バイクツーリング用ヘルメットについて考える

3年ほど使用していたYAMAHA ZENITH YJ-15(システム型)。いいかげんボロくなってきたから買い替えようと色々検討してみた。

・・・まぁ、結局後継モデルの ZENITH YJ-19 を買ったんだけど・・・システム型になった理由など、考えたことを書いておこうかなー、と。

yj-19

YJ-19実測値1.85kg

もくじ

※最終更新 2020年4月6日 リンク切れまくってたため修正

ヘルメットタイプ別の特徴など

まずは各種ヘルメットタイプの特徴から考えてみよう。

比較対象はフルフェイス、システム、ジェット、チャリ用メット、半ヘル。としておく。

なお、いつも通りおっさん@群馬県民の独断と偏見により構成されている。最終的にはメーカーサイトをよく読み各自判断で。

安全性を考える

高 フルフェイス>システム>>ジェット>>>>>>チャリ用>半ヘル 低

実験したワケじゃないから根拠を聞かれると困るけど、ジェット系と半ヘル系の間には超えられない壁がある。

特にド〇キあたりで売ってる半ヘルなんて、警察に止められない以上の効果がどんだけあるのか非常に疑問だ。

個人的には良くできたチャリ用のヘルメットの方がよほど安全性は高いと思うんだが。

例えばアマゾンで売ってるこれら・・・


バイクパーツセンター
ヘルメット ハーフ
VS
OGK KABUTO
FIGO


 

・・・うーん、どう考えても右のほうが安全性高くねーか・・・でも左の半ヘルは着用OKでチャリ用はNGなんだよなぁ。地域によるが・・・

・・・ちょいと脱線すると、ヘルメットに限らず、この国では安全性と法規について謎が多い。特に2輪関係で多い気がする。

思いつく限りだと、チャリは50で走ってもOKだけど原付は40で走るとNGとか、125cc未満通行不可の自動車専用道路がなぜか60規制とか、セルフスタンドで産廃同然のボロバイクへの給油はOKなのに農機や携行缶はダメとか、一方通行[2輪を除く]と一方通行[全車]の混在(千葉神奈川に多い)、など。

ナントカミクスや憲法改正よりも前に、道路交通関係法規を抜本的に改正していただきたい・・・

話を戻して・・・安全性の話、安全基準としてスネルとかECEなどの各種規格がある。けど、俺的にはどうでもイイ。

だってそんなに速度出ないでしょ・・・日本の法定速度MAX60なんだから。その辺の道路が公然と80~120規制になっている先進各国の基準を日本に持ってくる意味あんのか? と。

そういう安全規格はサーキットや高速をバンバン乗る人以外、関係無いと思うんだよね・・・

まぁ、コンビニやスーパー行く時も、常にレーシングスーツとブーツ履いてるんなら

「安全第一!スネル通ってなきゃダメだろ!」

とか言うのも解るんだけど・・・そんな人、見たことないね。俺は。

利用場所を考える

俺のバイク利用はド田舎~郊外が99.99%になる。都市部なんて東京港からフェリーに乗る時くらいしか行かない

このとき、確実に言えるのは、半ヘルは絶対にナシということだ。「危険だから」という良くある正論からではない。理由は単純、シールドが無いと虫がキツイから。

ぶっちゃけ、都市部しか走らないのであれば、半ヘルでもなんでもいいと思う。そんなん個人の勝手だし、そもそもそんなにスピード出ない。

でも、ド田舎では虫が大量に飛んでくるんだよね・・・5cm以上あるカブトムシとかクワガタにぶつかると超イテー。

足とか腕に当たっただけで悶絶級のダメージ。高速走行中に顔に当たったらコケる可能性も高い。

この観点から、ジェットもあまりよろしくない。顎と首が全くガードされないから。カウルが無いバイクだとフルフェイスでさえ首にヒットすることがたまにある。

従って、バイク乗車スタイルにド田舎走行が存在する場合は・・・

適 フルフェイス>システム>>シールドが大きめのジェット>他論外 不適

になる。

価格を考える

高いより安い方が良いに決まっている。価格は重要。

価格高 システム>>フルフェイス>ジェット>チャリ用>半ヘル 安い

システム型がダントツで高い。

レース向けやプレミアムモデルを除く、普段使い系の最高価格帯ヘルメットは、ショウエイのNEOTECだと思う。先ほどの半ヘルが余裕で25個以上買えてしまう。

ヘルメットが一生使えるのならNEOTEC一択なんだけど、残念ながらヘルメットには賞味期限がある。数年で買い替えなければならない。数年毎に5万というのはけっこうな出費だ・・・

まとめ フルフェイスが有利

・・・てことで、総合的に考えると、フルフェイス型のバランスが良い。

フルフェイスのデメリット

安全性とコストのバランスを考えればフルフェイスが断然良い。スペックだけ見ればコレが最適解に見える・・・

けど・・・フルフェイスには致命的な欠点がある、いくつか挙げてみよう・・・



1 水分補給や飲食が困難

ドリンクホルダーを付けて信号待ち時間に飲む。という行為ができない。

2 メガネしたまま着脱できない

これ即ち、必ずエンジンを止めてバイクから降りなければヘルメットを脱ぐことができない。

一時的にメガネを置く台が必要だから(地味にキク)。メガネ/サングラスユーザーにとっては、かなりデカイ要素。

3 常に視界が狭い&顔が見えない

集落を超低速走行して、その辺にいた人に声をかけることができない。そして、向こうから声を掛けづらい

ド田舎の狭い漁村や道沿いの農産物直売所、道の駅の地元ライダー、チャリダーなどからの有力情報を逃す。

4 電話できない

知らない土地に行くと、道路脇に一時停車して地図を見ながら、目的地に電話するパターンがある。

バイクにまたがってそのまま電話することは、フルフェイスだと非常に困難(無線化必須)。

5 暑い日の信号待ち停車や低速走行が苦行

説明の必要なし。

超ロングツーリングにフルフェイスは向かない

前述のシーンは家の近所を走っている限りあまり関係ないだろう。しかし、超ロングツーリングではとても重要。

だから、俺のような軽いノリで北海道とか鹿児島までバイクで行っちゃうような人種には、シールドが大きめのジェット型、又はシステム型が必須アイテム。

重量増は無視できないが・・・

忘れてはいけないシステム型ヘルメットの最大の欠点、重量。フルフェイスより300~500gくらい重い。しかし、ウインドスクリーンやらカウルが一切着いていない俺のバイクは、ジェットだとキツイ(虫問題)。

これらのことを総合的に考えると・・・システム型ヘルメットが必須。という結論に至った。

重さは首の筋トレだとでも考えればオッケー・・・という事にしておこう。

ちゅうことで、各社システム型ヘルメットについて検討してみた。

各社から出ている主なシステム型モデル

俺が検討したモデルは以下の通り。各画像タップで販売サイト(Amazon)に飛べるので、更なる詳細はそちらで※。

※ バイク用品はすぐリンクが切れる。アマゾン システムヘルメット一覧(1万円台)あたりも。


SHOEI NEOTEC II

バージョンアップして2になった。相変わらず塗装、作りが段違いに良い。他モデルに比べて明らかに軽い(公式によるとLで1704g)。XXLサイズもある。文句なし。とりあえず買っておけば間違いない(金があれば)。

OGK KABUTO IBUKI

けっこう良さげ。以前は軒並み4万超えてて価格設定が微妙だった気がするけど、最近流通在庫が多くなったせいか安定。買いやすくなった印象。

持った感じは軽めだった。買ってみたいモデル。ただ、試着したところ俺はイマイチしっくりこなかった(XL)。頭の形状が合えば買い。XXLサイズまであるのは貴重(ただし在庫が超少ない)。

OGK KABUTO KAZAMI

塗装が値段に比例している感じ。XXLサイズが無い。

デザインの好みが分かれそう。

OGK KABUTO AFFID

商品画像からも溢れ出してしまう安っぽさ。在庫している実店舗が全く見つからないのはそのせいなのかも。

サンバイザーがアウターにあるため、ロングツーリングには向かなそうな予感。後述のYJ-19と価格帯は変わらないため正直微妙。

RENAULT RN-333

南関東の量販店でたまに売っていることがある。とにかく安っぽくてアヤシイ。フランスのルノーとの関係は不明(たぶん関係ない)。原付用としてならアリ・・・か?

以前、実物を見たことあるんだけど・・・コレは・・・帽体ぺラ過ぎだろ・・・まぁ、安いので、半ヘルよりは良いんでないかな・・・

YAMAHA ワイズギア YJ-19 ZENITH


YJ-19

今回購入したモデル。写真で見るより塗装が安め(アライ、ショウエイ比で)。メタリック色は、実店舗で現物確認してからの購入を推奨(特に黒)。詳細は後述。

HJC IS-MAXシリーズ

よーく見ると、どっかで見たことあるな・・・YAMAHA製品はコレのOEMのようだ。このシリーズ、実店舗でほとんど流通していない(1回どっかのNAPSで見たが)。YAMAHAとの競合(混同)を避ける目的があるのかもしれない。

他モデル

アマゾン システムヘルメット一覧(1万円台)を見ると・・・

他にもいろいろある・・・けど、この価格帯では、どうにもしっくりこないモデルが多い。というより、ワイズギアの信頼性に勝てそうなモデルがない。

まぁしかし、ビビッときた人は何買っても良いんじゃないかな・・・と。全員同じヘルメットしてたら気持ち悪いから。「他人と違う」という要素は大事。

YAMAHA YJ-19 ZENITH インプレ

最後に、購入したYJ-19(ラバートーンブラック)についてインプレ。

良いとこ

前モデルのYJ-15に比べて塗装や各部作りが段違いに良くなった。特にチンガードの開閉機構はメガ進化、もう前モデルには戻れない。

重量は1.85㎏程度と(XLサイズ、俺の測定結果による)変化なし。しかし、公式サイトの記載通り、重心が下がっているおかげで軽く感じる

風切り音が大幅に低減されている点も◎。エアベンチレーションは良くなった・・・気がする。

ダメなとこ

XLサイズが最大。XXLが無い。XLの在庫も少ない。

これで外人の頭に合うのかは謎。しかもOGKのXLに比べて、サイド、前後共にややキツめに感じた。ただし、チークパッドのアンコ抜き加工するとだいぶ変わる。

1.85㎏が重いと感じるかは人それぞれだけど、ショウエイのオフ系ヘルメットなどと比べたら、重くてゴミ箱に投げ捨てるレベルなのは確か(そもそも比べるのが間違い)。

ということで、このヘルメットは素晴らしいデキ。

重さに目をつぶれば・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA