初北海道バイクキャンプツーリング 11日目 羅臼~中標津

群馬から北海道へバイクキャンプツーリングへ行った記録

11日目 曇りのち雨

知床~中標津

中標津緑ヶ丘森林公園キャンプ場 泊

もくじ

  • 知床横断道路へ
  • 熊の湯へ
  • 相泊温泉はスゴイ
  • 国道335つまらん
  • 中標津森林公園キャンプ場へ
  • 回転寿司 花まる中標津店(根室系)イイ
  • 東武サウスヒルズは東武鉄道とは何の関係もない

aidomari

知床横断道路へ

国設知床キャンプ場は、朝起きるとほとんどの人は居なかった。ここは、安全に寝るためだけに来ている人が大多数ぽい。登山の拠点なのかもしれない。

国道334を羅臼方面へ。斜里側は展望が微妙。よくある普通の峠道。しかし峠を越えた羅臼側は景色が一変。

知床横断道路の羅臼側区間のツーリングルートとしてのオレ的評価は以下のとおり
道幅広さ    4
道路設計良さ  5
交通量少なさ  2
展望良さ    5
道路と景色は素晴らしい。しかし、交通量が多すぎる。網走から斜里の区間より遥かに多い。斜里の市街地と同等くらい混んでる。おまけに狂った動きをするレンタカーや、なぜかぶっ飛ばす観光バスが大量にいる。安心して走行できない。制限40であることもマイナス。抑えて走っても突っ込まれそうだし、出しすぎると突然停車するレンタカーに突っ込むというジレンマ。走行速度にバラつきが大きすぎて、適正速度がサッパリわからない。はっきり言って景色など見ている余裕は無い。9月でこの状態なのだから、ハイシーズンはツーリングができる状態ではないと思われる。

結局ここも、バイクツーリング向きの道路ではなかった。想像していた知床と違う・・・けどまぁ、世の中そんなもんでしょう。

熊の湯へ

峠を羅臼側に下りるとだんだん硫黄臭が漂ってくる・・・硫黄臭MAXのあたり、右手に熊の湯発見。

駐車場は10台くらい。けっこう狭め。バイクを駐めて歩道橋を渡り風呂へ・・・脱衣所で服を脱いでいると、変なメガネのオッサンが超高そうなカメラを取り出し、ドヤ顔入浴しながらセルフ写真を撮っていた・・・なんじゃこのオッサンは?

横でジイサンが体洗っとるだろが、自重せんかい!コイツは本物のアホか? と、ジイサンとアイコンタクトをする。

メガネのオッサンを無視、体を流してから湯船に入ると、超ーーあっつい。メガネが居なくなった後、ジイサンに聞いたところ、さっきのがドヤ顔してたあたりから源泉投入してるから、あっちいったらダメなんだ。と教えてくれ水のホースを渡してくれた。

湯は硫黄系。万座などと泉質が近いように思う。芯から温まるようで湯あたり良好。適度な開放感もあり素晴らしい温泉。これでタダとは恐れ入った。

斜里町とは雲泥の差だ。脱衣所にいろいろと書いてあるが「地元の人の意見をちゃんと聞く」ことが大事だと思う。



相泊温泉はスゴイ

温泉を出たら雨が降ってきた・・・急いで出発。羅臼市街地から海沿いに知床半島の先端方向へ・・・20㎞くらい延々と漁師町の様相。

途中、本降りになってきたけど無視。30分弱で温泉へ到着。

辺りを見回すと・・・海岸に、ボロイ掘立小屋が。これが温泉らしい。すごいロケーションだな・・・

海岸へ降りて建物に入る・・・満潮時に打ち寄せられた昆布などが脱衣場に散乱していた・・・無茶苦茶な風呂だコレ。秘湯レベルMAX。

一応女湯はあるけど、限りなく女子非対応。ここに入れる女子はかなりのツワモノだ。男子でも人によっては無理だろう。昨日の屈斜路湖にあったバイオハザード風共同浴場よりスゴイ。

まー俺のようなオッサンは、なんも気にしない。さっさ素っ裸になって入る。

湯は直前に入った熊の湯ほどのインパクトは無かった。というより、ロケーションのインパクトがすご過ぎて湯はどうでもいい感じ。

温泉から出てバイクに戻る。と、地元っぽい4人組が到着。入れ替わりで風呂へ吸い込まれていった。普段使いしている感じがした。トイレから出ると神奈川県ナンバーの原付が2ケツで到着。バイクツーリストらしく、軽くトーク。

曰く

  • 自転車とペア?で北海道を回っている
  • 羅臼のライハに泊まっている、一泊1000円らしい
  • 北海道2週間目

1000円の店が気になる・・・

国道335つまらん

いろいろトークしたかったけど、知床半島は雨が降る予報になっていた。土砂降りはキツイ。早々に標津へ向けて出発。

羅臼市街地を超えて、国道335を延々と進む・・・この道路、地図で見ると海岸沿いを走るように見えるが、実はほとんどの区間が森林地帯。従って展望は悪い。

ほぼ直線の道路が森林の中を延々と続く・・・走っていて本当につまらない。途中、土砂降り&風も強くなってきた・・・風が強そうなので標津海の公園でのキャンプは断念。

標津はスルーして、中標津へ向かうことにした。

中標津森林公園キャンプ場へ

国道272を標津から中標津へ走る・・・さっきとあまり景色は変わらない。この辺マジつまらなすぎる・・・

しばらく進むと中標津市街地に到着。役場付近から中標津森林公園へ入れるようだ。けっこうわかりづらい。

迷いつつ、なんとか森林公園に到着。管理事務所へ。餌付けしているのかリスが大量に居る。管理人さんに泊まりたいと言うと、常設テントはどうかと勧められる。確かに今日は土砂降りのせいか、バイク用テントサイトの状態はかなり悪い。

持ち込みテント216円に対し常設テント540円。悩んでいると、常設テントは電源が来ているという。てことで常設テントに決定。540円支払い許可書をもらう。

中は3畳くらい。床板にカーペットがひいてあり、3人なら余裕で寝れる(川の字で)。これは素晴らしい設備。ただし密閉性は低い。まぁ、有料ライハで素泊まりするよりいいんじゃなかろうか?(ライハ行ったことないけど)

回転寿司 花まる中標津店(根室系)イイ

どうでも良い荷物を置いて、町中心部へ向かう。中標津はかなり大きい。限りなく市に近い街。留萌より大きいだろう。東武の巨大ショッピングセンター前の回転ずし、花まる 中標津店へ入ってみた。

140円皿が多く、トリトンより安め。320円の花咲ガニ軍艦がウマかった。他のネタもけっこううまい。イクラの味付けが◎。サーモン中落ち140円が超ウマい。この店、レベルが高い。お気に入りに追加だ。根室特産の花咲ガニ軍艦を山盛り320円で出しているあたりがエライ。

東武サウスヒルズは東武鉄道とは何の関係もない

回転寿司を出たら土砂降りだった・・・そのままショッピングセンターへ。かなり巨大。面積は伊勢崎のスマーク級(ここは1階しかないけど)。スーパーで適当に買い出し。しかし、レジでVISA出すと・・・カードは使えないと言われた。マジか。この規模のスーパーで使えないの始めてだ。

本当に東武なのか?・・・と思って調べたら・・・この東武は東武鉄道とは何の関係もない地元企業だったのだ・・・資本金3800万円・・・そりゃカード使えんわな。成城石井コーナーがあったり、コストココーナーがあったりして、買い物しながら、薄々なんかオカシイなーとは思ってたけどね・・・

雨が弱まったところで・・・キャンプ場へ帰還。常設テントはすべて埋まっており、全部バイクっぽい。

金髪の人が炊事場で自炊?してた。あの人もツーリング野郎なのだろうか・・・そういえば、最近金髪のヤツ減ったよな・・・

などと考えながら寝た。

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