ガチで使えるツーリング情報(ソース)サイト 6つ

バイクツーリングに生活スタイルを合わせて生きてる俺。

先月も、仕事がメインなのか、ツーリングがメインなのか良く解らない日程で西関東縦断ツーリングを敢行。

2021秋ツーリング 群馬-埼玉-神奈川ナイトツーリング編

2021秋ツーリング 関東西側縦断編 横浜~箱根~伊豆~富士~山梨~佐久~群馬

このとき参考にするのは、やっぱりWEB情報がメイン・・・なんだけど・・・

「関東ベストツーリングルート 5選!!」

みたいなヤツ、アレらは、全く使いものにならない。

イマドキ、2次3次情報まで拡散されてるスポットに行ったところで無駄。クッソ混んでてバイク的には終わってる(まー、あれは観光利権サイドの中の人が書いてるマーケティング記事なのでお察し)。

令和時代、アフターコロナの今、バイクツーリングは新時代に入ったのだ・・・と、ツーリング(旅)ファースト思想である俺は、勝手に思ってる。

自らのスタイルに合うところを探し、散策し、フィーリングで回遊した者だけが、満足感を得られるのではないか、と。

以前ちょっと書いた話
Q.東京方面から行く群馬の日帰りバイクツーリングスポットを教えて A.無理、温泉旅館に泊まっとけや と言っておきたい理由

てことで、観光利権サイドのクソ情報(絶景紅葉ツーリングなど関東には無い 前回の件)に騙されて、ガッカリ(苦行)ツーリングの連続によりバイクを降りてしまう人が一人でも減るように、365日中300日はバイクに乗ってる俺が、ツーリングプランを立てる時にガチで使ってる情報サイトを列挙。

表示される情報量が多すぎなため、高速回線+PC環境を推奨(20M以上回線+フルHD以上必須、できれば2K以上を推奨)。

もくじ

  • はじめに
  • ガチ情報1 内閣府 RESAS 地域経済分析システム
  • ガチ情報2 国土地理院地図のDIDデータ
  • ガチ情報3 国土交通省 道路交通センサス可視化データ
  • ガチ情報4 国土交通省 大型車誘導区間のマップ
  • ガチ情報5 日本道路交通情報センター 道路交通情報Now
  • ガチ情報6 国土交通省 踏切安全通行カルテ

hokkaido roadあー北海道行きてー

はじめに

その前に、毎度のことながら、バイク乗りには種類があるので・・・

この話は

urahoro

こういう所とか・・・

kodomari

こういう所とか・・・

こういうところが「サイコー」な人向けであって、高速Pや観光Pに溜まってワチャワチャするのが目的な人は知らん(てかソレはツーリングではない)。

ガチ情報1 内閣府 RESAS 地域経済分析システム

https://resas.go.jp

人口メッシュ機能がアツイ。

バイクツーリングで最も避けたい「人、交通量多すぎな渋滞多発エリア」がイッパツで丸わかり。

他にも、任意の地点からクルマ何分で行けるかの範囲(これ要するに、信号が少ない方面が解る@ただし土地勘必須)なども表示できたりと、かなりの高機能。

俺の経験上、この人口メッシュで最も濃い地点(例、東京周辺)から半径100kmはスルー確定にしてる。

更に言えば、暖色系の端から10km圏内は超土地勘必須。20km圏内は県民レベルの土地勘必須。それ以上離れたらパラダイス・・・

的な簡易判定により、大まかなルートを決定してる。

なお、南関東は全地域スルー確定レベルであり、「関東民以外が関東ツーリングなどしても満足できない」の根拠はこれによる。

参考1 都道府県魅力度ランキング(ツーリング)を勝手に作る

参考2 関東一周ツーリングルートを計画してみた けど・・・のこの図↓

kanto-touring-level

他にも、日本の人口が南関東~名阪のみに異常に隔たってるのが良く分かる(そのあたりも行かなくてヨシ)。



ガチ情報2 国土地理院地図のDIDデータ

http://maps.gsi.go.jp

地図としても使えるけど、一部のデータがレイヤー表示できる。

そのうち、DID(人口集中地区)のデータが、市街地の回避に使える(トップ > その他 > 他機関の情報で表示可能)。

パッと見ではRESASより判定しやすく、関東ツーリングの無理筋感が良く分かる(例えば明らかにヤバげなのが、東京湾岸全域、東京-水戸、東京-宇都宮、東京-前橋、東京-静岡、静岡-名古屋、名古屋-伊勢、草津-京都-神戸-姫路、京都-奈良、大阪湾岸全域、下関-博多のラインだと解る)。

ただしこのデータでは、ボリューム感(人口密度)の情報が無いため、地方都市の回避判定は厳しい

歴史感も溢れつつ、良さげな街は地方に行くと割とあるから(特に瀬戸内~西)。

更に言えば地域によって基準がブレてる(埼玉と群馬栃木で明らかに違う、越谷三郷流山柏あたり意味不明)。

てか、工業団地は市街地なんじゃね?と俺は思うし、実際にそうなってるところが多いけど、なぜか自動車関連施設(試験場やサーキット)の周辺は謎の除外? されてるケースが多い(例 佐野市葛生、寄居、上三川、磐田市竜洋、鈴鹿、肥後大津周辺など、かなりの謎指定。たぶんわざと)。

これら原因のためか、実態とはけっこう乖離してる印象。

ガチ情報3 国土交通省 道路交通センサス可視化データ

https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-data/ir-data.html

道路区間ごとの交通量を地図上に表示できる機能が、いつの間にか実装(まぁ、俺が見落としてただけかも)。

このシステムを作った国土交通省の技官はネ申。サイコー。

ただし・・・このデータの見方はやや難しい。過去の経験と個人的感覚にて、あくまで目安を言えば・・・昼間12時間交通量が

  • ~500台
    サイコーな道路
  • ~1500台
    良好
  • ~3000台
    通過なら問題なし
  • ~6000台
    やや厳しい
  • 10000以上
    苦行

的な簡易判定を、俺はしている。

参考 全国道路交通センサスがバイクツーリングに使える

ただし・・・季節要因や土日の増減が考慮されていないため、大都市近郊区間の数値はあまりアテにはならない。

つまり、関東、名古屋、大阪(京阪神)では、ほぼ無意味(あくまでツーリング的には)。

直接は関係ないけど、「非混雑時旅行速度」を見ると、どんだけ地方の規制速度が意味無い(実態と乖離しまくり)のかが、良く分かる。北海道なんてほぼ全部60超えてる(俺が見た最高値は78.2)。

「地方で50の原チャリは不可能論」の根拠はこれ。

ツーリングバイクの買い替え候補を考える ~最強の乗物(旅)を探す~

ガチ情報4 国土交通省 大型車誘導区間のマップ

http://www.tokusya.ktr.mlit.go.jp/PR/shiteidouro/tokusya/q02-c/index.html

バイクツーリングと相性最悪な乗り物、超大型トラック(複数軸の重量車)

追走すると、前が見えない、排ガス臭い、ペース遅い・・・など、超絶クソツーリングになる。

これらが多いルートを避けたいとき、この地図を一度チラ見しておくと良い。超ビックサイズ車が通りまくるトラック街道を網羅してるから。

例えば地元群馬だと、国道17と18が大型車誘導区間に指定されており、納得の体感値。

いつぞやの岐阜、トラックだらけでクッソビミョーだった国道41もガッチリ指定されてる。

他にも、高知-八幡浜方面は、国道33に大型車が多いせいか地元民は国道197使ってる感があった理由もたぶんこれ。

・・・けどまぁ、4トン以下車はほぼ規制が無いし、強制というワケでも無いようなので・・・あくまで目安。

なお北海道は、国道がほぼ全部指定されてるから・・・見ても意味は無い。

というか、雪国は指定されていたほうがむしろ走りやすい気もする。雪国のトラック街道は、路肩(雪捨て用)含めて1車線あたり4mオーバーとかフツーなので・・・

更に倍の6~8m規格も北海道なら割とある(なお、新東名でさえ3.75m)。

ガチ情報5 日本道路交通情報センター 道路交通情報Now

https://www.jartic.or.jp/

もはや必須。てか、みんな使ってると思うけど一応。

いつの頃からか、渋滞情報が地図に表示される方式になり、このジャンルでは最強スペックになった。

そして、ライブの静止画も見れる(天候用)。

マジ最強ー・・・と思いきやそうでもない。

通行止め情報の精度がイマイチなので・・・特に県道以下の場合、現地に行ったら違う事がけっこうある。

また、市町村道以下は原則非対応な模様(林道は解らない)。

2021夏秋ツーリング 群馬編3 御荷鉾スーパー林道 鬼石~塩之沢峠 の枝線

2021秋ツーリング 関東西側縦断編 横浜~箱根~伊豆~富士~山梨~佐久~群馬 の林道湯之奥猪之頭線

などは、解らない。

ガチ情報6 国土交通省 踏切安全通行カルテ

夏場ツーリングのクソ指数を鬼加速させる踏切。長時間停車は、絶対に回避したい。

日本国クソ踏切の全リストが、ここにあった。

https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/fumikiri/fu_03.html

開かずの踏切情報を網羅。最大踏切遮断時間なども載っている・・・が、超絶ガチで見にくい。自宅近県だけチェックしとけばヨシ。

国土交通省は早急に地理院地図かRESASと統合していただきたい。

でもまぁ、そもそもバイクで行かないエリアが多いから、どうでも良いっちゃどうでも良いか・・・

 

他に発見したら追記する・・・かも。

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