宿泊費ゼロで行く北海道バイクツーリング2017-24日目

2017年北海道バイクツーリングの記録
24日目 曇り後ゲリラ豪雨

伊達市大滝区 徳舜瞥山麓キャンプ場 泊

もくじ

  • 狩勝峠へ
  • 占冠へ
  • むかわ穂別へ
  • 富内列車ハウスへ
  • 苫小牧の回転寿司旬楽へ
  • 白老へ
  • 徳舜瞥山麓キャンプ場へ
  • 日帰り温泉ゆーあいの家へ

狩勝峠へ

朝6時過ぎ・・・学生トリオは出発準備開始・・・キャンプ無しの割には荷物が多そう。最初のうちは無駄な物いっぱい持ってきちゃうんだよな・・・結局使わないんだけど・・・あるある・・・。

7時過ぎ(ライダーの館くったりは7時前出発禁止)に見送り。今日は洞爺湖まで行くとのこと・・・中一泊で知床から洞爺湖かー・・・若さパワー凄まじいな・・・などと考えつつ・・・適当に休憩して掃除機かけてから9時前に出発。

まずは、セイコーマートへ。100円パスタ朝飯。屈足市街地北部から狩勝峠に向かう・・・市街地の信号がやたら赤になる・・・これは新得市街地経由を通れ、とのメッセージだな・・・

昨日と同じく、墓地あたりから左折して国道38へ。高速並みに道路は広いけど、交通量は・・・ほぼ皆無。おそらく道東道無料措置のせいもあるだろう。とても走りやすいんだけど、寒すぎ・・・。

6合目を越えたら冬一歩手前。このあたりは秋にバイクで来るところではない。夏でも春秋装備必須・・・俺なんて完全に夏装備だからな・・・無理。・・・晴れているからギリギリ耐えられる。

占冠へ

峠を越え、トマム方面に道道1117を左折。交通量皆無。バンバン進む・・・トマム市街地を超えると、山中に超高層ビル群が・・・これぞザ・バブル。あり得ないほどの僻地にこの施設。越後湯沢の比ではない。・・・すごいな北海道は・・・。

少し走って占冠に到着。思ったより早く着いた。去年は十勝清水IC経由の高速で来たけど、屈足からの場合は狩勝峠を通った方が遥かに速くて快適。追い越し区間が無い高速道路に金を払う価値は全く無い。

朝10時の占冠は何もやっていなかった・・・とりあえず給油。道の駅でトイレ休憩後に出発。



むかわ穂別へ

占冠市街地から国道274方面へ進む・・・いきなり交通量激増。トラックが多い・・・国道274に到着すると全員夕張方面へ右折・・・何と言う解りやすさ。無料区間だけキッチリ通っている。さすが運送屋。

深い山中を進む・・・景色はイイけど、交通量が多くて微妙すぎる。ハミ禁区間も多く標高も高い上にトンネル区間が長い・・・全くバイク向けの道路ではない。

今回で道央-道東間の道路はだいたい制覇したけど、ここは一番ダメだ。

山岳区間の走りやすさは・・・

国道236(浦河経由)>国道39(上川経由)>国道38・274(狩勝峠から夕張)

この順。ただし、236は浦河-平取が苦行。国道39は寒い。従って、国道38から富良野-三笠経由がやや混んでいるもののバイクだと一番マシかも。日高道が静内まで開通すれば、ダントツで236が快適なんだけど、いつになるやら・・・。

しばらく走ると標高が低くなってきたのか暖かい。富内方面へ向かう道道610は通行止め、道道74を左折する。

道道74は断続的に民家があるけど快適なほう。占冠から1時間ほど走って、むかわ穂別市街地に到着。この市街地にはコンビニと小さなスーパーがあるだけ。物資調達はギリギリ可能なサイズ。

富内列車ハウスへ

このライダーハウス、情報が非常に少ない、現地確認してみよう・・・。市街地をスルーして道道131を富内方面へ。川沿いを走る・・・道路は本州テイストであまり良くない。

10分ほど走行・・・橋を渡ると集落に到着。左手に列車と駅舎が見えてきた・・・ココには懐かしの鉄道系備品が保管されているらしい。適当にバイクを停めて駅を見てみる・・・うーむ予想してたよりショボイ・・・駅舎の中には入れるものの鍵がかかっていて、間近に見れないし・・・カナリの鉄道マニア以外は楽しめませんな・・・コレは・・・。

隣接する客車へ行ってみる・・・けっこうボロイ・・・。1両目は絨毯敷きの列車型ライダーハウスのテンプレのような内部・・・しかしボロイ。下川もボロイけどアレの比じゃない。おまけに下川、興部に比べてだいぶ狭いような・・・。

うーん・・・コレ、タダならいいけどなー・・・事前情報によるとタダっぽくないんだよなコレ・・・。確認しよう・・・アレ・・・どこにも情報が書いて無い・・・ライダーハウスは廃止か?

近所の住民を探すも・・・誰もいない・・・。駅前の商店は廃業していて人気は無い・・・唯一営業している郵便局に行ってみた。聞いてみると・・・「たぶんやってますよ。システムは知りませんけど・・・」とのこと。

知ってそうな人に聞いてくれた・・・なんて親切な人や・・・富内郵便局のいいねボタンは連打だ(無いけど)。・・・どうやら商店は廃業しているけど、ライダーハウスの受付のみ営業?しているとのこと。商店の右わきから奥に侵入すると・・・近所のばーちゃんが井戸端会議してた。システムを教えてくれる。

曰く・・・一泊500円。風呂は隔日営業、今日はやってない。昨日の宿泊は3人。けっこう客は多いらしく、宿帳?はビッシリ名前で埋まっていた。

うーむ、やっぱり有料か・・・風呂やってれば考えたけどなぁ・・・それに、無料縛りが終了しちゃうし・・・。とりあえず保留で・・・あざした。

さて、どうするか・・・ユーカラは辞めちゃったみたいだし、新冠に寸志のライダーハウスが有るっぽいけど、ここから新冠まで行くなら苫小牧まで行けるな・・・。

・・・よし、俺も洞爺湖まで行ってしまえ。・・・てことで、苫小牧へ。

苫小牧の回転寿司旬楽へ

道道74から道道59を走って厚真へ。厚真市街地から道道287へ進み道道482へ右折。すぐに左折して農道へ。苫東道路に出た。このあたりは郊外でも交通量が多い。道北の市街地より混んでいる。

やっぱり日高、胆振、石狩、上川南部あたりはバイクツーリング向きではない。より正確に言うと、本州の地方都市郊外に雰囲気が似ている・・・そして寒い。だからわざわざ北海道まで来て走るのは微妙・・・北海道地元民ライダーの情報によれば、後志と渡島半島は、もっと行く必要は無いらしいが・・・今回はそちら方面へ向かう。自ら行かないで判定するのは良くない・・・。

などと考えながら・・・苫小牧に到着。フィーリングにてバンバン進み、イオンモール東側にある、回転寿司旬楽へ。さんま三昧などを注文・・・やっぱり旨いなーココ・・・高いけど。3000円くらいかかったよ・・・同じ感覚で羽衣亭は1500円だったけどなー。まぁしょうがない。旨いからヨシ。

白老へ

国道36を苫小牧市街地西部へ向けて進む・・・交通量が多い。苫小牧の交通量は東側より西側の方が多いようだ。

・・・バンバン進む・・・苫小牧の市街地・・・デカイな・・・なかなか抜けない。社台のあたりから片側1車線に・・・交通量は減ってないのに。

白老手前から、また片側2車線に戻る・・・意味不明。全線片側2車線にしようや・・・北見や旭川なら市街地の遥か遠くから2車線なのに・・・。やっぱり胆振の道路はイマイチだ・・・

ここで、ゲリラ豪雨になる・・・ビシャビシャになる前に突破・・・白老市街地を超えたあたりから道道86方面へ右折。山間部へ・・・

道道86白老-大滝間のツーリングルートとしてのオレ的評価は
道幅広さ    3
道路設計良さ  4
交通量少なさ  4
展望良さ    5
このあたりでは珍しく、整備された道路。トンネルと覆道がやや多い。交通量は極めて少ないけど、営業車やトラック比率が高い。

ゲリラ豪雨のため、覆道で雨宿り・・・数分に1台程度しかクルマは来ない。ここは展望もあって、良ツーリングルートの予感。ゲリラ豪雨じゃない時に走りたかった・・・

徳舜瞥山麓キャンプ場へ

峠を下り、三階滝のところで左折。キャンプ場の案内看板は一切ない。自治体HPにも無く廃止されたとの情報すらある。・・・探していると・・・またゲリラ豪雨が。そして無茶苦茶寒い・・・占冠並に寒い。公民館のような軒先に退避。

雨が止んだら再度出発・・・キャンプ場発見。入り口の道路が林道だった・・・ここにたどり着くのはGPSが無いと厳しい。

キャンプサイトは、やや傾斜した広大な草地に炊事場1、簡易水洗トイレ1の構成。車両乗り入れ可。やや地面が緩いため、キャンピングカーやミニバンは入り口付近以外は厳しいだろう。意外に民家は近いけど市街地からは遠い。トイレの状態も悪いから子連れファミキャンは来ないだろうな・・・そんな感じで旅人向き。

サイトには軽自動車と古めのボンゴ?がいた。おそらく最近の車高低い系ミニバンでは奥まで入れないだろう。適当に挨拶しつつ、廃テニスコートの横に設営。

日帰り温泉ゆーあいの家へ

・・・とにかく寒い・・・風呂へ行こう。走行しつつ衣服を乾かすため、洞爺湖手前まで行ってみた。

北海道テレビで今話題の大滝(伊達市)公営ガソリンスタンドで給油後、洞爺湖方面へ。国道453は断続的に集落があるものの、交通量は少なめ。集落手前で速度制限が入るため走りやすい・・・ただ、地元民が超ぶっ飛ばしてる・・・出し過ぎだろ・・・100くらいで走ってるヤツ多し。

このあたりには温泉が多く、断続的に湯けむりが上がっていて良い感じのツーリングルート。ただし・・・景色を見ていると猛スピードでぶち抜かれる。注意が必要。

壮瞥市街地付近になると、交通量は爆増。やっぱりみんな洞爺湖へ行ってるみたいだ・・・洞爺湖はスルーして昭和新山の麓にある、ゆーあいの家に到着。

ここは銭湯系。420円。アメニティ一切なし。熱、ぬる2種の内湯のみ。でもそんなに熱くない。適温。洗い場が多く銭湯の雰囲気。100円返却貴重品ボックス+籠スタイル。何と言っても、湯がとてもイイ。見た目は伊香保っぽいけど、かなり鉄臭い(しかし分析表上は無臭、謎)。とても温まる。休憩スペースも多くて◎。

素晴しい泉質&施設だ。近所にあったら間違いなく通う。さすが昭和新山山麓。ココをツーリングの目的地として設定するのはアリ。

国道を戻り帰還・・・大滝のセイコーマートに向かう・・・遠いなー。・・・ただ、これでも晩成温泉から最寄コンビニより距離は遥かに近いという・・・どんだけ僻地なんだよ晩成温泉・・・。

などと考えながらセイコーマートに到着。おにぎりなどを買ってキャンプ場に帰還。キャンパーは2台。そのまま就寝。コンビニもそこまで遠くなくて、けっこう良いキャンプ場だココ。

 

宿泊費 0円
ガソリン 800円
メシ 4280円
風呂 420円

合計 5500円
総合計 102500円

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