうのは趣味なのでコスパ概念なし)。

オイルフィルタ

これが地味に上がってるけど、MAX3回くらいしか交換しないし、どうでも良いでしょう。

というか、維持費に占める定期消耗品交換は、車体価格が上がりすぎたため本当にもうどうでもいい。

下駄クルマでDIYなどするだけ無駄。その時間で仕事するか、休んだ方が良い。

ブレーキフルード

1Lとか使うワケ無いんだけど、謎に盛られて高額請求されることが多いアイテム。でも通常やるしかないため、価格交渉には技術と知識と話術が必要(でも俺はデフォ頼む、2人いないとできないから)。

初回、2回目はマストだけど3回目はやらなくて良いんじゃないかな? 次の次は無いし、売るから(だから中古車って買っちゃダメなんだよ)。

バッテリー

ここ10年で、最も事情が変わった。

そして各距離のケースで全く異なる。9000kmだと4回、90000kmだと2回くらいは交換が必要だと予想。

てかついに、あの、謎過ぎる上部固定方式のJISバッテリーが、欧州EN規格になってくれた(ヤリスは確かENJ LN1)。

その代わり、メッチャ価格が上がってる(JISも上がってるけど)。ソコソコの店でちゃんとしたモノを買うと、15000円くらいはする(ディーラーだと40000とか普通に言われる)。

これも10年前なら、40B19が1980円で買えたんだけど。もうそういう時代は終了。

タイヤ

めっちゃ上がった。

ガラパゴスな軽自動車サイズがヤバイ。まじでヤバイ(ハスラーとかヤバ高い)。俺がもう下駄で軽自動車を買わない理由の一つがコレ(最近の軽は、タイヤ細くて車体重くて背が高いからメッチャ減る印象。一応書いておくが、減りは人による)。

タイヤ9年無交換はさすがに耐久的に無理だから9000kmでも1回必要。30000kmも1回。60000kmだとギリで2回必要でしょう。90000kmは際どいけど、ジャストで交換できないだろうから、3回見ておくしかない。タイヤは売る予定前でもやるしかない。

2024年の今、175/70R14で1セット工賃込みが40000円~簡単に超えて来るので、3回で120000円は考えておかないとダメ。

グレード落としたら安くなるけど、120000円を80000円の中華タイヤにしたところで何の意味があるの感しかない(だいたいもう、たいして安く無いし)。ただ、レグノは必要ないけど、ダンロップのLEMANかエナセーブくらいは欲しいでしょう。したらやっぱり4万くらいはする。

俺は「ホイールの傷なんか知らんわッ」派なので、全部手動でやるけど(225/40/17くらいまでなら気合でやる)。店で頼むと言い値になるため更に高額化しがち。しかし、コネクションが無いと廃タイヤどうするの問題もある・・・

結局はココをケチる意味は無いし、できない。というか、タイヤを極みケチるような財政状況のヤツはクルマとかバイク乗んな。と強く言いたい。

ベルト

近年の技術、めっちゃ凄いので、60000km以下ならやらなくて大丈夫でしょう。

60000kmで1回、90000kmは際どいけど、たぶんやらなくて大丈夫、売るし(だからこれも中古車買っちゃダメなヤツ)。

ブレーキパッド

今、純正のアケボノが5000円くらいっぽいけど、ディーラーだと2万とか言われる。まあ、やらなくて大丈夫だと思うんだよね。無くなる直前までは効くから。

90000kmだと際どいけど、売るし(以下同文)。

下取り価格

以上で90000kmは乗れると思われる。でもその先、120000kmいこうとすると、冷却水とか、ブレーキとか、ボールジョイントブーツとか、各種スイッチとかが来るんで、その前に売る方針。

その時、下取りいくらなのか? というのは予測不可能なんだけど、一応考えよう・・・

たとえば2024年の今、9000kmの2015年式ヴィッツいくらだったら買うか?

俺なら40万円くらいが限界。だって9000kmとか逆に怪しいし・・・ということで40万に設定して計算してる(当然、もっと下がる可能性がある、上がる可能性はほぼ無い)。

同じく、30000kmで30万円、60000kmで15万円。90000kmで5万円に設定して計算した。

でも最近、この2015年式ヴィッツ10万キロ手前が中古で50万~みたくなってる。

それは高すぎるって・・・2015年頃に2006年の9万キロ走行のヴィッツ10-20万で絶対買えたわ、30出せばせっこう良いのあったわ・・・

だから今の中古車、買う意味あるのか疑問。ノートラブルで4年40000キロ乗っても、新車よりキロ単価は高い。同じように試算したらド田舎A区域で50円/kmくらい。

だから本当に・・・謎・・・・なんだけど、そういう謎の人が居るからこそ、9年90000kmをMAXで考えて売る方針で良い。これ下駄車だから、快適に安く移動するために買ってるワケだから。

なぜ、トラブルのリスクを抱え乗り心地も最悪化した過走行車を、新車と同じキロ単価で乗り続けなければならないのか・・・

そういうのは業務で「とりあえずクルマが無いと困る」っていう人に売り渡せば良いんだよ、彼らは経費だから(経費じゃない人、本当に意味不明)。

まとめ

もう、どう考えても、新幹線のぞみよりマイカーの方が安いワケが無い

もう一度結果を見てみよう・・・

走行距離 9000 30000 60000 90000
基本距離単価 297 100 59 45
A区域 309 104 61 46
B区域 453 147 82 61
C区域 557 178 98 71

東京近郊のオーナーは太字のポジションに居る可能性が高い。

年間10000km走るのは群馬県民ですらけっこうキツく、週末乗るだけ民が90000を達成するのは困難すぎる(休日タイプだと50週を毎回欠かさず200km、通勤タイプだと200日勤務で片道通勤25km必要、毎日20km乗っても年間7300kmしかいかない)。

マイカーって意外と距離いかないんだよ。業務かド田舎なら逝くけど、都市近郊ではいかない。

たとえメッチャ走ったとしても、持ち家ではない限り61円/kmで限界。完全に俺の体感だけど、東京郊外民のセンターは9年60000km走行のB区域「82円」~C区域「98円」までの可能性が高い。

東京-大阪を往復すると丁度1000kmくらいだから、コストは80000~100000円程度。

高速代は、東名東京-名神吹田が片道10840円。首都高と阪神高速などを使うと+3000円程度。約28000円が加算される。現地駐車場も合計3000円程度は、かかるはず。

ということは・・・

東京大阪の往復合計 111000円~131000円程度になる。

新幹線のぞみ指定席は、片道14720円だから、前後区間切符が多少増えたとしても15000円。往復で30000円。4人で約120000円。

ほとんど同じ。

忘れてはいけないのは、これがヤリスだってことだ。

しかも自分で運転してる。更に時間は倍以上かかる。おまけに激渋滞必至。マジでこれ、大人4人乗車のヤリスなんだよ? そんなん、アルファードでも微妙だわ・・・

どういう価値観だと、新幹線よりクルマになるのか? かなり意味不明なんだけど・・・普通は新幹線を選ぶでしょう?

費用が同じなんだから。どう考えても安くはならないよ。

従って、あの記事の「ヤスーイ」という見解は間違いであると断言したい(又は時代錯誤)。

まぁ、バイクで泉大津まで行って神戸から群馬まで自走して帰る俺が言うのもナンだが・・・あれはそういう遊びなので・・・

だからまぁ、

「東京から大阪まで4人乗車のヤリスで激渋滞の高速道路をひたすら走る遊び」がしたいのなら、ギリで解る。

目的がそうでないなら、意味不明。

2024年、マイカーにコスパなど皆無。100%趣味でしかなく、コストを考えるくらいなら買わない方が良い。

“自家用車のコスト(維持費)を考える2024 ~東京-大阪の移動、新幹線よりクルマの方が安いか?~” への3件の返信

  1. いつも興味深い計算お疲れ様です。
    自家用車高いですよね。
    その割に誰も物価ほど問題視していないの何だかなあと思っていました。

    ヤリス、カーシェアでよく使いますが、4人乗りと言っても、後部座席非常に狭いです(シエンタの3列目よりはマシという程度)
    大人4人なら旅行するのは苦痛です。高崎線E231BOX席の方がまだマシです。

    それにしてもコスト面で考えたらマイカーはあり得ないですね。
    田舎の生活インフラと社用車以外は娯楽の域と思います。

    点検修理も知識が無いと業者に頼むしか無いですし、かといって中途半端に知識振りかざしてケチっても何だかんだ不安は残ります。

    高速代も高いですしね。
    東京ー群馬だと、練馬IC至近でなければ首都高→東北→北関道でとんでもない金額になります。
    まあ、それでもみんな乗るんでしょうね……。

    1. ぐれいすさん

      毎度どうもです

      北海道の電波皆無地帯で野営してたら、コメントを見逃してまして、数日経過してました。

      以下返信です

      この状態で「みんな乗る」のかは、かなりの疑問がありますね。
      実際に、もう都市部の若者やしっかりとコスト計算できる人はカーシェアなどに完全に切り替えてますから。
      従って結局、最後まで残るのはどんぶり勘定が常の、計算が苦手な輩属性強めな民になるのでしょう。

      そこで重要なのがライドシェアなのだと感じてます。国としては、その売上で維持費を補填してね。ということです。

      というか、もう実態としてライドシェアは闇で横行しまくっており、その売上を含めた金額ベースでクルマの維持コストが決まって来てる疑惑が強いんですよね。

      要するに、既に闇ライドシェアのコストを一般ユーザーが負担しているフェーズに入っているのです。だから保険は上がったし、車体価格も上がってるのではないかと私は読んでます。

      ということで、自動車メーカーから多額の広告費を得ているマスコミ等は全く報道しませんがもう日本の自動車業界はクラッシュしているのです。だから私はマイカー関係は、もはや完全回避した方が懸命だと思ってます(趣味にワンチャンあるのみ、たぶん無いけど)。田舎では下駄車必須だマイカー必須なんだ何だかんだと、くだらないどんぶり勘定理論に付き合っていると、巻き込まれて一緒に終わります。

      ただでさえ少ない可処分所得が闇に吸い取られるだけです。

      ちなみにこの「闇でライドシェア横行している疑惑」の裏はほぼ取れてます、個人的にはもう間違いありません。

      具体的には、先日、屈斜路湖付近で中国人と思われる団体が通常ナンバーのミニバンから降りてきたんです。私は、ウイース、チャース的なノリで話しかけたんですよ。したら、全く日本語が理解できてない様子でした。しかし、レンタカーではないクルマをなぜか運転して帰っていきました。めっちゃバツが悪そうに・・・

      一体、誰がどうやって車両の登録をしたのでしょうかね?
      というか、免許はどうやって取得したのでしょうね?
      中国はジュネーブ条約を締約していないから日本で有効な国際免許は出ないはずなんですが・・・
      韓国ラオスカンボジアあたりの免許を買ってる疑惑が・・・

      マジで闇を見ました・・・

      少なくとも、最近の観光地によく居る、慣れているはずの地元ナンバー車がなぜか狂った運転をしまくってるのは、大部分がコレです。もう、ほぼ間違いないです。

      関東で、休日マイカードライブだウェーイなどというレジャーが終わった理由の一つにコレがあります(業界筋からの情報によれば箱根で横行してる模様)。

      今後ともよろしくお願い致します。

      1. アクティブですね〜。

        白タク、名義貸し、増えてる割に検問は減ってる気がします。
        そんな車に当てられたらと思うと運転もリスクでしか無いですね。
        ねずみ取りやってないできちんと取締って欲しいものです。
        また今後ともよろしくです。

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