過去記事まとめ 北海道/東北ツーリング計画編

まず最初に、これは群馬発が前提であり、「関東発」ではない。だから他県民には参考になるかも程度というニッチな話。

つーかそもそも、世の中にある「関東」の記事が東京に寄り過ぎてて、群馬県民には使い物にならず、だったら俺が書くしかねぇだろ的なシリーズ・・・とも言う。

とにかく最強にオススメできる 北海道ツーリング

バイクツーリングを語る上で鉄板ネタの北海道(+道中にある東北地方)。

なんとなく、雑で無計画に走っても全タイプのバイク乗りが楽しめる地域は、日本に北海道しかない・・・と俺は思ってるし、バイク乗りは全員そう思ってるからだろう。

ぶっちゃけ、もれなく全員行きたいと思ってるレベル。それが北海道。

てことで、行く前に読んだらお役立ち系の記事群・・・なんだけど、コロナ中はさすがに行けなかった(行く気がしなかった)・・・毎年、調査検討はしてるんだけど。

souya-misaki日本最北端(暫定)

2023年

津軽海峡まで行ったが、北海道に上陸せず。

この決定の理由は・・・

  • 札幌圏が爆混み(との話を複数人から聞いた)
  • 観光地がクソボリまくり(との話を複数人から聞いた)
  • 車中泊激増(の予感がネット情報から漂いまくる)
  • 実際に春の四国九州編で、上記のイヤな予感(楽しめない)が漂いまくっていた

一応、行く前に検討したが・・・

関東から北海道バイクツーリングに使うフェリーを検討2023 ~かなり悩む

イヤな予感がバリバリ出ていた。

2023年は、他記事でも事あるごとに書いてる通り、比較的時間が掛かるクルマ(バイク)+旅のジャンル関連が、露骨に年寄りをターゲティングしてきた。

このため、「バイクだフェリーだ野宿だヒャッハー」みたいな若さパワーのみで突き進むレジャータイプとのシンクロ率が異常に下がってしまう(ペースが異なりすぎて楽しくない)。

最もヤバいのは値上げ。適正に上げるのは構わないのだが、上記のターゲティングのせいか、方向性がエグイところが多発(とにかく、浅く、ゆるく、安易に金で解決する方向)。

俺は、パワーとテクニックと気合と根性でカバーした上で安く、遊びに行きたいのである。単に楽をしたいのではない。

バイクツーリングの範囲で安く楽しみたいのである。快速快適リラックスは求めていない。それを求めるなら、最初からバイクでなど行かん。

これを勘違い(させるように誘導)して情報発信してるメディアが跋扈してる感が2023年はすごい。マジでクソ(そういうのに引っかかってるジジババが残念)。

例えば、マラソンランナーに「バイクとかチャリ乗った方が速いですよ」と、言うのだろうか?

キャンパーに「キャンピングカーとか車中泊の方が安全快適ですよ」と、言うのだろうか?

釣り人に「市場で買った方が簡単で安いですよ」と、言うのだろうか?

中華蕎麦食いたい人に「あそこの蕎麦屋が旨いですよ」と、言うのだろうか?

2023年は、そういうミスマッチが凄くて、地方の難易度が爆上がった。これは、コロナでリセットされた&パイが減って経営がヤバイせいだと俺は思う。

まー、回避できるモノは、ぶっちゃけシカトして回避すれば良いんだけど、どうにもならないジャンルがある。

それがフェリー運賃。

2015年時点で新潟小樽は15020円だったが、2023年は19700円になった。

名目上げ幅は往復で約1万円だが、当時はクレカが高還元だったり、物価が安かったり(船内飲食や港へ行くまでのガソリン等)したため、実質は倍くらいになってる。

2019年の段階で、もう物価はかなり上がっていたが、加えて2023年は船を含めて、あらゆる要素で質が下がっており・・・

これらを無対策で駆け抜けると・・・体感値で3倍、チョイスする場所によっては5倍くらい逝くかも・・・

ということで・・・「前時代の良さ」が完全破壊される前に、ギリで残っているであろう東北地方をガッツリ堪能する方針に7日目、北海道を見ながら決定(その後、12日目の大間でヤバイと確信)。

2023東北バイクキャンプツーリング1日目 群馬-新潟中越

2023東北バイクキャンプツーリング18日目 米沢-会津-日光-群馬

結果、秋田岩手のラインまで行かないとダメだった事が発覚。そのあたりをめぐりまくった。

新潟と福島の混雑が本当に極まっており、2022年前半以前とは別世界だった。

2024年はもうダメな予感がするけど・・・一周回って落ち着く事を期待している・・・

2022年

今年も北海道ツーリングは厳しいのかなぁと感じた件

ざっくり概要

  • ライダーハウス閉鎖しまくり
  • あらゆるものが値上げしまくり
  • 奥地の道路が通行止めしまくり
  • キャンプ場が激混みしまくり
  • 社会が荒れまくり

超個人的な見解だと、これらの原因はコロナというよりロシアと中国とアメリカのせいだと最近感じてる(5対3対2くらいの比率で)。あと若干、日本政府のせい(まー、超重要人物が突然亡くなってしまったため、ある程度は仕方がない)。

つーか、日本政府を非難してデモってたりディスってる謎の人たちが一部に居るけど、あの人らマジで何なのだろーか? もっと先にやることあんじゃね?・・・という事象がMAX社会の荒れを体現しておりヤバイ

従って、レジャー目的のバイク遠出はクッソビミョー化してる2022年(楽しめない率が高すぎて時間と金の無駄)。

2021年

北海道ツーリング計画2021 ~たぶん行かないのでエアプ化予定

ざっくり概要

  • フル自走ルートをあらためて検討
  • しかしキャンプ場などが閉鎖しまくり
  • 圏外民ウェルカム感が消えた

遠方行っても完全に無駄だろうな感しか無かった。後で考えたら、むしろ関東周辺が空いててサイコーだったというオチ。

2020年

関東地方から北海道へバイクツーリングに行くベストなフェリー航路を考える 2020年版

ざっくり概要

  • とりあえず航路を把握するならこの記事がオススメ
  • 超詳細に検討してる(むしろ、しすぎてて当時の俺、意味不明)
  • 新潟港が値上げ
  • 仙台港が有利化説
  • 南関東発も検討

この時期は、すぐコロナ終わる説がまだあった。しかしその後MAX悪化で中止。代わりにクッソガラガラだった近県の自然満喫系スポットに行きまくる(同じく後のクソ混み化を考えれば大正解)。

2019年

プランの検討なし。ノリ100%にて新潟港からフェリー乗って北海道に行った。

参考 過去記事(最終日に総括あり)
2019北海道バイクツーリング 19日目 新潟港~群馬
2019北海道バイクツーリング 1日目 群馬~新潟

ざっくり概要(2019北海道の雰囲気の)

  • 物価激上がり
  • 長期連泊系の輩(特に車中泊)が急増
  • ジジイが急増
  • ネット情報が急速に劣化
  • 地元民のウェルカム感がハンパナイ

アベノミクス最高潮。日本中どこ行ってもウェルカム状態。爆買いが完全に体感重視に移行しており、地方景気がくっそアゲアゲ(後に思えば)。

あの状況で、不況ガー、アベガー、言ってたヤツは意味不明、変なのに扇動/騙されすぎではないか。そのスタンスでは永久にエンジョイタイムは来ない(という人々が、このあと更に追い詰められて更に搾取されてる感が・・・まじで闇が深すぎるだろ・・・自分の頭で考えようぜ・・・)。

2018年

北海道プチ弾丸バイクキャンプツーリング計画 2018秋

ざっくり概要

  • 秋の10連休で弾丸コースを検討
  • 宿泊地も10泊に併せて検討
  • フェリーの割増期間が長かった

この年は割増期間と連休の並びが悪く、最終的には青森までフル自走コースを採用。

東北&北海道バイクツーリング2018 26日目 新潟から群馬
東北&北海道バイクツーリング2018 1日目 群馬から新潟下越

しかし北海道上陸後に大地震が発生。予定が全て破綻。かつてないほどガラガラ化し、走行パートはヤバイくらい超爽快だが店がやってないという罠。島一個全てが停電したおかげで、星が良く見えた。

2017年

このへんから現代とズレが急拡大する(地方にスマホ無い、そもそも電波無い)

※この記事は2016年末検討であり、2020版を推奨
関東近県から北海道バイクツーリングへ行くルートを考える(フェリー利用)

直近では特に検討せずに新潟港へ向かうコースを採用。宿泊費0で行くという謎チャレンジを実行。

最終日(参考)
宿泊費ゼロで行く北海道バイクツーリング2017-27日目
宿泊費ゼロで行く北海道バイクツーリング2017-1日目

ざっくり概要

  • 道南(渡島半島)行かなくて良し
  • 中国人の量ハンパナイ
  • 車中泊とキャンパーが増え始める

アベノミクスが国内にまで効き始めたのか、「旅行だヒャッハー」みたいな空気になり始めた。あと、スマホのせいか種類が違うっぽい人たち(次世代、後にYouTuberと言われる人々、勝手に動画撮りまくっててウザイ)が増え始めた。

2016年

無計画でとりあえず行くスタイル。

最終日(参考)
2016北海道バイクツーリング 26日目 新潟から群馬
2016北海道バイクツーリング 1日目 新潟港

ざっくり概要

  • 中国人多め
  • 物価がメチャ安い
  • 前時代(2000年代)の余韻がギリで残っていた
  • スマホの電波が都市部以外に無かった
  • 雨が多め

SNSとかスマホ? 知らんわ!! 的なノリで見知らぬヤツとウェーイするスタイルがガチで残っていた感じ(要はライダーハウス)。

バイクとかヤケクソ気合MAX民が多め、てかその属性以外は行けない雰囲気(郊外は携帯の電波デフォ無いため紙の地図必須状態)。

2015年

北海道にバイクで行くルートを考える
北海道にバイクで行くルートを考える その2 宿泊編

ざっくり概要

  • 当時は新潟から250ccクラス片道15000円で行けた(後に爆上げる、2022年17600円、2023年19700円)
  • 秋田経由便(北行き)はバイクに向かない件
  • 北海道外周一周の無料キャンプ場と格安ライハを調査(その2)
  • 国道しか想定してない(初回にありがち)

記念すべき初回。3週間必要との結論に至ってるが、2018年検討のとおり10日で可能(ある程度事情が解ってて雨が降らなければ)。

ただし、もはや前時代の話でありたいして参考にならない。理由は以下のとおり。

  • 東日本大震災の影響が若干残ってる
  • 1000円高速の反動が若干残ってる(2014年頃に激劣化)
  • 地方行くと携帯の電波がロクに入らない
  • そもそも地方でスマホ持ってる人が少ない(当時iPhone 6)
  • ジジイが割と少ない

初回最大のポイントは、新潟/仙台まで行くルートが重要だと気付いたこと。

関東近郊が余りにもクソ過ぎたのである。

他参考記事

西日本ツーリング計画編

sata本土最南端

に続く・・・

過去記事まとめ 西日本ツーリング計画編